2015年01月10日
キコリになるわけ
市 (2015年01月10日 11:01)
│Comments(1)
│語りのプラザ
毎年、夏になると山火事を目撃する機会が
あるのですよね。
これはラストサマー(去年の夏)に起こった
ヨセミテ近くでの火事です。
ポヤポヤポヤ〜と燃えているとおもったら
突然キノコ雲のように炎が立ちのぼるのです。
その原因は
このような枯れ木のブッシュなんです。
倒れた樹木がとなりの樹によりかかる
「かかり木」とか、折れた枝が途中で
ひっかかる「かかり枝」などで、消防では
こういうのを「Bomb」ボム→爆弾と呼んで
いるんです。
たしかに、こういうブッシュに火の手が
近づくと爆発したように燃え上がるのです。
こうなると高熱波が発生して生木もなんも
燃えだしてしまいます(>_<)
基本的には家から30m以内にある枯れ物は
取り払うよう命令されています。
でも、森林火災の場合は60m以上あっても
飛び火するので油断できないのです。
でもって、これが↓
ボムを取り払ったところです♪
キレイスッキリ(^o^)
これを危険防止伐採と呼びます。
森林火災のCO2放出量に比べたら、
各家庭における焚き火くらい小さなもの
だというわけですね。
なにしろ山火事となれば、どごごごご、と
こんなのが三日三晩飛び回り、
こぉんな旅客機みたいにデカイ飛行機が
頭上すれすれにグォォォオオオォォォ〜!!!
と飛んで来て・・(◎-◎;)スゴインデス
これでドーシテなにゆえに市が本気で
キコリをやっているのかがオワカリに
なったのではないでしょーか(^◇^;)
留守中にSAOやキャメラが燃えちゃったら
イヤデスカラネ〜(>_<)(;O;)
防災は修復よりもヤスシ(^^)
市
この記事へのコメント
加州の山火事のニュースは日本でも報道されますが,土地の所有者は家から30m以内にある枯れ木の撤去義務があることを知っている日本人は少ないと思います。
そしてこの枯れ木をボムと呼んでいるなんて・・,
こういう,テレビなんかの薄っぺらいニュースでは報道されない,生活に根ざした生きたアメリカを感じられる文章がイチローさんのリポートの魅力です。
私がまだ中学生だった30年以上前から必死読み続けたのは,ここに魅了されたのです。
そして,単なる作業に終わらずに家族のレジャーにしてしまうところが素晴らしいです。
日本の都市部では,これと似た状況はなかなかありませんが,この精神だけはなんとか体得したいと日々,考えています。
生き方というか,家族の在り方というかを教わっている気がしています。
このキコリの話題は今後とも是非,続けていただきたく思っています。
それにしても,キコリのお手伝いができたら幸せだろうと思います。
そしてこの枯れ木をボムと呼んでいるなんて・・,
こういう,テレビなんかの薄っぺらいニュースでは報道されない,生活に根ざした生きたアメリカを感じられる文章がイチローさんのリポートの魅力です。
私がまだ中学生だった30年以上前から必死読み続けたのは,ここに魅了されたのです。
そして,単なる作業に終わらずに家族のレジャーにしてしまうところが素晴らしいです。
日本の都市部では,これと似た状況はなかなかありませんが,この精神だけはなんとか体得したいと日々,考えています。
生き方というか,家族の在り方というかを教わっている気がしています。
このキコリの話題は今後とも是非,続けていただきたく思っています。
それにしても,キコリのお手伝いができたら幸せだろうと思います。
Posted by @ヘンリー at 2015年01月11日 22:41
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。