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2019年05月01日

令和元年のビアンキカップは76歳

市 (2019年05月01日 00:31) │Comments(12)語りのプラザ
え?
令和?

「礼和」ではないのですね?・・・

よし、ではマロンパに聞こう、

昭和18年は西暦何年だい?

はい、1943年です。
・・・のハズでぇーす・・・

そう答えられるアタマの良い人はどれだけいるかな。イチローさんはアタマ良くはないけど即座に答えられますよ。だって自分が生まれたらしい歳だもんね。

いや〜、実はね、アメリカに長年住んでいて日本の年号で言われると、それが何年前なのかがぜんぜん解らないんですよ。

まあ、隠居した身ですからどうでもいいのですがね。

ともあれ、令和元年のビアンキカップ出場は76歳の時であった。と、ここに記しておきましょう。えーと・・・まてよ、もう令和の時代なのですか? 来年の元旦からではないのですよね?

と、無知ぶりもさらしておきます。

令和元年のビアンキカップは76歳
ここ三日間は訓練を休んでいました。連邦局の人と会ったり、子供たちとの触れ合い、そしてタマ作りなどしながら疲労した身体を休めていたのです。

一昨日、トモはニューズィーランドから来るミンブを迎えにサンフランまで迎えにいきました。片道4時間のドライヴです。飛行機が遅れて待つこと3時間、そして帰途に4時間かかりました。日本に行けるほどの時間です。
そして昨日は、鬼軍曹を迎えに同じ行程を。

トモ教官は、自分の生徒のためにまる二日間の運転手を務めました。なんという気の優しさでしょう!! 年に一度のビアンキカップ訓練という貴重な日々を二日間も割いて・・・そして帰りも送るのですよ。もちろん無料で。

「自分でドライヴして来られる人だけ招待しよう」というのがイチの決まりなのですが、そうもいかないようです。

それにしても、せめて1時間圏内までは乗り物をつかって来て欲しかったな〜・・・それが本当の旅行というものではないのか・・・

でね、
20年ほど前だったか30年前だったか、こういう事があったのですよ。

その日はたまたま家にいました。そこに電話が鳴ったのです。そのころはサンフラン郊外のベニシアという町に住んでいました。

「ハロウ・・」

「・・・・・・イチローさんですか?」

「はい」

「あのう・・会いにきました」

「今どこにいるのですか?」

「近くのガソリンスタンドです」

「ええっ!! よく来られましたね・・・」

「はい・・・」

「では、来てください」

「あの・・クルマじゃないのです」

「どうやってそこまで?」

「電車とバスで橋の向こうまで来て、タクシーでここまで来ました」

「歳はいくつですか?」

「16歳です」

「では迎えにいきます」

ただごとではなさそうだ・・・
行ってみるとクリクリ坊主頭の少年が棒をかつぎ、その先には風呂敷包みが!!
我が目を疑いましたよ。

「イチローさんに会いたかったのでバイトでカネをためて来ました」

「親は知っているの?」

「父はいません。母はいますが言ってないです」

「ではまずお母さんに電話しよう」

「いいんです、母は結婚したい人ができてボクはいないほうがいいと想いますから・・・」

「でもお母さんは心配しているから電話しよう、番号を教えなさい」

ボウズは渋々と番号を、

「もしもし、サチコさんですか?」

「はい・・・」

「あなたのお子さんがウチに来ています」

「ああっ!! そーなんですか〜!!・・・お宅はどちらですか?」

「アメリカなんです」

「ええええええええ〜!!!!!」
しばし絶句・・・

「お母さんが結婚なさるので家出してきたそうです」

「わああああああ〜ん」
大泣きでしたよ。

「とにかく、ウチで面倒みますからご心配なく」

ボウズは英語ぜんぜんダメ。
単語の断片だけを使いながら自力でやってきたのです。

この世で頼れるのはGun誌に記事を載せているイチロー兄ぃだけ。しかたがないのでウチに泊めておきました。しかし大いに困りましたよ。

で、そのころはサンフランシスコにタロウ軍団がいて、日本から来た若者の面倒を見ており、タロウ君はボウズの根性に感心して引き取ってくれました。

こうして月日がたち、覚悟あるボウズにもアメリカに住み続けることの困難さが判ってきました。

「そろそろ日本に戻って人生をやり直すんだ」
と説得し日本に帰らせました。

そしてやがて彼は大阪の蕎麦屋さんで奉公することに決めました。日本に行ったとき、その店に寄ったところ立派な店でした。ボウズは顔つきもしっかりとなり、健全そうでした。これで安心だ。それ以降ボウズには会っていません。

決死の覚悟を観るのはいいものです。

おい、ボウズ、このブログ読んでいたら書き込みして元気かどうか知らせてほしねん。









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Posted by 市 at 00:31Comments(12)語りのプラザ
この記事へのコメント
>昭和18年は西暦何年だい?
↑↑
はいいーっ、1943年でガース♪
( ≧∀≦)/ メイビー

by なぁーに 礼はいいだすYO♪レイワ・・と令和初の低級ギャグをとばすオトコ
Posted by マロンパ93 at 2019年05月01日 01:02
ほんと、マロンパギャグは美事というしかない低級ぶりだ。by 明治25年10月10日はアインシュタインが来日してから何日あとなのか知りたいヲトコ
Posted by 市 at 2019年05月01日 01:23
>明治25年10月10日はアインシュタインが来日してから何日あとなのか知りたいヲトコ
↑↑
アインシュタインが来日したのは 1922年11月17日らしーにょで、1892ね、、ん??・・いやいやいや(←いつもの口癖)、ソイツはおいらも知りたいでガース!!!
(;; ゚∀゚)/ ンモゥ

by ♪アレイワ三年前 止める あなた 駅に残しィ~ 動きはじめた汽車にィ~ひとり飛び乗ったァ~♪と歌って喝采を浴びたいオトコ
Posted by マロンパ93 at 2019年05月01日 02:16
アインシュタインが来日したのは 1922年11月17日らしーにょで、1892ね、、ん??・・←ようし、そんなこたどーでもいい。わっしの知りたいのは、アインシュタインは「ジャパンは美の国だ」と感銘を受けたそうだが、どこからジャパンは美を失ったかのかだ。これをつぶさに報告せよ!!
Posted by 市 at 2019年05月01日 02:22
ホントにトモさんの優しさには脱帽です。皆様にはこの後も民部の事よろしく鬼害します。
情け甘やかしは無用です。
令和、失礼します。
Posted by にゅーじー石井 at 2019年05月01日 04:29
>どこからジャパンは美を失ったのかだ。これをつぶさに報告せよ!!
↑↑
Σ(;;○_Θ) ン···? ←寝オチしてた

♪エービーシーディ~ イーエフジ~♪
ンモー、イチローさんったらヤダナー。
失うもなにもモトモト「J」「A」「P」「A」「N」に「B」なんてナイだすがなー♪
カーニガ( ・∇・) チン〇チンハーサンダー♪

by 令和早々 イロイロな方面に非レイワ詫びたいと想ふ 寝ボケオトコ
Posted by 寝ロンパ93 at 2019年05月01日 06:55
ビックリ‼️
しばらくぶりに、見たトモさん。激ヤセ?
それとも、かなり絞り込んだのでしょうか!
食事も野菜をメインにした様子で健康的ですね。
動き易くなった身体で、ビアンキの記録更新を祈念しています。
今年のビアンキカップはベテラン、新人?で楽しみです。
Posted by Fumi at 2019年05月01日 08:41
令和最初のコメントです。

う〜ん。16歳で単身渡米、しかもアポ無し具体的な予定無し。
今の自分なら「そりゃ〜あまりにも無謀でしょう」、「よそ様に迷惑かけるでしょう」とはっきりと言えますし否定も出来ます。理論整然と。
同じ16歳の自分だったら?。
否定は出来ないでしょうね。だけど、同じ事はしない出来ない。
何故か?。これははっきりしてます、親に迷惑をかけたくなかったから。ワガママ言える出来る環境ではなかったですから。

自分の性格的には、行き当たりばったり、っていう無計画的な事が嫌いです。どこかに出かけるにも、何かをするにも。
こういう人って、計画にない事、予定から外れた事が発生すると対応出来ない!、パニック!、になりがち?。
私は「変人」ですからそんなイレギュラーな状況ですら楽しめます。というか、そんな状況でこそアタマが冴えるというか。
仕事でも趣味でも。
「おっ。来やがったか」って感じ。
( 非常時のオトコと呼ばれてます。)

マロンパ親方への宿題ですけど、私も回答。
ジャパンが美を失ったのは、やはり高度成長期以降ではないでしょうか?。
美や徳ではなく、お金と効率を優先しだしたからではないかと思います。
これは年齢層に現れているそうです。具体的には昭和35年生まれの前後。
学校教育も違うでしょうけど、親の年齢からくる教育や躾、生活環境の差異ではないでしょうか。
人々の心から美や徳が失われていったのだと思います。
自然を畏怖し敬い愛でる心は失いたくないですね。

なが〜い連休でタイクツなので、アインシュタインの名言の一部を。

空想は知識より重要である。
知識には限界がある。
想像力は世界を包み込む。
( 想像力 ( 創造力 )は世界を変える!。)

全ての宗教、芸術、科学は同じ一つの木の枝である。
( 宗教と科学はやがて一つになるでしょう。とも語ったそうです。)

可愛い女の子と1時間一緒にいると、1分しか経っていないように思える。
熱いストーブの上に1分座らせられたら、どんな1時間よりも長いはずだ。
相対性とはそれである。
( これはね〜、ミョーに納得!。)
Posted by MIZ at 2019年05月01日 09:41
普通に考えたらわかりません…でもこれはすぐにわかりました! 母が昭和10年・1935年生まれなのでプラス8にするかプラス10にしてマイナス2にするか…然も本日令和元年初日の5月1日メーデー生まれ、84歳になりました。まだまだ元気ですわ!オカン、誕生日おめでとう。
Posted by ヨッシ at 2019年05月01日 10:04
令和元年、この時代もお世話になります、ドナグでございます。

アインシュタインと美の話で私が好きなのは、京都かどこかで寺の大鐘が突かれるのを目にしたアインシュタインが、その音波を効率的に伝えるベルカーブの美しさに感激し、何度も突くことをリクエストした挙句、ついには自身がカネの真下から鐘に頭を突っ込んだ状態で突かせ、音波の美しさを堪能するどころか鼓膜を破られかけて悶絶した、というやつです。

アインシュタインは、日本語に直訳すれば、アイン=1、シュタイン=石ころ、で1つの石ころとなりますが、現在に至るも重力レンズの予言が当たったり、先年亡くなったホーキング博士に大きな影響を与えたりすごい人でしたよね(神の存在を信じたアインシュタインは、宇宙の現状と神の意志の介在のバランスにずいぶん悩んだそうですが、神を信じないホーキング博士はより自由だったそうですね)。ナチスの非人道主義から逃れて亡命したはずが、自身の理論により開発されてしまった原爆で日本の民間人を大量殺りくしてしまったり、いろいろと数奇な運命のひとだったかと。

市郎さんも、我々が大好きなガンとフォトの世界で数奇な人生を歩まれておられますね!
Posted by dnag at 2019年05月01日 14:26
トモさん。
お元気で何よりです(^○^)
16才当時の自分には、そんな行動力はありませんでしたね。
イチローさんの訓練の時や今は行けてないですが、エアガンの射撃大会等で得た(それ以外の事で繋がらせて頂いてる方々もおられますが)縁は大事にしていきたいと思います。
Posted by 晴れ晴れショー at 2019年05月01日 18:04
お世話になります。
渡邉智彦です。
長谷川さんご無沙汰です。薪切ってますか?
イチローさん、長谷川さん令和もよろしくお願いいたします。
令和関係なくバイト3日間でした。
Posted by 渡邉智彦 at 2019年05月03日 10:36
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