2016年09月20日
秋のいろどり
市 (2016年09月20日 13:07)
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│語りのプラザ

ここしばらく涼しかったのですが、今日はまた38度まで上がりました。
それでも陽が傾くと気温はぐんぐんと下がり、秋の夕方に♪
太陽光はナナメから射すと空気の層が厚くなるために青色が拡散されて弱まり、赤い光がよく通ってきます。
そのために夕日は紅く見えるわけですね。
そんな暖かい色の光が樹木のこずえや葉っぱに当たって飛び跳ねるものですから 光線の豪華な乱舞を楽しめるのです♪
陶器に窯変があるのなら、
これは「陽変」でせうね(^-^)
自然は ほんとに美しいですね♪
市
2016年09月20日
陶器入門
市 (2016年09月20日 01:06)
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│語りのプラザ

イチローメも、
オトナになってからは、こういう陶器を観ると体毛がそばだつような感動をおぼえるようになりました。
「青年よ、元気だせー!! 負けないで立ちあがれ〜!! 行け〜!!」という強いメッセイジを出してくれるベートーヴェンに慣れていた市青年にとって、バッハは淡泊な食べ物のようで満腹にならず・・・好きになるのにしばらくかかりました。
どうじに、萩焼というモノに引き込まれるようになるのにも半年近くかかりましたよ。このことはいずれまた書きますね。
さて、
焼き物・・・というとサバやサンマが好きだの〜♪・・・ですけど、磁器と陶器を指すバヤイもあるんだよ・・・と、コトバをくずすのは、難しいことを優しく説明するためだナ・・・
ショクンの身の回りには食器類がたくさんあるやろが?
それらは磁器と陶器に別れると想ってヨイ。
木やプラの椀などはこのさいジョガイね。
磁器っちゅうのは、白くて硬質なのが多い。青や赤などの色が付いたモノなのでジキに区別がつけられるようになるよ(^^) ちなみに白い茶わん皿などは白磁という。ハクジは美の基本でもあるわけだけどね・・・
一方、陶器かどうか一目で見分けられるようになるには冬までかかるだろうナ・・・
冬期までな(^○^)
で、ワシの好きな焼き物はアジもホッケもだけど、陶器が多いのよん♪
陶器は磁器よりも柔らかく出来ている。
これは、土のちがいと窯(カマ)の温度によるもんさ。
磁器は、大体に計算されたようにキッチリと作られる、けど、陶器は予定どおりには出来ない。それはウワグスリという釉薬に薪の灰などがかかり 人智を越えた変化をもたらすのよ、これを窯変(ようへん)というのだ。
で、な・・・
陶器ちゅうても、今のヤスイのは電気ガマやガス窯で焼かれるわけさ。これはコントロールがきくので天真爛漫なヨーヘンはあんまし期待できないさ。量産向きだからヤスイのさ。
やはり陶器はノボリガマかアナガマで焼かれたものでないと・・・これはワシの好みだけど・・・MIZさん、これはフルトヴェングラーだわな(^^)
登り窯というのは大型な窯で、熱効率を良くするために坂を登るように作られており、長さは20mくらいあるんだわ。
炎がぶわーっと登り、高熱のなかで灰が舞い、ウワグスリにかかって千変万化の色と質感を形成するんだわ♪ 灼熱のカマの中で人智を越えた作品が生まれる。火と灰などが勝手に作ってくれる。これを「窯変(ようへん)」と呼ぶ。人は ようへんからヨーヘンなんやでぇ(^○^)
陶器が「火と土との芸術」といわれるのはこのためなんや♪

でもって、上の萩焼は有名な作家が作った立派なヤツなんやけんど、こっちは当時(50年前)新進の作家だった・・・が直接に買ったのではないので名前は忘れてもーたわ ^_^;
・・・このどっしり感♪
美しく広がる窯変♪
ワシ、惚れてんのや(*^_^*)
これで幾たび即席ラーメン食ったかしらんど、ほんとに(^。^)

底は、こんなふうだ!!
美しいと想わないか?・・・
長く観ていると、感動できるようになるんだよ♪
これが「観賞力」ちゅうもんだよ。
で、なぁ・・・
今回の市ロゴだけどなぁ〜・・・
この茶椀からスクナカラズ影響を受けてのディザインだったのよん(*^_^*)
どや?・・・
そういえばなんとなく似てるだろが・・・(^^)
陶器のハナシになると熱くナッテシマウ市老さんであった(^O^)/