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2012年04月08日

ボブチャウの記事が再びっ!!!

市 (2012年04月08日 06:38) │Comments(1)てっぽ
ボブチャウの記事が再びっ!!!
初めまして市郎さん、いつもこのブログを拝見させてもらっておりますY.Hと申します 実は僕の手元にボブ・チャウ氏の記事が組まれている1981年10月号のGUN誌があるのですが、良ければこの欄に本文を転載させていただいてもよろしいでしょうか?
Y.H

おおぉ〜!!!
おにがいできますか〜∈^0^∋
ぜひともよろしく<(_ _)>
ぜったいに、よろしく〜

皆さ〜ん(^-^)/
Y.Hさんにやっていただきますから
カタズをごくごく飲み干しながら
待つことにしましょうね〜(^o^)/ハーイ

それまではボブチャウのフォトはアップ
しないで待ってま〜す(^o^)/~~~

和さん、よかったですね〜♪♪♪



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Posted by 市 at 06:38Comments(1)てっぽ
この記事へのコメント
市郎さん、どうもありがとうございますそれでは以下抜粋した記事を……


GUN誌 1981年10月号より

.45 カスタムガバメント BOBCHOW Special

その全く光らない、真っ黒な野獣のなりふりかまわぬ獰猛な姿に私はひと目で魅せられた。
●I. Nagata

シスコ周辺に住むシューターで.45に33種類の世界記録をもつ、ボブ・チャウの名を知らないものはいないだろう。

 パワーという、可愛らしいステンレスのポケット・ピストルを手に入れた時、なんとなく嬉しくて、いつもポケットに入れておき、暇をみてはパチンパチンと空撃ちなどしながら、.25口径のあの格別な楽しさを味わっていたことがある。あれは、もう一年半くらいも前のことだ。そして、そんなある日、例によって数回の空撃ちでささやかなロマンに浸かろうかとする時、パワーの銃口から小さなピースがこぼれ落ちてきた。うっかり見落としそうな、その小さなものは、ファイアリング・ピンの先端の部分だった。せっかく自分の周囲を四方八方閉ざし、自分ひとりの無意味で低俗で非建設的な時間にのめり込んで、うっとりとなりかけた時、その現実はすさまじい光と毒々しさを放ちながら、すでにとろとろと周囲が溶け始めた私の内部にいきなりなだれ込んできて、ヒステリックにわめき散らし、私のささやかなロマンを踏みにじってあざ笑った。
 ……なんちゃって、少々表現がオーバーかなあ。
 それで、私はガン・エクスチェンジにスッとんで行き、新しいファイアリング・ピンが欲しいと頼んだ。「ウチには今ないけど、きっとボブ・チャウの店にならあるよ。ちょっと待って、今電話してやるよ」と、マネージャーのジョンはその場で競争相手のGUNショップである筈のボブのお店に問い合わせてくれた。自分のところに来たお客をよそのお店に送るくらいの余裕はまだアメリカにも十分に残っている。「それじゃ、今からイチローというやつが行くから……」と、ジョンは電話を切った。ボブが待っているという。「エッ、ボブ・チャウと話ができるの?」私は、もはやパワーのファイアリング・ピンなどどうでも良くなっていた。シスコの周辺に住むシューターでボブ・チャウの名前を知らない人はいないだろう。なにしろ、ボブという人は1948年のロンドン・オリンピックではラピッド・ファイア部門で銅メダルをとり、しかもフォーティー・ファイブ(.45口径)にかけては、名人で、なんと33種類の世界記録を持った人でもあるからだ。それに、現在のボブ・チャウはカスタムのスペシャリストとしてあまりにも有名で、私などがノコノコ出かけて行って何かを頼むなんてちょっと場違いで、そんな人が、私のちっぽけで安っぽいパワーなどのメンドーをみてくれるなどとは思ってもみなかったが、とにかく、顔だけでも見ることが出来たら有難いと思いながらメキシコ人街を通りぬけ、シスコの南側にあるボブ・チャウ・ガンショップを訪れた。

 ミッション・ストリートにあるそのお店は、案外こじんまりとしていて、ウインドーにはイライアソン・サイト付きのパイソンとか、特殊な長いサイトがのった45オートなどのカスタム・ガンなどが並び、ハイクラス・シューター向けの店であることが一目でわかる。「アノー、ガン・エクスチェンジから聞いて来たのですが……」と、パワーを差し出すと、奥のほうで何やらゴシゴシやっていた小柄ながらどこか貫禄を感じさせるオヤジさんがゆったりとした足どりで、メガネ越しにジィーッとこちらを見ながら近づいてくる「ハハァー、この人だな」と思いながら、私も相手の目をのぞきこむ。ボブは、その眼光の奥に強いものを持っていながら、全体としてはフワーと相手を包みこむような優しさを感じさせる人だった。「これは良い人だ!」私は確信しながらボブの差し出した右手をしっかりと握り返す。心の優しさ……これに欠けた人からは何も学べないし、心から交わることが出来ない。『優しさ』と『厳しさ』を兼ね備えて持ちたいものだと、私もかねがね思っている。
 「フム、フム、この彫刻はビューティフルじゃないか、アイボリー・グリップもなかなかだ……ヨーシ、ファイアリング・ピンを入れてあげよう、待ってくれよ、ちょっとばかりヤスリをかけてピッタリにフィットさせるから……」と、ボブは奥にひっ込んで仕事を始めた。あとでみたら、ファイアリング・ピンはツルツルに研磨してあった。パワーみたいな安物を直すのにもちゃんと手をかける人らしい。

 「ちょっとこれを見てくれないか」と、私の自己紹介も終わり、雑談に入った時、ボブは1丁のフォーティー・ファイブを見せてくれた。それは全身つや消しでエッジというエッジはすべてまるめられ、無駄をいっさい削りとったその姿は一種異様な雰囲気をかもし出している。「これは、ファイティングのためのフォーティー・ファイブだ。試合用ではないが、50ヤード(約45.7m)で2インチの(約50mm)のグルーピングを出せる。本当に戦う時、、どんなGUNが良いかと追求した結果出来たのがこれだよ。この第1号は、レイ・チャップマンのパートナーであるディック・トーマスという男のために作っているものだよ……」その全く光らない、真っ黒な野獣のなりふりかまわぬ獰猛な姿に私はひと目で魅せられた。
 私はすでにガバメントを3丁も持っていて、そろそろその内の1丁をカスタマイズしたかったが、そこらにあるコンバット・マッチ用のカスタムはやたらにキラキラとキレイでアクセサリーがあちこちに付いていたりしてあまり好きになれなかった。だが、ボブ・チャウのカスタムには、フォーティー・ファイブのあり方の理想を見る気がし、さすがにオリンピックのメダリストであり、フォーティー・ファイブの世界記録をうちたてただけはあると心から敬服する。拳銃射撃のうまくいかないガン・スミスに本格的なカスタマイズは出来ないという私の持論も、この辺から固まりつつあった。PPCカスタムの名門、ロン・パワーとか、ケイク・デイビスにしても、彼らはグランド・マスターなのだ。
 「フーム、これはビューティフルです!」ウガー欲しい!!と答えるかわりに私はそう言った。「今は仕事も忙しくて、しかもこれは手がかかるから、今からのオーダーだと2年ばかりかかるんだよ」と、私の顔色を読んだのか、ボブは先まわりする。そりゃそうでしょう、これだけのGUNがそう簡単に私の手に入るわけがないのだから……と私も諦めたが、その頃すでにIPSCシューティングを習い始めていた私は、自分にはこのボブのカスタム・オートしかないと決めた。

 そうして、しばらくたったある日曜日、月1回のPPCマッチに参加して、なんとかトロフィーをものにして帰りかけると、となりのブルズ・アイ・レンジでボブ・チャウとその奥さんが練習しているのを見かけたので、ちょっと後ろから見学する。ボブはもちろんだが、奥さんの方がこれまたうまい。小柄な細い体で、両足をグワッと開き、その細腕からガバメントを次々とブッ放し、25ヤードから全弾を黒点に送り込む。もちろんワン・ハンドでだ。「ハロー!うまいですねェ」と、頃合いを見て側に行くと、「アーラ、イチロー、あなたも随分やるじゃないの、私だってPPCだったらとてもあんなに撃てないわ」と奥さんが誉めてくれる。「エッ?見てたのですか?いやあ、ハンズカシー」こんな名人達に知らない間に見られていたなんて顔が熱くなる。するとボブが、「まず姿勢が良かった、そしてGUNを抜いてからポイントする間の動きにも全然無駄がない、あれが大切だよ……」と、アドバイスもしてくれた。「ところで君はフォーティー・ファイブの方はどうなんだい」と少し改まって聞かれたので、「うまくないです。ハンドガンを初めて以来、ほとんどダブル・アクション・リボルバーに専念したのでオートはまだまだで、特にブルズ・アイは全くダメです……。でも、間もなくIPSCの試合にも出ることになりました」と答えると、ホーと目を細め、何事かを決めたように「どうだ、例のカスタムが欲しいかね?」と聞く。「そりゃ、もーちろんというもので、2年待ってもいいから今度お願いしようと思ってたところです」「イーヤ、そんなに待たせないよ、他の仕事の合間をみてちょっとずつやれば、6か月の内には仕上がるさ」「いえいえ、どうぞゆっくりやって下さい。どうせ今のぼくにはあのGUNはモッタイないのですから。その間に腕を磨きます」「そんなことはないぞ、GUNは良いものを持つに限る。いいか、君がオリンピックの選手だろうが、そこらでドンパチやって遊ぶやつだろうがかまわん、ワシはいったん作ると決めたら自分のベストを尽くして、最良のものを作るから見とれ……」と、ボブは熱い口調で言ってくれた。こうなったら、その好意を有難く受けるのが一番だ。

 そうして、去年の9月のある日、初めて私がIPSCタイプのマッチに出場する少し前に、そのカスタムは完成した。ボブ・チャウのコンバット・スペシャルの第2号だ。ベースにはマークIVを使用したが、スライドとバレルには特に選ばれたナショナル・マッチのものをタイト・フィットさせ、命中精度の決め手となるブッシングはボブ・チャウの特製を使用、エジェクション・ポートは排莢効果を高めるためやや広げられ、マガジンの挿入口は周囲を削り落として、よりスムーズにマガジンをインサート出来るようになっている。サイトは低くセットされ、トリガーは軽すぎず重すぎず(2kg)、グリップ部の全面に刻み込まれたすべり止めは、230グレインのフル・ロードをグリス・ガン並の速さで連射する時のコントロールを助ける。最近ハヤリのビーバー・テイルとか、エクステンデッド・スライド・リリースなどは付いてなく、スエンソンのコンバット・セフティがあるだけで、トリガーも一番小さなものにストッパーが組み込まれているだけだ。

 私はこのボブ・チャウ・スペシャルを仲間達に次々と見せて、その反応を探ってみた。それは見る人によって様々で、IPSCの古参達は大体に感嘆の声を上げ、ボブ・チャウ・スペシャルだと言うと、さもありなんとうなずいたが、コレクターだとか、コンバットに興味を持っていないシューター達は、そのあまりにも異様な姿にギョッとして、はじめはへたな素人細工だと思う場合が多かった。そして、すぐには好きになれない人もいた。最後に、スワット・トレーニングに持って行き、スナイパーのD・ウイバーに撃ってもらいながら感想を聞くと、「……GUNとは、本来こうあるべきで、コルト社ではじめからこんなふうに作ってくれたら良いのだよ……。しかし、これは素晴らしいフォーティー・ファイブだなあ、実に『セクシー』じゃないか、ねェ……」私はそのカスタムの魅力をひとことで表現する言葉をいろいろ考えたが、どうにもピッタリしたものが浮かばなかった。それを、D・ウイバーは『セクシー』と即座に表現したのだ。言い得て妙。ホントにセクシーとしか言いようがない。

…後の画像と射撃の体験談は市郎さんに…

この記事は面白かったですね、僕はまだ20になったばかりの若造ですが、今持って非常に魅力的であるGUNだと思います

いつか自分も本物に触れて…なんて憧れてしまいますね
Posted by Y.H at 2012年04月08日 07:53
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