2016年07月26日
トゥリガープルを軽くする
市 (2016年07月26日 02:39)
│Comments(1)
│てっぽ
おはばんよん♪
ちょっとバタバタといそがしくて
ブログ更新が遅れ気味なんですよ・・・
で・・・
これらはハンマースプリングなのです。
左のが売られている長さです。
真ん中のはブライリーカスタムのもので、短く切ってあります。なぜ切るかといえば、トゥリガープルを軽くするためなのです。
トゥリガープルとはトゥリガーの重さのことです。
このスプリングでハンマーは強くスィアにかかっているので、これを弱くすることでプルは軽くなるのです。
だけど、あんまし短くするとハンマーフォース(打撃力)が低下してミスファイヤをおこします。
ですから1911系の拳銃にとって、このスプリングの長さはトテモとてーも重要なんですよ。
ブライリーのスプリングはかなり大胆に短くなっていますよね・・・でもこれで冬場になってもミスファイヤが出たことはありません。
プライマーというものは、寒いと発火しにくくなるので、ハンマーフォースは冬に調整するのです。
で、トゥリガープルは軽いほど撃ちやすくなります。重いとガクビキが出やすくなるのです。
ビアンキカップではトゥリガープルに規定があって2パウンド以下だと失格になります、が、スティールマッチでは制限がありません、、なので、なるべく軽くしようとするわけです。
ちなみにデューティーチューンという言葉があり、これは戦いに使う拳銃のトゥリガープルのことで、これは3.5パウンド以上が適正とされており、ワシもそれは賛成です。というのは、プライマーによって発火しにくいものがあり、マッチシューターは使用を避けるものですが、戦いとなったらどんなタマでも使えなくてはならないですからね。
それはともかく、
右のスプリングを見てくださいナ。
ブライリーより2コイル短いのです。
このイーチが切りました(^_^;
R26は試合専用にするので
プルをギリギリに軽くしたいのです。
その結果↓
ミスファイヤが出ました(^◇^;)
50発に1回の割合で発火しません。
ウィンチェスタープライマーですからマズマズ上質なので、これは切りすぎ(^_^;
さすがブライリーだと感心するためにスプリングを一本ダメにしました(^○^)
ところで銃を撃つとプライマーには撃針痕→ゲキシンコンが残ります。ファイヤリングピンの跡です。この深さを見ることでハンマーフォースの強弱が判るのですが、これはイマイチ軽いナ、という深さです。
ハナシは変わりますが、
ワイルドセブンという漫画で、拳銃を連射してヤッキョーが連続しながら飛んでいるという美事な絵がありましたが、宙に舞うヤッキョーたちにはゲキシンコンがなくて・・・(^0^;)ザンネンな気がしましたよ。
さて、トゥリガープルを軽くするにはハンマースプリングを短くするのが第一で、その調整がすんだら、こっちの板バネを調節するのです。この三本の松葉にはそれぞれ役目があり、トゥリガーバーを押し戻すとか、スィアを押さえるとか、グリップセフティーを押し戻すという役目をもっています。これらをクイっと指で曲げてやることでテンションがすごく変わるんです(◎-◎;)
ええっ!!
そんなもんなのぉ〜(@_@;)!!!
と、初めてジム ボウランドに習ったときは驚愕しましたよ(゜◇゜)
板バネって曲げて調整する・・・
もうこれは感覚的にアリエナイと感じていましたからね〜(^_^;
でも、これで調節しても以後テンションが変わることはありません。
でも、これはコワイという気持ちはいつまでも・・・^_^;
とまあ、そういうふうでプルを調整しました♪
かくして、戦いのためのR26は試合にツオイ拳銃へと外観も中身も変身するのでアッタ(^-^)
ホルスタは、こっちの古いのがピタリとフィットするので交換、あとで仕上げもやり直します。
でもさ、
こういうことはショセン小細工でね、これをやったからといって、それほど成績があがるものではありません。ただ、拳銃のメカニズムをイジルのは、それはそれで とても楽しいからやっているのですよ(*^_^*)
あ・・そーだ、
タクレットLの報告ですが、
いったい幾つの注文をいただいたと想います?・・・
いやー、びっくりしました〜\(^O^)/
ただいま、製作に入る前にひとつだけテストランを作ってもらっています。
これでオッケイでしたら全部を製作するんです。
そいつが来たらリポートしますのでお待ちを。
市・・・(^-^)/
この記事へのコメント
タクレットのリポート楽しみに待っております。よろしくです。
Posted by 晴れ晴れショー at 2016年07月26日 08:00
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