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2019年07月13日

教育の難しいことったら

市 (2019年07月13日 22:40) │Comments(15)語りのプラザ




二人とも聞いてちょうだい、
ダダはね、自分の子供たちにいろいろなことを学ばせてやれてとてもハッピーなんだよ。

ダダがケンの歳のころは学級費が払えなくてね、あるときクラスの全員の前で先生に呼ばれてね「ながた、学級費が半年分払われてないぞ、いつになったら払えるんだ?」ときつく言われてね、でもダダの父さんは失業しててお母さんも仕事がなくて食べ物もろくになくてね・・・オカネがないことの苦しみを毎日毎日味わっていたんだよ。

そんなときに一番辛かったことは、学校に弁当を持っていけないことだったんだよ。じつはね、昼のご飯を食べられないことよりも、もっとずっと辛かったことがあるんだよ、それはね、クラスのみんなに自分が弁当を持ってこられないほどに貧乏だということを知られたくなくてね、ランチタイムになるとソッと皆にわからないようにクラスルームを抜け出すんだよ。外に出てパンでも買いに行くようなそぶりで出ていくんだよ。へんだね、腹が空いていることよりも、それを知られるほうが辛いなんて、どうしてそうおもったのかダダにも解らないんだけどね。

だから、中学を出たらすぐに働いてお母さんに給料の半分を送ろうと決心したものだったよ。・・・でね、大人になって仕事をして給料をもらいはじめたらガールフレンドができるじゃないの、二人で映画行ったり食事をするじゃないの、そういう時はダダがオカネを出すんだけど、彼女が高いもの注文したら困るなぁ〜と考えながらダダは一番安い食べ物を注文するんだよ。
・・・その時におもったことはね、

ああ、メニューを見るときに値段の欄ではなくて、まず一番食べたいものをみつけて値段も見ないで注文できるようなお金持ちになりたいなぁ〜・・がんばって働かなくっちゃいけないなぁ〜・・・と、そんなふうに心から願ったんだよ。そんなだからデイトも楽しくなかったよ。独りでなにか勉強していたいと考えていたものだよ。

と、そんなような話を聞かせてやりました。

するとジュンが言いました、

「あっ、お母さん泣いてる!! どうして?」

これがジェネレイションギャップというものですね。自分に苦しんだり悲しかったりした経験がないと、その人の心が解らないものです。

家庭が豊かだったり、安易に高収入の得られる人は人の苦しみが解らず傲慢な人間になってしまう。ワシの兄は開業医だったので家庭は豊かでした。しかし四人の子供たちは、いずれもわがままで愚かな大人となり、今では苦しい生活をしています。一人は過労死しました。

ジュンとケンには、その轍を踏まないように教育しなければなりません、ここが思案のしどころというわけなのですよ。

教養を身につけさせ、
優しい心を育て、
強く戦うチカラとマインドを持たせる。

いやはや、
子育てほどヤッカイな事はないかも(^_^;)

どおりで世間には優れた人格をそなえた人が少ないわけだよ、テッポばかしやってるワシもなぁ〜
(^O^)(^O^)(^O^)

by 悩めるド貧乏出身の父
  


Posted by 市 at 22:40Comments(15)語りのプラザ