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2015年06月09日

永田のストーリー

市 (2015年06月09日 10:10) │Comments(3)語りのプラザ
書き忘れましたが屋久島、ご存知の通り1か月に35日雨が降ると言われるほど水量豊富な島です。その水もまた美味しいです。水の心配は一生しないですみます。 学校は永田小学校があります。 屋久島には離島には珍しく高等学校まで揃っています。 大きな欠点は移住者には仕事が少ないことですが、写真家ならば逆に仕事が増えそうな土地柄であるとも言えます。 市郎さんが永田に来てくださったらな〜と思うdnagでした。
dnag

ずいぶんとくわしいですね〜(^o^)
では、永田の話などひとつ・・・

そのムカシ、米国の市は日本の兄を訪ねた・・・
兄は静岡でクリニックを開業していた。

あのさカッチャン、ワシ、永田のルーツを調べに来たんだよ・・・

ほう・・どこに行くんだ?

屋久島の永田に行ってみるよ・・

そうか、どんなところか観てきてくれ・・

そして永田に行った市は、オジイサンを知っている人たちを探していろいろと聞く・・

オジイサンは永田甚太郎・・だったと想います。

彼は屋久島を飛び出して鹿児島に移住した。
内地では海産物の人気が高いことを察知し、屋久島にもどってカツオブシを作るというビジネスを開く。

やがて永田村の家々は屋内にゴザを敷いてカツオをならべ、カツオブシを作るという仕事でたいへんに潤った。

孫の名前は「勝男」と命名。
それがウチの長男のカッチャンです(^o^)

そして孫娘には「八重子」と名付けました。
八重岳のことですね(^◇^)

どうして市を「画寿丸」にしなかったのだろう(^○^)がじゅまる君っていいじゃん(^◇^)

でも、息子だった徳平さん(市の父)は魚業がいやだったか、もうからなくなったかで鹿児島で本屋を開業する。
その町は加治屋町という。西郷さんの住んだ場所だったので、もしも時代が合っていたら逢っていたハズ(^^)

しかしやがて日本陸軍の暴走で真珠湾を攻撃し、待ってましたとアメリカは日本を木っ端微塵に叩きまくり、鹿児島も空襲に見舞われてオヤジの本屋も焼失・・・ここから永田ファミリーは多くの人々と同様に極貧に耐えながら生き延びることとなる・・・。
七人兄弟の末っ子だったイチローは1943年生まれ。戦争のまっただ中で生まれ、最初に覚えた言葉は「タイヒータイヒー!」と叫ぶこと。
空襲のたびに大人たちが「退避、退避」と叫ぶのを聞いて覚えたという。

本の虫だった父親は博識で「アメリカはな、何でも一番の国なんじゃよ、利口さも強さも馬鹿さもじゃよ」と子ども達に教えた。
若い頃には米国への密航を企て、横浜から出る船に潜り込んだが見つかってツマミダサレたという(^-^)

それはともかく・・・
屋久島の永田浜に産卵をしにやってくる大ウミガメたちを観た市は、その自然の魅力が忘れられず・・・年老いたら自分も子ガメたちを連れてもどろうかという漠然とした考えをもつにいたるノデアッタ。(*^_^*)

以上が永田のストーリーです。







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Posted by 市 at 10:10Comments(3)語りのプラザ
この記事へのコメント
お世話になります。渡邉智彦です。
屋久島とは強い縁があったんですね!
驚きました。
先祖の住んでいた土地、血のルーツ、分かります。
私の母も父の死後自分のルーツを調べに九州まで行きました。(今は埼玉に住んでいます)長崎辺りまでは何とか調べたと言っていました。
屋久島の大自然、ぜひ子どもに見せて下さい。きっと、素晴らしい慣性が刻み込まれると思います。
これからも応援しています。
Posted by 渡邉智彦 at 2015年06月09日 10:35
鯖を使ったなまり節は食べて知っていましたが鰹節は初めて知りました。勉強になりました。お爺様、きっと市郎さんのようにエネルギッシュで人徳のある方だったんでしょうね。
素敵なストーリーを有難う御座いました。

ところで市郎さんががじゅまるさんだと大分印象が変わりますね。市郎さんはやはり市郎さんであり、イーチさんですよ。

うちの従兄弟も長男なのに次郎という名前ですが、市郎さんの、7人目にして「イチ」郎というお名前にも隠されたストーリーがおありですか?

移住でも、小旅行でも、いつか御一家で屋久島を訪ねられることがあるといいですね。
Posted by dnag at 2015年06月09日 12:31
市郎さんと屋久島の関係で、何か忘れてる事があったな〜とこのところモヤモヤしてたんですが、今思い出しました。紫電の炎の主人公の出身地が屋久島という設定でしたよね。これを忘れていました。思い出せてスッキリしました。

変な書き込みすみません。
Posted by dnag at 2015年06月11日 19:20
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