最近のコメント
アクセスカウンタ
タグクラウド

2013年02月15日

情熱を表現しようぜ

市 (2013年02月15日 04:10) │Comments(2)語りのプラザ
情熱を表現しようぜ

情熱を表現しようぜ

イチロー様
お世話になっております。渡邉智彦です。M-4の写真投稿を見て、以前自分で撮った写真をはずかしながら投稿させていただきます。
これは、1980年代のAR-18とM-66のイチローさんの写真をもろ感化されて撮ったものです。たまたま、トミーガンのブルーイングをすべてやり直し、ストックにニスを塗って、修理を全て完璧にした記念に撮りました。
バランスが難しく困りました。
写真と言えば、NHK特集でロバート・キャパの倒れる兵士が、本人が撮った物でも、戦時中でもなく、ましてや兵士も撃たれていない。との事実がわかった、と言っていました。キャパはわずか40歳でベトナムで亡くなっています。キャパが生前その写真について一言も言わなかった、言えなかった事情を聞いて泣けました。兵士が持っていた銃がモーゼルだったんですね。
これからも応援しています。

市より
ストックのニス仕上げ、
きれいじゃないですか〜∈^0^∋
66のグリップもすっかりワシ好み(∩.∩)

で・・
上のフォトはオリジナルで下は
ランボー手抜きのフォトショップで説明
させていただきますね。

まずトミーの直線に対するストックの
ラインの角度がきつめなので右端を
ちょいと上げてみました。
(白い部分が元の位置です)

これで弾倉の底部とストックの間にあった
「離れ感」が軽減され、トミーとストック
に「有機的なつながり感」が・・・
つまり他人のようだったトミーとストック
が仲良く融合したという感が出ました(^^)

そう感じるのはワシだけでないといいの
ですがね〜(^_^;)

そしてトミーの背びれ(^^)の上の空間を
ちょいと埋めたいのでローダーでもなん
でもいいので置いてみませう。

トミーグリップの右の空間も
サミシーので何かがほしいですね。

それと画面の右上は露出過多になっている
ので光を落としたいところです。
ここの明るいシワシワに眼を奪われる
ので、ここはもっと単純にするほうが
よいですよん。
となると対角コーナーも暗くしてバランス
をとりましょうかね〜♪

フォトを見る人がパッと見た瞬間に
その人の眼がどこを見てよいか泳いで
しまうことを避ける必要があります。

「は〜い、ここをまず見てくださ〜い♪
きれいでしょ〜♪さあさトミーを鑑賞したら
ストックのラインをなめらかーにお見せ
しませうね〜・・そしてラストに66の
存在も鑑賞してくださいな〜(*^^)」

というった具合に美の世界にご案内する
わけですから、主演俳優と脇役、そして
小道具たちをうま〜く配置しないと
見る人の眼をウロウロさせて疲れさせる
わけで「疲労感を感じさせない」という
構成をしたいところなんです。

そのためには、
主役に対する脇役たちの角度に
「視覚的にムリのない滑らかな流れ」
をつくりたいわけです。
このリズムができれば楽しいメロディー
が鳴りだして見る人は感動するのですよ。

一挺のテッポだけを撮るにしてもその
置き方の角度、撮る角度、光の当たる
角度といった「アングル」がぴたりと
一致しないと見る人を不愉快にさせる
わけです。ましてやひとたび小道具を置くと
なると高度な「空間処理能力」が要求され
無限の挑戦となるのですよ。

空間処理・・・
画面に二つのモノを置くと関係が生じます。
画面の中でのバランスが生じます。
置き方次第でそれらは語り合い、反目し合う
のです。です、なんて決めたような口調です
がこれはただワシの経験から得た感覚に
過ぎませんけど・・・でもワシの脳内では
そうなのですよね〜

もっとも、見る人の「美意識の洗練度」
ということは、もうこれはまあ優劣が
しっかりありますけどね〜(^○^)
それと人格の捻れた人は微意識がツオイ
ですね〜(^o^)
不幸な人は美を意識できないという
傾向もありますしね(>_<)

ともあれ、智彦君のフォトは構図が緊密
で、なによりも君の熱い気持ちがよく表れ
ていますよ。
ここまで撮れれば自分のアルバム用と
してはOK僕場です(^_^)

でも、世界市のガンフォトグラファーに
私事で師事したからには彼の指示を
支持してプロクラスのフォトが撮れるよう
になるまでチャレンジするっきゃない
ですよ〜ん♪

これからも応援しています ∈^0^∋ハハハ

で・・・
キャパの「倒れる兵士」は写真学校の
素材でもありました。

でもテッポの世界に入って学ぶにつれ
疑問が湧いていましたよ。

戦場なのに他の兵士がいない
丘の上を突っ立って歩いていたのか?
撃たれた瞬間に重たいライフルを
片手で横まで振るのはオカシイ
倒れかたが映画的だ

そう想ったのでマイク エイジャックスに
聞いてみたのですよ、、
したら彼もヤラセだと想うと言いました。
そのあとで太陽という雑誌だったかで
ヤラセの様子のコンタクトプリントを
発表していました。

さて、
ハンドガンナー誌のスタッフとして
働いていた時に、三日間にわたる合同
会議があり、その中で
「売れる写真と売れない写真」という
講義がありました。

売れる写真
本物のUFOのフォト
人が死ぬところなどショックな映像
戦争など悲惨な光景

これらはフォトグラファーの技術や
芸術性は無関係で、ミーハーが喜ぶので
数が出てオカネになる。

その次に儲かる写真は
「裸の女」
そしてエゲツナイ写真ほど人気は高い。
芸術に興味のある男は極めて少なく、
ほとんどの男はポルノが大好き。

(ちなみにワシはポルノがキライで、ポルノに
凝っている人とは交際しないという珍種・・
いやチン種かな(^◇^)(^○^)

そのクセ女好きでね〜(*^^)v(*^_^*)

これは一般大衆が芸術性などを求めては
いないことの証明でアル。

雑誌社が芸術性で売ろうとすると
つぶれるしかない。

そして営業部長はこうしめくくりました。

“とはいえ、銃の世界の読者はイーチの
ストライキングで情熱に充ち満ちた
ハイクォリティーな芸術写真には
ファンタスティックに反応をするのです!!”

パチパチパチ(*^_^*)

ここの皆さんもそーですよね?
ワシの情熱に呼応しているのですよね。

熱いだけがトリエのバカヤローですがね〜
(^○^)(^◇^)

ありがとうございま〜すヽ(^0^)ノ




同じカテゴリー(語りのプラザ)の記事画像
引っ越ししました
バイクの季節
今日の発明
バッジを持とうぜい♪
コロナ休暇の最中
子猫の詩
同じカテゴリー(語りのプラザ)の記事
 引っ越ししました (2020-05-31 03:03)
 旧ブログが開通したかも!!! (2020-05-25 10:42)
 バイクの季節 (2020-05-23 23:13)
 今日の発明 (2020-05-23 11:08)
 いわゆる元慰安婦の怒りの矛先 (2020-05-20 23:19)
 バッジを持とうぜい♪ (2020-05-20 07:25)

Posted by 市 at 04:10Comments(2)語りのプラザ
この記事へのコメント
こんばんようさんです。
渡邉さんのフォトを見た、同じ悩みを抱えた人間として、コメントさせていただきます。
自分では、慢心して気が付かないというのが、自分にも当てはまるので、恥ずかしいですが。

まず、いい色してるなぁ。ストックとガンブルーと、ホルスターに目が行きました。
つぎに、メインのトミーさんの並行感に、「ん?」となり、カートとスリングとベルトのエキストラの皆さんの演技に、
自分と同じ「本人は気が付かない不自然さ」を感じました。

とうりょうさんは、自然の背景と仲良くする難しさを教えてくれましたし、渡邉さんは、配置の難しさを私に指摘してくれてます。
あと、M1ヘルメットがあると、タークさんっぽく感じました。
好敵手って大事ですね。

でも師匠のご指摘は、目から鱗どころか目がこぼれる、ご指摘なんですよね。

みんなで、楽しく勉強させてもらいます。
Posted by まう@東大阪 at 2013年02月15日 11:43
お世話になります。渡邉智彦です。
イチローさん!ありがとうございます!ご指摘なるほどです。投稿したのがはずかしいです。しかし、指摘して頂いた感動はもっと大きいです。ちょっとした事の配慮と全体の流れ、そうかーーーー、勉強になります。全部をうまく見せたい、って、事にとらわれていました。また、恥をしのんで投稿させていただきます!これからも応援しています。
Posted by 渡邉智彦 at 2013年02月15日 14:45
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。