2019年11月22日
ベトナム ジッポの想い出
市 (2019年11月22日 05:32)
│Comments(9)
│ヤフオク
イーチが20才代のころでした、
ベトナム戦争は熾烈になっていました。
報道番組や映画を観ては、人間たちの繰り広げる あまりにも残酷なシーンに涙していたのです。
命を投げ出してベトナムを外敵から守ろうとするベトコンの強さに米軍兵士は精神面で負けており、自分たちが他国を侵略しているという意識もあり、若い兵士たちは格好の良いM16などを持ちながらも心は厭世的になってしまい、麻薬に溺れていきました。
今日は生き残れたが、明日は弾丸に当たって死ぬのだろう・・・そういう状況にあって若き兵士たちは麻薬と売春婦にのめり込んでいきました。
そのころのイーチは平和な日本で安サラリーマンとなり、月収は2万と少し。ギリギリの生活費を稼ぎながら印刷所の暗室で現像やプリントなどをしていました。
「お金を貯めてフォトグラファーとして独立したい」と願いながらも希望のない生活をしていました。
そんなとき、友人からこんな話がありました。
「ベトナムで死んだ兵隊の死体を洗って棺桶に入れる仕事があるんだけど、やってみないかい?・・日当は1万円だって。そのかわりもぎれた手足やつぶれた頭などを扱うので普通の神経じゃできないらしいけど・・・」
1ヶ月で25マン円!!
今でいえば300マン円くらい。
ものすごい収入です。
三日ほど考えて決めました。
今の閉塞した生活から抜け出すにはキレイごと言えない。なあに、肉屋になったと想えばいいんだ。
しかし、死体処理の仕事は すでに締め切られていました。自分の決断の遅さに失望しました。
そして30才をすぎ、イーチは渡米。
ここで50才まで生きてから死のうと覚悟します。
50で死ぬと決めたら生活は楽になります。将来のための貯金しなくてよく、保険もいらず、結婚も家もいらず、自由気ままに生きていけます。
太く短く、セミのように生きよう。
そのかわり、感動的に生きよう。
どんなリスクにも挑戦しよう。
そして射撃の世界に突入します。
ガンショウには月に2回は行ってました。
そして、このラヴシーンを描いたジッポも見つけたのです。
ドキリとしました。
ドキリとしました。
稚拙かもしれない絵に異常な迫力を感じました。
「今日やるべきこと!」
戦いの合間に考えるのは麻薬とメイクラヴのことだけ。ああ、女の柔らかい肌を触りたい。自分の精子をぶち込みたい・・・
そういった刹那の快楽を求める気持ちが痛いほどに感じられるジッポです。買わずにいられませんでした。
もしオレがベトナムで死んだら、うつ伏せにして埋めてくれ。そうすればアーミーはオレの肛門にキスできるからな。
(キスマイアスという表現は「ばかやろーめが」といった怒りの意味で広く使われます)
この文章には、自分を嫌な戦争に送り込んだアーミーへのやるせない気持ちが現れています。息子を軍隊に入れるならば、けして雑兵になどしてはいけないとイーチは考えています。
そういうことで、
やがて他のジッポも出していきます、
けど、これはなかなかの芸術品だと想っています。
できればキープしたいのですが、遺しても子供達には解らない世界であり、それよりはベトナム戦争を知っている日本人に渡しておきたいのです。
ヤフオクです↓
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m371714544
by 多くを想い出してセンチなイーチ・・・
2019年11月22日
あのマウントの飼い主は・・・
市 (2019年11月22日 01:01)
│Comments(10)
│てっぽ
ルシファさんゴメン!!!
ブブブブラックウィドウのマウント様が我が家に〜〜((((;゚Д゚)))))))
マウント売ってくださ〜いとかお願いしていたコメントの返しもできずにいたにもかかわらず、あのマウントがですよぉ今自分の目の前にある(゚o゚;; トツゼントドイタ
マウントにはイチローさんのサインとてつやの文字が(≧∀≦) もうめっっちゃお宝度アップやん!イチローさんのメモもある。受け取った時の俺のリアクションめっちゃ読まれまくっとるやん!(^◇^;)ワカリヤスイ オトコ
イチローさんからメイルで“ とどいたら頬にスリスリしてるフォトをメイルしてほしねん♪市" と指令を受けましたので浮かれたおっさんの顔を送りました。
みんなゴメン!オラ幸せ者だぁ
てつや
ブラックウィドウを作るにあたり、マークモリスはこのマウントを作ったんやわ。
価値としては20万円はあるやろな。
けど、どんなに歴史的価値あっても、誰もそんな値段なんかつけちゃくれんやろ思たんや。
したらテチヤが欲し言うとんねん。
けどカネとれへんねん。
なぜかったちゅうとテチヤの遺留品をなんもかんもワイが使うとるかんな〜
もう20万どこじゃないんやわ。
心苦しく思うとったんや。
市販品買うてやって喜ぶテチヤじゃなか、
カネやって尻尾ふるテチヤでもなか。
地震や台風で被害に遭った人々を助けるために活躍し、アメリカによう行けんテチヤや。
んなわけで、マウントはテチヤに渡すことにしましたんでおす。
大切にしたってほしわん。
さて、テチヤの1911のキレーなやつ・・・
そろそろ手ぇだしたろかいな(^O^)
by 武老君完祭勉