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2015年04月15日

ストロング トゥリガープルとは?

市 (2015年04月15日 00:44) │Comments(3)てっぽ訓練
イチローさん。
ストロング トリガープルを説明していただけますか?まだトリガープルに悩んでいます。今日の試合も左に引っ張って、ぼろぼろ。。。
30ヤードのスチールも倒せない。涙ぼろぼろ。
小林

ストロング トゥリガープルとは?

拳銃射撃とは、とどのつまり
4つの動きから成ります。

1 銃のグリップを握る
2 銃を抜いて空いた方の手を添える
3 ターゲットに照準する
4 トゥリガーを引く

この四種の動きをいかに正確に
素早くできるか、、で腕前が決まる
わけです。

いずれもかなり難しい動きです。

とりわけ、トゥリガーを引くという行為!!
たったの2mmばかりのストロークという
わずかな動き・・・

世の中にはカンタンなことなんて
どこにもないと想っていますが、とりわけ
トゥリガーを引くということの困難さは
このイチローを40年間に渡って苦しめて
いるのです。

これが、あまりにも難しいために
イチローのチャレンジ精神を捕らえて
やまないのです。

では、ノーライト訓練の第一人者である
デイヴ メイナードの言葉を・・・

“あのな、拳銃をぶっ放すということは
両手の間で小さな爆弾が破裂するという
ことなんだからビクついて当然なんだよ・・
トゥリガーを引くとドカッと破裂し反動に
襲われるんだから、これを淡々とやるには
人間の本能を抑え込む必要があるんだ。
世の中にこんな大変なこた他にないぜ・・”


誰でしたっけ?・・「市はビアンキカップで七転八倒している」とコメントしてくれた人は・・・
シチテンバットウとは、ころげまわってもがき苦しむことナリ。
これってワシのことを言い当てています。

この苦難に対して「七転び八起き」の心をもって「30転び31起き」をしているのが市なのです。

半生をトゥリガープルに捧げてきたわけです。
(^○^) (-_^:) (;。;) ∈^0^∋
人生の喜怒哀楽がトゥリガーを引くという瞬間の行為に凝縮されているのですよね。

さて、ストロング トゥリガープルとは、両手の間でバクハツする拳銃弾をものともせず、平然と、泰然と、粛々と、心微動だにせず引き続けるということ。これを練習ではなく、試合会場で衆人環視のもとでやってのけること。世界の舞台で証明すること。

とくにビアンキカップという天下の武道会は純粋なトゥリガープルの勝負なんです。その難しさゆえ、多くのシューターたちがビアンキカップはオモシロクない( -_-)と出場もしないのに遠吠えするほどなのです。それもそのハズ、ムーヴィング ターゲットを48発も撃たせるという厳しいコースなんて他にはありませんからね。

「ビアンキカップに出てこない射手は根性なしさ」と、ロブ レイサムも言ってましたよ。

ですからね、小林君・・・
道は遠いのですよ・・・
安心してボロボロになりながらも
撃ち続けてください。
ワシのようにね・・(^○^)

ワシは未熟ながらも射撃では若い人たちの先を行っているので請われるままに教えていますが、生徒達に決まって言うことがあるんです。

“いいか、よく覚えておけよ、今年は君に「射撃は君が想っているよりも難しい」と説明する。。そして来年は君に「射撃は君が想っているよりもずっと難しいんだ」と説明するんだ。。そしてサ来年は「射撃は君が想っているよりも、ずっとずっとさらに難しいんだぞ」と言うことになっているんだからな・・・それが少なくともワシが死ぬまで続くだろう・・・”





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Posted by 市 at 00:44Comments(3)てっぽ訓練
この記事へのコメント
なんか、居合いのようですよね。
素振りをするかの如く、ドライドロウ、ドライファイアの繰り返し…。
違うのは、弾が出るのとディブ・メイナードさんがおっしゃっていたというように、掌の中の爆発と付き合わなくてはならない事とガン、タマ、ホルスターなどのトラブルが付きまとうと言う事でしょうか。
ファイアリング・ラインに立つ時、充分かつ効果的な練習をし、イクイプメントをしっかりとメンテナンスを行い、「大丈夫‼️絶対外さない‼️必ず、タマは出る‼️」といった太々しいまでの自信を持てれば、いいのでしょうか?
Posted by chatter box at 2015年04月15日 13:38
永田市郎様、こんにちは!m(_ _)m 元即応です!市郎さんのブログを通じましてエアガン仲間のみっくんさんから、秋葉原のバトンさんで購入出来ました!マリポサ缶バッジを1個お土産に頂きました。(^_^;)いゃ~今や貴重なマリポサ缶バッジ!大変助かりました。(^w^)さーて何処に付けるか?迷いましたが・・・EOTACのキャップに付けるのが無難で、引っ掛かって無くなる事が恐いのでプロゴルファー見たいですが、如何でしょうか?出来ましたらベルクロ付きパッチもあれば安心してバックやジャケットにも貼り付けて見たいですねぇ~。(^O^)私も久々に4.3ナイトホークを出して来ました!エアガンとは言えども精密な動きが伝わって来ます。(^_^;)
Posted by 元即応 at 2015年04月15日 14:09
イチローさん。わざわざ、解説ありがとうございます。良く分かりました。おっしゃる通り、実弾による射撃は手の中での爆発ですね。その爆発の中で精密なトリガーコントロールというのは、奥が深いです。練習中はいろいろ考えて、コントロール出来ていますが、ブザーが鳴ると全てが吹っ飛んでボロボロ。。。先週末の試合を思い出すと、拳銃が妙にフロッピーでした。右に上がったり、左に上がったり。マッスルにまだ十分なメモリーが蓄積されていないせいですね。あと、雑念で頭はいっぱい。ブライアン エノス氏は本で射撃と禅を繋げて教えています。彼曰く、頭の中が真っ白になるのは無心の境地で良い事。何も考えずに体が動いて、最高のパフォーマンスを達成するのがゴールと。しかし、私の場合はまだ体が全く違った方向に行ってしまうのが問題。たまに、車のヘッドライトの鹿のように、硬直していまいます(笑)気合いを入れて、気長に練習します。因みに、ゴルフも少しやるので、射撃とゴルフには共通点があると思っています。爆発はありませんが、インパクトの瞬間は射撃のトリガーコントロールと同様に重要。一打があの瞬間に決まる。無心でのインパクト。いやー、まだまだ先が長いです〜〜!
Posted by 小林 at 2015年04月17日 09:29
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