TACTICAL LIFE

　
ここでの郵便配達は隔日なんです。
郵便局までは20kmもあり、4家族しか
ないのでシカタないですね、、
でも慣れてしまえば週一でもよいかと。

で、ウチへの配達係はジョーという男で
嬉しい知り合いです。
ジョーはブラウニング ハイパワーを
持っているというので、
タマタマタマの余剰品があるとあげます。
余剰品というのは高価なファクトリー弾
のことで､自分の練習で撃つのはもったい
ないのであげちゃうわけです。
これは撮影用としてタマ会社から送って
きて、撮影後は好きにせいと言われている
わけですね〜(^^)

するとジョーは季節ごとに
「オレのとーちゃんが作ったモノ
持ってきた〜」と大量の収穫品を持って
きてくれます(^^)
すごく美味しいサツマ芋、、みたいなの
や、獲れたてのチェリーなどすべて
自家菜園で獲れたものです。

ジョーはこれらを郵便局用の大きな
オフィシャルボックスに入れて配達して
くれ、それを見るたびに イナカの暮らしは
いいな〜と感動してしまいます。

今日はトマトを大バケツにいっぱい
桃の大きいのを袋にいっぱい
そして、そして、、
このヤマイモなんです。
マウンテンポテイトウと呼ばれ、まさに
静岡のマリコのトロロ汁で使うあの
トロロ芋であり、それも自然栽培で
長さ2m以上になるので掘るのが大変だと。

以前にはジョーは恥ずかしそうに持ってき
たのですが、、というのはアメリカでは
まずほとんど知られていない芋で、
もらっても料理のしかたなど途方に
くれるわけで、、もらいてがないんです。

「ぎょっ、ジョーこれ何っ?
日本人の大好物だぞ・・・」
「えっ? 知ってる人に始めて逢ったよ
どうやって食べるんだ?」
「生で細く切ってもいいし、すって
トロトロになったのをソイソース
（しょうゆ）かけてライスと食べるんだ」

とそんなことがあり、
今年のジョーはイソイソと持ってきてくれ
ました〜(^_^)ゴクン

どうしてジョーのとうちゃんは山芋を
植えたのかと聞くと答えは曖昧で、
こんど直接聞きに行かなければと、、
ジョーは「自然に生えた」といいますが
なかなか信じられなく。
でも養殖よりも細くてクネクネしている
のでホントかも、、
だったらすごい!

というのは、
喜多長の作るカルカンの原料は
自然生（ジネンジョウ）の山芋で、
これが入手困難で苦労しているので
ひとつワシがそこを買い取って山芋園を
開こうかと・・・
こんど視察に行ってきますよ(^^)

ところで喜多長君、
この写真でジネンジョかどうか判る
のかな〜??

だったら東京訓練のときに米国より
山芋輸入の可能性について
相談いたしたく、、(^o^)

というわけで、しばらくは山芋を
楽しめるんです♪*:･'(*⌒―⌒*))) うふふ

今日は今季最初の雨が降っています。
雨量の少ないキャリフォニアでは雨が
嬉しく、雲の様と雨音をしみじみと
ながめながら仕事をしています。