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Posted by ミリタリーブログ at

2016年08月12日

市押し拳銃 その拾参 番外編

市 (2016年08月12日 22:56) │Comments(12)てっぽ








このSWのM&Pはワシの生徒さんのモノですが、XDのようにカート インディケイターが付いており、サムセフティーまであって無視できない魅力がありますよ♪
ただ、これが出たころにアリゾナでの拳銃訓練で薦められて使ったのですが二度もジャムってね〜(>_<)・・・箱から出して撃ち、すぐにジャムるというのは、個体差はあるにしても不安が残るので敬遠するのですが、これそのものはよく動いていますし、ニックさんのM&Pも調子が良く、ここらで今一度見直してみたいと考えています。
ただ、グリップセフティーがないのでワシとしてはXDに傾いてしまうのですがね・・・。
ここらでグロックさんも逆転の一発を作らないとユーザーが減るのではないかと想います。
市  


Posted by 市 at 22:56Comments(12)てっぽ

2016年08月12日

市押し拳銃 その拾弐

市 (2016年08月12日 02:00) │Comments(12)てっぽ




これから ゆっくりと
この2挺を撃ち比べて
いきますね♪

まずはですね、

この「プロロード」という
工場生産のカートリッジを
使ってみます。
ファクトリーアンモというヤツはすごく値段が高いので(^_^;20発入りを1箱ずつだけ撃ちます。
もちろん「ハロウポイント弾」です!!
ハロウとは空洞という意味、先がハロウになっており、肉などのような柔らかい物体に当たるとブワッとキノコのように開いて急ブレーキをかけるのでボディーを貫通しにくいのです。とくに9mm弾は少し細めなうえに発射速度が速いので貫通力が高く、家の壁を二軒分も貫通して次の家にめり込んだなんてことなどもあり、犯人以外の罪なき民間人や仲間に当たってしまう可能性があることからハロウポイント弾を使うようになったのです。
この弾丸をミリタリーは「残酷だから」という理由で使えないわけですが、ミリタリーの場合は相手の身体のどこかに穴を開ければ戦闘不能に陥るので、それで充分 殺すまではしなくてイイだろう・・・ということなのです。

でもさ、
拳銃での戦いはだいたい10mくらいまでなので、この距離で相手がヒックリカエラなかったらどんどん撃ち続けてこられるわけですから危なくてしょーがないのですよね。どうして10m以内かというと、昔のミリタリーは、拳銃は狂ったり逃げたりする自軍の兵士や自決する時のために携行するという考えがあり、射撃練習もロクにやっていなかったのでドベタなんです。しっかりと訓練をさせればアイアンサイトでも50mくらいの上半身くらいはヒットできるようになるのですが、それは予算と時間のある特殊部隊のトッキョみたいになっているのです。

ともあれ、
護身用のタマはハロウポイントでないといけません。
それは2つの理由からです。
ひとつは前述のように、貫通力を低下させるために周囲の民間人を傷つける可能性が低くなるということ。二つ目は、ヒットの衝撃でマッシュルーム化した弾丸は45口径のように広がってインパクトを強くし、しかも体内を不規則に裂いたりするので殺傷力が高いわけです。近距離の相手は初弾で倒さないと次は相手が撃ってくるわけで、タマの威力というのはとても大切なわけです。
FBIの統計によると、犯人の急所をヒットしても約1秒間ほどはトゥリガーを引きまくってくるそうですから至近距離でのガンファイトは、まさに命がけなのですよね。

日本警察もテロリストを貫通したタマが、本来護るべき国民をも殺傷する可能性があるのでオリンピックまでにはハロウポイントに交換しないといけませんね。自衛隊さんも、国内でテロリストを討つという場合は「警察行動」と認識してポリスと同じ弾丸を使ってもよいのではないかと・・・このあたりの解釈については知りませんけど。

で、先っちょに穴のあるハロウポイント弾はチェンバーへの滑り込みが先端の丸いラウンドノーズのようにスムーズとはいえません。あまりにも穴が大きいと角ができてしまい、それがランプに引っかかってスライドが閉じなくなる可能性があるのです。でも、先端の穴は大きいほうが殺傷力は高くなるわけで・・・だけどジャムるタマだと誰も買わない(◎-◎;)・・・ここが弾丸のディザインのしどころというわけです。リヴォルヴァですと このシンパイがないので「カップポイント」などという、まるでワニが大口を開けているようなコワイ弾丸でも使用できるのですがね(^^)

・・・というわけで、自分が護身用の拳銃を持つ場合は、タマを慎重に吟味しないといけません。

ギンミということは、自分の拳銃とハロウポイントとの相性が良いかどうかをテストする、ということです。

で、このプロロードの弾丸は、わりと長く使っていますが・・・といっても高いので500発くらいしか・・・(^_^;

これは1911でもXDでも結果は良好で安心しています。
これから様々な弾頭を見ていただきますが、あとはジラース(^◇^)


テストにあたりXDにはSIGの15連マグを使います、というのはXD専用マグだと15発こめるのがカタクてカタクテ(>_<)指が痛くなってしまうのですよ・・・でもローダーを使ってこめるという軟弱なクセはつけたくないですしさ(^_^;


グロックのほうも、オリジナルの15連マグ・・・これも15発こめると指が痛いデス(+_;)
そのてん、SIGマグはずっとテンションがゆるやかで指に優しく、しかも信頼できることコノウエナク(^^)


で、ファイティング ハンドガンの性能を試すには、この「BOG」というコースをカモランリツ→カモフラ乱立(^-^)が適しているのではないかと考えました。ターゲットを識別しながら10mくらいから40mほどまでのターゲットを何秒でうてるのか?・・・おもしろそうでしょ?(^o^)

ルールはこうです、
ホルスタはナシで銃は両手に持ち胸から10cmばかり離して水平に保持・・・デルタフォースのCQBにおける構えですよ♪
ブザーがなったら5枚のターゲットを近くから順に撃つ。
ホルスを使わない理由は2つ・・・
ホルスをいちいち交換するのメンドクサイ(^o^)
もうひとつ、実際のガンファイトでは、その前に銃を手にしていないと死ぬから(^◇^)←まったくだね〜(^◇^)

ちなみにSTIをドロウして撃つときの参考タイムは3.5秒です。
このタイムにどれだけ迫れるのか・・・これはすごく良い訓練になることウケアイですね〜(^O^)/

ファクトリー弾を撃ち終わったら、タマをリロード弾に・・・これは3.5グレインの火薬入り、、ファクトリー弾だと5グレイン相等ですからキックはかなり軽くなります。そしてキックが軽くなった分 ジャムの確率は高くなるんです。だってスプリングが強いタマに合わせてあるのですからムリないことで・・・なので通常はスプリングを 弱いモノと交換します・・・でもさ、オリジナルのバネでどこまで火薬を減らすことが出来るのか?ということを知るのはガンファイターとしては必須条件なのですよね。

「オノレの武器に精通せよ」→「はいい!! サンセー(^-^)/」ですよね?

でもって、たいていの9mm弾は弾速1400フィートに合わせたスプリングで1000フィートまで減速してもタイテイは撃てるものなんです。
なので、まずはそんなタマで両者を撃ち比べました。
グロックにはファイバーオプティックのすごく良いサイトが付いているので近くのターゲットは狙いやすいという気がします。でも遠くのターゲットは普通のアイアンサイトのXDほうが慣れているという気がします、でもまあドッチでもそう変わらないでしょうね(^-^)

こうして、2挺を交代で二百発ばかり撃ちました。
コレ、楽しくて夢中になりそぉ〜∈^0^∋♪


この日の最速はXDの3.82secでした。
これってハッキシゆって巧いですよっ(゜◇゜)

初めは慎重に狙うので5秒台で撃ちましたよ。じっさいのガンファイトでは、これくらいにゆっくり撃たないとミスショットが出るわけで、速く撃ってミスをするというのはゲイムや競技の世界でしか許されないのだとワシは考えているのです。速く撃てという教官と絶対に外すなという教官とがいて、ワシはボウルハウのように必殺弾主義なのです。

つまり、ゆっくりとミスなしに撃ち、だんだんに速度を上げて、自分の限界を認識し、そこから精度と速度を磨き上げる・・・もうこれしかほかに無いと想うのですよね。

と、いうわけで「XD対グロック」の競い合いはさらに続きます(^^)

自分でも楽しみが増えましたよん!(^^)!

  


Posted by 市 at 02:00Comments(12)てっぽ