2015年11月18日
口紅とT-16

Day 45thです。
ブルバレル+口紅弾で200発ばかり
撃ったところ20発ばかりチェンバーに
つっかかってしまいました(^_^;
ファクトリー弾だと細いのでモンダイ
なく撃てるのですが、リロード弾は
ヤッキョウの後部がフクレているので
チェンバーは ゆるめなのがよいのですよね。
チェンバーにリーマーをかけたとき
用心しすぎてタイトにしたのが原因で ^_^;
ジャムったタマを持ち帰って
それらがフィットするように調整する
ことにしました。



ハンマースプリングのハウズィングにネジで直結できるマグウエルがありましてね(^^) これにパテ盛りすればプローン用バッドが作りやすいと想うわけです(^-^) やがて時間ができたら作ってみますね(^-^)/
市
2015年11月18日
タカシ馬クン
市 (2015年11月18日 01:09)
│Comments(3)
│てっぽ

イチローさん、こんばんは。
お体の具合はいかがでしょうか。 というわけで、「何らかの事情」とは「手首に負担をかけないため」ではないかと...
horsey
はい、まだビッキーではありますが
元気に歩いてオリマス(^^)
走れるようになるには
まだ数ヶ月かかるかも(^_^;
なんらかの事情とは
まったくちがうところに
あります。
もっとよく考えてください。
なお、掲載したフォトはイメージフォトであり、実在する射撃の名人とはなんら関係などないことをお断りしておきます。
これは昨日撮影したものですが、彼はタコ馬に顔をつっこむのが好きで、ワシはいつも挨拶するんです。
“ようタカシ馬クン、おはよう(^-^)/”・・・とね
(^○^)(^◇^)∈^0^∋
2015年11月17日
練習機はブルバレルで
市 (2015年11月17日 12:28)
│Comments(3)
│てっぽ

Day 44 (デイ フォーティフォア)は雨上がりの清々しい空気を満喫です(^-^) プレイトが水たまりに映って風情があります。
(フージョーでなくてフゼイと読んでね)

じゃーん(^O^)/

肉厚の銃身は「ブルバレル」と呼ばれるのですが、いかにも頼れそうな表情ですよね〜(^o^)

さっそくムーヴァーで48発初弾撃ちを試しました。コンペンセイターがないとガツンと反動が強くて、かなり鍛えられそうですよ(^_^;
ただ、まだフィッテングがタイトなのでジャムが多く、もどってから調整しました。
明日から三日間はこれでイッてみますね(^^)/
市
2015年11月17日
すごく当たります♪
市 (2015年11月17日 12:00)
│Comments(4)
│てっぽ


コンペンセイターなしの6インチ ブルバレルを装着したT-16です。なかなかオツなタタズマイですね〜(^^)

アンノジョー♪
紅弾でもすごく当たります!!
25ydから18発撃ったものですよ(^-^)
これでビアンキカップ訓練を安く
おこなえますぅ〜(^O^)/
市
2015年11月16日
170m撃ちの舞台
市 (2015年11月16日 10:36)
│Comments(11)
│てっぽ


ここがジャパンワンの射撃舞台ですワン(^^)
今日は、この雨期で3回目の雨です(^。^)ウレシー


この拳銃は写真ではキラビヤカに光ってしまいますが、じっさいは銀ピカではなくてシブーイ輝きなのですよ♪
ちょっとサテン仕上げで、いわば
「いぶし銀」のような感じなのです(^^)
超一級の素晴らしいモノですよ。
当時は仕事で忙しかったので、この銃を愛でたり楽しんだりするヒマはなく、いつしか記憶の彼方に遠ざかっていたのです。
タカが出張からもどったら動画をねだることにしませうね(^^)/
市
2015年11月16日
キャスピアンのピストル
市 (2015年11月16日 01:01)
│Comments(11)
│てっぽ


「JAPAN 1」
キャスピアンという会社は、銃のメイカーではなく、パーツのメイカーだ。
ここで造る1911タイプのフレイムは、業界一の品質なのだとガンスミス達から言われている。SIG社の1911もこのフレイムを採用しているし、かのデルタフォースもキャスピアンのフレイムとスライドを採用し、独自のカスタムを造っている。 去年、そのキャスピアンがタイテイニアム製のフレイムを発表した。タイテイニアムというのはチタニウムの英語発音だよ。強力無比な超合金で、その名をギリシャ神話の巨神「タイタン」からからとったというのだから、すなおにタイタンと言えばいいものを、なぜか日本では「ちたん」なんだよね。 ともあれ、タイテイニアムは、耐食性の強い金属なんだそうだ。戦闘機の骨組みにも使用されれば、キャンプの食器にもウォーレントーマスのナイフにも使われている。灰色がかった独特の色合いで、硬度そのものは低いのに粘りがメタ強く、工作機械の刃などをカラメとって破壊したりするのでシカルベキ工作方法が必要なんだという。 タイテイニアムと言っても、グレイドがいろいろあるらしいが銃のフレイムにも適していると言われてきた。フレイムは軽量化のためにアルミが使われ、プラスティックも使われるが、タイタンの軽さと粘り強さは理想的なのだという。ただ、工作に高い技術を必要とするので高価な商品になってしまうらしい。なので体力のあるメイカーでないと挑戦できないという風潮なのだよ。かつてSTI社もタイタン フレイムを試作し良いモノが出来たが、販売までは至らなかった。
“こ、これだ!・・・・・・”
ショットショウでコレを見つけたワシは熱くなったよ。
“必要なんだ、造ってくれ!”と社長のゲイリーさんに詰め寄った。必要でなんかあるハズもない、だが人生は短い。欲しいモノを得なくてなんの人生ぞ・・・・・・。
日頃は、「物欲に溺れず質素に生きよ」と自分に言い聞かせているオイラなのに、美を感じてしまうとガラッと人格がなくなってしまう。ことに美しい銃で性能が高いのを見てしまうと、もうダメよ・・・・・・。こんな自分をツラツラ観察するにつけ思うのは、サムライの美学なんだ。あの日本刀のゼータクさ、あの素晴らしさときたらナイよもう。ウチの先祖は漁師だったんだろうが、侍たちが腰に差しているのを横目で見ながら“カジキマグロと交換しちゃくれんかなあ~・・・・・・”と熱望した、そのDNAがワシに伝わったに相違ないのだ。 かくなる運命ドラマの事情にてタイタン号の注文とあいなったのでアル。
パーツ類だけを指定し、条件は「ファイティング用」とし、あとはオマカセにしたよ。 なぜか登録ナンバーは「JAPAN 1」なのだ。 1911と言えば45口径・・・・・・しかし、ワシは.38スーパーコンプにしたのだ。なぜか? ウチの裏庭に立っている遠くのターゲットまで170mある。そのサイズは人の上半身。ライフルならキンコンカンと当たる距離、だがハンドガンだと難しい。ことに.45口径は2mも上を狙うことになる。狙点がないのもカナシイ。なんとかダイレクト照準で170mを撃てないか? と、ツラツラ考えていたんだ。 あんな遠くにいるナラズ者をピストルで強襲するなんて痛快ではないの。拳銃は遠くを撃てないチ思うてる油断ヤローをハッ倒してやりたいではないの。 そりゃあリアサイトをグイと上げればできるよ、が、それでは楽しくないよ。タマは、より真っ直ぐに飛んでほしいもんだ。 スーパーコンプ弾なら初速1,500フィートにまでだって引っ張れる。これはガヴァメント弾の2倍のスピードだよ。拳銃弾でこの速さってスゴイんだよ。よっ?
この作戦には命中精度が高くてハイプレッシャーに耐えうる頑強な拳銃が必要だと考えていた。キャスピアンのタイタンを見たとたん、ワシのアタマには170mのターゲットに向かって直線的に飛翔する弾丸の様子が投影されていたってワケよ。 だからイキナリ1,300フィートで飛ばしてみた。スターラインのスーパーコンプというヤッキョウにヴィータボウリという上等な火薬を6グレイン入れた。ブレットは115グレインの9mm弾頭を使用。プライマーはもっとも信頼しているフェデラル製だった。 等身大とはいえ、170mは遠い。まるでフロントサイトの上に乘ったノミだ。弾薬用のバッグに両手を置いて据え撃ちだ。コトンと、木管楽器のようにトゥリガーは切れた。 ズダーン!・・・・・・カーン・・・・・・ なんと、初弾からヒットだったよ。200mを狙うからと宣言してあったので、製作してくれたEGW社のカスタム係はサイトを調整してくれたのだろうかと思った。170mの距離、キチンと狙えば確実に当たる。それもダイレクト照準でだ。すごいもんだと思った。 次は100mの12インチプレイトを撃つ。 ここでは6時照準、つまりサイトの水平ライン上にターゲットを乗せて撃つ。これがまた百発百中。立射でもほぼ当てられる。試しに8発のグルーピングを計ったら15cmだった。スコープを載せて撃てれば10cmは確実だろうと思われる。100mは必殺距離。なんという恐ろしさ、そして頼もしさだろう。 さらに25mで試すと狙点の20cm上に着弾し、10mでは2cmばかり上だった。なんという直進性、まるでホップが効いたように低く伸びてゆくのだ。
by ♪も~もすけさん ももすけさん おいらにふったコピペネタ~ ウラミ~ハ~ラサデオクベキカァ~♪と魔太郎ライクに口ずさみながらカキコ途中のネタに戻るオトコ
市より
と・・・いうわけでした(^o^)
渡邉ディザイナーが古いコンマガのキレイなコピー(さすがプロ)を送ってくださいました(^-^) マロンパもゴキロウさん(^-^)/
皆さんのおかげでネタが尽きないので助かるペレスよ<(_ _)>・・・(^-^)
2015年11月15日
ラグをカットしますた♪
市 (2015年11月15日 12:25)
│Comments(5)
│てっぽ

さぁて・・と、
ラグカッターのキットを装着しました。

こいつでラグを削るのです。

で、このようにセットして回すのですが
ウィングがジャマでね〜(^_^;
キューキョ、違うSTIのフレイムと交換し、そっちで削りました、、手が油で汚れていたので撮影はできなくてさー(^_^;)

カッターだけでは充分ではなカッターので(^^)仕上げはヤスリとサンドペイパーで。

はいできました(^。^)
といえばカンタンそうですが、3時間にわたるカクトーでありました(^◇^;)
初めてのジョブって迷い迷い ゆっくりとやりますからね(*^^)
たぶんイゴクと想うのですがテストが楽しみ〜(^o^)
でもって、どうやるかといえばテツヤがめっけた このyoutubeでプロの技を観てくださいな(^-^)/
https://www.youtube.com/watch?v=mYMVOoQXbuQ
市
2015年11月15日
バレルのラグを削る、の巻き
市 (2015年11月15日 07:02)
│Comments(3)
│てっぽ

さぁて・・・
テチヤにやってもらおう待っていたのですが、どうにも待ちきれないのですよね〜(^_^;
どうしてテチヤかというと、バレルのフィッティングはかなりメンドクサイので(^◇^)
メンドクサイことは他人に任したいのが人情ですからね(^○^)
でもさ・・・それだと 無いはずの良心が痛むわけで(^o^)
まあ、ともあれ、STIの6インチバレルにヤスリをかけ始めましたよ。


まずは外側の削りをやってサンドペイパーもかけました・・・これでスライドにはフィットしました、が、メンドクサイのはここからなんですよ(^_^;

このバレルの下の部分・・これをバレルラグというのですがね、このままではフレイムには じぇったいに組めないので、ラグカッターとゆうモノで削らないといかんのですよ・・・
ではまたあとで(^-^)/
市
2015年11月15日
Japan one
市 (2015年11月15日 06:36)
│Comments(18)
│てっぽ
あったー! JAPAN 1 ですね(^o^)/ 朝5時から本をさがすとは思いませんでした。 コンマガ2004年7月号でした。
ももすけ

いや〜∈^0^∋
やはり ありましたかぁ〜(*^_^*)
ついでに、これがどういうイキサツの
どのような拳銃なのか教えてくださいナ(^^)
ありがとーん(^-^)/
昨日のこと、ちょいと撃ってみたら
感動しましたよ(^-^)
38スーパーなのに9mm弾で撃ったら
3マグをジャムなしでね〜(^_^;
これまた世界七不思議です(^0^;)
いえね・・・コイツはあまりにも良いので
キャリーしようかと考えているんですよ♪
そのために9mmのバレルを注文しましたよ。
SIG SAOがあるのに どうして変えるのかって?
はぁーい、これは問題でぇ〜す \(^_^
当ててくっださいなぁ〜(^^)(^-^)(^。^)
市
ももすけ

いや〜∈^0^∋
やはり ありましたかぁ〜(*^_^*)
ついでに、これがどういうイキサツの
どのような拳銃なのか教えてくださいナ(^^)
ありがとーん(^-^)/
昨日のこと、ちょいと撃ってみたら
感動しましたよ(^-^)
38スーパーなのに9mm弾で撃ったら
3マグをジャムなしでね〜(^_^;
これまた世界七不思議です(^0^;)
いえね・・・コイツはあまりにも良いので
キャリーしようかと考えているんですよ♪
そのために9mmのバレルを注文しましたよ。
SIG SAOがあるのに どうして変えるのかって?
はぁーい、これは問題でぇ〜す \(^_^
当ててくっださいなぁ〜(^^)(^-^)(^。^)
市
2015年11月15日
これは何ですか???
市 (2015年11月15日 01:22)
│Comments(3)
│てっぽ

ちょっとモノスゴクうんと
もうれつに気になる1911を
想い出しましてね・・・
賃貸倉庫から出してきて
昨夜はコレと寝ました(^-^)
心が熱くなるような
凄い拳銃なんです。
そして今朝はこうしてベッドの上で
ヒザにくつろがせています(^。^)
でね・・・
この銃について皆さんがどれくらい
知っているかを知りたいのですよん。
以前、リポートしたのかどうかさえ
覚えていないニンチ老人を助けると
想ってお知らせくだされタシー <(_ _)>
市
2015年11月14日
43rd

今週は作戦を変更してみました。
これまでは隔日とか二日おきとかで練習していましたが、ビアンキカップ本戦では三日間にわたって撃つので、では三日間連続で撃ってみようと想ったわけなのですよん(^^)
毎日5時間以上を射場で動き回るために疲れがたまり、ラストデイのムーヴァーでは疲労していることもシバシバでね(^_^;
で、じっさいはその三日前ほどから毎日プラクティスするわけですから、一週間にわたる射撃ザンマイになるのです。
テッポ撃ちはエクサイティングで楽しいので疲労がたまるのを感知できないのですよね(^-^)
そんなワケで三日間を通して撃ってみたわけなのです。
結果・・・ぜんぜん疲れない(^o^)
明日も行きたい(^○^)
でもたしかに手首には負担がかかっており、やはり一日の射撃は200発ていどに抑えたほうがよいという気がしています。

で、今日の初弾48発撃ちはXが1発増えました♪
全体のグルーピングにもヤヤ進展が♪
このトシになると成長もドンヅマリでね(^0^;) サランラップ1枚分でも厚くなれればいいなと(^_^)
市
2015年11月13日
悲劇のレアモノを・・・
市 (2015年11月13日 23:47)
│Comments(7)
│てっぽ

それは ともかくKOちゃんや
このヘミスのプロトじゃがね・・・
本人はゼシとも改良してホスイと
願ってオルのだよ・・・
ヘミスは試合に出るために設計され
そしてこの原型が作られた・・・
それなのに・・・ああ それなのに
貴重品あつかいという監禁状態で
長年眠らされてきたという
悲しい歴史がコレにはあるんだ・・・
スーチーさんもようやく表舞台に
立てそうなんだしさぁ・・・
どうだい?
ひとつコイツの拘束を解いて
T-16のお袋としてビアンキカップに
出してやってくれんかのぉ・・・
このままで5千年もたって
モロクなって崩れ去ってしまう
なんてもったいないではないの・・・
ワシからもたのむわぁ m(__)m
市
2015年11月13日
T-16は、モンゴルがお好き♪

Day 42ndの今日は、50ydでの命中精度をはかってみました。鉄板だと明瞭には判らないので紙ターゲットを撃つのです。

手前は「モンタナゴールド」略してモンゴルと呼んでいます(^^) ヤヤ安くて良く当たるので練習用にはモッパラこれを使います。
奥は最高クラスのひとつとして名高い「ホーナデイのXTP」です。素晴らしく当たるので、これまではずっとコレを使ってきました。
ところがっ!! (゜◇゜)ガーン!!!

下がモンゴルで上がXTPの結果です(◎-◎;)
しんじられなぁーい…>_<…
試合でやるようにプローンから撃ったのでヒューマンエラーはあります・・・つまり実際にはもっとタイトなグループになるのですよ・・かといって上のような散らし方をするようなワッシではなく^_^;

XTPでこんなグルーピングなんて見たことないです(◎-◎;)

モンゴル弾の性能は3インチほどで、だいたい いつもこんなです。

さらにワンマグを撃ち込んだところ、やはりまとまりは良いです。
まあ、日をあらためて再びテストしますが・・・XTPの性能が落ちたのか、ただブラゾスのバレルとの相性が悪いだけなのか(?_?)・・・
射撃の世界はワカランことが多いのですよね(^_^;

25yd対策として今日からは48発初弾訓練を始めました。
ドロウして1発撃つ・・・これを48回。
ようするにコレができないとハナシにならんのですよね。
このターゲットを見るとイカにワシがヘタか丸見えに(;。;)・・・
17発しかXリングに当たっていなく(×_×)せめて失点はゼロにしたいものです・・・
その昔、世界の8位になったころはムーヴァーマウントもなく端狙いで、それもリヴォルヴァで12発撃って全エックスなんてフツーに出せていたのですよね〜(v_v)・・・あの頃の強さはどこさ行ったんだべなぁ(-。-;)
それはトシのせいではなくて、他に原因があるのですよ。ビアンキカップを撃つ多くの古参のシューターたちも、この不思議な現象に悩まされているのです。ダウグ ケェニッグとブルース パイアットを除いてはね・・・。
射撃世界の奥はミステリーゾーンなのです。
市
2015年11月13日
スイスのスクリュードライヴァー
市 (2015年11月13日 07:13)
│Comments(18)
│語りのプラザ

おはよんチャター君(^O^)/
今日はレイのあのスイスドライバーを
シューティストバッグにいれたよん♪
そこで、よかったらこれまで使ってきた
ヤツを君にあげようかと・・・
チャイナ製だろうけどディザイン的には
立派なモノだよ(^^)
もっちろんサインもするさ(^○^)
いらないならKOちゃんがヨダレを(^o^)
マロンパは喉から手が(^○^)
だから、
スモウで勝ったほうにやるけどね(^◇^)
市
2015年11月13日
戦闘機を撃つ
市 (2015年11月13日 01:22)
│Comments(2)
│てっぽ

T-16を戦闘モードにして
41日目を迎えました。
マッチアンモ(試合用弾)との
相性を確かめるために
これより3千発ばかりは
戦闘機を使うのです。

スライドの後部のスベスベの部分に
セレイションを刻んだのですが
さすがマロンパはすでに気がついて
いましたね〜(^o^)

で、またもやもやもや25ydでダメダメ(;。;)
ムーヴァーの手強さが嬉しくもあり(^○^)

なにはともあれ25ydで上手くならないと
解決できないので、いつもいつも
このようにダミー弾(汚れているほう)
と実弾をまぜて撃つのですよん。
するとバンバンカクッ・・・
とダミーのときに身体が反動に逆らおう
としてガクビキがおこり・・・
これを直そうと努力しているのです。
これがやさしそうでゼンゼン難しいのです。
ときどきモノスゴク自然にキレイに
引けるかとおもえば、ある時には
ガクーンと大振りが(>_<)
射撃の上手さとは、ガクビキの度合いの
ことなのですよね〜(^_^;・・・
市
2015年11月11日
MJマガジンの記事
おはばんわぁ〜\(^O^)/
MJマガジンの最新号がとどきましてね〜(^^)
日本でのバットン射場訓練が記事になっていましたので作者のケンに頼んで本文を掲載させてもらうことにしました。
ここで使用したフォトはバットンたちが撮ってくれたものですがMJ記事には、あのときのフォトが満載されていますので、訓練に参加した方々はゼシとも本誌をみて自分の姿をみつけてくださいナ(^^)
あのときの皆さんの熱く輝く瞳はとても嬉しく、ワシの一生の想い出となっています(*^_^*)
では、どうぞ・・・
市

久々にイチローさんが来日し、射撃訓練の場を設ける‥‥という情報は、ブログ記事を通じて全国へ伝わった。射撃の基本を、戦いの基本をレクチャーしてくれるというのだ。
思い返せば30年前、モデルガンメイカーのMGCが主催していたガンショウ会場において、「ホルスタからガンを抜き、撃つ」という「新情報」を、「新技術」を、ガンファンたちに伝承したことが日本におけるエアガンシューティング隆盛の始まりだった。
それが今、「射撃訓練」という形で繰り返される。が、今回の射撃訓練はシューティングマッチ対策ではなく、「撃ち合い」を想定しての、実戦を考えてのトレイニングだ。

9月23日。
茨城県に位置するJWCS公式レンジにおいて射撃訓練は行われた。
朝早くから参加者は続々とあつまり、その数は50名を優に超える。
それぞれに挨拶を交わし、射撃訓練のための準備を進める中、イチローさんはエアガンでの試射を始めた。5m先の的をゆっくりと撃つ。
数発を放ったところで、「ああ、なるほどね‥‥」と呟き、続けて、「エアガンは実銃とは違って、反動で銃口が下がるんだね‥‥」と、ひとりごちした。エアガンマニアでも気づきにくい特性をピンポイントで指摘できる観察眼は、インストラクターとしての能力の高さを示すには充分すぎた。

射撃訓練の一歩目は、ホルスタに収めたガンを抜き出し、もしくは銃口を下げた状態から振り上げ、初弾を放つという基本から始まった。ハンズアップ(両手を上げた構え)から腕を振りおろし、ガンを抜き、的を狙い、そして撃つ。エアガンシューターたちにはお馴染みの、そして「いまさら」の基礎の基礎だ。わざわざ、教えてもらうほどの技術ではない。
が、この「初弾撃ち」の重要性をイチローさんは説く。
易しいとはいえ、百回、千回、万回と繰り返す中には、必ず握り損ない、撃ち損ないがある。それはなぜ発生するのか? どうすれば正確に、素早くガンを抜けるのか、撃てるのかを考えさせる。そして試させる。
たった一発を放つだけのシンプルな動きの中に無限の思考が存在する。
わざわざアメリカからやってきて、イチローナガタともあろうものが「射撃訓練」と称して勧めるのがホルスタからの抜き撃ちとは‥‥。
と、「自称・実戦派」であれば声を上げるかもしれないが、参加者たちは空撃ちの一発・一発に真剣に取り組む。意味を考えながらトゥリガーを引く。どの目もマジだ。
もし、この訓練を開始するにあたり、「ワシは天下のイチロー様だ! ワシの言うことは正しいから、ガンバって初弾練習をするよ〜に!!」と、言い放っていたらどうか?
「ナニ言ってんだ? そんなのとっくに知ってるよ。サギ師め!」
と言い返し、フリはしても、真剣には訓練に取り組まないだろう。
が、イチローさんは「射撃は難しいので、ワシも含めて一緒に練習しよう!」と誘い、続けて、初弾練習の何がどう大事なのかを、論理的に、科学的に、なおかつ誰もが理解できるよう説明していったのだ。
「初弾練習は最も大事」と納得しての訓練は、自然と熱がこもる。




ハンズアップの姿勢から腕を振りおろしホルスタからガンを抜いて撃つというアクションは、技術力を鍛えることで進歩する。精度もスピードも高められる。が、それだけでは戦闘の場では役立たない。そこは「自称・実戦派」が指摘する部分でもある。
競技では的の数も大きさも決まっており、なおかつ配置される場所も距離も最初から分かっている。そんなものをいくら撃っていても、千変万化する実戦では役立たないという論だ。
一見、それは正しく聞こえるが、決定的な誤解がある。
競技という、役立たないはずの、易しいはずの、そんな基本さえもまともに撃てない輩が、どうして実戦で強く戦えるというのか?
先の論は「小学生の勉強抜きに、いきなり中学生の問題を解け」というほどに滑稽な話で、役立たない。
基本を学ぶ。
その重要性を理解する。
その後の「実戦」が意味を持つ。
射撃訓練・壱で、ガンを抜き撃つという基本を学べたところで、本格的な射撃訓練、実戦訓練へと移った。

射撃訓練・弐だ。
これは、参加者たちを2グループに分け、二重の輪を作らせ、一方は時計方向に、もう一方は反時計方向に歩かせることからスタートした。
あくまでも自然に歩く中、イチローさんが叫ぶ“ファイア!”の合図とともに全員が体を反転させ、別グループの胸に吊られた的を狙い撃つのだ。


イチローさんの合図によって、別グループの参加者の胸に吊るされた的を撃つ‥‥と書いたが、これは、誰の、どの的を撃っても良いというルールではない。自分が首から下げている的と同じ色を吊った相手を探し出し、その的のみを撃てる。つまりは、合図を耳にした後、ガンを抜きつつ敵を探し、正確無比なる必殺弾を叩き込むという訓練だ。
射撃訓練・壱と同様に、こちらも単純明快ながら奥深い。


実は、人の脳は同時に2つのことを処理できない。通常はできない。
それが、「思考」と「運動」という2つであれば可能だが、「思考」と「思考」はできない。自転車に乗りながら歌は唄えても、歌を唄いながら、心の中で九九は唱えられない。
この射撃訓練・弐は、通常は2つの思考、2つのアクションである、「ガンを抜いて撃つ」と「敵を探し出す」を一つの思考、一つの動作として行い習得するのが狙いだ。俗に言われる「身体が覚える」という行動のことで、改まっての思考なしに自然とガンを抜き、的を探し出し、撃てることを養う。




何かを学ぶとき、それが易しそうな所為に感じられたとしても、決して一足飛びにはたどり着けない。基礎の基礎から一歩ずつ、着実に歩を進めるのが確かな方法だ。近道だ。
射撃訓練・弐は、これだけで一ヶ月間でも二ヶ月間でも、いや、いつまでも続けられる基本練習の一つだ。身体が意思の助けなしに自然と動き、ガンを撃てるようになった後でも基礎訓練としての価値がある。
射撃訓練・弐の応用編として、今回は二人フォーメイションでの動きもレクチャーされた。敵を倒すよりも優先し味方同士での誤射を避け、常に安全を確保するよう心がける。
「思考」が追加される度に難易度は上がるが、それを学べることの喜びを見出し、身につけるべく行動する彼らの顔は生き生きとしていた。
射撃訓練・参は、JWCSのコースを利用して行われた。
JWCSとはスピードシューティング競技のことで、アメリカで、実銃を使っての競技だったものを日本へ持ち込み、エアガン用にコース設定をアレンジし作られたものだ。
メインとなるコースは全部で7つあり、各コースに5つの的が並ぶ。
通常、5つの的を、どれだけ早く撃ち終えられるかを競い、それを7コースで繰り返す。合計タイムが短いほど好成績となる。
そんな射撃競技の的を使い、コースを活かし、射撃訓練・参の内容が発表された。
訓練は7つ並んだコースの一番端から撃ち始め、連続的に1つずつ、7コース全てを撃つというものだった。つまりは全部で35個の的を撃つ。
スピードは重視せず、全弾必中を目標とした射撃訓練だ。
7つのコースを連続的に撃ち続ける。35個の的を全てヒットする。タイムは競わず、ひたすら精度を求める。
それが射撃訓練・参だ。
今回の訓練に参加している面々の中には、名の知れたシューターが何人も交じっており、それ以外にもエアガンを撃ちなれたベテラン組みが大挙しており、ゆっくり撃つなら簡単にクリーン(満射)できるはず‥‥といった空気の中、スタートした。
この俺が一番乗りだ!
と、意気込んで撃ち始めるも、最初の1コース目ですでにミスショットを出す者もいれば、2コース目、3コース目で失敗する参加者も多い。
誰もが、自信を持って、時間をかけて射撃を進めるものの、最後の7コース目が遠い。遥か彼方だ。
繰り返しての挑戦も許されているため、ポツリ、ポツリとクリーンも見られるが、その数は少ない。全体の10%まで届くかどうかだ。
この射撃訓練・参を通じて、「外さずに撃ち続ける」ことの難しさと重要性を誰もが思い知らされる。
信じられないかもしれないが、7コース目の最終弾を、35発目を外した挑戦者は数えただけで6人もいた。
1発だけなら誰でもヒットできる。
5発や10発なら簡単に当てられる。
しかし、最後の最後まで集中力を切らさず、35発の全弾を命中させるのは容易ならざる技だ。ここでもまた、訓練の奥深さを知らされた。
イチローさんが「射撃訓練」の場を設けると知ったとき、最初はエアガンシューティングの基本をレクチャーする「射撃教室」のことだと、勝手に理解した。それはそれで日本のファンにとっては最高のイベントに違いないが、今の時代に、エアガンシューティングが広く知られた時代に、その必要があるのかと、疑問も浮かんだ。
ところが、話をよくよく聞いてみると「射撃教室」ではなく「射撃訓練」だと分かった。
まあ、最初から、「射撃訓練」と発表していたわけだが‥‥。
エアガンを使い、撃ち合いの場を想定しての訓練を行う。
射撃教室よりも、もっと無意味で需要のなさそうなこのイベントに対し、喜んで参加したいと手を挙げるファンが大勢あらわれた。
日本で、エアガンを使って、撃ち合いをどう有利に進めるか、生き残るのかの訓練に意味があるのか?
そんな疑問を持つ、意見を持つ人がいてもおかしくない。
あからさまに、「そんなの意味なんてないよ!」と、声高に叫ぶ者がいても不思議ではない。
意味があるのか? ないのか?
実は、その発想というか「分類」を人が求めるのは不安の現れだと、心理学の世界で説明されている。
日本人の多くが「血液型性格判断」を信じるが、それもまた、未知の人に対し情報不足からくる不安を解消するための方策として用いられていると、解明されている。
もちろん、世の中のいくつかの現象や人々の行動の中には、納得できるだけの「意味」を語れるものもあるが、多くの場合に意味などない。
言うなれば、人の行動は、それが面白いと感じられれば近寄り、面白くないと判断すれば離れるに過ぎない。
今回、「イチロー射撃訓練」の取材を通し、何らかの目標を持って、何かに向かって生きている人達にとって、「この企画は面白い」と受け止められたはずだと思えた。
射撃訓練。すなわち撃ち合いの場におけるノウハウの伝授。
そこには、もちろん意味などない。 少なくとも、日本の地においては実用性も生産性もない。
が、全くの無意味でありながらも、射撃訓練を受けた者の胸に広がる充実感、充足感は、他の何かをもって代え難い満足感として残った。
それはなぜか?
と、問われれば、参加者の多くは、自分はエアガンが好きで、射撃が好きで、縁のない(有ってほしくない)未知の世界の話ではあるものの、「撃ち合い」の状況での戦い方に興味を持っていたから‥‥と答えてくれると思う。そこにウソはなく、事実だ。
ただし、それは、「一つの事実」でしかない。
他にも重要な「事実」がある。
私が初めてイチローさんに会えたのは1979年のことだった。36年前だ。
それからの長い年月で、直接、そして間接的に多くの教えを受けた。
その36年間の経験から断言するなら、イチローナガタの魅力と価値は、射撃の上手さや写真の巧さにはない。ガンファンを唸らせる豊富な知識や経験も、ほとんどオマケに近い。
イチローナガタの真の魅力と価値は、彼が、物事に対し、呆れるほど素直に、そして真っ直ぐに向き合えるという哲学にある。
成功も失敗も正面から見つめる。 成功も失敗も正面から受け止める。
それを実践し、追求している稀なる人物がイチローナガタだ。
そして、それらの成否の経験を肥やしに自己の成長を求め、進むのがイチローナガタだ。
そのため、「射撃は難しい」と言い切る。自分は勉強中だと語る。
「オレ様」感は微塵もない。
そんなイチローナガタの言葉だからこそ、人は耳を傾け、信じ、頼れる。
不安が渦巻く社会において、信じ、頼れる言葉を直接に聞ける時間と空間は心地よいに決まっている。
別の重要な「事実」とは、他の誰でもない、イチローナガタの「射撃教室」だからこそ心が躍り、同時に、真っ直ぐに自分を見つめる男の言葉だからこそ心温まるのだと断言する。
by KEN





MJマガジンの最新号がとどきましてね〜(^^)
日本でのバットン射場訓練が記事になっていましたので作者のケンに頼んで本文を掲載させてもらうことにしました。
ここで使用したフォトはバットンたちが撮ってくれたものですがMJ記事には、あのときのフォトが満載されていますので、訓練に参加した方々はゼシとも本誌をみて自分の姿をみつけてくださいナ(^^)
あのときの皆さんの熱く輝く瞳はとても嬉しく、ワシの一生の想い出となっています(*^_^*)
では、どうぞ・・・
市

久々にイチローさんが来日し、射撃訓練の場を設ける‥‥という情報は、ブログ記事を通じて全国へ伝わった。射撃の基本を、戦いの基本をレクチャーしてくれるというのだ。
思い返せば30年前、モデルガンメイカーのMGCが主催していたガンショウ会場において、「ホルスタからガンを抜き、撃つ」という「新情報」を、「新技術」を、ガンファンたちに伝承したことが日本におけるエアガンシューティング隆盛の始まりだった。
それが今、「射撃訓練」という形で繰り返される。が、今回の射撃訓練はシューティングマッチ対策ではなく、「撃ち合い」を想定しての、実戦を考えてのトレイニングだ。

9月23日。
茨城県に位置するJWCS公式レンジにおいて射撃訓練は行われた。
朝早くから参加者は続々とあつまり、その数は50名を優に超える。
それぞれに挨拶を交わし、射撃訓練のための準備を進める中、イチローさんはエアガンでの試射を始めた。5m先の的をゆっくりと撃つ。
数発を放ったところで、「ああ、なるほどね‥‥」と呟き、続けて、「エアガンは実銃とは違って、反動で銃口が下がるんだね‥‥」と、ひとりごちした。エアガンマニアでも気づきにくい特性をピンポイントで指摘できる観察眼は、インストラクターとしての能力の高さを示すには充分すぎた。

射撃訓練の一歩目は、ホルスタに収めたガンを抜き出し、もしくは銃口を下げた状態から振り上げ、初弾を放つという基本から始まった。ハンズアップ(両手を上げた構え)から腕を振りおろし、ガンを抜き、的を狙い、そして撃つ。エアガンシューターたちにはお馴染みの、そして「いまさら」の基礎の基礎だ。わざわざ、教えてもらうほどの技術ではない。
が、この「初弾撃ち」の重要性をイチローさんは説く。
易しいとはいえ、百回、千回、万回と繰り返す中には、必ず握り損ない、撃ち損ないがある。それはなぜ発生するのか? どうすれば正確に、素早くガンを抜けるのか、撃てるのかを考えさせる。そして試させる。
たった一発を放つだけのシンプルな動きの中に無限の思考が存在する。
わざわざアメリカからやってきて、イチローナガタともあろうものが「射撃訓練」と称して勧めるのがホルスタからの抜き撃ちとは‥‥。
と、「自称・実戦派」であれば声を上げるかもしれないが、参加者たちは空撃ちの一発・一発に真剣に取り組む。意味を考えながらトゥリガーを引く。どの目もマジだ。
もし、この訓練を開始するにあたり、「ワシは天下のイチロー様だ! ワシの言うことは正しいから、ガンバって初弾練習をするよ〜に!!」と、言い放っていたらどうか?
「ナニ言ってんだ? そんなのとっくに知ってるよ。サギ師め!」
と言い返し、フリはしても、真剣には訓練に取り組まないだろう。
が、イチローさんは「射撃は難しいので、ワシも含めて一緒に練習しよう!」と誘い、続けて、初弾練習の何がどう大事なのかを、論理的に、科学的に、なおかつ誰もが理解できるよう説明していったのだ。
「初弾練習は最も大事」と納得しての訓練は、自然と熱がこもる。




ハンズアップの姿勢から腕を振りおろしホルスタからガンを抜いて撃つというアクションは、技術力を鍛えることで進歩する。精度もスピードも高められる。が、それだけでは戦闘の場では役立たない。そこは「自称・実戦派」が指摘する部分でもある。
競技では的の数も大きさも決まっており、なおかつ配置される場所も距離も最初から分かっている。そんなものをいくら撃っていても、千変万化する実戦では役立たないという論だ。
一見、それは正しく聞こえるが、決定的な誤解がある。
競技という、役立たないはずの、易しいはずの、そんな基本さえもまともに撃てない輩が、どうして実戦で強く戦えるというのか?
先の論は「小学生の勉強抜きに、いきなり中学生の問題を解け」というほどに滑稽な話で、役立たない。
基本を学ぶ。
その重要性を理解する。
その後の「実戦」が意味を持つ。
射撃訓練・壱で、ガンを抜き撃つという基本を学べたところで、本格的な射撃訓練、実戦訓練へと移った。

射撃訓練・弐だ。
これは、参加者たちを2グループに分け、二重の輪を作らせ、一方は時計方向に、もう一方は反時計方向に歩かせることからスタートした。
あくまでも自然に歩く中、イチローさんが叫ぶ“ファイア!”の合図とともに全員が体を反転させ、別グループの胸に吊られた的を狙い撃つのだ。


イチローさんの合図によって、別グループの参加者の胸に吊るされた的を撃つ‥‥と書いたが、これは、誰の、どの的を撃っても良いというルールではない。自分が首から下げている的と同じ色を吊った相手を探し出し、その的のみを撃てる。つまりは、合図を耳にした後、ガンを抜きつつ敵を探し、正確無比なる必殺弾を叩き込むという訓練だ。
射撃訓練・壱と同様に、こちらも単純明快ながら奥深い。


実は、人の脳は同時に2つのことを処理できない。通常はできない。
それが、「思考」と「運動」という2つであれば可能だが、「思考」と「思考」はできない。自転車に乗りながら歌は唄えても、歌を唄いながら、心の中で九九は唱えられない。
この射撃訓練・弐は、通常は2つの思考、2つのアクションである、「ガンを抜いて撃つ」と「敵を探し出す」を一つの思考、一つの動作として行い習得するのが狙いだ。俗に言われる「身体が覚える」という行動のことで、改まっての思考なしに自然とガンを抜き、的を探し出し、撃てることを養う。




何かを学ぶとき、それが易しそうな所為に感じられたとしても、決して一足飛びにはたどり着けない。基礎の基礎から一歩ずつ、着実に歩を進めるのが確かな方法だ。近道だ。
射撃訓練・弐は、これだけで一ヶ月間でも二ヶ月間でも、いや、いつまでも続けられる基本練習の一つだ。身体が意思の助けなしに自然と動き、ガンを撃てるようになった後でも基礎訓練としての価値がある。
射撃訓練・弐の応用編として、今回は二人フォーメイションでの動きもレクチャーされた。敵を倒すよりも優先し味方同士での誤射を避け、常に安全を確保するよう心がける。
「思考」が追加される度に難易度は上がるが、それを学べることの喜びを見出し、身につけるべく行動する彼らの顔は生き生きとしていた。
射撃訓練・参は、JWCSのコースを利用して行われた。
JWCSとはスピードシューティング競技のことで、アメリカで、実銃を使っての競技だったものを日本へ持ち込み、エアガン用にコース設定をアレンジし作られたものだ。
メインとなるコースは全部で7つあり、各コースに5つの的が並ぶ。
通常、5つの的を、どれだけ早く撃ち終えられるかを競い、それを7コースで繰り返す。合計タイムが短いほど好成績となる。
そんな射撃競技の的を使い、コースを活かし、射撃訓練・参の内容が発表された。
訓練は7つ並んだコースの一番端から撃ち始め、連続的に1つずつ、7コース全てを撃つというものだった。つまりは全部で35個の的を撃つ。
スピードは重視せず、全弾必中を目標とした射撃訓練だ。
7つのコースを連続的に撃ち続ける。35個の的を全てヒットする。タイムは競わず、ひたすら精度を求める。
それが射撃訓練・参だ。
今回の訓練に参加している面々の中には、名の知れたシューターが何人も交じっており、それ以外にもエアガンを撃ちなれたベテラン組みが大挙しており、ゆっくり撃つなら簡単にクリーン(満射)できるはず‥‥といった空気の中、スタートした。
この俺が一番乗りだ!
と、意気込んで撃ち始めるも、最初の1コース目ですでにミスショットを出す者もいれば、2コース目、3コース目で失敗する参加者も多い。
誰もが、自信を持って、時間をかけて射撃を進めるものの、最後の7コース目が遠い。遥か彼方だ。
繰り返しての挑戦も許されているため、ポツリ、ポツリとクリーンも見られるが、その数は少ない。全体の10%まで届くかどうかだ。
この射撃訓練・参を通じて、「外さずに撃ち続ける」ことの難しさと重要性を誰もが思い知らされる。
信じられないかもしれないが、7コース目の最終弾を、35発目を外した挑戦者は数えただけで6人もいた。
1発だけなら誰でもヒットできる。
5発や10発なら簡単に当てられる。
しかし、最後の最後まで集中力を切らさず、35発の全弾を命中させるのは容易ならざる技だ。ここでもまた、訓練の奥深さを知らされた。
イチローさんが「射撃訓練」の場を設けると知ったとき、最初はエアガンシューティングの基本をレクチャーする「射撃教室」のことだと、勝手に理解した。それはそれで日本のファンにとっては最高のイベントに違いないが、今の時代に、エアガンシューティングが広く知られた時代に、その必要があるのかと、疑問も浮かんだ。
ところが、話をよくよく聞いてみると「射撃教室」ではなく「射撃訓練」だと分かった。
まあ、最初から、「射撃訓練」と発表していたわけだが‥‥。
エアガンを使い、撃ち合いの場を想定しての訓練を行う。
射撃教室よりも、もっと無意味で需要のなさそうなこのイベントに対し、喜んで参加したいと手を挙げるファンが大勢あらわれた。
日本で、エアガンを使って、撃ち合いをどう有利に進めるか、生き残るのかの訓練に意味があるのか?
そんな疑問を持つ、意見を持つ人がいてもおかしくない。
あからさまに、「そんなの意味なんてないよ!」と、声高に叫ぶ者がいても不思議ではない。
意味があるのか? ないのか?
実は、その発想というか「分類」を人が求めるのは不安の現れだと、心理学の世界で説明されている。
日本人の多くが「血液型性格判断」を信じるが、それもまた、未知の人に対し情報不足からくる不安を解消するための方策として用いられていると、解明されている。
もちろん、世の中のいくつかの現象や人々の行動の中には、納得できるだけの「意味」を語れるものもあるが、多くの場合に意味などない。
言うなれば、人の行動は、それが面白いと感じられれば近寄り、面白くないと判断すれば離れるに過ぎない。
今回、「イチロー射撃訓練」の取材を通し、何らかの目標を持って、何かに向かって生きている人達にとって、「この企画は面白い」と受け止められたはずだと思えた。
射撃訓練。すなわち撃ち合いの場におけるノウハウの伝授。
そこには、もちろん意味などない。 少なくとも、日本の地においては実用性も生産性もない。
が、全くの無意味でありながらも、射撃訓練を受けた者の胸に広がる充実感、充足感は、他の何かをもって代え難い満足感として残った。
それはなぜか?
と、問われれば、参加者の多くは、自分はエアガンが好きで、射撃が好きで、縁のない(有ってほしくない)未知の世界の話ではあるものの、「撃ち合い」の状況での戦い方に興味を持っていたから‥‥と答えてくれると思う。そこにウソはなく、事実だ。
ただし、それは、「一つの事実」でしかない。
他にも重要な「事実」がある。
私が初めてイチローさんに会えたのは1979年のことだった。36年前だ。
それからの長い年月で、直接、そして間接的に多くの教えを受けた。
その36年間の経験から断言するなら、イチローナガタの魅力と価値は、射撃の上手さや写真の巧さにはない。ガンファンを唸らせる豊富な知識や経験も、ほとんどオマケに近い。
イチローナガタの真の魅力と価値は、彼が、物事に対し、呆れるほど素直に、そして真っ直ぐに向き合えるという哲学にある。
成功も失敗も正面から見つめる。 成功も失敗も正面から受け止める。
それを実践し、追求している稀なる人物がイチローナガタだ。
そして、それらの成否の経験を肥やしに自己の成長を求め、進むのがイチローナガタだ。
そのため、「射撃は難しい」と言い切る。自分は勉強中だと語る。
「オレ様」感は微塵もない。
そんなイチローナガタの言葉だからこそ、人は耳を傾け、信じ、頼れる。
不安が渦巻く社会において、信じ、頼れる言葉を直接に聞ける時間と空間は心地よいに決まっている。
別の重要な「事実」とは、他の誰でもない、イチローナガタの「射撃教室」だからこそ心が躍り、同時に、真っ直ぐに自分を見つめる男の言葉だからこそ心温まるのだと断言する。
by KEN





2015年11月10日
マッチブラス
市 (2015年11月10日 13:14)
│Comments(9)
│てっぽ

ビアンキカップで拾ってきた大量のブラスを仕分けたら、スターラインのブラスが3千ほどはありましてね(^◇^)♪
あ、ブラスというのはヤッキョウの別名でもあるんです。ま、ヤッキョウはシンチューで出来ているのでブラスなわけです。
たとえば9mmパラだと「ナインミリミーターブラス」と呼ぶのですよん。9mmカーツだと「スリーエイティーブラス」となります。
で、ここから試合に使えるブラスを選ぶのです。

こんなふうにカートリッジチェッカーにスポリと入るのが良いのですよ。
これらをマッチブラスにしようかと・・・

このように途中でつっかえるのは太いわけです。もちろんこれらはリロードするときにリサイズされるので充分に使えるわけですが、できれば試合用のタマはリサイズしないで作りたいのです。リサイズしないで作るとファクトリー弾のようなキレイな輪郭のタマが出来るので・・・(^^)
で、同じ銃で同じヤッキョーを使って撃てば、ヤッキョーのふくれ方は同じ・・・だと想ってしまうのですが、実はビミョーな違いが生じ、カートチェッカーに入るのと入らないのが出来てしまうのですよ。フシギですね。
ところで

これは本場のWCSに出たジャバニーズたちがもらったブラスで1200個ほどあり、ワシに寄付してくれたのでテストしてみて良かったらコッチでマッチ弾を作るという案もあります。これはスターラインよりも40グレインほど軽いのでスコシ心配なのですが、リム部の仕上げはスターラインのように良いという気がするので期待できるのです。
市
2015年11月10日
グロックトゥール
市 (2015年11月10日 12:30)
│Comments(4)
│語りのプラザ

ロサンジェルスにあるストライク インダストリーという会社はいろいろと細かく役立つモノを作っているのですが、グロックをバラしたりナンダリするためのトゥールを贈ってくれました(^^)
ちょっと良いかんじなので使いたいのですが、ワシはトシとったせいかグロックはとんと撃たなくなっているので、その道の専門家であるところのタカに使ってみてもらうことにします(^-^)
でも、これってエアガンにはどうなんでせうね?
市
2015年11月09日
幸せなアホウたち
市 (2015年11月09日 01:31)
│Comments(9)
│訓練

新しく出来たタフプロのティームシャーツです。
ヘタなシューターでもイチマンエンも払えばもらえるんです(^○^)
スーダンの反政府ファイターたちが言ったそうです。
“食い物はなんとかなってるから武器をくれ、そして闘う時は、できたら自分たちの制服みたいなものを着たいもんだ・・・” とね(^^)
ちなみにワシも自称民兵予備軍なのですが 制服だのティームシャーツだのには興味などありません(^^)
とくに社会人の制服みたいなスーツだのネクタイなどは大嫌いです(^o^)
でも、まわりが着せたがる(^○^)
でもって着てみると、ぜんぜんワルクはなくて楽しいかも(^。^)
こだわりなくいかないと人は不幸になりますからね(^◇^)
市
2015年11月09日
果敢に挑む男たち
市 (2015年11月09日 00:57)
│Comments(2)
│訓練





他の競技者を超えるためにではない、
今の自分を超えるために出る。
この真実を知らぬ者は
真の競技者ではない。
イーチェ