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2016年11月11日

人間の姿カタチをした・・・人間 (笑

市 (2016年11月11日 11:17) │Comments(5)語りのプラザ
市郎さんから宿題の答えを当時の記憶を辿りながら、一所懸命考えていました。 たぶん発端は、コンバット誌に載っていたシグプロの記事で、ウィルコックスの社長の秘書さんだったかに語った「奴らは姿形は人間の姿をしているが、悪人という別の生き物だ」だと思います。 最初は面を喰らったし、当時はそれに反発もしました。でも世の中の酷い事件を目にする度に、市郎さんの言ってる事のほうが、実は正しいのでは思えるようになりました。 そして、ある凶悪事件のおこした「悪人」についての報道見た時に、そいつは自分の同じ歳で、周りからの評判も「真面目な良い子」と自分とまるで一緒だったんです(自惚れはあると思いますが)。自分も一見すると優等生っぽく見えるけど実はやさぐれているし、邪な気持ちもあるし、それに危ない知識(笑)いっぱい知ってるし、何時か自分も「悪人」になってしまうのではないかと怖くなってしまいました。 余談ですが、自分の年代は、世間では「キレる○○代」とか「理由なき犯罪世代」とか「酒鬼薔薇世代」と言われて、突発的に凶悪事件を起こす奴が多い年代です。西鉄のバスジャック事件とか秋葉原の通り魔事件の犯人達も同じ世代だったはずです。きっと彼らはイチロー永田という人の書いた記事に出会えなかったQ太郎だと思います。 本題に戻ります。しかも幸か不幸か、その頃読んでいた本に「生成り」って、人が生きたまま鬼となった妖怪が出てきてて、ちょうどそれが、市郎さんの言う「悪人」とイメージが被ってしまったので、なおさら…。 そうなると今度は、自分「悪人」にはなりたく無い!どうしたら?って思う訳です。そりゃ、イメージが「鬼」ですから…。 その答えになったのも、市郎さんの言う「Be Strong!!」だった訳です。とにかく強く生きて「悪人」には絶対にならないぞって思いです。 まぁ、シグプロの記事を読んだからと言って、万人がこう考えるとは思えません。当時のは感受性の高いハイティーンが思った事で、たぶん現在の30台の自分がシグプロの記事を読んでも、こうは思わないだろうし、それこそ「悪人ならコロコロしても良いんだ」って思う奴がいても不思議じゃないですしね。 PS でも、一番覚えてるのは、スパス12の時の… ダーメダーメのダメニータ,ポリスニーノかグンタイマーンのためにアルニーノ,イーチアニーノアキラメーナ,アルベテルーチ というイタリア訛の英語です(笑) なんで、これが現在でもスラスラとタイプ出来るのか理解出来ません。
Q太朗

人間の姿カタチをした・・・人間 (笑

うーんん・・・(^_^;

なにかシンエンなこと書いたのかと想っていたのにぃ〜(^◇^;)

ようするにQ太郎君の真っ直ぐに伸びようという元々秘められていた資質だったわけじゃないですかぁ〜(^0^;)

そういう人は、ヒバリが野原から高々と飛び上がってさえずっているのを見ても「うん!! オレも強く生きるぞ!!」と想うわけだし「風と共に去りぬ」という映画にあった “ダマしても盗んでも殺してでも私は生きる!!”というシーンを見たって感動し、正しく生きる道を選ぶわけで、ただそのキッカケを待っていただけのことではないですかね〜(^o^)

で、ですね・・・
ベニシアに住んでいたときにモルモン教の宣教師3人の美女がきて 射撃を教えてほしいと言ったのですよ。

君たち神に仕える人たちが人を撃てるわけないじゃないのぉ?・・・ ^_^;
と言ったら、
「悪い人間というのは、姿形は人間の姿をしていますけど、悪人という別の生き物なのです・・・中身は人間ではないのです!!」
と真剣に語ってくれたのです。

なるほどな−、と想いました。

それまでは、自分や家族に危害を加える人間は即射殺する、と決めてはいたものの、奴らが人間ではないなどとは考えたこともなく・・・。
それに、奴らも可哀想な人間ではありますけど、ワシにはリクツをつけなくても撃てますしネ(^○^)

そのときのセリフをショートストーリーに使ったわけなんですよ。

つまりQ太郎君が正しい道を選ぶキッカケをつくったのはモルモン様にござりまするのですぅ〜\(^O^)/

ちなみにイチローはいかなる宗教も信じていませんし、教会やお寺にいけば神がいるだなんて想ってもいません。

受験合格祈願をしたら全員合格したみたいな具体的なショーコがたくさん揃わないとワシぜんぜん駄目なんです(^○^)(^◇^)

自称、エンマ様のトモダチである市
(^O^)/アリベデルーチ





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Posted by 市 at 11:17Comments(5)語りのプラザ
この記事へのコメント
なるほど、あの話には、そんな裏話があったんですね…。
(モルモン教か…、確かブローニングさんもモルモン教徒でしたね)
自分の高校の先輩にあたるらしいボクシングのチャンピオンは、「ボクシングやってるとモテる」と聞いたからボクサーになった(でも、「ボクサーとなってもモテなかったよ(泣)」とも)講演で言ってました。
案外、人を動かすのは、そんな他愛も無い事かもしれませんね。

それと話題は変わりますが、日本のニュースで、トランプ政権の誕生を嫌い、カリフォルニア州を米国から分離独立させよういう不貞な輩がいるというのをやっていました
ttp://www.asahi.com/articles/ASJCB5H10JCBUHBI01T.html?iref=comtop_8_02

書いてるのが、朝日新聞(ちょうにちしんぶん)なので、何時もなら、「はぁ?これ書いた奴、馬鹿じゃね?w」って笑い飛ばすところですが…
元々、銃やミリタリー関係者からは、「キ印の国」と書かれるくらい評判の良くない州で、さらに市郎さん所有の銃達も規制のため、泣く泣く手放してる内容の記事が続いていたのと、排ガス規制絡みで「加州政府は電気自動車のテスラを住民の強制しようしていて、まずはZEV規制でトヨタのプリウスが生贄なった」なんて与太話も聞いていたので、少し心配になりました。
Posted by Q太朗 at 2016年11月11日 13:11
スライドがホールドオープンしたウィルディー マグ。
これ程メカメカ感が有って、過剰とも思える複雑な加工のハンドガンって他に無い様な気が。
飛行機でいったらX15 ( スペースプレーン。地球と宇宙の境界を飛んだロケット推進の飛行機 ) 程のぶっ飛び具合。
工作精度の高さならSIG P210やCZ75なのでしょうけど、これらは綺麗なんですよ。メカ!って感じが乏しいかな。
現在の応力解析技術を使ってCATIAで設計し、多軸NC加工機で製作すればもっと贅肉を落としてスマートなカタチになるのでしょうけど、メカ感は乏しくなるでしょうね、きっと。


人間の姿カタチをした・・・。
きっと昔の人達はそんな存在を「 鬼 」や「 餓鬼 」と呼んだんでしょうね。
Posted by MIZ at 2016年11月11日 15:16
Q太朗さん、自分は52になります。今までの人生振り返って、自分が鬼や餓鬼になってても不思議じゃ無いと心底思ってるんですよ。もう紙一重。中学に入学と同時位に市師匠のリポートに出会えたこと、自分の一生の財産です。今までのところ、鬼、餓鬼にならずすんでおります。
 Be Strongがいかに大切で難しいか実感する事がこの歳になって実感しております。
Posted by 佐伯 at 2016年11月12日 11:24
「風と共に去りぬ」考

あ~、あの下品で無教養な女の話ね。
感動的なんですかねぇ、あれが。
女性に教養が無いのは当時のアメリカ、ヨーロッパでは当然のことでしたが、バトラー船長曰く、"morally complicated"、「道徳的にどうかしてる、おかしい」と言われた困った女。

まぁ、確かに強い事は強い女でした、主人公スカーレット・オハーラ。
日本では奔放な大恋愛小説と思われている様ですが、
作者マーガレット・ミッチェルは"gumption"を持っている人間と持ってない人間を描き、"book of survival"を書きたかったとアメリカ版のペイパーバックの解説に書いてあります。
(英語版のWikiにも書いてあり)
日本で最も一般的な新潮文庫版にはこの件に関して、一言も書かれていません。
"gumption"なんて言葉、Gone with the windの解説を読むまで全く知りませんでしたが、
辞書を引くと正にGone with the windが定義と解説そのもの(笑)。
スカーレット・オハーラの考えと言動が"gumption"なんです。
「勇気、覇気、根性、積極性、抜け目の無さ、度胸」
こんな意味ですな。
この気質が恋愛に向けば、宝塚歌劇でも取り上げられた恋愛に奔放な女の物語になる訳です。
相手が既婚者だろうが、横恋慕したら何が何でも自分の物にしてやる、という考え方と行動。

お話の方はスカーレット・オハーラの恋物語だけでなく、南北戦争も同時に進み、北軍によるアトランタの陥落、その後の困難な生活、スカーレットのバトラー船長との結婚、と続きます。

オハーラ家は当主のジェラルドが妻エレンをチフスで亡くし腑抜けになりスカーレットが父ジェラルド初めタラの農場の全員を養わなければならなくなりました。

そこで、スカーレットが"gumption"を発揮して、何でもやって一家全員を養い、生きていくわけです。

非道徳的、非倫理的なことをやり家族を食べさせました。

生か死の問題ですから、一般的には、殺人を含めどんな事をやっても許されるでしょう。
ただ一つだけ条件があります。
他人を文字通り食い物にして自分が生き残るのですから、その責任をどうとるか、です。
作者マーガレット・ミッチェルがスカーレットに下した罰は、
「スカーレットを人間として愛したメラニーは流産のために死ぬ」
「女性としてスカーレットを愛したレット・バトラー船長はスカーレットの元を去る」
「レットと間に出来た二人にとって唯一の子供である娘のボニーは事故で死ぬ」

マーガレット・ミッチェルはスカーレットに罰を下したので、この物語は彼女にとって終わっています。
続編を望まれても書かなかったのも納得。

さて、
自分や家族の命を狙われたら、自衛のために相手を殺しても当然。
私もそう思ってしますし、実際にそうするでしょう。
イチローさんの意見に大賛成です。
「真実の瞬間」に迷いがあれば一瞬を逃し、自分はともかく家族を失うのは正に一生の不覚。
そのためには相手に情け無用、人間扱い全く不要、
これも大賛成。

しかし、モルモンの坊さんが言った「中身は人間ではない」には反対。
この辺の考え方は聖書そのもの。
新約の福音書によく出て来る話。
悪魔に取りつかれた話です。
モルモンは一夫多妻の王国成立を目指し、流れ流れて、ユタの砂漠に辿り着いた事以外知らないのでちと調べると、モーゼの十戒も戒律にしていると。
これで分かりました。
「人を殺すな」
と書かれているので、相手を非人間化しなければならないのです。
相手が人間以外の存在なのですから、それを「殺し」てもモルモン教徒にとっては戒律を破らず、立派な信徒でいられる訳です。
モルモン教徒の方がいましたら、この辺の考えを書き込んで頂けると助かります。
何も知らない門外漢ですから間違った解釈でしたらお許しを。

この辺から、どうもイチローさんの意見が毎回書かれていないので大変気になっています。
自衛の殺人をやる決意、覚悟は書かれていますが、その後を書かれていません。
殺人を犯すような心理状態は確かに正常ではなく、「中身は人間ではない」でしょうが、実際には両親から生まれ育ったこのブログに集まる人々と同じ人間には変わりありません。
以前にも書いたと思いますが、人を殺すのは簡単な事だとは思えません。
たとえ正当防衛のためとは言え、そのまま生きていけるとはとても思えないのです。
殺人は罪には変わりなく、正当防衛で法律上問題無くとも、倫理的、道徳的に、少なくとも心理的良心的な罰を受けるはずです。
この点を巧く(?)回避(?)しているのが、モルモンの坊さんが言った「中身は人間でない」です。


この辺の事を考えるためのとても良い映画がクリント・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』です。
これはとても良く出来た戦争映画で、戦争を礼賛することもなく批判することもありません。
主人公クリス・カイルはPTSD(「戦闘疲労症候群」の方が相応しいでしょう)に罹ります。
(映画を観た方ならご存知の通り、その前にクリスの弟は耐えられずに除隊します)
人から殺されそうになるのが原因の一つには間違いないでしょうが、戦争中(「軍事行動中」の方が正しい?よく分かりません)、仕事とは言え人を殺し続ける事も原因ではないでしょうか?
しかも、正規軍相手ではなくどう見ても軍人ではない女子供まで必要ならば殺さねばならないのです。
気分のいいことでは決してありません。
(因みに私が好きなスティーヴン・ハンターのボッブ・リー・スワッガァのシリーズ、主人公のアーカンソー訛りのボッブもPTSDに苦しむ生身の人間。この設定が非常に好ましい)

自衛のために殺人をする覚悟を決めるのはいいことですが、その後の自分がどうなるか考えておくのも悪くないと思います。
Posted by CYPRESS at 2016年11月12日 20:38
どうも最近、イチローさんの記事に自分を殺そうとしている人間に対する事が書いてないのが非常に気になっています。
相手も自分やイチローさんと同じ人間には変わりないのです。
その相手は中共の兵士だろうがISの戦闘員だろうが、人間には変わりないのです。
親がいて、子がいて、恋をし、仕事に汗を流し、趣味に没頭し、酒を飲みながらスポーツ観戦で浮世のこと束の間忘れる、こんな自分や家族や友人と変わらない人間なんです。

私がイチローさん、と言うか、初めてGun誌を買ったのは40年以上前の事。
タークは高野武名義だったし、国本社長も細かった(笑)。
イチローさんのデビューから知ってますし、その頃は真面目な普通の高校生でしたからか(笑)、いい事か悪い事か分かりませんが、他の方々の様に影響は受けいていません。
影響を受けた方々を馬鹿にしてるのではなく、何か、羨ましい(笑)。
イチローさんとの絆が強く、深いですから(^.^)。

それでも、Gun誌1981年7月号の「FBIスナイパー」の記事は非常に印象的でそこだけ残してあります。
中でもp.82の「スタックホーム・シンドローム」は今まで考えたことも無く、既にイチローさんが戦後間もなくの生まれと知っていたので、やはり苦労人は人生の機微を知っていると感心したものです。

1985年頃から20年以上イチローさんの記事を読んでいないので、汗顔の至りですが、私にとっての一番、最高の記事です。

では、「スタックホーム・シンドローム」の途中から引用です。

 さぁ、マジメになって…
 あるビルに一室に殺人犯がたてこもったとする。例によってスワットは出動し、スナイパーはなるべく近くに忍び寄って、スコープごしに犯人の一挙一動を観察する。FBIからは熟練したネゴシエイターがやって来て懸命に説得し、やがて、犯人のお母さんまで呼ばれて来て長々と悲しいやり取りが始まる。人殺しとは言え、根っからの悪人ではないものだ。この文明社会のひずみ、貧富の差、政治の貧困などが原因となって、アリジゴクに落ちた虫のようにズルズルと悪の道に落ち込み、ちょっとしたハズミに運命のツメに引っかけられて、気が付いたら人を殺していた…。そんな例が一番多く、そんなドラマの終結を目のあたりに見せつけられたら、「死ぬべき奴はこの男ではなく、私腹を肥やしてばかりいるある大臣か誰かじゃないだろうか?この男は社会から疎外された被害者なのだ…」と、感じるのが思考力のある人というものだ。
 スコープを通して犯人の顔を見ながら待機するスナイパーにも、6時間、8時間と経つうちに犯人の貧しい生いたちや家族の悲しみなどがヒシヒシと伝わってくる。現場に到着した時は、「ヨーシ、俺が撃つ!」と自信を持っていたスナイパーでも、そういったストーリーを全部知ってしまうと、さすがに犯人に対する同情を禁じ得なくなる。そうこうしてるうちに、錯乱した犯人は説得に応じるどころか、ますます狂暴化し、あきらめたネゴシエイターはスワット隊長にそれを告げる。
 隊長は、突撃隊かスナイパーか、どちらを使うべきかと考え、場合によってはスナイパーに”GO"サインを送る。その瞬間、スナイパーの心は動揺し、どうしてもトリガーを引けなくなることがある。この心理状態をスタックホーム・シンドロームと呼ぶわけだ。
  「スナイパーはスイッチをONにされたマシーンのように動かなければならない…」と、先に書いた。これはカッコ良く聞こえるだろうが、それがどんなにスサまじいことかを、たまには劇画の世界から抜け出して考えてみようではないか。

以上引用終わり
Posted by CYPRESS at 2016年11月12日 21:26
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