TACTICAL LIFE

趣味の品に100万円払える人が,護身用に同額支払えない不合理は,日本人には当たり前ですが,アメリカでもそうなのですね。 一生のうちに一度使うか使わないかの護身用。でも使う機会に遭遇すれは,あるとないとで命取り。 そこにどれだけの重きをおくか,それは今までのご経験で大きく考え方が違ってくるのだと思います。 「紫電の炎｣ほどではないとしても,長い北米生活とご職業柄,他人には言えないご経験もされて来たのだと推測します。 護身用にたいするプライオリティーの考え方ひとつでも,私は大きな影響を頂いてます。 ところで,ブランダーコンペは素晴らしいコンセプトでした。 生きているうちに一度でいいから見てみたいです。
@ヘンリー

プライオリティー→優先ということ。

その人、その時、その状況によって
人のプライオリティーは変わるものですよね。

今のワシにとっては、なんとか子供たちに
アメリカ社会で一人前にやっていけるだけの
思考力と行動力をつけてやること、、
これが最優先なんです。

第二は、家族が安全に生き延びる、、
ということです。

米国は日本とは段違いに危険が多いのです。

自分が家族と一緒に居るかぎりはワシが
闘いを引き受け、自分が死なないかぎりは
家族に指一本触れさせない、と決めています。
このためには100万円の拳銃を購入すること
などなんの支障もありません。

武士たちの刀の値段は、いまにすると
2千万円くらいはしたのだという記事を
読んだことがあります・・・
本当かどうか判りませんが、まさか100万円以下
だったとは想えませんよね。

しかし、心配なのはワシが居ない場所で
家族が襲われることです。

家にいる時に男たちが侵入してきた・・・
駐車場などで襲われた・・・

こういう場合には妻に守ってもらうしか
ありません。今、そこに命の危機があるとき
警察やシェリフが来て助けてくれるというのは
まったくの幻想だと想定しています。

危険な場所を察知する方法
観察力 判断力 逃げる方法

そういうことを事あるごとに妻には教えて
います。

“いいかい?・・・人が窓を破りはじめたら
2mの距離で待ち、ショットガンを腰だめで
こう構えて胸のあたりに銃口を向けて
トゥリガーを引きなさい、、そのあとは皆で
押し入れに隠れて拳銃を戸口に向けながら
警察にデンワをしなさい・・・”

“ロードブロックされていたら 迷わずに
銃を持ったヤツを轢きながら相手のクルマ
の前後の端にぶつかりながら加速しなさい、
すると相手のクルマは簡単に排除できる
ので、そのまま逃げて通報しなさい・・・”

“拳銃を使うときは相手に気づかれる前に
手に持ちなさい、そして相手が3m以内まで
きたら倒れて動かなくなるまで連射しなさい”

と、いったぐあいです。

ちなにみ、今年の母の日には9mmだった
彼女のCCW拳銃を40口径にしました。

ワシにとって、家族を失うことは
生きる価値を無くすることなのです。
家族を失ったら、その修復は出来ないと
想っています。
ですから、予防のためには様々な努力を
してるんです。
自分はタコマかプリウスに乗ってガソリンの
節約をしますが、家族にはランドクルーザーを
使わせているのも「予防」のためなんです。

ランクルは「頼りになる盾」だと認識して
いるのですよね。

それにしても・・・カンケーないですけど
新しいプリウスの発売は遅れるとかのウワサ・・・

はやく出ないかな〜(;゜▽゜)
市