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2019年05月29日

地面への対策

市 (2019年05月29日 22:13) │Comments(6)ビアンキカップ
今回、苦労させられたことのひとつは
地面への対策でした。
地面への対策
この小砂利がプローンを悩ませたのです。

地面への対策
ルールでは、置かれたマットを使わなければなりませんので、大抵のシューターはこのように銃をマットの上におきます、が、これは反動でグラグラゆれるのでかなりキケンなのですよ。

地面への対策
なので日本軍はマットの上には乗せず地面に乗せて撃ちます。タクミはこのようにマットは左手に砂利が付かないためにだけつかいます。マロトモイチも同じコンセプトですが、上半身だけをマットに乗せるんです。ようするに自分のマットを持ち込むなということね。

地面への対策
去年のチャンピオンはどうするかと見れば、グリップの底に広い板を貼り、マットの上を滑らしてからマットの前の方に置きます。ちょっと時間の無駄はありますが、若さとパワーでやってのけます。銃を据える位置は踏み固めてフラットにすることは当然です。これでたしか1つしかXを落とさなかったと記憶しています。上手いです!!


地面への対策
新チャンピオンのブルパイさんはどうしたかと見れば、迷いながらも地面に据えるほうを選びました。据える場所は手で叩いてフラットにし、そのあとでグリップの底でコツコツと砂利を叩いてアングルを出しました。その場に対して柔軟なところが彼の素晴らしさです。

銃の据え方、
これがプラクティコォの勝敗を決めるのです。

そのためにグリップの底をどうするかについて、それぞれが研究しているというわけですね。

で、今年のイチは長年グリップの底に貼ってきたフォーム(スポンジみたいなの)が使いにくく感じられ、50ydが不安定になったのです。マリポサでは硬いままの底で撃っており、すごく上手く撃てていたのにフォームを貼ってからというものユラユラの揺れが出てグルーピンが出せなくなっていました。それは現地でも同じでした。それと、本戦射場の地形にF-19のグリップアングルが合っていないことも判明したのです。

歳とって軟弱になっていますからね、若さとパワーだけで撃ち取ることはできません。より繊細に、要領能力を引き上げて対処するわけです。

ですから、キャメロンカップの直前に本戦射場で作戦を練り、小砂利に対処するための実験をしようと考えたわけですよ。

ヘンリー君、ミーやん、がっかりしないでね、こういうナゾナゾがあたるわけないんだからさ。イチローの全てを識るマロンパだって当たらずとも遠すぎではないのさ(⌒▽⌒)

by 津月〼

津月〼→続きます
センス好い!!







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Posted by 市 at 22:13Comments(6)ビアンキカップ
この記事へのコメント
競技会、お疲れ様でした。5年前に私が即応予備隊員の小銃射撃競技会に出場した時は、前日の豪雨で射座が少し軟弱に感じまして、官品の射撃マットが敷いてありましたが一切使わず、私は寝撃ちプローン姿勢で両肘と起点になる爪先の位置を射座に溝に成るくらいマーキングをして挑みました!結果は45点満点の41点で即応予備総合3位でした。89式小銃の5.56mm弾では初めての競技会で、しかも火器陸曹から御借りした銃で射撃手帳の零点データも無しのビキナーズラックでした…。流石に砂利の射座は、部隊では経験がありませんが酷く乾燥していて堅い地面だと射撃姿勢が安定せず、標的の前に蜉蝣が立ちピープサイトが時間制限以内に決まらず苦労した経験があります。
Posted by 速王 at 2019年05月29日 23:09
グリップはイチローさんが以前から工夫しているところですよね。
そのおかげで体格、体力的のギャップなさが埋められていると思います。
あまり知られていないのでしょうが、このプローン対策の数々、色々なアイデアがありますね。
ここ数年で思ったのは、地面の小砂利です。以前は握り拳くらいはあろうかという石というか、小岩でしたよね?
ケンさんが、プローン対策で大分苦心していたのをビアンキカップの道で読みました。
どんな状況でも、時代が変わってもトライアンドエラーが出来るって素晴らしいと思います。
まさに五輪書のような人生‼️
終わったばかりながら、来年へのスタートですよね‼️
また楽しみが増えました。
Posted by chatter box at 2019年05月30日 07:05
@HENLLYさん&ミーさ~ん(^○^)(^○^)
おいらたち惜しかっただすよねー。
ネー ( ゚д゚)(゚д ゚ )(゚д゚ ) ネー

イチローさんがサイン入り唐辛子をプレゼントしてくれるカモカモだすYO♪
ワーイ \( ☆∀☆)( ☆∀☆)( ☆∀☆)/ ヤッター

だってサ、
「当たらずともトウガラシ!」
ダハハハハー o( #≧∀≦)(≧∀≦)(≧∀≦#)o ザブイチマイ

by “何でもは識らないわよ 識ってることだけ♪”と羽川委員長ライクに答えてみるオトコ
Posted by 模雷〼ロンパ at 2019年05月30日 07:28
グリップの底か〜。
地面の質にも対応しつつ、50ydでXを狙う。
なんという世界なんでしょう。

本戦会場の砂利はこの先数年は変化無し?でしょうから、このサイズと厚みに特化したグリップにするか、それとも硬い柔らかいに対応できる万能タイプを目指すのか。
しっかし、ジャリってのはタチ悪いですね。
入力に対して上下左右に動くし、フラットにならない。点接触にしかならない。
ならば、広い面積で受けるのが正解なのかなぁ?。
Posted by MIZ at 2019年05月30日 08:08
プローンの対策…ですか。
ガンの規定を知らないので…合法か違法なのかを考えないならば…

グリップパネルの下に薄い鉄板でボブチャウベルトクリップ的な物でマガズィンリローディングの邪魔にならないようマグリップと水平に逆L字で逃すように下へ伸ばし地面への支えとする…

メインスプリングハウジング下側2、3㎝位を手首側・後ろに出してマグチェンジに支障が無いようにし、そこから下方に数センチの長さの支柱を出す…とか?規定違反かな?
Posted by ヨッシ at 2019年05月30日 12:52
ようやく コンピューターに火が入りました。
皆様お疲れ様でした。
2度目の正直、しかしながら この砂利を克服することなく今年も期待ほどの成績を残す事ができませんでした。もちろんそんな簡単に行く訳無い!と しかられそうですが
フラグラーカップで成績が良いのはNZの環境とグラウンドのコンディションが似ているからか? ビヤンキが どことも似ていないのか?ガンを握って2年の未熟者には技術と知恵が不足していました。 ムーバー下手くそは”横綱ムーバー”で克服してきます。
裏庭にガンレンジがあれば早速砂利をひき詰めたい。がーーと  
Posted by マロ at 2019年05月31日 06:02
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