TACTICAL LIFE

ハニー、私がカヨだよ。


ピッツバーグで教官やってるイチローさん
とこに行くんだぜ。

しかしなぜかもうM60を差してる。
でもうるさいこと言うもんじゃないぜハニー♪



○Kayoのカリフォルニア・ドリーミング○

Yeah！！
日本のハニー元気かい？
OK、しょーかいするぜ。あたしKayo。
どーぞよろしく。今カリフォルニアのハイスクールで勉強してるんだ。毎日英語の授業聴いて、まったく頭痛のたねがふえるぜ。とゆーワケで週末はシスコでピストルばしばしだもんね。
なんと、なんのまちがいか、こっち来て2日目にトモダチとシスコ見学してて、Cow boyに入ってしまって、これがもうことのおこりっつーワケ。
とにかく「日本でできないぜえ」なんてアセっちゃって、わけのわからんままにしゃげきじょうでバシバシ。で、ぜんぜんハズれてるんだよねー、あたんないの。バン！！とかキックがおっきくて、びびびで女の子なんだ。怖いの。
しっかし慣れとはおそろCもので、ちっさいのに慣れたころにはでっかいほーのGun 手にとってた、とゆー図々Cヤローなのでした。とにかくほかの人が撃ってる音、ガンガンだしさ、“きけんなもの”とかってゆーこてーかんねんがあるじゃん。エキサイトなんだよね。きんちょーなの。まるでえーがだ。なんてあがってたケド、けっこーおちつくとあたるもんで、手のつかれもなんのその、バンバンで、ボスのサイン入りターゲットをもらって楽しく帰ったのでした。まる。これが初体験。
なんやかんやで4日後にまたまたシスコ行って、Cow boyのスタッフとバンバンしに行ったのよね。なんだか2回目なのに、前よりへたくそぽくってつらかったわ。まん中あたんないで横一列にならんじゃったりして、芸術的な撃ち方でした。

○Kayo&いちろーのショーゲキの出会い！？○

1回目って、コーフンしてわかんなかったケド、けっこーGUNって重いし、ひきがね引くのに力いるのよね。ホントはひとさし指だけでバンバンするらCけど、だんだんつかれてくるから左手もごいっしょさせてやってる。この日は20パツしかやんなかったケド、はずれてるタマが上にも下にも右にも左にも・・・・・・。と一いつのナイやつらだぜ、まったく。1回目は50パツくらいでだいたい下のほうにはずれてるわけ。いちろーさんの話だと、ようするに下のほうにはずれるのは、知らないうちにキックにびびって、銃口を下に向けちゃうからなんだって。上のほうにはずれるのは、ただ単にネライ方が悪いワケで、左右にはずれるとゆーのは、ガク引きっていって、ランボーに引きがねを引くとなるそーです。どーだい勉強になっただろ、ハニー。するとあたしの撃ち方は、女の子のかよわいびびりの中に、男の人のようなワイルドなきもちがまざって、それはすばらC、ワンダフル！！なんのこっちゃ。でも とにかく支離滅裂なセーカクですね。
次の週Cow boy行って、ちらっといちろーさんを見たのよねー。軽くほんのあいさつでさ、「この人がけんじゅー、バンバン？うっそー」って感じの、やさしそーなんでさ、うん。そんなふーに思ってたワケ、ずっと。そしたらまた次の週、「せーしきにいちろーさんをしょーかいする」ってことで、Cow boy行ったのね。コンバットのモデルうんぬんもあってさ。そいでいちろーさんの試合のおつきあいとゆーことになったのでした。
もーこれで2度目のまちがいね。ピストルおもしろくなっちゃってさあ。いちろーさんすごいの。
ピストル持ったら人が変わっちゃって。ほかの人なんてなんのその、って感じ。ホレボレするわ。奥さん、子供あるからなんなんだけど。
その試合にひとり、女の人出てたのね。やっぱしパワーの差なのかしら、男の人にはかなわないんだ。女の子でピストルやってこーって思ったら、よっぽどの心がまえがいるなあ、とかひとりで思って納得してた。すごい。

○のせるなよ、ハニー。その気になっちまったぜ。○

そしてそして、いよいよだぜ、ハニー。そのまた次の週、コンバットのモデルかねて、ピッツバーグへいそいそ、らんらん。不安ときたいと、なんかよーわからん感じで、とにかくコーフンしてたんだ。
まずS&W M60。いちばんかぁE リボルバだぜ。うわあ～、どーだいハニー、こーふんするだろ？撃っちゃったんだぜ。撃ったの。モノホンのS&W。すごいキックなのよねー。がんばってびん倒しなんかやっちゃってさ。で、いちろーさんがいて安心したのかどーか、けっこーあたっちゃったりなんかして。「もしかして、これはもって生まれた才能で、あたしはピストル撃つために生まれたんじゃねーかな」とか思っちゃって。
次にS&WのM65でさ、いちろーさんのあいよーのヤツなんだけど、それで撃ったらキックはM60より小さいし、もっとあたるわけ。おどろきもものきみかんの木とはこのことだぜ。もぉ、これで食っていくしかないとか思っちゃってさー。で、いちろーさんといっしょに競争したのね。4本あるビン、あたし左から、いちろーさん右からで、どっちが早く3本倒せるかってゆーの。1パツめ、バン！！はずれたわけ。あれ。とか思ってたらバン！バン！バン！バン！だって。いちろーさんが4本やっちゃうわけ。もー、こうなったらいちろーさん神さまでさあ、弱っちゃうぜ、まったく。いちろーさんのすべてが憎いんだ。フン、もう1発いくかい？どころのさわぎじゃないつーの。あ～頭がわれるぜ、ハニー、もおっ！！
とゆーわけで、夢は一瞬のうちにあわのごとく消えまして、あぁ、もっとがんばんないとなぁ、なんて思っております。あたしは一応一年間とゆーことだから「なんかの試合出ちゃうぜ」なんてとてもじゃないけど、ムリムリベイビーみたい。
まあ、とにもかくにも、がんばっちゃちゃちゃって、コンバットのモデルさんやっていこうかしらんなんて、そーゆーキブン。モデルさんなんてゆー言葉、なんだかきれーきれーね。あたしなんてどこにでもいるよーな、こがらなふつーの子。モデルってキラキラでしょ。ホンのみんなの代表ってゆーカンジで楽しんでやっていこうーぜ、って思ってる。うん。とゆーわけで、ばいばい。またね。またこんどいっしょに。

























以上、小鳥のように可愛い
カヨちゃんの記事でした♪

書き起こしてくれたマロンパに感謝♪

いまごろカヨちゃんは
どこでどうやって暮らしているのかなぁ・・・

マロン博士によると
コンバットマガジン1983年の2月号
に載った記事で好評だったそうですよ♪

で、ですね・・・
このころのボブチャウは今ほどには光ってなかったような気がしているんですよね。

それにフロントサイトのブラックインサートも入ってない。しかし同じM60なんです。

多分、銀色のサイトは合わせにくいのでボブさんとこで黒を入れてもらったような遠い記憶が・・・そして戻ってきたら、さらに磨きをかけられていたような・・・



by 過ぎ去ったことを忘れる名人