2020年01月07日
タクレットがお好き♪
市 (2020年01月07日 02:06)
│Comments(5)
│タフプロダクツ
「イチローさぁーん、マリポサコーヒーに寄ってくれませんかぁ?」
「ほう、よく知ってるねー・・コーヒー豆買うの?」
「ちがいまぁーす、マグカップやシャーツをゲットするんでぇーす♪」
と、いうことで豆屋さんに寄りました。
ふと気がつくと、だぶーはタクレットでリョーはタクレットLを使っているではありませんか。
「旅行にはコレしかありませんっ!!」
うん、まったく同感だね(^O^)
二人ともタクレットが似合ってます♪
ちなみに、山下刃物店にはタクレットLの在庫はあるそうですよ。
このおっちゃん、とても気のよい人で、この界隈では有名なんです。近隣のマーケットでもマリポサコーヒー豆は売られており、ネットでも人気があるらしいです。ここのライトロースト(浅煎り)は美味しいですよ。
キャミーやトモが持っているランダースのグラインダーが二機ありましてね、これで挽いて飲ませてやりました。
すると、二人ともグラインダーがほしくなっちゃって、こんどヤフオクに出たら挑戦するのだと。
「ほんなら、直販売したるわ」
「わぁーい \( ˆoˆ )/」
だぶーは紅を、リョーは緑色を気に入りました。
これは価値ある土産です♪
これでコーヒー豆を挽くたびに、数々の拳銃を撃ったことを想い出して心が温まることでせう♪
by 珈琲親父
2019年12月29日
タクレット L の赤など、どうです?
市 (2019年12月29日 04:32)
│Comments(4)
│タフプロダクツ
イチローが現れたのは
行きつけのガンショップ・・・
ここに来ると嬉しくなって
万歳三唱を声を出さずに唱える(^O^)
この日にキャリーしているバッグは
「タクレール」
タクレットのラージなやつ。タクレットLがなまってタクレールという。
しかし・・・
よく見ると、それは赤色だ!!
だが、
よく見なくても赤い色だ(^O^)
男が赤いバッグ・・・
ジョーシキでは考えられない(^_^;)
だが、違和感はない・・・
それと、この中に二挺の拳銃と多量の弾薬が入っているとはイメージしにくい。タクティカル色を身に着けるのは格好ばかしの愚か者がすることなのだ。
赤といっても、スカーレットレイキのようなオンナ的な赤ではなく、すこし沈んだ色調なので落ち着きがある。これなら女にも男でもチンピラでないかぎりは似合うのだとバリコレで有名なディザイナーのイチローニ ナガラータは断言している。
まずは向かいにあるコーヒーショップに入る。
誰かと待ち合わせらしい。
さりげなく置かれたタクレールを目ざとく見つけたウエイトレスたちはカウンターの後ろで囁き合っている。
「年寄りのくせにクールなやつだわ♪」
「普通じゃないわね、あんなオシャレバッグ持つなんて・・・きっと大物よ」
「あたし電話番号おしえちゃおっと♪」
「でも年寄りすぎないこと?」
「いいのよ、お金持ちそうだから・・・」
「あのバッグには20万ドル入っているかもよ」
「わー!! 今日のおこづかいなのね♪」
「そりゃそーね♪ お金1番だもんね」
なんてこった、身の程しらぬイナカのオンナたちは、バリコレのイチロー二をしらないのだ!!
しかし、このような小さなドラマを楽しめるのも人生の妙ではないか。
これが件(くだん)のバッグだ。
とにかく大容量!!
M4マグがドドドと入るディザインなのだ。
過去記事を見てみよう↓
https://ichiro.militaryblog.jp/e791378.html
ルー先生の書き散ら誌が楽しい♪
そこで、
どうして赤タクレールかといえば、タフプロが手違いで赤をたくさん作りすぎたという裏がある。
山下商店には在庫がまだあるのだ。
赤にかぎり割引をするという。
2020年は情熱をもって熱く生きよう!!
などと、とりあえずなんでもいいからコジツケて赤いのを飼ってみるのもイト面白しではないか♪
ちなみにイチロー二は赤色が好きだ。
赤を見るとセラトニンの流れがよくなる。
牛だって興奮して闘牛士を殺すほどだ。
ちなみに、新しいタクレットを作るという計画などは立っていない。
すくなくとも、
↓ここを訪問してヒヤかしてみようや。
http://yamashita.ocnk.net/
by 山下刃物の応援をして ヨシのマンボウGUNを借りて撃ちまくりたいという立派な下心を秘めた老快な76歳
2016年12月24日
タクレット L 入荷♪
市 (2016年12月24日 13:26)
│Comments(6)
│タクレット
イチローさん、
こんにちは 先程注文していたタクレットLが、山下刃物さんから届きました(^-^)v タクレットNはコヨーテブラウンを使用していましたが、Lは青リップを購入しました。 早速Nに入れてある、持ち歩き必須アイテム クナイ、システム手帳.(筆記具も入れてあるので結構嵩張る)、シュアファイヤー、予備電池、ポケットティッシュ、ハンドタオル、免許証ケース、ミニ折りたたみ傘、ウォークマン、ラバーコインケース、を入れ替えたら、まだまだ余裕があるので、単行本、電子辞書、デジカメも入れてみました。 それでもまだ何か入りそうです。 しかも、ガンはルシファさんが、コメントされている様にP226にR226マウント+シュアx400付けて、エイムポイントのマイクロを載せても余裕で収まりました! ビックリ! 早速、巨大カマボコちゃん(笑)肩に掛けて 夜のパトロール(笑)を一時間してみました所、此だけ入れたのに重さも気になりませんでした。 カマボコ形状の為、腕を振っても本体に触れる事も無く、背の部分にパットが入っている為、ふらつきが無く、安定感が良くて、ストレス無しにパトロールを無事終了する事が出来ました。 ただNもそうでしたがストラップに付ける、純正の肩パットが欲しいです。 自分はハザード4のパット着きストラップに変更してNを使ってました。 Lもそうするつもりです。 長々書きましたが、とても嬉しいクリスマスプレゼントを頂いた気分です。 買って良かった~(*^ー^)ノ♪
習勇
初めまして。 どこに書いたら良いか迷ったので、こちらに。 本日、山下刃物さんに予約させて頂いておりました、 タクレットLが無事到着致しました♪ 私の外出時の持ち物に、500mlのペットボトルが 必携なので、タクレットNではどう頑張っても入り ませんが、今回のタクレットLでは十分入り、普段使い のカバンとして今後使わせて頂きます。 商品化、本当に有難うございました。
とも
今日の我が家は諸般の事情で、1日早いクリスマスイヴです。 息子にプレゼントを用意して、年に何回も食べないケーキを準備して…ってやってたら、届きましたよ!私と妻へのクリスマスプレゼントが! 首を長くして待っていたタクレLの到着でーす。 以前お譲りいただいたプロダクトプロトと比べると、細かい部分が進化しているようで。 特に、ホルスタは「最初からこう作ってよ!」と言いたくなるくらい。ライト付きでも納まるような、調整幅の大きいものになっています。 多分今後再生産されることはないと思われるタクレL。一番消耗が心配されるのが、ガンポケットの部分。 これまでの付属ホルスタだとライトを付けると納まりきらず、結果ホルスタを外して直接テッポを入れることになりましたが…やはり布地が擦れて傷んでくるんですよね。 今回のは、P226+R226+ライトでも何とか納めることができます。これは、良い! しかーし、割り切り王ルシは、おもむろに旧ホルスタを取り出し、ハサミでアジの開きの如く切ってしまうのでありました。 要するに、テッポの両サイドと下側だけをカバーするようにしちゃったわけです。これでR226付きが楽に入ります。 新旧のタクレットがある人は色々組み替えて楽しめますよ~。 などとニヤニヤしていたら、さらにイチローさんの毛筆サインが到着。 FM香川の「うどラヂ」で投稿が読まれたり、もしかするとこれまでの人生で最もクリスマスらしい時間を過ごしているのかも。
ルシファ
どうもみなさん、
お待たせして澄みませんでした<(_ _)>
なかなか工場が空かなくてね〜(×_×)
ハラハラしていたのですが、なんとかクリスマス前に滑り込ませることができましたよ(^_^;
昔からフロシキには様々なサイズがあったように、現代人にとってもカバンは大中小というサイズが必要で、自分でタクレットを使いながら もっと大きいのもほしいと想ってディザインしました。
ただ、タクレットLのコンセプトとしては「拳銃とM4の弾倉が沢山入り、ソレラシク見えない戦闘用カバン」というものですから、銃を持てないジャパンの民間でどのような人がどのように使うのかと考えてみるに、それほど需要を見込めないような気がしていたのです。
購入してくださった方々が どのように使うかと興味津々ですので、ぜひとも使用感想を聞かせてくださいな(^-^)/
習勇君にとっては「二人目の子」ですね(^^)
とも君、作品に対して有り難うなんて言われると本当に嬉しいですよ(^-^)
そうそう♪
ルーさんの「うどラジ」への投稿、ここでもハッピョしてくださいよ〜ん(^0^)ノ
市
2016年09月15日
市印のメッセンジャーバッグ
市 (2016年09月15日 12:47)
│Comments(2)
│タフプロダクツ
アミーゴ、スティーヴは帰った。
忙しくてご苦労だったね・・・
だが今度はワシの番だゾ、いつものようにメンドクサイやつだけどハンギンゼアだぜ(∩.∩)
もちろんよシニョール♪♪
タフプロでのラストデイ、ラモーんは大きな型紙を抱えて試作室にやってくる。
去年から構想を温めていたメッセンジャーバッグを試作する日だった・・・。
と、いうわけで皆さん、
もしもメッセンジャーバッグを買いたいという予定のある人は、その予定を解体してくださいナ(^-^)
すくなくとも、この新作を観るまでは保留しておいていただきたいぞな(^O^)/
タクレットを大きくしたタクレットL、そしてより大きなメッセンエックス (仮称)
この3つのカバンがあれば安心して世の中を渡れると、そーもいきませんこともマレにはありますが(^◇^;)・・・
第一プロトは持ち帰ってテスト中、そして第二プロトの製作にかかっています。
自分でいうのもナンナンですが、他の人はコレをしらないから言ってくれないので自分で言います・・・
“こりわぁ、とてーも良いでぇーす、いえーす♪”
(なぜかエーゴなまり(^○^)
請う、ご期待ヽ(^0^)ノ☆
市
2016年08月19日
タクレールのヒミツ♪
市 (2016年08月19日 13:20)
│Comments(7)
│タフプロダクツ
呼ばれて飛び出てゲフンゲフン…夏風邪のルシでございます。
旅行直前まで大学で数日講義を受けて、ついでに試験まで受けたりしたので、思いのほか疲れていたみたいです。 さて、旅行withタクレLですが、なかなか快適でしたよん。 今回の目的地は島根県、「八雲立つ出雲」の地です。 愛媛から「しまなみ海道」を通って広島へ。そのまま「やまなみ街道」で一路出雲大社に向かいます。 息子や両親も含めた大所帯なのでPAや道の駅でこまめに休憩を取りました。買い物をする場面も多かったのですが、そこは使い慣れたタクレNと同じ感覚で使えるので不安なし。 約4時間ほどで出雲大社に到着。まずは腹ごしらえ…と思いましたが、出雲そばの店には行列が。あまり腹も減っていなかったので先に隣接する古代出雲歴史博物館へ行くことに。 私と妻にとってはここがメイン。荒神谷遺跡と賀茂岩倉遺跡から出た夥しい数の銅剣と銅鐸を前に、思わず息が止まりそう。…恍惚(笑)。 その気になれば半日過ごせそうですが、泣く泣くミュージアムショップで銅鐸のレプリカを購入して博物館を出ました。 余談になりますが古代史オタクとして、最近は「博物館監修の正確なレプリカが欲しいな~」と思うようになりまして。取り敢えず ・ 志賀の島の金印(買えることは確認済み) ・ 三角縁神獣鏡(買えることは確認済み。ただしアルミ製) ・ 銅鐸(今回購入。他にも銅鐸博物館で時代違いのが買えるとか) ・ 亀ヶ岡の遮光器土偶(公式レプリカの存在が確認できない) このあたりをボチボチ揃えていきます。 さて、そうこうしている内に昼飯時が過ぎたので、空いてきたそば処八雲2号店に入りました。定番の割り子そばよりも、個人的には「釜揚げそば」が気に入りました。そばのゆで汁にそのままそばつゆを入れて食べるので、トロッとしてそばの旨味も残さずいただけるのです。 その後参拝となるわけてすが、出雲大社と宇佐八幡宮は2礼2拍1礼ではなく、2礼4拍1礼であるとか、注連縄が普通とは逆になっているとか、大国主命は参拝者に正対せず横を向いているとか、諏訪との関係とか、適当に蘊蓄を語りつつお参りしました。 今回の旅の目的の1つは、出雲に縁のある名をもつ息子を大国主命に御披露目することで、まあそれらしいセリフ(心の中用)も用意していました。 が、拝殿で参拝し、さらに本殿の横に移動して大国主命の正面に移動して参拝した後。 私:「みんな、拝んでいる間何を考えてた?」 父:「いや~完全に真っ白だったな」 母:「私もやわ」 妻:「実は私も完全に無心だったわ」 私:「ぼくもや。拝む前はあれこれ考えてたのに、神様の前に立ったらスコーンと抜けてしもうた」 全:「これが『神威』というやつかねえ」 まあ、何とも不思議な気分でした。 ここから宿泊地の松江に移動。宿からJR松江駅に行き、特急やくもで出雲市駅を目指します。ここからが息子にとってのメイン「鉄道タイム」です。 やくもは1時間に1本。ギリギリのタイミングで切符を買い、ホームへ。タクレLからデジカメを取りだして妻に渡し、私はドーム部分に納めていたハンディームーヴィーを出して首から下げます。 入線から乗車、車内の様子、車掌の所作等をつぶさに記録。約30分ほどで出雲市駅に到着。 ここから一畑電鉄に乗り換え、宍道湖の北側を通って松江による戻ります。要するに列車で宍道湖を一周するわけです。 「宍道湖って湖のくせに瀬戸内海より波が立っとるやん(苦笑)」というツッコミもありながら、途中で珍しい「平面スイッチバック」も経験できてなかなか鉄度の高い時間を過ごすことができました。 宿はお手頃価格の部屋がなく、完全バリヤフリーの特別室にビビりながら泊まりましたが、入浴介助の設備等、今後の我が家のリフォームに役立ちそうな情報も得られました。 取り留めもなく書き散らしましたが、いろんなものを一つにまとめられるサイズのタクレLは非常に便利ですよ~ということです。 唯一段取りについて失敗したのが、横に付ける補助パウチです。今回はいつものタニパをタクレNから外して付け替えました。 実は、サイズ的にピッタリだろうと用意しておいたメデックパウチを付けるつもりだったんです。が、どこにしまったのか見つからない!…えー、ついさっき見つけました(笑)。 バランス的にはなかなか良いと思うので、チャンスがあればメディパも手に入れることをお薦めしておきます。 あー好き勝手に書き散らすのは気持ちいい!
ルシファ
楽しいルーさんのリポートに感謝です (^^)
さて・・・
ルーさんとチャター君は発見したかどうか判りませんが、今夜はタクレットLのヒミツをひとつ明かしておきますね♪
これが裏側で、ファスナーがあり、開けると航空券だのお札だのが入る・・・というところはタクレットと同じです。
で、中にはカタチを整えるための薄板の入ったシキリがあって、それをひっばり出せるという構造になっています。
じつは、この薄板の反対側は「隠しポケット」というわけです。
へそくりの30万円くらいは入れても、チョットやソットでは見つからない、というわけなのですよ(^o^)
これは底の部分ですが、ここにもファスナーがあり、薄いポケットになっています。
ここはもう使う人の創意しだいで様々に使っていただきたいですよ♪
ちなみにワッシは今ゴミ袋の大きなヤツを入れています。
袋ひとつあるとカップラーメンとかアンパンジャムパンクリームパンなどがドッと入りますし(^^)衣服や靴だって入りますし、平時でも避難時でもいつでも役立つのですよね〜∈^0^∋
ディザイン上での微調整もすみましたので、タフプロでは タクレットLの生地を集め、それらをメキシコの縫製工場に送ったころ・・・だと想います。
順調にいけば9月の下旬あたりにはお届けできるのではないかと想います。
楽しみにしていてくださいナ(^-^)/
市
2016年08月05日
タクレールのある風景
市 (2016年08月05日 23:25)
│Comments(4)
│タフプロダクツ
タクレットLの初出動は
湖での泳ぎでした(^^)
ここはヨセミテの雪解け水が
流れ込む大きな湖なんです。
なにしろ無料で一家が
一日中楽しめるので
安あがりで、それでいて
素晴らしい大自然!!
平日なのでガラガラに
空いているんです(^-^)
とてもハイカラな
タクレットL・・・
でも中にあるのは食べ物や
お菓子やナプキンなどなど(^^)
もろちろん猛獣や猛人に備えた
拳銃も・・・
市彦は湖のほとりに立つと周囲を
注意深く見回した。
人影はなかった。
だが、人がいないだけに そこが
危険だということを知っていた。
市彦はタクレールからXD9を
ゆっくりと抜く、すこし離れた
岩の上にそれを置き、タオルを
さりげなくかぶせる。
この美しい大自然の中にあって
タクレールはいやがうえにも
目立つ存在だ。
奴はタクレールが目的で襲って
くることは明白だった。
犯人にタクレールを渡し
そいつが有頂天になった瞬間に
タオルをとるふりをしながら
射殺するという魂胆であった。
犯人を射殺し、その血液が
タクレールに飛ぶまえにタオルで
拭き取るというところまで市彦の
脳にはプログラミングされていた。
しかし、まだかかってもいない血を
拭き取るという市彦の想定には
矛盾があった。だが、そういう
可愛いところのある市彦でもある。
市(^O^)/なははは
2016年08月05日
市押し拳銃 その八
市 (2016年08月05日 05:53)
│Comments(2)
│てっぽ
“よし、イーチ、聞いてくれ”
急に真面目な表情になってロブは切り出した。
スプリングフィールドと契約するプロシューターのこのオトコのことは説明せんでもよいな?
30年以上の付き合いになる拳銃の猛者で、昔は今の半分の体重しかなかった。
“ポリマーでストライカーならグロックと同じだろうと、誰もが思っている。グロックは良い銃だ。安全に携帯してすぐ撃てるという拳銃の核心に迫っている。ストライカーをトリガーで押し下げながらリリースするメカは革命だが、シングルアクションとは言い難い。イーチが1911にコダワる理由はそこだろうが、このXDは正真正銘のシングルアクションなんだ。ストライカーはフルコックで、トリガーは行きも帰りもごく僅かしか動かない。ストライカー式シングルアクションの安全を守るのがグリップセフティってわけさ。XDはグロックにグリップセフティを足したんじゃないんだ。グロックからセイフアクションを引いたのさ。トリガープルに妥協しないために。そしてナゼか知らんが、XDはジャムしないんだよ…”
こうイッキにまくしたててから、ロブは目の前でパカパカパカとムーヴァーを撃ち、当たり前のようにクリーンした。
エアガンで試合に出てるキミなら、アイアンサイトでムーヴァーを撃つのがどれだけタイヘンか理解できるだろう。
“よし、わかったよロブ。そのXDを売ってくれ”
“OK!ファクトリーから最高のヤツを送らせるよ”
“違うんだロブ、キミがいま持ってるソレが欲しいんだ”
“ナニ!?こんなのでいいのか?どんだけ撃ったか知らんぞ…好きにしてくれよ…”
ロブはこんなのと言ったが、スプリングフィールドが自社のシューターにハンパなガンを持たせるわけがない。 とまあ、こんなやりとりがあって、ワシはXDを飼うことにした。
後になってスプリングフィールドから送られてきたガンはロブの私物ではなかったが、300丁限定の特別品の10番目で、イーチの名前まで刻印されたヤツだった。
“ジャムしたらカネはイラン”と手紙が入っていたよ。
つーことはジャムせんかったらカネを払わなくてはならない。払いたくないイーチは必死にバングバングと撃ったよ。でもまだジャムしないんだよね… と、こういうストーリーでロブから奪ったというのがスペシャル!
by北山田
↑
ひゃー(^0^;)
素晴らしい創作ですね〜(^o^)
自分が書いたのかと想いましたよ〜(^0^;)
じつは限定版は贈呈で、あと40と45口径のフルサイズも来ており、それらは4割引でも欲しくなくて返品したのですよん。
で、あとフルサイズの9mmが残っており、これの支払いはしたのかどうかまったくオボエがなくてね〜(^◇^;)ソイツがタクレットLに鎮座マシマシている綺麗なXD9なんです(^^)
市
2016年08月04日
タクレット L 来た!!
市 (2016年08月04日 14:04)
│Comments(4)
│タフプロダクツ
XDはグリップ後方にセイフティがあるのも特徴的で安心もあり、、、 自分もマルイのXDM40なら持ってます。 今山下刃物店よりタクレットL注文してるので届いたらこのXDM40をタクレットLに装備させたいと思っています。(^o^)/
愛斗山内
なんだと?
そんな粋なことするんだと?
ほんなら・・・ワシも、
先にやっちまった〜ヽ(^0^)ノ
じつは今日の夕刻に
サンプルが届いたのですよ〜ん(^o^)
明日になったらチェックして
もっとフォトを撮りますぅ〜(^^)/
市
愛斗山内
なんだと?
そんな粋なことするんだと?
ほんなら・・・ワシも、
先にやっちまった〜ヽ(^0^)ノ
じつは今日の夕刻に
サンプルが届いたのですよ〜ん(^o^)
明日になったらチェックして
もっとフォトを撮りますぅ〜(^^)/
市
2016年07月26日
トゥリガープルを軽くする
市 (2016年07月26日 02:39)
│Comments(1)
│てっぽ
おはばんよん♪
ちょっとバタバタといそがしくて
ブログ更新が遅れ気味なんですよ・・・
で・・・
これらはハンマースプリングなのです。
左のが売られている長さです。
真ん中のはブライリーカスタムのもので、短く切ってあります。なぜ切るかといえば、トゥリガープルを軽くするためなのです。
トゥリガープルとはトゥリガーの重さのことです。
このスプリングでハンマーは強くスィアにかかっているので、これを弱くすることでプルは軽くなるのです。
だけど、あんまし短くするとハンマーフォース(打撃力)が低下してミスファイヤをおこします。
ですから1911系の拳銃にとって、このスプリングの長さはトテモとてーも重要なんですよ。
ブライリーのスプリングはかなり大胆に短くなっていますよね・・・でもこれで冬場になってもミスファイヤが出たことはありません。
プライマーというものは、寒いと発火しにくくなるので、ハンマーフォースは冬に調整するのです。
で、トゥリガープルは軽いほど撃ちやすくなります。重いとガクビキが出やすくなるのです。
ビアンキカップではトゥリガープルに規定があって2パウンド以下だと失格になります、が、スティールマッチでは制限がありません、、なので、なるべく軽くしようとするわけです。
ちなみにデューティーチューンという言葉があり、これは戦いに使う拳銃のトゥリガープルのことで、これは3.5パウンド以上が適正とされており、ワシもそれは賛成です。というのは、プライマーによって発火しにくいものがあり、マッチシューターは使用を避けるものですが、戦いとなったらどんなタマでも使えなくてはならないですからね。
それはともかく、
右のスプリングを見てくださいナ。
ブライリーより2コイル短いのです。
このイーチが切りました(^_^;
R26は試合専用にするので
プルをギリギリに軽くしたいのです。
その結果↓
ミスファイヤが出ました(^◇^;)
50発に1回の割合で発火しません。
ウィンチェスタープライマーですからマズマズ上質なので、これは切りすぎ(^_^;
さすがブライリーだと感心するためにスプリングを一本ダメにしました(^○^)
ところで銃を撃つとプライマーには撃針痕→ゲキシンコンが残ります。ファイヤリングピンの跡です。この深さを見ることでハンマーフォースの強弱が判るのですが、これはイマイチ軽いナ、という深さです。
ハナシは変わりますが、
ワイルドセブンという漫画で、拳銃を連射してヤッキョーが連続しながら飛んでいるという美事な絵がありましたが、宙に舞うヤッキョーたちにはゲキシンコンがなくて・・・(^0^;)ザンネンな気がしましたよ。
さて、トゥリガープルを軽くするにはハンマースプリングを短くするのが第一で、その調整がすんだら、こっちの板バネを調節するのです。この三本の松葉にはそれぞれ役目があり、トゥリガーバーを押し戻すとか、スィアを押さえるとか、グリップセフティーを押し戻すという役目をもっています。これらをクイっと指で曲げてやることでテンションがすごく変わるんです(◎-◎;)
ええっ!!
そんなもんなのぉ〜(@_@;)!!!
と、初めてジム ボウランドに習ったときは驚愕しましたよ(゜◇゜)
板バネって曲げて調整する・・・
もうこれは感覚的にアリエナイと感じていましたからね〜(^_^;
でも、これで調節しても以後テンションが変わることはありません。
でも、これはコワイという気持ちはいつまでも・・・^_^;
とまあ、そういうふうでプルを調整しました♪
かくして、戦いのためのR26は試合にツオイ拳銃へと外観も中身も変身するのでアッタ(^-^)
ホルスタは、こっちの古いのがピタリとフィットするので交換、あとで仕上げもやり直します。
でもさ、
こういうことはショセン小細工でね、これをやったからといって、それほど成績があがるものではありません。ただ、拳銃のメカニズムをイジルのは、それはそれで とても楽しいからやっているのですよ(*^_^*)
あ・・そーだ、
タクレットLの報告ですが、
いったい幾つの注文をいただいたと想います?・・・
いやー、びっくりしました〜\(^O^)/
ただいま、製作に入る前にひとつだけテストランを作ってもらっています。
これでオッケイでしたら全部を製作するんです。
そいつが来たらリポートしますのでお待ちを。
市・・・(^-^)/
2016年07月19日
赤いタクレットL♪
市 (2016年07月19日 14:43)
│Comments(10)
│タフプロダクツ
今日は注文しといた95グレインの
赤玉がとどきましたよん♪
右のがそれです。
左のは、これまでの115グレイン。
そこで早速リロードしてみました。
パウダーは3.5グレイン・・・
これでR26がうまく動くかな〜??
はやく撃ってみたいなぁ〜(*^^)
でも、ここんとこ決めていたことが
あるのです・・・
1日撃ったら2日間休むと・・・
なぜか?
がむしゃらに撃っても無駄だから
2日間は家でドライファイヤの練習に
精をだしなさい、ということなんです。
でもさ、明日・・タマのテストならいーじゃん♪
と、アクマがきたりて笛を吹く、
ぴょーぉお〜♪
おおう♪
アクマさん、私も若い頃は
銀の横笛でバッハのフルートソナタを
奏でたもんですぜ(^^)
そーか、ソナタもか(^○^)
そのユーワクには慎んで
のりましょう♪
ということで禁は三日坊主であった(^o^)
で・・・95グレインのジャケテッドは
常備しており、スティールを撃つくらいの
精度は出ます・・・けど
ナマリをコートしたタマでこんなに
ベアリングサーフェス(こすれる部分)が
少ないのにダイジョブやろか?
タマちゅうもんは胴体が長いほうが
よく当たるもんなんです。
コワイので千発だけゲットしたんです。
もう、こういった実験は大好きでサ〜(^。^)
で、ね、・・・
タクレットLの赤リップも見たくなって(^^)
ジュン娘のために作っておいたら
大きくなって父をしのびながら涙して
使うかも・・・
でも、ホッポリ投げるかも(^◇^)
それはともかく作ってみたいと・・・
ほすい方はいらっしゃますか?
したらグアムのタカが赤をオーダーして
きたと某ナイフ店からの極秘情報が(^o^)
ほな、明日ナットに聞いてみるわ。
というワケなんです♪
赤リップでこのボリュウム・・・^_^;
カルメンくらいの個性がないと
位負けせんかな?・・・(◎-◎;)
いやいや、きっとタカの彼女はグアムの
カルメンと言われているにちがいない(^^)
しかしカルメンがタコマに乗るとは
興ざめな (^○^)
ともあれ、
闘牛士 タカよグアムバレ〜(^◇^)(^o^)
あ・・・じつはヨシのくれた
ドナンを少しいただいてます(*^_^*)
ウーイ・・・・・・
市(^-^)/
2016年07月19日
タクレットLの左利き用
市 (2016年07月19日 07:20)
│Comments(4)
│タフプロダクツ
おはようさーん !(^^)!
いや〜〜びっくりしました〜ヽ(^0^)ノ
タクレットの注文が50を越えたのです(゜◇゜)
これなら採算がとれまーす\(__ )アリガト
ところで、ですね〜 (^-^)
ヨシのヤツが左利きでしてね〜
左利き作らんとショーチせんでぇ( -_-)
とフクレテまんねん(^o^)
そこでたった今
ナット社長に聞いてみたら
ホナヤッタルワと美事な
関西なまりのエーゴではありません
でしたが、そー申していましたよ♪
色はリップであればどれでもよいと♪
そういうわけで、サウスポーの方は
ヨシにそのムネお伝えくださいませ。
なお、ご注文の締め切りは水曜日となり
ますので、よろしくおにがい致します<(_ _)>
市(^^)/
いや〜〜びっくりしました〜ヽ(^0^)ノ
タクレットの注文が50を越えたのです(゜◇゜)
これなら採算がとれまーす\(__ )アリガト
ところで、ですね〜 (^-^)
ヨシのヤツが左利きでしてね〜
左利き作らんとショーチせんでぇ( -_-)
とフクレテまんねん(^o^)
そこでたった今
ナット社長に聞いてみたら
ホナヤッタルワと美事な
関西なまりのエーゴではありません
でしたが、そー申していましたよ♪
色はリップであればどれでもよいと♪
そういうわけで、サウスポーの方は
ヨシにそのムネお伝えくださいませ。
なお、ご注文の締め切りは水曜日となり
ますので、よろしくおにがい致します<(_ _)>
市(^^)/
2016年07月17日
タクレットL のご注文を♪
市 (2016年07月17日 11:53)
│Comments(21)
│タフプロダクツ
えー、今や天下の果報者、ルシです。
本日、タクレL(茶になりました)を受領しました。
今、PCのそばに置いて、眺めつつコメントを書いています。
使用感については…私は対南海トラフの非常持ち出し品の1つとして入手したので、日常使いについてはチャターさんのリポートに期待されたし(笑)。 本日のところはファーストインプレッションを簡単に。
梱包を解いて現物が現れたとき、正直ドキリとしました。 軽い!500デニールのナイロンだと思いますが、緻密でマットな生地の風合い+これまでのカヨテよりやや色気のある色味に「なるほどなあ」と唸ることしばし。 ドーム状の造形によく似合うんですよ。失礼ながら、写真より現物はずっとイイ! で、ですね、その「ドーム状」の膨らみ具合が絶妙。これ以上丸いとカワユクなってしまうギリギリの線を突いているところが巧い。 これがただの四角い大型タクレットにしてしまうと、肩から提げたときに真ん中が下がって視覚的に面白くないんでしょうね、きっと。 実際に触ってみて、あちこち開けたり閉めたりしてみると、「いかにバッグの形をきれいに出すか」という点に関する作り込みに驚かされます。クッション性のある「骨」というか「芯」に当たる部品が縫い込まれていて、きれいにドームのラインを出しつつ、全体を箱状に保っているんですねー。 これはもはや「執念」ではないかと(笑)。ちょーっと妥協すればすぐに売り出せて、価格も下げられる。しかし、その妥協を許せない…という、作り手の葛藤が感じられて感無量。 基本的な機能はタクレットNに準じますが、個人的には日常使いならLのサイズが理想的です。 本来の使い方であれば、「こんなコンパクトなバッグからフルサイズのハンドガンが!?」という意外性も大切なんでしょうが、それは原則として「薄い状態で使う」のが前提ではないかと。 私のNはダッフルバッグのようにパンパンに膨らんで、もはやガンバッグの機能を失い、なおかつ「見た目が怪しい」(苦笑)。 だったら、バッグ自体は多少大きくなっても、スマートに納めた方がずっと目立たないわけで。 あ、「非常持ち出し」といいつつ、それとは別に「普段使い用」もやっぱり欲しいです(笑)。
参考までに、これまでタクレットNに納めていた物を列挙します。
現金(紙幣・貨幣) ・カード類、診察券類 ・免許証、保険証 ・メモ帳 ・お守り、塩分補給用タブレット ・システム手帳 ・お薬手帳 ・印鑑(認め) ・薬(鎮痛解熱剤、下痢止め、睡眠薬、絆創膏など) ・制汗剤(小型の容器に小分けしたもの) ・シュアファイアと予備電池4本 ・1AAの明るいライト ・1AAの暗いライト ・スマートフォン ・モバイルバッテリー ・多色ペン ・上質な素材でできた丈夫なペン ・息子が発作を起こしたときの救急要請の自作マニュアル(何回経験しても慌てるので) ・息子が発作を起こしたときの座薬2種類 ・その他各所への連絡先メモ ・クルマ4台分の鍵を含む鍵束 えー、我ながらちっともタクティカルではありませんが、Lであればこれだけのものを入れてもたまにはテッポを入れて遊べる余裕があるのではないかと。 なお、非常持ち出し用として使う場合の内容はちょっと秘密です。いうなれば貴重品袋ですからねー。 ただ、日頃持ち歩くには問題があるような品…例えば、地震で開かなくなったドアを破ったり、バールのようにこじったりできるようなものも入れると思います。 まずは、こんなところで。
ルシファ
(^o^)パチパチパチ(^◇^)
よくぞしっかりと良すぎるばかりのリポートしてくださいました(*^_^*)
ルーさんの おおせのとおり、これも細部にこだわりすぎて、苦労もしすぎて(^_^; 自分でもイマヒトツ納得できず、ディザイン的に未完成という気がして・・・でも、だからどこを直すのか?? というと明解な答えは出ず、世に出すには自信のもてない作品なのですよ。
しかし、M4や拳銃の弾倉をゴロゴロ入れられて、そうとは見えない弾薬鞄という意味では自分が狙ったとおりに仕上がっていまして、こいつは良いとほめてくれるSWATや刑事さんは多いんですよね♪
さてさて、こないだ ロサンジェルスでのWCSでナンシーさんの部屋を訪問して抱きしめてチュー♪なんてしたときですよ(^-^) なんとブルーのタクレットLがあるではありませんか!!(゜◇゜)
これどーしたの?
会社にあって気に入ったのでずっと使ってるわん♪
これ、わしんだど ナンスィー!! (◎-◎;)
これで想い出しましたよ、
このプロトをもとにしてプロダクションプロトを数個作ってもらい、サンプルは残してきたのです(^◇^;)
いつでもイーチになら返すわよ(^_^;
バット、気に入ってるんだろ?
うん、このサイズは私にぴったりだわん♪
じゃ、まあいいわ、使っといてよ。シブシブ
で、あとでナット社長と相談しました。
これ、あんまし売れないと想うので量産をチューチョしていたら、数人の読者さんたちが欲しいんだと(^_^; でも、20個まではいかないと想うんだよね〜(◎-◎;)・・・
そうか・・・たしかにこれは構造がフクザツなために割高となるので安物に慣れきったアメリカでは売りにくい・・・でも値段を気にしないという客もいるから20個ほしいというのならタフプロの分も含めて作らんでもないよ。だけれど、素材はリップストップオンリーで茶、黒、青あたりに限定してもらいたいんだよね・・・。
と、いうハナシになりました。
そこで、あまりに少数なためにプロスペックは通さず、ヨシの山下刃物店だけで直接販売というカタチにしたいと想います。これだとワシが関わることもなく楽ですし、販売価格も抑えられるしで一石二鞄なんです(^◇^)
と、いうわけですから、ぜしともタクレットLがホスィという方はヨシのところに色指定でオーダーしてくださいな。
オーダー数が20に達したところで締め切りとし、製作にかかってもらいます。
え? 値段? (^_^; う・・・
多分、3万円は切れると想います♪
円安でキビシーのですがね(^_^;)
市(^-^)/
2016年06月18日
タクレット L
市 (2016年06月18日 13:19)
│Comments(21)
│タフプロダクツ
市郎さん、横から失礼します。 タクレットL、ずーっとお待ちしているのですけど、難しいんですね。。
おお
M4マガジンが どどどっと入り
そうはけして見えないという
ハイカラなディザイン・・・(^^)
・・・として作ったものの、コストがかかり
日本に輸出すると4万円近くになるの
ではないかと(^_^;
そして最低でも50個くらいは
作らないと利益は出ないのですよ(>_<)
タフプロのナット社長は
これが気に入って愛用していました・・・が、
クルマに置いといて盗まれてしまいました(+_;)
来週は社長と会うので
見積もりをとってみますね(^-^)/
もしかしたら、もひとつくらいあるかも・・
シタラおおさんにね(^^)
市
おお
M4マガジンが どどどっと入り
そうはけして見えないという
ハイカラなディザイン・・・(^^)
・・・として作ったものの、コストがかかり
日本に輸出すると4万円近くになるの
ではないかと(^_^;
そして最低でも50個くらいは
作らないと利益は出ないのですよ(>_<)
タフプロのナット社長は
これが気に入って愛用していました・・・が、
クルマに置いといて盗まれてしまいました(+_;)
来週は社長と会うので
見積もりをとってみますね(^-^)/
もしかしたら、もひとつくらいあるかも・・
シタラおおさんにね(^^)
市
2014年04月11日
タクレーる の続き
市 (2014年04月11日 22:53)
│Comments(3)
│タフプロダクツ
デター! タクレットL。お蔵入りかとあきらめていました。書類の入るものが必要なので、是非ともオニガイします。
Fumi
書類は二つ折りにしないと入らないですが
それでも怒られませんよね? (;゜▽゜)市
次期プロト楽しみです!(*^^*) リップストップもいいですが、ボク的には黒バリステックを激しく希望です。(^^;
モゲ
黒バリですか〜??・・500デニールの薄い
素材を使ってみたい・・ですけど・・・
期待しないで観ていてくださいな。
市
撮影の実習で、露出計やフイルムを入れるのにタクレットを使っているのですが、常々「もうちょっと容量大きいと痒いところに手が届くなー」と思ってました故、久々にブログにタクレーヌの情報が出てきて嬉しかったです。首を長くして待っております
キース
タクレットじゃメーターとフィルムを入れるの
ではたしかに小さいですね〜(;^ー^)
Lのほうだとムカシのギャジットバッグくらい
のサイズなので適性はありますよん(゜▽゜)
ゲットしたら写専の前に立ってフォトを
撮っておくってくださいな。
後ろ姿でもいいですよ・・・
でも将来への売り込みを考えたら
顔や作品をここでハッピョすることも
ワルくはないですからどうぞ (。◠‿◠。)
市
2014年04月11日
よっつの人器
市 (2014年04月11日 00:18)
│Comments(9)
│タフプロダクツ
タフプロでは常に複数のモノが同時開発されて
います。
今はワシがディザイン関与するモノだけでも
4種類をやっているんですよ。
そのひとつにはこれも・・・
そう♪
タクレットL、、タクレールですよ〜 (゜▽゜)/
これ、やはりあっても良いとの意見が
ナット社長から出され、マニー刑事も賛成で、
日本でも星い人が三件ほど散見され( ^ω^ )
でも凝っているので製作費がコワイの
ですよね〜(^。^;)
市
2014年01月29日
戦闘拳銃
市 (2014年01月29日 02:20)
│Comments(5)
│てっぽ
自分も職場でこの記事読んで、仕事帰りに慌てて本屋に行ってました。 今回の小説も大変面白かったです(「第一章 完」って事は続編あるんですか?!)。 それと丁度、この前のブラックホールで、タスコジャパン(現サイトロン)のミニミルダットが安値で買えました。 やっと「狙撃拳銃」に出来るようになった喜んでたところなので、余計に興奮してました。 でも、現在、ダットサイトを載せたハンドガンが入るホルスター無いんですよね…(汗) 「タクレットL」って、どうなったんでしょう? >曲がり角で迎撃するスィグのストーリーなどなど夢がモリモリ それって、確かSIG PROの時ですよね? 自分もまた読みたいです。
Q太郎
今回のストーリーでは人間模様を深く
書きたかったのですが、イメイジはどんどん
膨らんでSAT記事に入りきる短さではなく
なってしまいましてね〜(。・ˇ_ˇ・。)
そこで困ってしまい、二日間ばかしホットイタの
ですよん。
でもって諦めて、第一章というカタチにして
しまったのです。
つづきはSATマガではなくて、もっと
ペイジのもらえる場所で書きたいですよん。
狙撃拳銃は素晴らしく当たるので
ワシは とても気に入っていますよ♪
でも、エアガンで作るとなれば
マウントとダットサイトとでかなりの出費と
なるためフツーの人だとゲットしにくいのが
ナンテンのど飴ですね〜(;゜▽゜)
Q太郎さんは偉いっ!!(●^o^●)
本物だとマイクロだけでも5万円はしちゃい
ますし、X5だって並の拳銃よりずっと高い
ですからフトコロが暖かくないとね〜(^_^;
で、ワシは3Gunマッチの競技に出るときは
このタフプロのホルスタを使いますが、
とりあえず使えていますよん。
これでオートバイに乗ってもダイジョブです
からね〜♪
えーと、このホルスが日本でまだ売られて
いるのかどうかは知りませんが・・・(^_^;
タクレット Lですが・・・
今は円高なために値段が高くなるのと
販売数がそれほど見込めないので
タフプロの生産ラインに載せるのを
タメラッているんですよん (;^ー^)
20個限定とかで出すことも考えています
が・・・折りをみてナット社長と相談して
みますね。
市
2012年06月22日
狙撃拳銃のリポート
市 (2012年06月22日 13:28)
│Comments(12)
│記事
え〜と、、SATマガに載せた狙撃拳銃の
記事はまだここには載せていませんでし
たよね?
載せたような気もするのですが、まあ人が
苦しむわけでもないので載せますね(^^)
週末の読み物としてどうぞ。
★遠くを撃ちたい★
マリーンの狙撃手は優秀だとして知られており600mだの1000mだのの距離で狙撃訓練をする。だがストーキング訓練では200mまで忍び寄ってから撃つ。なぜ200mかといえば、この距離だと敵の姿がよく見え、風の影響も読みやすいので極めて高い確率でヒットできるわけだ。じっさい、10倍以上のスコープを搭載したスナイパーライフルを撃ってみると200mという距離から人間の頭に命中させるのはいとも簡単だということが判る。
一方、米国のポリス スナイパーが本番で撃った距離の平均は80ヤードだそうだ。FBIの狙撃班によると300ヤードまでを撃てるようにしておけば充分だという。
考えてみれば、300ヤードという距離から必殺の一弾を放てるということはなかなか魅力的なことではないか。平和とはいえない国に住んでこんな狙撃銃を身近に備えるのは心強いことだ。しかし難をいえばライフルは長すぎて常時携帯ということが出来ないこと。そして危ない目に遭うのはやはり外出している時が多いわけで…。
そこで外出にはCCWのための小型拳銃ということになる。
小型拳銃の特徴は、軽くて小さいので携帯に便利というものだが、これには射程が短いという短所がつきまとう。目前にいる暴漢が自分を殺そうとしている時には使える武器だが、道路の反対側で犯人が自分の妻を殺そうとしている場合には一発必殺で倒すということはできないと見てよい。小型拳銃というのは至近距離用としてディザインされており、とても撃ちにくいのだ。
したがって、射程を伸ばしたい人は中型拳銃を選ぶ。こうなると戦闘力は格段に上がるわけだが、それでも25m先の悪漢を撃ち倒すには難しいものがある。射場で時間をかけて25m先の20cmのターゲットに確実に当てることができる人でもドロウを入れて3秒以内に初弾を放つというコンバット射撃では至難の技となる。
さて、CCWの許可をもらいSIG P226を携帯するようになった。これならほとんどフルサイズの拳銃という大きさなので撃ちやすく、よく当たり、装弾数も多いので本格的なガンファイトに対応できる。拳銃というものは大きくなるほど使いやすくパワフルで精密に撃てるものなのだ。
本格的なガンファイトという意味は、目前にいる3人を撃ち倒し、クルマに乗っていた2人も即死させ、加勢に飛び出してきた6人のギャングもすべて沈黙させる、といった状況のことで、これに対するにはチーフやPPKでは難しすぎるわけだ。
226は、そういう「大喧嘩」に対処できる強力な拳銃なのだ。難点といえば重くてカサバルことだがね。
しかし、ツラツラ想うに、CCWのサイズは持ち主のマインドセットに比例するのではないかと想う。つまり、やる気があるほどにデカイのを持つ、ということ。
“イーチのキャリーガンを見せてくれよ”
と、対ギャング班の連中に聞かれたのでタクレーヌから226を抜いて見せた。すると、
“ほほう…これなら強力だ…”と感心された。そこでシャーツの下からグロック19を抜いて
“場合によってはこっちを抜くんよ”
というと、
“おお~う!!”
と、感嘆の声をあげる。そしてパンツのポケットからチーフをサッと抜いた、
“ええっ?? う~ん、これで判ったが君は大したファイターだな~”
と、二人は顔を見合わせていた。
この時は、たまたま3挺をキャリーしていただけで、通常は2挺だ。しかし誰かが3挺もキャリーしていたらワシもそのマインドセットの強さに感嘆の声をあげるだろう。しかし、ワシとしてはそんな自分に決して満足はしていなかった。
「携帯するのならより強力な武器がよく、それもできるかぎり遠くを撃てるのがよい」
これがワシの考えだ。
そして想った・・・
“今のままでは射程が短いので、より遠くを撃つために「狙撃拳銃」を携帯しよう…”
CCWといえば上着かパンツの内側、またはポケットに入れるものだという観念があって、これがワシのジャマをしていた。ダットサイト付きの拳銃は大きすぎて持ち歩けない、という気持ちがあった。
しかし、市街地で本当に拳銃での闘いをするのならビアンキカップ用みたいなハンドガンが最も強いことは解っていた。そしてある時に気がついた。
“なにも身につけることもあるまい、タクレットLはダットサイト付きが入るようにディザインすれば速く抜けるし、他にもバッグを作ればよいだけのことではないか…”
こうして狙撃拳銃の実験を始める。
★50mを射程に入れたい★
拳銃でどの距離まで闘えるのかという意見は、人によってまったく異なるだろう。
ミリタリーもポリスも拳銃は主として7ヤード以内で撃つことを前提として訓練する、そして教官の多くが拳銃では遠くを撃てないと考えている。
拳銃で50mの距離で闘えると想う人と、そうでない人とに別れ、その差はオープンクラスの試合に出ているかどうかによるのではないかと想われる。
10m以内の距離で素早く撃てる射手を育てるのは簡単だが25mで闘える射手を育成するには10倍以上という時間と弾薬が必要となり、シューターの才能も必要となってくるわけで、拳銃は当たらないという迷信はここらから生まれているのではないかと想う。じっさいのところ数多い射撃教官の内で幾人がIPSCやビアンキカップ スペシャルという銃を撃ったことがあるかと問えば、それは50人に1人もいないだろう。
拳銃が当たらないのではなく、
当てられる人が少ないだけのこと。
つまりはこれだと想うのだ。
さて、現実には拳銃が秘める性能とはいかなるものか? このことをワシ自身も明確に知りたいわけで、そこから狙撃拳銃のコンセプトが生まれるわけだと想われる。
ワシの場合は必殺の距離は50m、重傷を負わせられる距離は100m超。もし犯人の上半身が見えていたら200mまでは制圧射撃を加えたいと想定している。制圧射撃というのは、相手の近辺に弾丸をバラバラと飛ばす方法で、運が良ければ当たってしまうというものだ。上半身が丸見えの場合、5発撃ったら、その内の1発はヒットさせるくらいのつもりで撃つ。これをやられると、至近弾がバラバラと飛んで来るので、相手はかなり恐怖を覚えるわけだ。ちなみにこの場合は頭上1.5mほどを狙って連射すればよい。精度の高い拳銃で安定したプローンで撃つと等身大のターゲットなら200mでもほぼ確実に当たる。
では、必殺の距離を50mにしたいとワシが決めたのはどうしてか?
じつは、それなりの経験があるのだよ。
★起きそうになった事件★
ほとんどの事件がそうであるように、この場合も予想だにしなかった場所でまったく突然に起きた。
それは、メル ミラードというポリス インストラクターから譲ってもらった中古のブルバレル付きのS&Wリヴォルヴァを使ってサンフラン スィスコ郊外にあるパブリックレンジで練習をしていた時だった。
25ヤードの距離から直径10cmほどの黒点に15分間に50発撃ち、すべてを黒丸内に入れるということにワシは凝っていた。そして、その日曜日も混んだ射場で同じ練習を黙々とやっていた。
撃ち方始めの笛がなって皆が撃ち始め、15分後に撃ち方止めの笛が鳴る。そしてターゲット交換というルールだ。15分間に50発という自分なりのルールは、この15分の間に50発入りのタマ箱を空にする、というところから来ていた。
スタンディングで25ヤードから連続50発を10cm内に撃ち込むというのはとても難しいことだ。後々になって判ってくることだが、たとえばレヴェルの高いLAPDのスワット隊員にとっても難しいことなのだ。
ただしこれは一般射撃の基本であって、戦闘射撃となるとまったく違ったテクニックを学ぶことになる。
ワシはいつしか、時折はそれを達成することができるようになっていた。レンジマスターたちからもよく褒められていたし、他の日曜シューターに教えを請われたりもしていた。
そんなある日のこと、撃ち方止めの笛が鳴る前に50発を撃ち終えたワシは空にしたリヴォルヴァを机の上に置いて黄色の待機ラインに立ってターゲット交換の合図を待っていた。やがて笛が鳴りターゲットを貼りなおし、再び待機ラインに立ったところにテッド今井というレンジマスターがやってきた。そして彼は囁いた。
“イチロー、そのガンに今タマをこめて予備のタマも持って私についてきなさい”
“えっ? いいの? そんなことをして?”
とワシは一瞬戸惑ったが、テッドの命令口調に身体はもう動いていた。ターゲット交換の待機中に机の上にある銃に触ろうものならスピーカーでものすごく怒鳴られるのだ。しかしワシは机の上に置いたリヴォルヴァにタマをこめ始めた。周囲を見回したが誰も気にしてはいない様子だった。まあそれはテッドがワシの直近に立ってワシを見ているので訝しがる者はいなかったのだろう。そしてタマをこめ終わるころワシは初めて疑問が湧いた。
〈いったいテッドは何をさせる気だ?…〉
リヴォルヴァのスィリンダを閉じたとたんに
“私について来なさい”
とテッドは言い、早足で歩き始め尋ねる間もなく日本語で説明を始めた。
“あのね、中国人ギャングで仲の悪いグループ同士が来ていて喧嘩しそうだから、もしも撃ち始める奴がいたら撃ち殺してちょうだい。イチローはあっちのクルマの近くにいるヤツラを撃ってちょうだい、他のはワタシたちが撃つからね…”
目立たないように小さくアゴでしゃくられた方を見ると3人ほどの東洋人が見えた。まっさきに考えたのは、その距離とどこから撃つか、ということだった。射場の出入り口にクルマが停まっており、そのタイヤに隠れてプローンで撃てば6発で3人なら撃てるだろうと感じた。
“あのクルマの下から撃つけどいいよね?”
とワシはテッドに囁き、テッドは頷いて右の方に行った。ワシが左翼、テッドが右翼を守ることとなった。さて、相手は何人いて味方は何人いるのかさえ判らなかった。ターゲットは6~10人くらいかも知れないと想った。とにかく発砲するヤツがいたら次々に撃とうと想った。とくに緊張は感じなかった。動悸もなかった。恐怖はもちろんなくて冷静そのものだった。そんな冷静な自分が観えて不思議な気もしたが、まあこんなものだろうぐらいにしか想わなかった。すぐに盾にするクルマに着いた、がまだ何も起こっていなかった。いきなりプローンに入るのも目立つと想ったのでそこでなんとなく周囲を見回していた。パンという音がしたらすぐに寝転んで射撃をしようと想った。距離は50mほど、クルマの下からなのでサイトは日陰に入り、さぞかしフロントサイトはくっきりと見えるだろうと想った。もしも立って撃つヤツがいたら一発で倒せるという確信があった。クルマに隠れて撃つヤツがいたら足でも手でも、見える部分を次々に狙撃してやろうと考えていた。ギャングたちは撃ち始めたとたんに予想だにしていなかった方向から一斉に狙撃されて数秒で全滅するだろうと想った。
しばらく経った・・・。なにも起こらない・・・。これはダメそうだな、と感じ始めた。起こるならもっと早く起こっているだろうという気がしてきた。右側からテッドがやってきた。
“あっちのヤツラ帰ってったよ”
“そう…じゃシューティングにもどろうか…”
“ギャングたちが口喧嘩始めたので撃ち合いになるかもと想ってね…”
すこしがっかりしていたワシにテッドは説明しながら射座まで付き添ってくれた。テッドは何事もなかったように振る舞い、何かが起こりつつあることを感知した客は1人もいなかった。
ワシはまたターゲットを撃ち始めた。そして考えていた。
〈…いい経験になったな~、これは実戦経験と同じだ。あれだけ落ち着いていられたらこれからも大丈夫だ…そうか、できるだけ離れたところから撃てればより安全なんだな、射撃の腕も大切だが有利な場所に立つというのはもっと大切なんだな…それとなるべく遠くを撃てる拳銃があるといいな…いったい拳銃ってどれくらいの距離まで撃てるのだろう?…逆光線だと狙いにくいし、暗くなるとサイトが見えなくなるしな…手足を使った喧嘩とはちがい銃と銃との闘いは知能の働きが勝機をつかむことになるようだな。しかし今日は昼間なら50mで狙撃できることが判ったので、それだけでもトクしたな…〉
などと考えていた。
その後、本格的な試合に出始める。
名人達の腕前や、種々の拳銃に触れる機会も増し、拳銃の性能も判ってくる。
闘いを想定した拳銃の試合の場合、遠くは50ヤードが多く、まれに70ヤードの速射などもあることが判った。そして特殊な拳銃なら300mからでも当てられることも知った。だが、それらは戦闘用ではなく、単発だったりボルト操作が必要だったりで、とにかく大きすぎてフトコロに入れて歩けるというシロモノではなかった。サイトを50mに合わせておけば100mからなら50cmほど上を狙えばかなり当たるのだということも知った。当時に流行していた.44マグナムは戦闘用としては不向きで、357マグナムの方が現実的なのだと知った。そして世の中には安い拳銃と高い拳銃があることも知り、壊れやすいのや頑丈なのがあることも判った。そしてカスタマイズすればさらによく当たるようになるということも知り、精度の高い拳銃はそれゆえに強い武器となることなども知るようになった。
こうして年齢を重ね、今や拳銃を護身のトゥールとして携帯するようになったところでツラツラと考えることがあった。
「自分の敵はどの距離にいるのか?」という想定だ。
街で金品目的に脅されるのに対処するなら2mで撃てればよかろう。しかし妻や娘を人質にとられたら5mからの1.5秒ヘッドショットという高度な技が要求されるだろう。では道路を隔てたところで娘がクルマに連れ込まれるとしていたらどうするのか? その距離は20mかもしれないし50mかもしれない。撃つタイミングを逃したとしても、せめて逃げ去るクルマのタイヤに穴をあけて救出の可能性を残したい。ビアンキカップではプローンで50ヤードという距離からコブシサイズのターゲットを撃ち、これはそう難しいことではない。できればカップガンを持ちたいものだ、だがこれでは大きすぎて携帯には向かない。スティル チャレンジ用カスタムの速射力とカップガンの命中精度に迫れるキャリーガンがあったらベストな拳銃といえないだろうか? CCW用といえば小型拳銃だと相場が決まっているが、大型になるほど人の命を救える可能性も大きくなる。現実にフルサイズのコルト45を携帯する人も少なくはない。だったらもう一歩踏み込んで試合銃のように「狙撃できる拳銃」をキャリーするというのはどうなのだろう?…。
そういった構想が浮かんでしまうと、うずうずと熱いものが脳天までこみ上げてくる。
★狙撃拳銃とは?★
では「狙撃拳銃」とは何か?
これについて熟考してみる。
まず参考になるのは狙撃銃だろう。
狙撃用ライフルにとって何が大切かを考えれば、狙撃拳銃への手がかりも掴めるのではないかと想うのだ。
狙撃銃の目的は遠くを正確に撃つこと。
そのために必要な要素としては、
1. 100mから最低でもピンポン玉を確実に撃てるという銃の性能。
2. 100mからピンポン玉を凝視できる照準器。これはオープンサイトだと可能ではないので少なくとも6倍以上の高倍率スコープを意味する。
3. 100mからのピンポンを撃つとき、ブレずに引ける味の良いトゥリガープル。
高性能銃、高性能スコープ、切れの良いトゥリガー。狙撃銃の条件とは、この三項目に絞ることができそうだ。
それを拳銃に当てはめてみようか。
ただし拳銃であるからには至近距離でのスピードを犠牲にするわけにはいかない。とても俊敏でとても遠くを撃てるというコンセプトから外れてはイケナイと想うのだ。
高性能な拳銃には50mで2.5cmという性能がある。
しかし、そのためにはオープンサイトでなくスコープが望ましい、というよりは必需品だろう。できたら倍率がほしいが、それだと5mから撃つときのスピードにおいて支障をきたすので等倍がよいだろう。それも暗い場所で撃つことが半分はあると想定しダットサイトの選択は必然といえる。そしてそれはより小型なものが良く、土砂降りの中でも照準でき泥をかぶっても水洗いでき防水である必要もある。そして電池は一年間は点けっぱなしでもよいというのが望ましい・・・と、そうなればエイムポイントのマイクロ、それもナイトヴィジョン対応のT-1というモデル。これをさしおいて他には見当たらない。じつのところ、このマイクロが発売されたことでワシの長年の夢だった「狙撃拳銃」の構想が実現できるのだと言える。
★ダットサイト★
ブライアン イーノスというシューターがエイムポイントをビアンキカップに持ち込んで優勝して以来、ダットサイトはゆっくりと射撃の世界に広がっていった。
初めは電気光学サイトなど信用できないと食わず嫌いを決め込んでいた軍や警察のカワズたちも、今ではこぞって使用している。
じっさい、今のアメリカでは井の中から出たことのないカワズでさえダットサイトの良さは認識している。
日本でもダットサイトを最初に使い始めたのはエアガンシューターたちであり、やがて警察や自衛隊も採用することとなる。
そんなダットサイトで練習を積んでスピードシューティングの世界でトップの座に躍り出たのがマック堺という男なわけだ。
そのマックに、ダットサイトについてコメントを書いてほしいと頼んだら、以下のようなメイルをくれた。
★ダットとオープンサイトの差★
まず、ダットサイトとオープンサイトについて説明させていただきます。
ダットサイトは、スコープのような単眼鏡の形をしており、倍率もありません。その中を覗くとダットと呼ばれる赤点が光っており、狙いたい的にそれを合わせることで照準ができます。
スコープと違い、目から離して狙うこともできますし、目に近づけても狙えます。
オープンサイトは、フロントサイト、リアサイトから成りフロントサイトの凸部分を、リアサイトの凹のへこみに合せて、それを的に合せて照準します。
ただ単に早く撃つというのであれば、重量も軽いオープンサイトが有利だと思います。
しかしターゲットに確実に当てるとなると話は変わります。
オープンサイトでは、的が大きい場合は別として通常はフロントサイトに焦点を合せます。的、フロントサイト、リアサイトを一直線に合せて撃つ訳です。
それに比べ、ダットサイトの場合は的を見つめそこにダットの中心を持って行くだけで照準は完了します。
的にフロントとリアを合わせる煩わしさが無く、ダットを撃ちたい一点に乗せるだけでピンポイントで撃てます。
フロントとリアのズレを調整する必要なく、かつ目の焦点を的に合せるだけというのはとても安心な照準方法なのです。
オープンサイトは、フロントサイトに目の焦点を合わせるので的とリアがぼやけ、しかもフロントとリアで的の下が隠れてしまうのです。ヒットしたい部分に焦点を合わせるだけというのはとても楽なのです。
フロントとリアを確認しかつターゲットに合わせるのを瞬時にやるのがオープンサイトですが、これがすごく長く感じます。ダットサイトには必要の無い時間なのです。
スティールチャレンジは、真っ白く塗られた円形の金属の的を使用し、数メートルから40mほどにある5個の的を早く撃つ競技です。
合図と同時に銃を抜き5個の的に当てるという早さを競います。白い的は実銃の場合黒い弾痕が残り着弾点がわかります。その場合も、スティールプレートを撃つにつれ、弾の跡が黒くのこり、だんだんとフロントとリアの関係が
曖昧になってきます。
スティールチャレンジでオープンサイトを撃つ場合は、ファイバー等も無い真っ黒いフロントとリアが好きです。真っ白の中に、真っ黒いフロントとリアの方を合わせる方がスッキリして楽に感じるからです。
ダットサイトの場合は、的が黒くなろうが確実に狙えました。また、日が沈むころでもギラギラと日差しが強いときでも、的にダットを合せて撃つとそこに弾が当たります。
オープンサイトの場合は、日没になるとフロントとリアが見えにくくなってきます。見えにくくなるということは時間をかけてサイトを確認することになり、狙うのが遅くなるということです。
撃つ動作において、ダットサイト、オープンサイト両方に言えることは、狙った後引き金を引いて撃つことになりますが、ここでも差が出ます。引き金を引くという動作は、大変難しいです。サイトが合っていたとしても、銃をぶらさずに引き金を引ききらないと当たりません。引ききる瞬間まで的を狙い続けることになります。
ダットサイトの場合は、的を見つめてダットが狙った場所にずれないように確認しつつ
引き金を引けますがオープンサイトの場合は、フロントとリアの関係を崩さないように引き金を引きます。当然のことですが、焦点が曖昧になりやすく、確実に撃つにはダットサイトよりも確認の時間がとられます。
さらに実銃射撃の場合は、フリンチと呼ばれる反動に対する反応で難しくなります。
フリンチは、反動を怖がるあまり銃を動かしてしまう現象です。
これは、引き金を引く動作をするときに起こり、引き金を引ききったときには違う方向にずれてしまいます。
ダットサイトならば、的を見つつどこを狙っているかはダットが動くので確認しやすいです。オープンサイトの場合、的を見ているとフロントとリアの関係はぼやけているのできっちり確認するのが難しくヒットマークも見えません。
簡単に言いますと、ダットサイトは的に狙いを合わせる手順が少ないため、早く確実に当てやすいと思います。オープンサイトは、手順が多くミスが起きやすいと思います。
以上は、競技をやっているシューターの多くは感じていることと思います。私はシューティングをやってもう20年になりますが、銃をあまり撃ったことのない女性のシューティングマッチの為にAKを用意した時、オープンサイトとダットサイトを比べて撃ってもらいましたところ横から見ていてもダットサイト付きの方が早く確実に当たっており、本人もダットサイトが使いやすいと言っておりました。
こんなことからも、ダットサイトの方が確実に早く当てられるのだと想われます。
マック堺
★テラロッサの場合★
お世話になります。SATマガジンの寺澤です。ハンドガンにダットサイトつけて、どんだけよくなったかの感想原稿を送ります。
M4などライフル系にはダットサイトはもはや必須アイテムといえ、ダットがないと狙いニクイとすら思う。ハンドガンもまた同様のはず! 小誌でイチローさんもコンパクトで取り回しがよい拳銃にダットが着いたら“最強の戦闘拳銃!”とおっしゃっておりましたが、未熟なテラはガンを構えてからダットを探すのに時間がかかってしまい、アイアンサイトより遅いんです。イチローさんからは「ばっかもーん! DVD『初弾』をみて練習しろ!」と怒られております……。これから精進いたします!
という場合もある。笑
銃を撃つこと自体、そう簡単にマスターできるものではないので、いずれにせよ訓練を積む必要があることは当然だね。
ちなみに、現存する無数のダットサイトの中では信頼性やバッテリー寿命においてエイムポイントが最高峰なのだが、これとて時折ダットに狂いが生じるので定期的な着弾チェックが必要なのだ。今日撃ってゼロを確認しても一ヶ月も放置してから撃つと50mで5cmくらいズレでいることは多い。
これはダットサイトの欠点ではなく、上下左右の調整ネジの作り方にモンダイがあるわけで、そういう現象は狙撃用のスコープでも見られるものだ。
近距離で撃つ場合にはこの狂いは認識できにくいものだが、50mでセンターにゼロインして翌日もそのままとはかぎらない。4クリックくらいの再調整が必要なことは普通におこるのだ。しかし、どうかすると調子の良いモノは、1ヶ月間くらい毎日撃ってもそのまま動かなかったりもする。
そしていったん航空機で銃を運ぶと、ほぼ確実に再調整が必要となる。その原因はバラしてみれば解ることだが、現行の調整スィステムがオソマツだからなのだと想う。
そういうことなので、50mで5cmに当たり続ける銃があっても現実に使う場合はヒットできるのは20cmのターゲットだということを織り込むべきかと想われる。しかしこれでも拳銃の能力としては画期的なわけだね。
さてさて、エイムポイントは「まあ使える」ダットサイトだとワシは考えている。で、他のはどうなのか?
じつは、命を託せるようなのはなかなか無いと感じているのだ。
5発撃っただけでダットがプツリと消えてしまう。調整ネジが利かなくなって着弾点がまったく定まらなくなる。なかにはレンズが外れて落ちたのもあった。とかくトラブルが多く拳銃に載せて2万発撃てるダットサイトはエイムポイント以外にしらない。ただ、タスコジャパンが販売していた日本の○○○ 社製には良いものがあった。しかしこれも製品に均一性がなく、壊れるものも多かった。そしてもうその会社は無い。
たとえばイオテックはカッコ良くて宣伝もよく効いて有名だ。イラクでハムビーが爆破されたのに中にあったM4に載ったイオテックはまだダットが点いていたというハナシもあって話題になった。そこで、オークランド警察はイオテックを導入しライフルオフィサーに配った。ところがパトロールに使い出すと故障が相次ぎ、とうとうマイクロと交換したというイキサツがある。
それと残念なことは、現時点の日本製にはワシから見てミリタリーや警察で使えるような信頼に足るダットサイトが存在していないということ。じつは3代目となるプロトをカップガンに載せて毎日撃っており1万発を超えてダットはまだ光っている。まだブレも起きていない。レンズは世界のどれよりも良い。ただしエレヴェイション&ウィンデイジの調整ネジがスムーズに動かないというモンダイがある。これは純日本製で、この会社が本気になって開発を続けてくれれば素晴らしいモノになると感じている。
★トライアル★
さてそこで、
身近にある良く当たりそうな拳銃を眺めながら、次々にマイクロを搭載して実験を繰り返してみた。
じつは、狙撃拳銃の始祖として数年前に作ってもらった「ブラックウイドウ」という魅力的なのがある。これには狙撃拳銃の条件を満たすものが多く含まれている。じっさい、これをカバンかコンピュータケイスかに入れて持ち歩けば済むことでもある。だが、この道の好き者としては常にアップグレイドしたいものだからね。
ブラックウィドウにはエイムポイントM3専用のマウントが着いているので、より小型なマイクロは使えない。それと飛距離は少し縮んでも、どこでも入手できる9mmルガー弾を使いたいと想っていた。
15連発以上の多弾装であること。
より軽量であること。
なるべくコンパクトであること。
そして、使用するカートリッジは入手が容易で低伸性に優れていること。
「低伸性」とはパソ子の辞書では出てこないが、昔にはあった気がする。「ていしんせい」と読み、つまり弾頭がフラットに飛ぶということだ。まちがっていたらゴメンね。
とまあ、こういった条件で銃を選んでみたわけだ。
★SIGとグロック★
まずCCW用の狙撃拳銃としてはSIG P226にマイクロを搭載したものを市オシとしていた。その理由はタクレットかパンツの内側に差している拳銃が226だからだ。
腰から抜いたキャリーガンもバッグから出した狙撃拳銃も同じタイプの銃だと違和感がまったくないからだ。
しかしこれをテストしてみると50mで20cmというグルーピングなのでチと心細い。本当はもっと良い性能を秘めているのに2万発も撃ったために精度が落ちたのかも知れない。そのうちにバーストバレルと交換してテストをしたいと想う。
慣れているせいもあるが、226という銃はとても使いやすく、安心感がある。そして精密に狙うときはハンマーをコックするわけだが、このときのトゥリガープルは素晴らしくて銃の性能を引き出すのが楽だ。全長も短めであり軽量でもあり、たまにバネが折れることもあるが、信頼性は高い。将来はCCW狙撃拳銃として携帯する可能性は高いだろうと想う。
226の対抗馬としてグロック34のスライドにマイクロを直搭載したものを組んでみた。エイムポイント社がこのマウントとT-1を送ってくれた。彼らのテスト結果ではマイクロをスライドに搭載しても壊れる心配はなく、グロックがジャムることもないという。ただしスライドが重くなるので火薬を減らしたタマだと動かないこともある。
友人の1人にレイ ティロナという元警察官がいて「ゴズィラスキン」という処理をワシのグリップに施してくれた。熱くした金属棒で表面を溶かしながらボツボツを付けるというのはかなり流行っているが、日本文化の大好きなティロナはゴジラのファンであり、その肌をグロックに転写するという離れ業をやってくれたのだ。
グロックの人気は高いが嫌う人も少なくはなく、その第一の原因はグリップの後部下のデッパリだろう。これはとても不愉快なコブなのでワシの使うグロックはすべて削り取ってある。ティロナの改造するグロックもこのニーズに応えている。じっさい、この「手のひらのタンコブ」を取り去ることによってグロックは悟って改心した人のように好感の持てる拳銃となるから不思議だ。
グロックを狙撃拳銃とするにはフレイムがポリマー製なので直搭載がベストだと感じている。これでテストしたところ226と同等のグルーピングだった。そしてこれもバーストバレルに交換すれば性能は上がるハズ。ただしリアサイトの溝だけでマウントが留まっているので反動への耐久力は期待できない。このことはエイムポイント社も理解しており特別なスライドを計画している。それはマイクロを低く強く装着し、その前後に背の高いフロントサイトとリアサイトとを立てるというものだ。こうなればマウントの要らない狙撃拳銃が誕生することになる。
さて、226とグロックは同等なグルーピングを持つわけだが、これは据え置きで撃った場合のことで人間がスタンディングで撃つとなると命中率には大きく差が出る。その原因は「トゥリガープル」に他ならない。SIGの滑らかで切れ味の良いトゥリガーに対してグロックの重く引きずるようなプルには耐え難いものがある。そのためにグロック用のトゥリガーアッセンブリーが市販されているわけだが、それでも引くにツライのがグロックなのだ。
しかしこのG36は異質なほどにスラリとしていて軽くて面白いのでコレクションとしては嬉しいものがある。
人間には使う目的でなくモノを入手し、ただ眺めて楽しむという性癖があるわけで、銃の世界もどちらかといえばそっちの数が多いのではないかと想われる。かくいうワシも悟りの境地からはほど遠いので必要のないモノをゴマンと集めて心の充足を得ているわけだね。ほしいモノを買うと空腹が満たされるような快感があるわけだよ。なので、このグロックを携帯する気持ちなどサラサラなく、たまに撃ってみるだけなのだ。ねっ? 君だってこんなの引き出しに入れておきたいだろ?
★チャレンジャー★
持っていて嬉しい拳銃の王様クラスとしては、この「チャレンジャー」というロングスライドだろう。ナウリンがミッキーファアラに贈呈したカスタムだ。
あるときミッキーが何か他のテッポを買うとかで現金が必要となり、ワシにこれを買わないかと持ってきた。
“なに? ナウリンのSTIカスタム? え? 3000$でいいの? もちろんもらうよ~!”
と、見もしないで譲り受けた。ナウリンの作品なら価値としては5000$、いや、すでにナウリンは先だっているので価値は上がるばかりだろう。ミッキーもワシに渡せば転売などしないので今は亡きナウリンへの顔も立つと想ったのだろう。やがてトモがこれを知りワシは詰問されることとなる。
“あの名刀はボクに売れとミッキーに頼んであったのですよぉ~…”
“あ~そうだったか、では小包で送るよ、ふーん、コレそんなにいいもんかね?…”
と、冗談を言いながらケイスから出してよくよく眺めるとそれは拳銃の名刀かという佇まいではないか。剛の者、傑物、したたか者、そんな風情なのだ。剣術では最強だった薬丸ジゲン流の侍たちが愛用したナミノヒラ(波平)のような長剣。その肌は飾り気のない豪傑を想わせ、全体の風貌も剛胆そのものだ。
そのパワフルな存在感ゆえに、疲れた時やショゲた時に手に取ると元気が湧いてくる、まさにそういう拳銃なのだ。そして銃口のサイズからみて口径は38スーパーだと想っていたらNOWLIN 9mmという刻印が打たれていた。もちろんながら、あの有名なナウリンの純正バレルが入っているのだ。
日本では「刀」と呼ばれる人斬りの道具が美術品として高価売買されているようにアメリカでも特別な銃や珍しいガンなどは投資の対象となっているわけだ。
さてそこで、
このチャレンジャーはGun庫には入れず「座右の拳銃」として机の上や引き出しの中に入れてあったわけだが、ふとしたことでこれにR226マウントを装着したらサゾカシ格好良いのではないかという閃きがあった。だが残念なことにチャレンジャーにはレイルが無かったので、閃く回数分諦めることとなる。R226マウントはSIG用にディザインしたものだがレイル付きSTIや1911のオペレイターにも簡単に装着できる。そこでそのオペレイターに着けてみるとカッコ良いのだ! 撃ってみるとその大口径45ACP弾は豪快そのもので老眼なのに良く当たる。50ヤードから撃って弾痕は10cm近くに集まる。大口径ヘヴィーヒッターの狙撃拳銃、それも10連発。ぜんぜんワルクない。
コルトガヴァメントという銃に熟知した人なら、この性能には驚きを感じるハズだ。それに230グレインという重い弾丸を50m以上も正確に飛ばせるとしたら10連発でも納得できるではないか。ワシは9mm弾が好きではある、が、こうなると昔にさんざん撃っていた45口径に引き戻されそうな気持ちになる。
というわけで、このグリーンなレイル付きのフレイムの端正なオペレイターを惚れ直すことになった。
で、オペレイターをさらに好きになればなるほどにチャレンジャーが気になってしまう。
なにしろこっちは25連発。これは矢車剣之助をたじたじとさせられるタマ数なのだ。
なに? 矢車剣之助とは誰かですと?
では、このさい説明しておこうか。
それはチャンバラマンガだった。時代劇なのに武器はたしかリヴォルヴァで機関銃なみに撃ちまくって大勢の敵をなぎ倒すという内容。その主人公様が矢車剣之助さ。小学生がみてもいくらなんでもあんなにタマは出せないだろうと想える多弾の侍だが、なぜか見ているだけでスッと快感を得られたもんよ。
ひょっとしたらワシは矢車先生に大きな影響を受けているのかもしれないよ。
話を矢車拳銃にもどそうか。
〈…そうか…R226のレイルをフレイムの下側にネジ留めすればいいのか…〉
矢車市之助は考えていた。
〈…しかしこの美術品にボルトの穴を開けたら値打ちは下がってしまう…しかし将来売る気などまったくないのだから煮ろうが焼こうが自分次第だ…とはいえ美しいままで遺したい…しかしそれにどんな価値があるというのか…テッポは撃ってこそ値打ちを発揮するのではないか…でも新しいSTIを作ってそれにR226を装着するのが正解ではないのか…しかしこの煮立った気持ちはそこまで持たない、もうトイレに駆け込む寸前まできているので思考力もないほどなのだ…では誰に頼んでフレイムに穴を開けるつもりだ…レイルにも二重穴を開けるわけでシロート細工では難しいぞ…ところで明日は仕事を休めるぞ…自分でやれば半日で完成できるぞ…もうれつにカッコ良い狙撃拳銃ができて、そいつをバババババババと矢車射法で撃てるのだぞ…う~んん……〉
「…!!」と人は物事を決める一瞬がある。
それは神の啓示を受けたように人をして行動に駆り立てる。
矢車市之助はつと立ち上がった。
もはや美術品破壊に対する罪の意識は消えていた。もう誰が来ても押しとどめることなどできない。市は敢然としてR226を持ち出し、そのパーツをチャレンジャーの横に並べ、じっと見つめていた。そしてやおらナウリンの遺産を分解する。グリップセフティーを切りやすくするためにパテを盛りつけ、トゥリガーの前面を好みのカタチに変えた。
そして翌日の朝日が昇り、西にさしかかったところで挑戦印の狙撃拳銃は完成していた。
なにもしないとなにも起こらず、なにもしないままに日々は過ぎて、そこには以前のままの自分がトシをくっただけで残る。そのようにして30年くらいはいとも簡単に過ぎ去るものだ。だが、この日はチャレンジャーにR226が装着されてマイクロのT-1が搭載されている。小さいが、ふと心に灯った夢が実現していた。想像したカタチが手の上にあり、実在の重量感は心を充足させていた。
ようするに矢車市之助は「うわ~い!」と大喜びしていたわけだね。
夢は壮大である必要なんてないさ、日々を生きる上で楽しそうなモノを作るだけで人生は輝くものだよ。モノ作りはTVゲイムのように「空疎な過去」を作ることはなく、カタチとして残り、自分自身の創作として明日への成長につながるものだ。君も電気のプラグを引っこ抜いて何かを作ることにチャレンジすれば未来を変えることができるぜい。
なんちゃっても、大多数の人には余計なオセッカイだけどね~。
そして矢車市之助はホキマ射場に新設した50ヤードラインに座る。
それは撮影ストゥディオの脇にあるので家から数秒で行けるので数あるテッポの命中テストをするには便利だ。
この机に屋外用のカーペットをかぶせてステイジバッグやレンジバッグ、そしてタクレーヌなどの上に狙撃拳銃を乗せて撃つ。砂袋だと巧く撃てるのだが、やはり現実の闘いを想定すれば身近にあるバッグを使うということに慣れる必要がある。もちろん、実際の狙撃訓練はバッグのサポート無しで行うが、時間をかけて精度を試す場合はより撃ちやすい方法でやるわけだ。
で、どんなに精度の高い銃でも人間にとって撃ちやすくなければ精度は出せない。そのためには握りやすいグリップと滑らかなトゥリガープルが必要となる。
226は良いトゥリガープルだがグループ中ではグロックが最悪だ。なんとか撃てるが、慎重に狙うために10発を撃つスピードがまったく遅くなる。226とグロックは同じくらいの精度だったが、撃ち易さという大切な部分では断然に226が優った。オペレイターもデューティーガンとして納得でき、SIGのX5の場合は、これはもう素晴らしい。軽くて滑らかでタッチが柔らかいのだ。X5のトゥリガーの味はまさに最高級で命中精度もファクトリーガンでは抜群だった。そしてブラックウィドウとなれば、これは無敵かと想わせる。トゥリガープルはX5に負けるとしてコンペンセイターがあるので連射が速くなる。あきらかに発射時のハネ上がりが小さく、ダットはビシリと狙った位置にもどってくる。これはファクトリー製にダットサイトを載せた狙撃拳銃ではとても勝てないだろう。この命中精度は100mで10cm以内というもので50mでは狙った一点を確実にヒットできる。ここだ、と想ってトゥリガーを引くと、その一点にボツリと黒点が付くので弾痕の見える鉄板撃ちではその痛快さに感動する。今更ながらブラックウィドウを作ったマークモリスというガンスミスの腕前に驚いてしまう。
ただし断っておくことがある。
使ったタマについてだよ。
ブラックウィドウのタマはワシのリロード弾で、ブレットもプライマーも火薬も、この銃に最適なものを使用しており、他の銃では普通の練習用を使った。命中精度のカギを握るのは「弾丸」なわけで、これが銃によって精度が高かったり落ちたりする。バレルとブレットには相性というものがあるわけだ。しかしこの相性の良い弾丸を見つけるには、いろいろなのをテストする必要があり、今回はそこまではできない。なので9mm群にはモンタナゴールドという中庸なタマを使った。これは過不足のない調和のとれたブレットだ。値段もまずまずで、精度も悪くはない。練習ではもっぱらこれを使うし、相性の良いバレルを持ったシューターはこれをビアンキカップでも使っている。
ところでブレットを変えて撃つと着弾点がガラリと変わることが多い。モンタナゴールドでセンターに調整した拳銃に同じ火薬とプライマー、同じヤッキョーでホーナデイ弾を撃つとなんと10cmほど離れたところにゴボリと集弾することがある。そしてバレルによっては同じところに集弾することもある。これは不思議な現象だ。この道30年のワシにとっても、これは七不思議のままなのだよ。ちなみにヤッキョーが異なると着弾点が変わるとジョン プライドは言うが、たしかに同じブランドのケイスのほうが集弾率は高くなる。でも、これはなんとなく解るね。
さてさて、そこで、
いよいよメイン イヴェンターであるところの「矢車拳銃」の出番となった。
まずは、ステイジバッグの上から狙って空撃ちをする。
「ぎょっ!」とした。
狙いを着けて〈撃とうかな〉と想いながらそろりとトゥリガーに触れるとカチンとハンマーが落ちるのだ。射手の心を読むどころではなく、発射準備にかかろうとするだけで弾丸は飛ぶのだ。
スタンディングで撃っている時はヤケに引きやすいトゥリガーだと感じてはいたが、精密に狙う50ヤード射撃では想像を超えた威力を発揮する。このトゥリガープルは1パウンドあたりだと感じる。ビアンキカップの規定は2パウンド以上なので違反となる軽さだ。2パウンドでも素晴らしいのに、そのはるか上なのだ。ちなみにトゥリガープルは軽いほど撃ちやすい。だが興奮した人が使うと暴発させるので警察官や軍人には使わせないようになっている。普通は4パウンド前後というわけだ。
市之助は矢車号を慎重に撃ちながらマイクロの調整ネジを回して着弾点に合わせる。トゥリガープルは絶妙、触れるだけでタマは飛び出す。慣れるのに少しかかったが「凄い」の一言しかない。だいたい真ん中に当たるようになったところでゆっくりと10発を撃つ。
10cm以内に集弾していた。このサイズはモンタナゴールドの平均的な性能を示している。残念なことに今年はまだビアンキカップの試合用弾を作ってはいなかった。それを使えば半分のグルーピングになると想う。なぜならワシはナウリンのカップガンを持っているが、それだと2cmほどにまとまるからだ。しかしそれもバレルが老朽化して交換する時期にある。しかしもうナウリンさんはいないのが残念でならない。
ともあれ、いくつかの狙撃拳銃ができた。
次にやるべきことはSIG 226のバレルをバースト製にしてみることだ。これで5cmという集弾性能を出せれば226狙撃拳銃をCCWに加えたい。
これより後の実験はワシのブログで発表してゆくことにするので興味のある人は訪問してくださいな。
http://ichiro.militaryblog.jp/
追伸:
この原稿を書き終えてから、ふと想い出し古いP226からバレルを抜いて226狙撃拳銃に入れて撃ったところグルーピングは半分くらいになりましたよ~♪ 昔のバレルは良かったということですかね~?
では、また~!!
市
2012年06月15日
試合場に向かいました
市 (2012年06月15日 03:54)
│Comments(1)
│語りのプラザ
>ダイエット訓練というとものすごく大変な感じがしますが、この写真から見ると、ちょっと癒される感じすらしますね。(^^) しかし、豆腐がでかい!! これなら食べ応え感じながらも体重落とせそうですね。 私もこういう食事に切り替えていこうかな!?
kimi
そうなのですよ、美味しく食べて自然に
体死亡(^^)を減らせるわけで、、
で、「絹ごしが好きだってぇ〜?!それは
邪道であり軟弱の象徴じぁあ〜!!」
とワシは言って絹ごし党をからかいますが
本心から言ってるわけではなくて
綿ごしの方が好きなだけなんですよ(^o^)市
タクレットLですが
>メッシュポケットの蓋がベロではなくファスナーだと嬉しいですね。 強力ベルクロなベロを引くときにメッシュが心配になりますので(^^;; モゲ
うんっ(*^_^*)なるほど!
考えてみますよ<(_ _)>市
>こんばんわ。twinkleです。ご無沙汰しております。今年のスティールチャレンジはいつですか?ミッキーさんの息子さんが、チャレンジだなんて、本当に楽しみですねー(^-^)/また、ビアンキには、出られないんですか?
twinkle
ただいまロサンジェルスに向かっており
マックで玄米とサラダを食べています♪
明後日からスティル チャレンジの
西海岸マッチが始まるのですよ♪
ローガンはビアンキカップにも出ると
言ってますよん。
>で、食卓を眺めていると・・・、なにやら茶色のリップストップの小物が・・・。 裏側にクリップがついてる感じも無く、何用でしょうか? スマフォ用?コンデジ用??色々考えてしまいます(笑) 新作の何か?はたまた、以前あったカード用の縦バージョン? そういえば、あふりか屋さんで知ったんですが、EPベルトがマイナーチェンジしたんですか!? ちょうど、もう1本欲しいと思ってたんで、余裕が出来たら新しい方、買ってみます! to-ryo
わっ!(@_@;)
なんという観察眼!!(◎o◎)
その件に関してはホテルに着いて
落ち着いてからアップしますからね。
EPベルトは巾を狭めて柔らかくしました。
よりカンファタブルになりましたよ♪
硬いのが好きな人からはモンクが出るかも
しれませんがね^_^;
kimi
そうなのですよ、美味しく食べて自然に
体死亡(^^)を減らせるわけで、、
で、「絹ごしが好きだってぇ〜?!それは
邪道であり軟弱の象徴じぁあ〜!!」
とワシは言って絹ごし党をからかいますが
本心から言ってるわけではなくて
綿ごしの方が好きなだけなんですよ(^o^)市
タクレットLですが
>メッシュポケットの蓋がベロではなくファスナーだと嬉しいですね。 強力ベルクロなベロを引くときにメッシュが心配になりますので(^^;; モゲ
うんっ(*^_^*)なるほど!
考えてみますよ<(_ _)>市
>こんばんわ。twinkleです。ご無沙汰しております。今年のスティールチャレンジはいつですか?ミッキーさんの息子さんが、チャレンジだなんて、本当に楽しみですねー(^-^)/また、ビアンキには、出られないんですか?
twinkle
ただいまロサンジェルスに向かっており
マックで玄米とサラダを食べています♪
明後日からスティル チャレンジの
西海岸マッチが始まるのですよ♪
ローガンはビアンキカップにも出ると
言ってますよん。
>で、食卓を眺めていると・・・、なにやら茶色のリップストップの小物が・・・。 裏側にクリップがついてる感じも無く、何用でしょうか? スマフォ用?コンデジ用??色々考えてしまいます(笑) 新作の何か?はたまた、以前あったカード用の縦バージョン? そういえば、あふりか屋さんで知ったんですが、EPベルトがマイナーチェンジしたんですか!? ちょうど、もう1本欲しいと思ってたんで、余裕が出来たら新しい方、買ってみます! to-ryo
わっ!(@_@;)
なんという観察眼!!(◎o◎)
その件に関してはホテルに着いて
落ち着いてからアップしますからね。
EPベルトは巾を狭めて柔らかくしました。
よりカンファタブルになりましたよ♪
硬いのが好きな人からはモンクが出るかも
しれませんがね^_^;
2012年06月13日
タクレットLですが
市 (2012年06月13日 22:58)
│Comments(5)
│タフプロダクツ
え~と、ここにコメントしても良いのか解らないのですが・・。やっとボーナスが支給されます。タクレットLは何時ごろ発売でしょうか?Nも欲しくてたまらんのですが、グッとこらえてます~。
Arakawa Toshikazu
おおう、ボーナスですか〜(^-^)
嬉しいことですね〜∈^0^∋
タクレットLの開発は二つの理由で
停滞しています。
一つは、13インチのパソ子が入るサイズに
すべきかどうか、、
これで迷っているのですよ。
大きいとカサバリ、小さいと収納力が
足りない、、この狭間で悩んでいる
わけです(^_^;
ほんと、、どうすればよいか
ご意見をくださいな。
ワシとしてはいっそデカ〜く
してみたいという想いはあるの
ですがね・・・
もうひとつの理由は、タフプロ社が
忙しくて試作のための人員を確保
しにくい、、というものです。
「なんとしてでも工場を空けるから
いつでも来てくれ」
とナット社長は言ってくれます、が、
あの忙しさを見ると気がひけるのですよ
(^_^;)
しかし、イヴァキュエイターは使える域に
達しましたので、まずは少数だけ作って
販売してみますね。
ただ、送料だけで100ドルはかかり
そうなので高価なリュックになりそう
です。
今月の終わりごろにはハッピョします
からお気に召したら予約を入れて
くださいナ。
Arakawa Toshikazu
おおう、ボーナスですか〜(^-^)
嬉しいことですね〜∈^0^∋
タクレットLの開発は二つの理由で
停滞しています。
一つは、13インチのパソ子が入るサイズに
すべきかどうか、、
これで迷っているのですよ。
大きいとカサバリ、小さいと収納力が
足りない、、この狭間で悩んでいる
わけです(^_^;
ほんと、、どうすればよいか
ご意見をくださいな。
ワシとしてはいっそデカ〜く
してみたいという想いはあるの
ですがね・・・
もうひとつの理由は、タフプロ社が
忙しくて試作のための人員を確保
しにくい、、というものです。
「なんとしてでも工場を空けるから
いつでも来てくれ」
とナット社長は言ってくれます、が、
あの忙しさを見ると気がひけるのですよ
(^_^;)
しかし、イヴァキュエイターは使える域に
達しましたので、まずは少数だけ作って
販売してみますね。
ただ、送料だけで100ドルはかかり
そうなので高価なリュックになりそう
です。
今月の終わりごろにはハッピョします
からお気に召したら予約を入れて
くださいナ。
2012年03月03日
タクレット L プロト3号完成
市 (2012年03月03日 23:40)
│Comments(4)
│タクレット
そして一方、あのタフ風呂では、、
この道30年というあのルースさんが
パーツを縫い上げ、これから組み合わせ
をしようとしていた・・・
この女性はイーチの難しい要求に応えら
れる名人だといわれています。。。
(ガイヤの夜明け風に読んでね(^^))
バーツひとつひとつの製作にしても
工場長の羅門(ラモーン)さんが立ち会う。
初めての作品に対して彼は心配そうだ。
しかしルースさんは淡々と仕事をこなす
その顔は自信に溢れていた、、
もうすぐにタクレットLは姿を見せる
社長もやってきた、
乏しい下絵と型紙は見ている、だが
完成した姿はまだ誰にも判らない
それまで工業用ミシンで縫い続けていた
ルースさんは機械を止めて最後の糸を
切った、、それを社長に渡す。
これがその瞬間だ。
これを見たイーチが何と言うのか?
3人ともそれが気がかりなのだ、、
イーチはそういう製作メンバーたちの
表情をキャメラに収める。
写真とは歴史の一コマを精密な絵として
記録する機械なのだとイーチは言う
そこに警察官がやってきた
あの名物警官のマニー刑事だ!
タクレットLを個人的な理由からずっと
見張りつづけていたのだ、、
そしてマニーさんはタクレットL子の
取り調べを開始した・・・
モノにうるさい彼の尋問は厳しかった
慎重にスカートの中にまで手を入れて
まさぐるのだ・・・
“うむむ、これは使えるぞ”
と、マニーさんは太鼓判を押した!!!
合格らしい!!!
こうして外野は夜明けたのである(^○^)