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2019年07月13日

教育の難しいことったら

市 (2019年07月13日 22:40) │Comments(15)語りのプラザ
教育の難しいことったら

教育の難しいことったら

二人とも聞いてちょうだい、
ダダはね、自分の子供たちにいろいろなことを学ばせてやれてとてもハッピーなんだよ。

ダダがケンの歳のころは学級費が払えなくてね、あるときクラスの全員の前で先生に呼ばれてね「ながた、学級費が半年分払われてないぞ、いつになったら払えるんだ?」ときつく言われてね、でもダダの父さんは失業しててお母さんも仕事がなくて食べ物もろくになくてね・・・オカネがないことの苦しみを毎日毎日味わっていたんだよ。

そんなときに一番辛かったことは、学校に弁当を持っていけないことだったんだよ。じつはね、昼のご飯を食べられないことよりも、もっとずっと辛かったことがあるんだよ、それはね、クラスのみんなに自分が弁当を持ってこられないほどに貧乏だということを知られたくなくてね、ランチタイムになるとソッと皆にわからないようにクラスルームを抜け出すんだよ。外に出てパンでも買いに行くようなそぶりで出ていくんだよ。へんだね、腹が空いていることよりも、それを知られるほうが辛いなんて、どうしてそうおもったのかダダにも解らないんだけどね。

だから、中学を出たらすぐに働いてお母さんに給料の半分を送ろうと決心したものだったよ。・・・でね、大人になって仕事をして給料をもらいはじめたらガールフレンドができるじゃないの、二人で映画行ったり食事をするじゃないの、そういう時はダダがオカネを出すんだけど、彼女が高いもの注文したら困るなぁ〜と考えながらダダは一番安い食べ物を注文するんだよ。
・・・その時におもったことはね、

ああ、メニューを見るときに値段の欄ではなくて、まず一番食べたいものをみつけて値段も見ないで注文できるようなお金持ちになりたいなぁ〜・・がんばって働かなくっちゃいけないなぁ〜・・・と、そんなふうに心から願ったんだよ。そんなだからデイトも楽しくなかったよ。独りでなにか勉強していたいと考えていたものだよ。

と、そんなような話を聞かせてやりました。

するとジュンが言いました、

「あっ、お母さん泣いてる!! どうして?」

これがジェネレイションギャップというものですね。自分に苦しんだり悲しかったりした経験がないと、その人の心が解らないものです。

家庭が豊かだったり、安易に高収入の得られる人は人の苦しみが解らず傲慢な人間になってしまう。ワシの兄は開業医だったので家庭は豊かでした。しかし四人の子供たちは、いずれもわがままで愚かな大人となり、今では苦しい生活をしています。一人は過労死しました。

ジュンとケンには、その轍を踏まないように教育しなければなりません、ここが思案のしどころというわけなのですよ。

教養を身につけさせ、
優しい心を育て、
強く戦うチカラとマインドを持たせる。

いやはや、
子育てほどヤッカイな事はないかも(^_^;)

どおりで世間には優れた人格をそなえた人が少ないわけだよ、テッポばかしやってるワシもなぁ〜
(^O^)(^O^)(^O^)

by 悩めるド貧乏出身の父




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Posted by 市 at 22:40Comments(15)語りのプラザ
この記事へのコメント
ご無沙汰しております<m(__)m>。
翻訳の方、予想通りエラくゆっくり進んでます(^^;)。


>じつはね、昼のご飯を食べらないことよりも、もっとずっと辛かったことがあるんだよ、
それはね、クラスのみんなに自分が弁当を持ってこられないほどに貧乏だということを知られなくてね、
ランチタイムになるとソッと皆にわからないようにクラスルームを抜け出すんだよ。
へんだね、腹が空いていることよりも、それを知られるほうがつらいなんて、どうしてそうおもったのかダダにも解らないんだけどね。

→開高健先生と同じ(@_@)。
開高先生は水を腹いっぱい飲み、ベルトを一杯に締めると空腹を紛らわせたと書いていました。
級友の一人に気付かれ、弁当を作ってもらい、エラく恥じ入りました。
人の情け、思い遣りを素直に受け入れられない時もあるのです。
イーゴウは意外と脆く、意外と誇り高い。

自分が真面に生きていくだけで精一杯ですから、子供を育てるのが難しくて当然。

人間について考えると、頭、心、体、この3点を考える必要があります。

まずは、頭から。

この俗世と穢土に溺れない方法は、読書、これしかありません。

小説で人様の生き様、考え方、感じ方を追体験、仮想体験し自分の糧にする。
古典から知恵を学ぶ。
人間のやる事、考える事は2,000年前から変わってないから古典が役立ちます。
History repeats itself.
(→「歴史は繰り返す」が一般的な訳ですが、「歴史は同じ事を繰り返す」の方が正しい)
って事です。
そのためには親が読書に励まねばなりません。
なぜなら、自分が知らない事を教えられないから。
教師は教科だけでなく、学ぶことの面白さと楽しさも教えなければなりません。

学校を卒業すると勉強をしなくなる人間が殆ど。
大学教育程度では、スポーツの地方予選に出場出来る程度の知識しかありません。
スポーツ選手はプロになったからと言って練習を止めません。
それ以外の労働者は、なぜスポーツ選手の練習に当たる勉強や読書を止めるのでしょう?

「森羅万象に多情多恨たれ」
武田泰淳

で生きている人間が少ないから。
そんなに一生懸命に勉強しなくても生きていけるから。


さて、さて、
勉強と読書の反対にあると思われている遊びについて。
遊びも親と教師がちょいと教えてやると、お勉強(笑)になるのです。
例えば、分解、組み立てをするオモチャ。
模型です。
物理学、幾何学、理工系の入り口。
巧く組み立てられない時、その解決法を考えるのは論理的思考の始まり。
模型を作る事は、
刃物や工具の使い方、機械の扱い方を学ぶ絶好の機会。
制作側はこの模型(や機械、物)を消費者にどうやって作らそう(使わそう)としているのか、と考える事は、
ディベイト、論争の考え方と同じで、弁護士的思考の始まり。
相手の立場で考える、と言う事です。
詳しくはMIZさんに(笑)。

遊びの素晴らしさは、失敗出来る事。
何回失敗しても構わない事。
仕事で失敗は、まずいよね、非常にまずい。


心と体については別の機会で。
Posted by CYPRESS at 2019年07月14日 03:14
イチローさん、数年前に一度コメントさせてもらったベイエリアに住むものです。
いろいろな規制により多少の競技人口の減少を感じつつもまだまだ若い世代もUSPSA,UML, Steelchallenge等毎週末楽しんでおります。ベイエリアでもSteelchallengeのクラブがここ数年増えてきている感じもあり各種遊びに事欠かないです。4月頭の一週間はカリフォルニア住人には熱い一週間でしたね。あれで競技する人はだいぶ助かったのではないでしょうか?先月はPCCのマッチもあり、今月末はリッチモンドでライフルマッチも控えており暑さ対策必至です。自分は今年も223と308両方出ます。

子育てに関してですが、イチローさんの意見にとても共感しました。私自身、幼少期から家庭内、親戚内のごたごたを見てきました。いま思うとやはり貧しさゆえの愚かさ、あるいは愚かさゆえの貧しさ、がそれらの原因だったのかと思います。私の場合、親の応援のおかげで大学を出ることができ、現在はこの地で好き放題趣味を追求しております。
イチローさんのおっしゃる優しさ、私の解釈だと、どれだけ弱者の理解ができるか?かと思います。その背景、社会的成り立ちを含めて理解できるか?どの程度の理解が必要か?分かりませんがやはり本人が幼い時からそういうhardshipを身の回りで経験し、他人の苦労を否定的にならずになぜそういうことが起こっているのか落ち着て考えられる、それが他人の苦労に対する優しさかなと思います。そうなるためには自身の経験とイチローさんのおっしゃる”人格”が必要かと。そして人格は往々にして親がその形成に大きな責任があるかと。
私はまだ小さい子供がいるのですが、やはり言葉でいろいろ説明するだけでは理解はできません。イチローさんのおっしゃるように相手の理解度を正しく測ってその時その時に適切な説明をしていくことの大変さが最近身に染みております。

子供が路上のホームレスを見てどう理解するか?否定的になるのか?とりあえずの理解を示すのか?自分自身の経験と照らし合わせて背景まで思いを寄せられるのか?私の子供がどういう反応を近い将来見せるのか気にかけています。

私自身は幼少期の経験はあった良かったと思います。つらく悲しい経験も他人への理解の尺度の拡大と今後の自分自身への対処に助けになるかと。
そういった観点では私の子供はどうなるか?幸運に私の職が安定している限り、ガンセイフは増えていってとても子供に節制・倹約を言える立場ではないでしょう。仕事が途切れない限りお金に困ることもないでしょう。ひどい夫婦喧嘩を見せることもないでしょう。となると子供を家庭の外に送って社会見学をさせることしかできないかな?と。理解できる年齢になったらもちろん世の中のことをいろいろ教えたいですが実体験なしに車窓からの見聞でどれだけ理解できるかと、いろいろ心配しております。子育てってむつかしいですね、責任の大きさを日に日に実感しております。
Posted by Fuji at 2019年07月14日 04:36
開高先生は水を腹いっぱい飲み、ベルトを一杯に締めると空腹を紛らわせたと書いていました。←いよいよお金がなくなって、とうとう弁当なしの日となり、水をたくさん飲むことにして水道の前に立ち、きたない蛇口を眺めたことは先週の出来事のように鮮明に覚えていますよ。その時の気持ちは、悲しみも苦しみもありませんでした。むしろ心は希望に燃えていたのです。どうしてそういう気持ちになれたのかというと、路上の紙芝居で見た貧しい少年のサクセスストーリーのひとコマが脳裏に浮かんだからです。その少年は飢えを充たすために体を沈めて首を横に捻って蛇口に口をつけていました。その一枚の絵がワシに勇気と希望を与えてくれたのです。幾多の苦労を乗り越えながら死なないでさえいたら必ず輝ける未来がやってくるのだと紙芝居が教えてくれたのです。人はどこでどのように学ぶか知れたものではないので、やはり子供達に情報を渡すのは大切ではないかと・・・。ともあれ、開口さんはどうして外国にいる彼女と戯れるシーンをあんなに書いたのでしょうね。奥さんを嫌っていて当てつけのつもりだったのでしょうか? そのしっぺ返しは痛烈な形でもどってきたわけですが・・・。
Posted by 市 at 2019年07月14日 07:29
あぁ、イチローさん。
このお話の本当の苦しみ悲しみを理解できる方は、イチローさんと同年代か上の方でないと無理なのでは・・・。
私ら世代なんて、飢えの苦しみなんて到底理解出来ないし想像すら出来ないアマちゃん世代ですから。家庭環境、生活環境で色々な苦労はそれぞれ経験してきているでしょうが、飢えの苦しみなんて・・・。

私の叔父に、終戦間際に満州に駆り出され、ソ連の捕虜となり終戦を迎え、生きて帰国出来た方がいます。
今もまだまだ元気です。露助!ってロシアを毛嫌いしてますけど。
子供の頃に聞いたその叔父の話が凄かった!。
で、ずーっと記憶に残ってることに、「お前達みんな本当の飢えの苦しみを理解してない」って話しがあるます。
だから、「物を粗末にするな!」の言葉の説得力が凄い!。自分の親の言うことより、叔父の言うことをききましたね。
( 満足な教育を受けることが出来なかった世代ですから、学ぶ事を疎かにすることが嫌いなんでしょうね。とにかく「勉強しろ!」って言われ、イヤイヤ、怒られました。)

子どもたちに。
「教養を身につけさせる」
これは親が勉強教育にお金をかければ身につくでしょう。
「優しい心を育てる」
これは親が優しい心で子どもたちに接すれば育つでしょう。
「強く戦うチカラとマインドを持たせる」
これは親が武道の経験があったり、習わせたりすれば身につくでしょう。
問題は。
これらを理解し実践出来る「親」が果たしてどれほどいるのか?。
これらを素直に受け入れる「子」がどれほどいるのか?。
ですよね。

私の息子たちはもう大きいですから、あとは見守ってやるだけですかね。
「親」の文字のように。
親の文字は、「木」の上に「立」って「見」守る、ですから。
Posted by MIZ at 2019年07月14日 07:43
紙芝居について補足です。当時TVはなく、娯楽はラジオでした、が、うちには自作の鉱石ラジオしかなくて聞きづらかったです。なので唯一の楽しみは三日に一度くらい回ってくる紙芝居でした。しかし当然ながら有料でお金を払って飴をもらいぺろぺろなめながら見るわけです・・が、ワシには小遣いもなく「ただ見」をしなければなりませんでした。でも、最初から待っていると紙芝居のオヤジさんが飴を買わんやつは見るなというので一計を案じました。その方法は、紙芝居が始まる前は自分の姿はみせず角に隠れておき、芝居が始まると何気なく通りすがったふりをしながらオヤっという顔で立ち止まり、そのままラストまで食い入るように見る・・というものでした。このあたりがタクティカルライフの始まりだったかもしれませんね(^O^) 貧しい経験をすると知恵がついて工夫家になれますよ♪
Posted by 市 at 2019年07月14日 07:46
親の文字は、「木」の上に「立」って「見」守る、ですから。←ワッシはスナイパーライフルもって木に登って子供達に近く悪者は次々に射殺しますがなにか?(^O^)(^O^)はははは。でね、強く戦うの意味には、社会に出てカネをもぎとってくる強さと貪欲さも含んでいるのですよ。それにしてもミーやんは良質なDNAを持った子たちを持てて幸運だったね♪ 性格の優劣というのはどうしてもあるからね〜・・・その優劣を見抜いて順当な方向性を見つけてやるのも親のシゴトだしね。
Posted by 市 at 2019年07月14日 08:01
Fujiさん、ひさしぶり♪ 子供を持たない男は社会的な信用を得られないみたいなことを聞いたことがありますけど、たしかに子育てをすると親はイッキに成長しますな〜(^O^) ところでベイエリアのスティールはリッチモンドであるのですか? そうなるとチッと遠いなぁ〜(^^;; 
Posted by 市 at 2019年07月14日 08:09
子供達には柔術、水泳、野球、カデッコォなどなど機会あるごとに体験させているのですが、ゴルフをやっている動画を見たときは、その贅沢感に衝撃を受けました。ものすごい金持ちの坊ちゃん嬢ちゃんに見えてしまったのです(^◇^;) 自分の家族がゴルフをやるなんて想ってもみなかったのです。ま、去年の夏休みにもやりましたけど・・。子供にゴルフやらせる親なんてくだらないみたいなイメージがありました。でもね、アメリカでのゴルフ練習代はめちゃ安いのです。射撃仲間がよう言ってますよ「射撃は金がかかるという貧乏人はゴルフをやれ!!」ってね。うん、射撃は金の浪費かもしれません。的の中心を射抜いた弾はともかく、外れた弾は浪費&落胆以外のナニモノでもありませんから。ちなみにワシは子供達のゴルフに行ったことはありません。ケンシロウは230ヤード飛ばしたそうですが、それは民部先生の指導のおかげかと♪
Posted by 市 at 2019年07月14日 08:31
イチローさん、
スティールチャレンジですが、自分の行ける範囲でしか調べていないのですが、最近ではLinden, Livermoreでも始まったようです。自分が毎月行くのはモーガンヒルのカウボーイクラブです。リンデンは確か週末なので行けなくもないですが、リッチモンドとリバモアは金曜の夕方通勤時間帯だったような。そうなるとほぼ無理なので行けないかなと思っています。自分は主に22口径かプロダクションなのですが弾代のこともありますので徐々に22口径が主になるかと。最近はSW617を使ってますがこれは22口径ながらDA10lbなのでトリガー全般の練習になるかと自分に言い聞かせてます。
Posted by Fuji at 2019年07月14日 09:31
射撃は金がかかる…でも命を守る訓練でもある。ゴルフではせいぜい滅多打ちで対抗くらいしかできませんし。 イチローさんの幼少期のお話、目頭が熱くなりました。
ワタシもギリギリビンボーな昭和を知っている世代です。栗の木の枕木やフェンスなんてまだ無く同じく栗の木をアスファルトで煮て防水性を高めた物。電柱はコンクリートでは無く木でできていて。道もまだアスファルトで舗装なんて大きな道路だけ。路地なんて砂利に水溜りが当たり前。ウチも父親が飲む打つ買うが当たり前、宵越しの金を持つ者は只の小心者! 女子供は殴って言う事をきかせろ! そして彼は今も考えを変えず、いや変えることが大事なことだとも思いもしない。そしてまだ彼は生きている…家族親戚の誰も関わろうとしない、したく無い…その意味も本気でわかっていない。とても残念な男です。 姉は自分でバイトして大学を卒業し、ワタシはオヤジが始めた新聞販売店の手伝いをする代わりに学費を出させました。殆ど仕事はせず深夜まで飲み明かし皆が朝3時に出発準備をしてさあ、行こう! とする時間に酒臭い臭いをさせくだを巻き暴れる…ワタシも母も姉達もよく殴られましたっけ…オヤジは学歴よりも手に職をつけて板前になれなれ。あとはワシがうまいことやったらから! 飽くまで女房子供は金ヅルとしか考えられない人です。母が何とか頑張ってくれてとりあえずは飢えずにここまで生きてこれました。その為昭和を子供時代を過ごしたワタシにとっては嫌で思い出したくない時間です。そのせいもあったんでしょう、新天地アメリカで自分の人生を開拓しガンをカッコよく撃ちまくっていたイチローさんをガン誌で見かけた時の衝撃は! 日本人がアメリカで! ガンを撃っている! ハリウッドスターやアクション映画のアクターで無く! 日本人のお兄さんが! ガンを撃っている! 何も無い何も持てない絶望しか持っていなかった少年はイチローさんの姿に見てしまったのです。男とは!大人とは! ヒーローはTVの中・空想の中のものでは無く本当に存在するのだと!
以前書かせていただいた。イチローさんが父親ならば…と言うのはこう言う背景画像ワタシにあるからなのです。ケンシくんやジュンちゃんへの愛ある教育理念と行動・彼らへの温かい思いをみると父親とはかくあるべき‼︎ と思ってしまうのはワタシの思い上がりでしょうか…
Posted by ヨッシ at 2019年07月14日 09:58
イチローさんのブログで発信される
言葉は…
自分に対するメッセージ…。
その中で、
気づかせてもらったことを実行できますように…
そうなれたらいいなぁ…と憧れながら…
頑張りたいです(*^◯^*)
色々教えて頂き、気づかさせもらい、考える機会を与えてもらえ、ご縁に感謝しています。
ケンシロウくんジュンちゃん
ゴルフ楽しそうですね!
経験するチャンスを与えているイチローさんナナさん素敵です。
Posted by 薩摩小雪 at 2019年07月14日 13:25
詳しくはMIZさんに(笑)。

げげっ。
えーっと、勉強は大事、遊びも大事。
勉強に結びつく遊びは1番大事。
ってことじゃなくて、製造側が考える「相手の側に立った思考」かぁ〜。
これね、モノ作りの側って「自己満足」で済ますとスッゲー楽なんですけど、チョットでも「相手」を考えてると途端に難問に変わるんですよね。
まぁ、どんな分野も同じか。

ちょっと話しが違うかもしれませんが、私が1番、ユーザーをナメてるよなぁ、って感じるの携帯電話やスマートフォンの取説。
フツーの人であれ読んで理解できる人っているんでしょうか?。マニュアルオタクの私でも???になるんですけど。
分かってる人が分かってる人向けに書いてるとしか思えない。それこそ作成者の自己満足。
「言葉」を正しく理解してない人が書いてますよね。
商品の注意書きにもおかしいのありますし。「助詞」の使い方がおかしいの沢山ありますよね。
( 大学生の息子に話をした時、「だって助詞の使い方なんて難しいし。博士論文書けるよ」って言われた。学問として捉えられるって。)

で何が言いたいかって言うと、自分の思い ( 想い ) を他人に伝える、ってことはスゲー難しいってこと。言葉だろうが文字だろうが。
正しく文字を使わないと、正しく思いが伝わらない。
正しく言葉を使わないと、正しく思いが伝わらない。
マニュアル作成、手順の説明、取引先との会話、後輩部下への指導、上司への報告、それこそ「助詞」の使い方を間違えると相手は?になってしまいます。
たとえ相手側の事を考えていても。
で、結局は読書量 ( =勉強量ですよね ) が効いてくるんですよね。
ジャンルなんてなんでもいいんですよね。どれだけの情報量を目にしたか、が重要ではないかと。
だからCYPRESSさんの意見に激しく同意!。
( 「教師は教科だけでなく、学ぶことの面白さと楽しさも教えなければなりません」。これ、息子に伝えておきますね。)
読解力は読書量に比例して向上しますし、知識として蓄積したものは教養にも認識力にも反映される。

模型は理系アタマの育成には最適です!。
全ての要素が詰まってる。
しかし残念ながら、合う人合わない人、が出ますよね。
模型の中でも最適なのは「格闘ロボット」ではないでしょうか。
機械、電気、空圧油圧、制御プログラム、最適化プロセス、そして闘争心、全ての要素が詰まってます。
子どもの頃からやってたら素晴らしいエンジニアさんになりますヨ!。

さてさて。
CYPRESSさんの考える「心」と「体」にも非常に興味が湧きます!。
イチローさんもいままで色々書かれてますし。
皆さんはどのような想いでおられるのか。
特に「心」。
Posted by MIZ at 2019年07月14日 18:21
「じつはね、昼のご飯を食べられないことよりも、もっとずっと辛かったことがあるんだよ、それはね、クラスのみんなに自分が弁当を持ってこられないほどに貧乏だということを知られたくなくてね、ランチタイムになるとソッと皆にわからないようにクラスルームを抜け出すんだよ。」それを聞いて小生が小学5年生の頃の転校生の女の子の事を思い出しました、ほとんど何もしてやれなかったんで封印していた記憶なんでイチローさんから酷似した話をきかされてフラッシュバックしました。
小学5年生の小生が家の用事で早退し帰路を歩いていたら、学校から200mほどの資材置き場で角材の上に見覚えがある女の子が座ってるんです。
ゆっくりと近づいて俺って同じクラスなんだけど分かるって聞いたらコクリとうなずいたので飯食ったのって聞いたら首を横に振りました。
だもんで小生は分かったから少し待っててと言って道路の向こうの商店のオバちゃんに相談に行きました、そこで持っていた小銭入れでオバちゃんに同級生女の子にパンと牛乳届けてくれる話をつけて帰宅しました。
女の子は父親との二人暮らしらしく、このことを知ったクラスメートの女の子たちが後日から昼飯の時は一緒に分け合ってランチを食べてくれたらしいんです。
でも後日この事がPTAの奴らの耳に入ったらしく父親は糾弾され同級生の女の子は転校して行きました。
その後、隣町の小学校で彼女は学んだと風の便りで知りました。
「自分に苦しんだり悲しかったりした経験がないと、その人の心が解らないものです。」だもんでイチローさんの仰る通りで財力、簡単に言うと富裕層たちには上から下を見る事は出来てもソノ逆は無理だという事なんです。
良く世間で2代目や3代目の社長が所帯を潰すと言われるのはコレなんですね。
だから「若い時の苦労は買ってでももせよ」と言われるのですね。
そんな事をふっと思い出した小生でした。
それでは、また。
Posted by mightyshrikes at 2019年07月15日 00:33
↑、自分の思い(想い)を他人に伝えられる文章や文字って凄いですな。この欄の上記にカキコされてる様々な事感慨深いです。開高さんの”オーパ”を思い出しつつ、鉱石ラヂオの記憶があり、文系の学校しか出てないけど毎日機械あいての仕事してる、シベリヤに抑留されてた祖父を持つ三児の父のヲトコでした!
Posted by 佐伯 at 2019年07月15日 01:56
他人を理解するのは大変難しい。
棺桶に釘を打つまで自分の事がよく分からないんですから、
当然他人の事は分かるはずありません。

他人を理解する手掛かりになるのは読書以外に無いでしょう。
少なくとも手初めにはなるでしょう。

金持ちと貧乏の区別は簡単、単純です。
明日の衣、食、住、の心配があるか、無いか。
それだけです。
明日の衣食住の心配が無ければ金持ちです。
それ以上の事は贅沢以外の何物でもありません。

幸福と不幸の差は、
生命と生活の心配があるか、無いか、
それだけです。

だから、私CYPRESS、毎日が楽しく、幸福です。


でも、人間は贅沢な生き物です、ハイ。
生命と存在があり、生命とは幸福を求めるもの、と書いたのはトルストイ。
人間は単に存在しているだけでなく、幸福を求めるのである、と書いとりました。

ライアル・ワトソン博士は生命とは遺伝子の伝達である、と書いとりましたナ。
そこに人間は生殖だけでなく、心の絆も求める訳です。

イエスとか言うナザレのユダヤ人は、人はパンだけで生きるんじゃない、と言ってましたが、
ローマ支配下のイスラエルではそれどころじゃなくて何とか過酷な社会と生活から解放してくれ、
あんたにはそれが出来るんじゃないかと期待。
でも、このナザレ人も他の預言者と同じでユダヤの民を解放出来ず、文字通り石持て追われちまいました。

心にも栄養が必要なんです。
大脳が発達した哺乳類には心の栄養が必要なんです。

開高健先生はディストピア小説は自然の美しさを描く、と書いています。
オーウェルの『1984年』、ハックスリーの『すばらしき新世界』、ザミャーチンの『われら』など、
確かに描写があります。
それだけでなく、
島崎藤村の『破戒』でも瀬川丑松と猪子蓮太郎は信州の山々の美しさを愛で、
フランクルの『夜と霧』の中でもガス室一歩手前のユダヤ人達も凍り付いた地面の土木工事を終えた後、
収容所への帰り道で夕焼けの美しさに歓声を上げます。

生命と死の境界にいても、心に栄養を与えてくれるのが、自然なんです。
心の栄養と言うとまず芸術なんですが、芸術が無くても死ぬことはありません。
人間は生命と死の境界線上にいれば芸術など作れるはずがありません。
それでも額に汗し、重いくびきに喘ぐ時でも、視線を上げれば空があります。

美しさは視覚のものだけではありません。
五感に感じるもの、全てです。
芝刈りをして乾燥した芝の香り、掘り返した土の香り、
日本の五月の空気を満たす花の香、
真夏の川や海の水の冷たさ、真冬の背筋を温める陽の光、
猫の毛の柔らかさと滑らかさ、
その他諸々。

地面に寝転がるのが好きな子供じゃないと分かりにくいものもあります。
その好例がシロツメクサ(=クローバー)の香り。
ヒイラギナンテンの花も香り高いのですが、成分の分子量が大きく重いらしく、
大人には気が付きにくい。

美しいものは笑いと同じく、とても強い力があります。
目の前の難題から気持ちを切り離す事が出来、周りを見渡せる事が出来る事を思い出させてくれます。
客観的に考えられるようにしてくれます。
現状を、一瞬、忘れさせる力があります。
苛立ちを、一瞬、忘れさせる力があります。
息抜き、です。

「森羅万象に多情多恨たれ」
ちょっと空を見上げてみる。
何が見えますかな?
これからの猛暑の中、白いユリの香りがするクサギは咲くし、甘い香りのクズも咲くし、
ススキも出穂します。
猛暑の代償として、ブドウ、モモ、ナシも旬を迎えます。

田舎に住んでいれば、特に教えなくても子供は外で遊び、自然の美と怖さに気付くもんです。
都会でも親がちょっと教えれば、これまた直ぐに気付くもんです。
ところが、現在はイチローさんが以前に書かれた通りゲームとケータイと言う物があり、
こやつが中々の強敵。
子供がグズればスマホでYoutubeを見せると直ぐに静かになりますからなぁ…(溜息)。
Posted by CYPRESS at 2019年07月15日 05:19
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