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2012年12月30日

チャレンジは尊し

市 (2012年12月30日 03:40) │Comments(8)語りのプラザ
チャレンジは尊し

チャレンジは尊し

イチローさん、こんにちは! 武蔵です。

ご無沙汰しておりますが、
お元気でお過ごしのことと思います。

先週、シアトルに戻ってまいりました。

寒いですね。ウチのアパートのお向かいにいつもいたホームレスのお爺さんが、警察に保護されました。36年前の殺人事件の容疑者だったそうです。あ、保護ではなくて、逮捕されたんですね。でも屋根付き食事付きのジェイルのもとで、罪を償えるうえにこの寒さをしのげるのであれば、それはそれで彼には運というか、何か意味があるのでしょう。

今年の7月くらいから始めたジョギングですが、フォアフットランニングという走法を知り、8月からサンダル履きで走る練習をして、10月のグアムでのハーフマラソンと、12月のハワイでのフルマラソン、どちらも完走することができました。

簡単に走り方を説明します。

フォアフットランニングは、着地の際にかかとから接地するのではなく、母趾球とその内側にある横アーチと呼ばれる辺りで接地して、親指から(体重を)抜くといったスタイルで、アキレス腱やふくらはぎの筋力を利用して走ると走法です。

フォアフットというよりも、ミッドフットと呼んだ方が合っていると思います。

はじめのうちは、ふくらはぎがパンパンになりますが、慣れてくると準備運動も不要ですぐに走り始められるようになります。

10月のはじめに東京に行く機会があったので、シミュレーションを兼ねて、新宿都庁前のホテルから吉祥寺まで往復してみたりしましたが、練習不足からか、帰りは途中から歩きました。

小銭を持っていたら吉祥寺駅から電車で帰ってきてしまうような気がしたので、手ぶらで走ったのですが、水すら買えずエライ目に遭いました。最近は、公園にも水飲み場がないようですね(だれも飲まないのカナ?)。

今回の自分の密かな目標は、

「ツラくなったら、すぐにリタイヤすること」

でした。

最近は、

「モチベーションは要らない」
「頑張らない」
「遠慮しない」

というのが自分にとっての課題なので(すが、なかなかできない)、そういう意味においては、スパッとリタイヤするのって、完走よりも難しいカナと、、、

自分が楽しめない状況や喜べない状態は極力排除しているので、もしも現状に感謝できないような気分になってしまった時には、すぐにリタイヤしようと思っていました。

当のマラソンですが、実際に走ってみると、自分の肉体がこんなにも分かりやすくなるのかと、それが一番新鮮でした。足がつりそうになった時に水を飲むと治まったり、ひとたび止まると足が動かなくなったり、、、

身体が自分の意志で動かなくなるほど運動したことなんて、その前がいつだったかを思い出せないくらい久しぶりです。

アタマで考えたことがその通りにできない。すべてが言い訳。マラソンを通して、そんな状況に自ら望んでもっていける贅沢(それもお金まで払って)。とても幸せでありがたい気持ちになりました。

走り方は慣れだと思います。特に、タイムを求めなければ、誰でもそれなりに走れます。とはいえ、距離はごまかせません。長かったです。40何kmといえば、妙円寺詣りのコース(鹿児島〜伊集院)を往復ですもんね。

ホノルルマラソンでは、30km地点あたりから10kmくらい歩きました。

幸い、心おだやかに走ることができたので、肉体的にはキツイと感じることはありましたが、精神的にツライと思うことはありませんでした。楽しく明るい気持ちでゴールできました。

次回のホノルルマラソンには、
先日エントリーしました。

来年はもっと走ります。

2013年、イチローさんはもちろん、イチローさんにとって大切なすべての方々、そしてこのブログを読んでいるガンナッツの皆さんにとって、笑いがたえないステキな一年になりますように。
日本をよろしく。
ムサシ

よくぞやったムサシ(^ニ^)

つらつら想うにですよ、
物事にチャレンジすることはとても尊い
ことではないかと・・・

誰にとって尊いのかといえば
自分自身にとって尊い行いではないかと
ワッシは考えるのですよね。

他人を助けるのは尊いのだという風潮が
ありますが、自分を励まして努力を積み
重ねながら向上することのほうがまず
第一なのではないかと考えるのですよ。

余力がないと人助けなんてムリではない
かと想うのですよ。うちひしがれた人が
人助けをすることで自分が救われることは
多いのですが、これとて本人が持てる最後
の余力をふりしぼった結果ではないかと。

ただ走るという単純なことに挑戦し、
あらん限りの我を注ぎ込む・・・

これは無益な行いと想われますが、
ほんとうにこれが無益なら、世の中には
有益なことなど存在しないとも言えるの
ではないのでしょうか。

エアガンをホルスタに入れてパッと抜いて
決めた時間内にピシッと当てる。
これにもかなりなチャレンジが必要で
本物を撃つこととの差異などそれほど
ないと想うのですよ。

本物を撃てるワシは人から一目おかれ、
エアガンを撃つ人は程度が低いと考えら
れるのが一般的な日本人の価値観だと
想うのですが、、

では値段のはる棒きれを持って互いに
叩き合う剣道とエアガンで撃ち合うのと
の差ってどこにあるのでしょうね??

居合いをやる人は高尚で、ナイフ格闘を
学ぼうとする人だと低脳あつかい・・・

そういう価値観の人にかぎって、
頼まれもしないのにスポーツ選手の
ファンとなって、その選手やティームが
負けると不機嫌となる、、

オリンピックに出るなら勝たないと意味が
ないという暴言がまかりとおる、、

日本と外国との対戦だけにはちっぽけな
ナショナリズムを丸出しにする・・

みなさん、、
来年はひとつ、こういう価値観というもの
を熟考し、自分の心の弱点に太陽の光を
当てて殺菌し、明確な価値観を構築する
という年にしようではありませんか !!!
今夜あたり、ワシは黒澤監督の「生きる」
を久しぶりに観ることにしています。

あの映画の中で「蛍の光」を合唱する
場面があります。救われない人たちや
悲しい運命にあるバーの女たちも混ざって
皆で歌うという場面です。
あそこをむしょうに観たくなりました。

ワシも人知れずして、ああやって音痴な
声で歌います。
(カラオケなどのように人前で歌うのは
大嫌いですがね)

日本は明治以降なのか、戦後のことなのか
軽佻浮薄(思慮の浅い愚か者)な時代が長く
続いてきました。
でも、今は自浄作用ともとれるような
落ち着きの風が吹き始めたような気が
なんとなくしているのです。

まもなく、物事の道理をわきまえた
叡智の時代の幕開けがありそうな予感が
あるのですよね。

叡智というのは多くのチャレンジによる
結晶ではないかという気もしています。

というわけで、
“挑戦しようぜ〜\(^O^)/”

ウチの子供達はヴィエラさんから
贈られたローラースケイトに挑戦して
います。すってんころりんを繰り返し
ながらもイッショケンメに立ち上がる
その姿に
“もっと自分にも勇気を・・”
と自身に言い聞かせています。




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Posted by 市 at 03:40Comments(8)語りのプラザ
この記事へのコメント
紹介していただき、
どうもありがとうございます。

13歳の時、初めて市郎さんの記事を『Gun』誌で読みました。

テーマこそ「銃」でしたが、記事からの学びは無限でした。当時の僕のアメリカへのあこがれを、限りなく昇華させてくれました。今、こうしてアメリカに住まわせていただいているのも、あの時の、市郎さんの記事と写真があったからです。

あれから35年の月日が流れ、市郎さんのブログに、このようなカタチで紹介していただけるなんて、本当に夢のようです。どうもありがとうございました。

「つま着」では、佐伯さんのアドバイスがとても参考になりました。どうもありがとうございます。今回のフルマラソンで、30kmあたりから歩いてしまったのは、かかとを接地させずに走っていたことが、原因のひとつかなと考えています。

もうひとつは体重。
やはり軽い方が良いですね。

来年は、シェイプアップとともに、
走り方を改善していこうと思っています。

ありがとうございます。
武蔵
Posted by 武蔵 at 2012年12月30日 07:52
お世話になります。
渡邉智彦です。
マラソンでも、なんでも情熱を持って取り組む人には、感動させられます。情熱は伝染します。いい気が入ってきます。勇気がでます。それを形や意味を変にこじつけて、斜めに見る人がいます。人種や偏見に耐えて今の世界を築いたイチローさんの言葉にとってもズシン
とくるものがあります。なんでも取り組む情熱!忘れないで来年は良い年にしたいと思います。
これからも応援しています。
Posted by 渡邉智彦 at 2012年12月30日 11:05
やや、武蔵どの、サンダルで走ったのですか?
その昔、ロックポートが自社製品の底の優秀さを示すためにNYマラソンを革のドレスオックスフォードで何人かに走らせ全員完走なんてこともありましたが…。

根性無しの自転車乗りなんでマラソンなんて全く関心有りませんが、長距離は歩いたことはあります。

北海道利尻島一周52㎞を11時間45分かけましたなぁ。
その時は、武蔵さんの様にビーチサンダルで歩きました。
途中の苦しさや終わった時の安堵と安心、喜び等は想像出来ます。
御苦労さまでした、武蔵さん。
Posted by CYPRESS at 2012年12月30日 16:17
>>マラソンでも、なんでも情熱を持って取り組む人には、感動させられます。情熱は伝染します。いい気が入ってきます。勇気がでます。<(^-^)と、そのような感性が備わっている人はホッといても成長してゆきます、、ムツカシーのは、感動不感症だったり、ことをネジマゲてしか受け取れない人たちですね〜(>_<)そのまま嫌われ者のジイサンになって、やがて粗大ゴミのオジイサンになるのをどこかで悟れるといいのですがね〜。。智彦君のことも応援していますよ〜!(^^)!
Posted by 市市 at 2012年12月30日 17:36
イチローさん、お疲れ様です。すみませんこの場をお借りします。

武蔵さん、大変ご無沙汰してます、哲也です。元気な姿を拝見し懐かしさで胸がジーンとしています。今年はカネちゃんと20年ぶりの再会を果たしました。武蔵さんともまたいずれお会いしたいですね。どうぞいつまでもお元気で!私も負けずに頑張ります。
Posted by 水谷哲也 at 2012年12月31日 02:13
渡邉智彦さん、情熱は誰にも止められませんよね。情熱は、まさに感情のエネルギーだと思います。情熱さえあれば続けられます。あとはいかに自分の感情をコントロールするかのみです。そのポイントは、ズバリ真心だと思っています。「強い」「熱い」「守る」でもって、情熱とともにお互い2013年をより良い年にしたいですね!

CYPRESSさん、どうもありがとうございます。映像の中の「不自然」、視点が変わると面白いですね。利尻島、海抜ゼロメートルのエリアにも、高山植物が咲いている島なのだそうですね。礼文島と合わせてバイクで行ってみたいです。半日近くかけて、50km以上を歩ききるなんて、スゴイです!

お〜、てっちゃ〜ん! どうもありがとう。ず〜っと探していたのよ。てっちゃんにはいろいろと借りっぱなしだからねぇ。カネ○君に会ったのね? 元気してた? 7年くらい前に、カールとはハワイで会ったよ。家まで遊びに来てくれました。ケンとは15年前に渡米する日に電話で話したのが最後。トモちゃんも石井君も大活躍のようだね! 嬉しいです。うん、是非、会いたいです。てっちゃんが住んでいる所まで行くよ。もし良かったら連絡ください。こちらの電子メールアドレスは、*a*a@*a*a.comです。

市郎さん、読者の皆さん、ワタクシ事で申し訳ありません。このアドレスにピンとキた方、メールください。

このような再会の機会を、、、
市郎さん、どうもありがとうございます!
Posted by 武蔵 at 2012年12月31日 07:44
武蔵さんおめでとうございます。見事「つま着」会得されましたね。サンダル、ルナですか?自分はまだワラーチ系のサンダル入手しておりません。タラウマラ族のごとく自作してみようかなとも思っております。タクティカルブーツですが、ベイツのゼロマスを試しております。里マガ9月号でトモ氏がレポートされていますが、タクティカルブーツ的には今一番ジカタビに近いようですね。走行距離の半分くらいは裸足ですが、タクティカルな状況用やモーターサイクルにも乗りますので「つま着」ができるブーツは欲しいです。
 フォアフットランニングも実際に裸足で走るベアフットランニングとなると医療関係の方からも賛否両論です。ご自身で実践される方から「破傷風になったらどうする」と言われる方まで。よろしかったらですが、このブログご常連の医療関係の方々からご意見いただきたいのですが。 
 29日の高校生さんに向けた私の書き込み誤字誤変換だらけですね。すいません。高校生さんわかりました?年内の仕事の山を越えヤレヤレで呑んだらあの調子です。kimiさんみたいに几帳面に書けません。
 ここでサイフォンの感想です。ランニングネタの時書きたかったんです。?ですか?。写真の武蔵さんスポーツウェアですね。スポーツウェアはベルトをしないものが大半です。ポケットの無い物も多く鍵、小銭の携帯にも往生します。ベルト無しでパンツに付けられるパウチ大変助かります。一週間ほど使ってますがカンフィーです。携帯かシュア6pxが収まっております。シュア6pブカブカだろうと思われる方もおられるでしょうが、自分はランヤードを付けておりランヤードごと、また上下を気にせず収納できてよいです。また冬場にジャケット、パーカ類を着るとパンツのベルトに装着したアイテムにアクセスが時間がかかり、ジャケット類のポケットの縁等に付けられるクリップ付のアイテムは重宝します。ベルトをしない私の実母も欲しがり家内にもプレゼントしたいと言いだし3個買いです。
 チャレンジ大切ですね。中学に入ったばかりの私にこの方向性を付けたのはイチロー師匠ですよ。
「鍛え上げられたイーチの身体はエビのように速い」でしたか。「禿たらまた塗る」と同じくらい心に刻まれております。ほかにもいろいろありますが、だから師匠と呼ばせていただいております。学校のマラソン大会大嫌いだった当時の私はランニングをはじめました。
 偉そうなことを書きましたが、エアソフトで射撃の練習、裸足でランニング、ナイフ砥ぎ等、他の人から見ればショーモナイコトですが世間の荒波に揉まれ鬱になりながらも何かにチャレンジし続ける事でやっと正気を保ってるくらいのダメオヤジですよ私。一番上の子は私と口ききません。
 長々となりましたが、イチロー師匠、このブログに関連する全ての皆様に良き新年をお祈りいたします。
 今年、年男だった佐伯です。
Posted by 佐伯 at 2012年12月31日 12:55
佐伯さん、どうもありがとうございます。

ハイ! サンダル、ルナです。
これなら確かに自作できますよね。

裸足で走れないような(走らない方が良さそうな)場所って、ようは「そういう」場所なんだと思います。

自宅のキッチンでおにぎりを床に落としても、僕は拾って食べちゃいますけど、もしもそれが駅のホームだったら、、、やっぱあきらめますよね(笑)?

裸足で走れる場所って、僕のアタマの中でのイメージとしては、大地のエネルギーを足の裏から受け取れるような所です。

とはいえ、それが仮に自然豊かな野山だったとしても、キノコにいろいろあるように、最終的には自分のカンと智恵を豊かにしていくしかありませんよね。

人生、一生勉強ですね!
Posted by 武蔵 at 2013年01月04日 19:25
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