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Posted by ミリタリーブログ at

2013年12月10日

優れたガンファイターとは・・

市 (2013年12月10日 20:01) │Comments(1)訓練
お久しぶりです。ランニングネタじゃ無いけどおじゃまさせていただきます。私の現職の時も何か月かに一回柔剣道場で操法訓練しておりました。警察官はSAT,SIT含めてガンマニアは殆どいません。柔剣道場での操法訓練もちろん実弾撃ちません。「弾倉改め!」「タマを五発コメ~」とかの号令のもとやっておりましたが、みなさん何か月かの間に前回の訓練きれいに忘れておられました。たまに柔剣道場の壁やらに穴開ける人が・・・一番暴発させないのは実は警察学校生?警察学校からのダブルアクションリヴォルバであの調子なので自動式入れたらスライド戻しながらトリガー引く人チェンバーに一発残っている事わかんない人続出でしょうね。この間機会があって小倉軍のガンハンドリング見ました。素晴らしかったですよ。オイラよりウマイカモ?現職時代ダブルアクションリヴォルバいじっててハンマー起こしてしまいおろし方が分からなくてハンマーとフレイムの間に包帯だかタオルだかをグルグル巻きにしてマッサオになって本署に持ってきた駐在さんいましたよ。
佐伯

>警察官はSAT,SIT含めてガンマニアは殆どいません。

ガンマニアになる必要はないと想いますが、拳銃を携行して正義を守るためにそれを使用する可能性があるということなら、その人間は少なくとも優れたガンファイターでないと職務を遂行できない、、とワシは想うのですよね。「優れたガンファイター」とは、とても危険な武器を安全に使える人、という意味です。優れた運転手とはクルマを安全に操縦できる人、、というのと同じですものね。

>この間機会があって小倉軍のガンハンドリング見ました。素晴らしかったですよ。オイラよりウマイカモ?

そんなに巧かったですか〜(⊹^◡^)
小倉軍は自衛隊の中でガンハンドリング発祥の地なのですよ。今でも優れた技を維持できているというのは嬉しいことですね〜o(^▽^)o
市  


Posted by 市 at 20:01Comments(1)訓練

2013年12月10日

愚かな組織に

市 (2013年12月10日 11:06) │Comments(8)訓練
市郎さん、ご無沙汰しております。
胸が痛いのですが・・・全て、おっしゃる通りです(^_^.)
22歳の頃から市郎さんにご指導頂き、その後様々な方のトレーニングも受講させて頂きましたが、最も印象に残り、そして勉強になったのは市郎さんのトレーニングでした。
『民間人から習うな』なんてつまらないことを云わず、本当に知識、技術の高い方から学ばせて頂くべきだと思います(^O^)

寒い季節となりました。お身体おいとい下さいますよう、お祈りしております。
by 田村 忠嗣

おっ♪ タムやんか・・
結局のところ組織のバカさかげんに愛想を
つかして辞職したタムやんのことではワシも
胸を痛めたもんだよ。

荒谷郡長やSBUのスーちゃんやリュウもそう
だけどね〜・・

やる気のある隊員ほど、探究心の強い隊員ほど、
愚かな組織に深く傷つけられるわけで、
そこんとこで腹が立つのだよね(。・ˇ_ˇ・。)市

  


Posted by 市 at 11:06Comments(8)訓練

2013年12月10日

暴発!!!

市 (2013年12月10日 09:11) │Comments(31)訓練
 イチローさん、オハ今晩わ! 今回はつい2日前に起こった誤射事故についてお知らせします。 最近はヘルパーさんに入って頂き一緒に掃除をしております。私が無精者のため、片付けが追いつかないでいました。その日は私の部屋の銃雑誌や単行本などの手伝いをして頂いていました。暫く一緒に片付けていたのですが、ベッド周りの詠みかけの本屋、詠み終わった本の山に手を付け出していたところ、緊急時用の長物、拳銃数丁が出てきました。その中にマルイのP226Rがありました。もちろんローディッドです。 するとおばさんは手に取るとゴミ袋に向けて、おもむろにトリガーを引きました。 「きゃあ!凄い勢いで弾が出るのね!」ほかにもM16やMP5もありましたが、G18も枕元に置いてありました。ダブルアクションのSIGやトリガーセイフティのグロックの盲点を忘れていました。まだ不幸中の幸いは紙くずの入ったゴミ袋に撃ち込んでくれたと言う事です。これがテレビ、モニター、ましてや人に向いていたらと思うとぞっとします。 普段は隠しているので注意が足りませんでした。日本人の甘さが出ていました。これからもう一度初心に立ち返り管理をしっかりしたいと思います。 本当に危ない事故でした。
TROOPER(村野 浩)

15日午前9時半ごろ、埼玉県本庄市本庄の県警本庄署の道場で、射撃訓練中の同署交通課警部補(53)が拳銃を暴発させたが、怪我人はなかったことが明らかになった。
調べによると、練習は午前9時から交代で行われ、3階道場の壁際に机を設置し、紙の的を置いて空撃ちしていた。
 当時道場にいたのは警部補と指導員の2人で、警部補は内勤のため普段は拳銃を携帯しておらず、この日は保管していた金庫から拳銃を取り出して実弾を込めた。通常は訓練前に拳銃から実弾を抜くが、忘れており、「実弾は入っていないと思っていた」などと話しているという。
新聞記事より

警察ではこういう人間が未熟ゆえに
暴発させる事件っていくらでも
ありますよね〜

自衛隊では暴発はありませんが
それは射場以外では実弾をこめさせない
からであり、タマをこめるようになると
多発するのは必至だと想いますよ。

たとえばFumiさんなんかテッポが好きで
射撃経験もあるのにワシとこではグロック
を持ち上げたとたんにワシに向けて・・

“こらっ! 銃口をむけないでっ( `д´) ”

とワシは叱ったのですよ・・したら

“えっ? タマは入っていませんが・・”

“銃口を向けるなという意味は、
タマが入っていようがいなかろうが
同じで、空だから向けていいとか、
空だと想うからトゥリガーを引くだとか
そーゆーことはしちゃいかんのっ(`・´)”

すると・・

“ああ〜そうなんですか〜・・”
と、不満気味に納得・・・(。・ˇ_ˇ・。)

そして射撃を始めたらトゥリガーから
どうしても指が外れず・・

2時間以内に少なくとも30回は
“トゥリガーから指を外すっ!!”

というワシの叱咤が飛び、もう教えて
いる方がいやんなっちゃって(•̥̀  ̫ •̥́)

まあ、Fumiさんはエアガンの試合や
訓練に参加したこともないのでムリと
いえばムリなのですが、人間ひとりが
どこに出しても恥ずかしくないだけの
ガンハンドリングを習得するには
かなりの教習が必要なのだと痛感しま
したね〜。

そういえばマック君もワシがあまりに
銃口の向きにウルサイので
“もう帰りますっ!!”
って言ったことがあったよね〜(; ̄O ̄)

今の人たちは厳しくすると怒る場合が
多くて、注意するのにも気を使う必要が
あってね〜

カネとるわけじゃないのだし、ワシは
なにも儲けないのだから
これからは逆切れした奴は即刻帰すし
逆切れしそうなヤカラは呼ばないことに
しようと想っています。

叱られたらだなぁ〜
“澄みませんっ!! ありがとうございましたっ!!”
と、そういうべきなんだよっ( `д´)/

ちがうかっ?? えっ??
えっ? だぶー君? ワシは間違ってるか?
どうなんだ哲金マウさん??

ココデ市サンマチガッテルトイエバ
クルナッチューダロナー(;;゜д゜)

あたりマエダのクラッカー(^∀^)
だから無難に「ソノトーリデース」と
言いなさいね、いい子だからo(^▽^)o

で・・・・・・(。・ˇ_ˇ・。)

ここで、ワシの前でおこった、とって
おきの暴発事件を書きますね。

それは警視庁のSITの訓練のときでした。
全員にエアガンを持たせ、交代でターゲット
を撃つという練習です。
このとき、ワシは待機中の隊員たちにも
銃口を下向きに持ったままでいさせました。
どうせフラフラと銃口を振るだろうから
注意しようと・・・

そして前列の隊員たちが撃っている
途中に
「バシーン」と音が。
“誰だっ!!”とワシは怒鳴りました。
“スミマセーン・・・”
なんと暴発です!!! ぶっ放したのです。

で・・暴発させたのはSITの隊長でした。

SITは東京が1番、警視庁SITは1番の練度。
なんて威張っている、そこの隊長が暴発させ
たのです。

たかがエアガン・・・

ということで、それはそのままで
進行しました。
そして隊員の誰も、それは問題だと発言する
人はいませんでしたよ。

そしてワシのしつらえた
「人質をとった犯人のいる部屋に飛び込み
犯人のヘッドを撃つ」という訓練では
ほとんどが人質を撃ってしまい、彼らの
訓練の甘さにワシは驚愕したものです。

このときはSATの初代にいた管理官みたいな
お偉いさんがいて、かなり失望していました。

“ワタシが人質役をやらせてもらったわけで
誰もワタシでなく犯人を撃つと想っていたのに
この有様で、ワタシはもう・・・”
と、怒りをこめて彼は演説しましたよ。

で・・・
「イチロー訓練では失敗させられる」
といったウワサも流れましてね・・

ただのフツーの人質救出訓練なのですがね。
彼らの訓練では犯人が「犯人」と書いた
エプロンなんかしちゃってね・・

“そんなの脱ぎましょうっ!”
と、ワシは否定しますしね・・

もう、想定の甘さ、教官たちの無知さときたら
驚きでしてね〜
自分が無知なのを認めないという
最悪の無知さかげんなのですよ。

そういうのを見られるのが恥ずかしいのか
県警によっては「民間人から習うな!!」という
お達しが下り。厳しい訓練を望む隊員たちは
怒りと失望を感じているというのが現状です。

でも、警察庁の方ではワシの訓練は良いと
認めてくれまして、あちこちの管区で
大きな訓練をよく開いてくれましたよ。

このごろ日本はすっかりゴブサタですがね・・
アメリカのSWATでやる訓練のほうが
よほど面白いし、隊員たちは現実感をもって
受講するので緊張感もあり、なにしろ自分でも
実弾をぶっ放せるわけでね〜・・
そこに歴然たるタクティカル射撃の腕前の
差をみることで隊員たちも尊敬してくれる
わけなのですよね〜

“ワシから習う必要はないと想う者は
ワシと腕比べをして勝ってから言え・・”

なんてワシは冒頭の挨拶で言うもんだから
けっこうウケるのですよ(^▽^)

あ、、ハナシが想わぬほうにイッチャイ
ましたね〜(=^ェ^=)

  


Posted by 市 at 09:11Comments(31)訓練