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ミリタリーブログ ( )

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Posted by ミリタリーブログ at

2013年10月29日

次の犠牲者

市 (2013年10月29日 22:20) │Comments(1)訓練


スティルチャレンジのスクワッドは三班に
別れており、我々の組は6人いた。
だが、このうちの3人はレイスガンに加え
.22口径も撃つので9人一組だと想えばよい。

一行は和気あいあいでジョークを飛ばし
合いながらいよいよペンジュラムのある
射場に移動する。

しかし射場への道程では心なしか皆が
無口になっていた。そして立ち並ぶ5枚の
ターゲットが見えてくるころには
シューターからため息さえ漏れている。

宿敵ペンジュラムに挑む・・・
月に一度だけある戦闘の機会、、
そして常にシューターを返り討ちにする
というペンジュラム。

“今日こそは納得のいくタイムを出し
たい・・・”
ターゲットの前に立つだけで身体が
硬直しそうなこの緊張感。
これは誰しも同じなのだ。

“最初の犠牲者はだれだ?”
と、タイマーを握ったグレゴリーが言う。
「犠牲者」とは悲しい響きがある、が、
これはジョークでありシューター仲間の
決まり文句のようなものだ。
“次のシューター!”と呼ぶかわりに
“ネクスト ヴィクティ〜ム!”
と呼ぶわけだ。

“オレが行く・・・”
と、デイリーがズイと出る。
“イーチの前に撃つとヤツのスピードに
引っ張られて外しまくるからペイスを
守るために先にやるぜ〜”

そう言いながらデイリーは愛用の武器である
「ブライリー」とともにペンジュラムと
対峙した。
そして果敢に闘った。ハズシは出る、
だが食い下がるようにリカヴァリーショットを
放ちながら自分なりのタイムを出して善戦する
のだった。

みかけはただのジイサン、、
だが拳銃を撃ちだすと素人離れした撃ち方を
するデイリー。

“なにか事があり、自警団や民兵となって
組織に抵抗するとき、こういう仲間たちと
集まりたいものだ・・”

イーチは後方に控えながら、そういったこと
を考えていた・・・
続く

なははは(⌒▽⌒)
おはばんわ〜(⊹^◡^)ノ
今朝はちょっとムードを出して書いて
みましたよぉ〜(^。^)むわはははは

  


Posted by 市 at 22:20Comments(1)訓練

2013年10月29日

経験者かたる

市 (2013年10月29日 03:26) │Comments(5)訓練
イチロー様こんばんは、バトンの金子でございます。 私の拙い決意表明をきっかけに銃口意識の貴重なご講義を賜りまして、恐悦至極に存じ奉ります。 と、思わず時代がかった言い回しになってしまうほどに感激している次第です。 ダイヤモンドに目がくらみ~ではありませんが、我々日本在住のガンナッツにとってはそれ以上に煌いて見えるであろう本物のガンを前にした時、果たして冷静なハンドリングが出来るかどうか、差し詰め「銃色-がんじき-夜叉」とでも申しましょうか(笑) 冗談はともかく、正直申しましてそれは、「その場になってみないとわからない」と言うのが今の心境なのですが(汗)そういった衝動もコントロールするだけの心の強さが必要なのだと、もはや何度目かわかりませんが、気持ちを新たに引き締めました。 事実つい先日も、トモちゃん主催の葉隠訓練でのバリケイド射撃訓練において、真横で指導してくださっているトモちゃんに、何の疑問もなく銃口を振り向けるという大失態をしでかしたばかりでして(涙)撃つべきターゲットに夢中になった時、己の銃口意識がいかに疎かになるかを痛烈に実感したのです。 それはトモちゃんだけでなく、日頃様々に教えを授けてくださっている石井君にもひたすらに申し訳がなく・・・ なのに、ああそんな未熟な私だというのに! >“信用できるのだけ招待するからさ”とミッキーさんを説得したわけね。 あわわ・・あうあう・・・そのお言葉に、わずかばかりの毛髪がぞぞぞと逆立つ思いを味わいました。 ミッキーさんに対してのイチローさんのお顔を潰すような真似がどうして出来ましょうや!? まうさん、だぶー君、こりゃぁ本気で大変なことですよ! いや、そりゃ大変なのは最初っからわかってましたが、私は今、ほとんど戦慄しております。 >これはどういうことだ?・・えっ?・・真剣に想像したことあるか?・・ないだろ?・・なんとなくアブナイなぁ〜と、そう想うだけだろ? はい、完全にイチローさんのおっしゃる通りです。 不用意にエアガンのトリガーを引き、弾は出ないまでもバコンと作動させてしまった経験は何度もありますが、 「おっといけね、えへへ」 といった程度の認識しか、その時には無かったことを告白いたします。 真剣に想像する・・・その時、銃口の先に誰かがいれば、血を吹いて倒れ、その場で絶命するという光景を、ですね。 ガンを手にする度その光景がはっきりイメージ出来れば、目指すところに近づけるのではないかと思います。 それにしても、哲也君から散々脅されてはおりますが(笑) こうしてブログを通じた対話をさせていただくだけで、自分という人間がどんどん裸に剥かれて行く様な思いを味わっております。 実際にイチローさんと対面させていただいた時、私は私を保っていることが出来るでしょうか(汗) 実弾射撃を体験する以上の緊張がそこにはあることと思いますが、同じ空間でお話しを伺えるその時を、心から楽しみにさせていただきます。 いつもながらの長文にて、大変失礼いたしました!
出二夢カズヤ

初書き込みとなります いだっち です。 宜しくお願いします。 自称バトンの金子の弟子と名乗っています(笑)、と同時に葉隠訓練生でもあるのですが、先日の訓練で「マズルコンシャンスが全然ダメ・・・」と改めて実感いたしました。 気をつけているつもりが、シューティングレンジなどで他人と練習している時や、訓練中・サバイバルゲーム中にマズルが人の方を向いているときが多々あります。その時は「練習だから、サバゲーだから」と自分に言い訳してしまう事がもっぱらです・・・ 今日こちらのブログを見て「金子さん弟子一号を名乗るからには今後マズルコンシャンスを完璧にする!しなければならない!!」改めて決心しました。
いだっち

市郎 様 ご無沙汰しております。 自分も葉隠に参加するまでは疎かな一人でした。 トリガーに指を掛けない用には注意するようにしていましたが、銃口の向きにはさほど気にしていませんでした。 でも、トイガンであっても人を傷つけかねないですし、ブラホや葉隠ではとても勉強になっています。 ケイスから出すときもそうですし、電動で有ればバッテリーを繋ぐ時にも注意するよう心掛けています。 しかし、前回の葉隠訓練中に暴発させてしまいご迷惑を掛けてしまいました。 ちょっとしたミスで起きた事ですが、もしホンモノだったらと思うと今でもゾッとします。 まだまだ、ホンモノに触れるには危険そうです・・・。 無事にツアーが行われると良いですね! 出二夢さん、後で土産話聞かせて下さいませ。 おっと、マルパソさんに送ってる葉隠レポのネタバレになってしましました(汗)
to-ryo

市より
上の三人衆、よう書いてくれた。
自分の不完全さを人目にさらすことが
できるということは、
成長に向かうためのスタートラインに
立って前を向いた、、
ということだ。
こうなるとワシは安心できるんだよ。

じっさい、大多数の人間たちは自分って
大したものだと内心では想っており
成長するための学びなどいらん、と考えて
いるわけで、こういうヤカラは
成長するためのスタートラインまで
やってこないのだよね。
なのに、いい気になっているんだよね。
ま、それが普通の人間だ。
普通の人間より少しマシになるのって
実はたいへんに困難なことなんだよ。

「自分はダメです、神よ私を成長させたまえ」
と、市は震える心で天空を仰ぐこと多々なの
だけど、君たちもそういうところは素直に
真似てくれてもクルシューないぞ。(^-^)
自分をダメだと想わんヤツは、ダメだと
想うまではホンマモンのダメでね(^o^)

ダメという字は「駄目」と書くよね?
駄目って囲碁用語でね、自分の土地を
確保して増やしていくゲイムが囲碁なわけ
だけど、少しだけの土地をわが物にしよう
と空いた土地に碁石を打ち込むわけだ、
ところが相手がそれを囲んで窒息させ
ようと打ち込んでくる。
激しい打ち込み合いのあげく、自分の
「目」が確保されるか殺されるか
どちらかになるんだ。
「目」活きれば勝ち、「目」をつぶされ
たら負け。
このつぶされた「目」のことを駄目と呼ぶ。

駄目というのは、死んだも一緒よ。

でも、人間のバヤイは、精神が駄目で
死んだようになっても、
いつしか「目」が明いて蘇生する
ことはいくらでもある。

それは、君も例外ではない。
自分の状態を駄目だと想うことのできる
者は、駄目から脱出できるのだよ。

それにしても、駄目になっているのに
自分は立派だぁ〜∈^0^∋とウチョーテン
になっちまっている人間のどんなに
多いことか・・・。

さてさて、
このブログを読んでいる人たちのなかには
エアガンは持っていても試合をするとか
熱心に練習するとか、サバゲはやっても
射撃そのものの奥に分け入りたいとまでは
希望していない人が多いと想うのですよ。
そういう人たちから見るとガンハンドリング
は常識的なことだし難しいとは想えない
のではないかと想ってしまいますよね?

で、上の三人はかなりの経験者たちで
いわばエアガン射撃ではモサモサの猛者
の部類だといえます。
年中撃っていて、腕は確かで
試合だってこなせるし・・・

そんな連中が「葉隠訓練」に参加すると
銃口を手荒く振り回し、あげくの果てに
トモにまで向けて・・(◎-◎;)

巧いヤツラなのにこの失態!!!

これって、つまり君も葉隠に参加したら
やってしまう、、のだと想いませんか?

自分は交通事故はやらない、、
そういう自信があるのにやってしまう
ようなものなんです。

スティル チャレンジやビアンキカップ
などの試合では、たいていのシューター
がキチンとお作法を守れます。
なのに葉隠となるとボロが出る・・

ここにマッチとタクティカル訓練との
違いが出るのですよ。

葉隠となると、どうしてそこまで自分を
失うのか??

その理由を経験者たちに書いてほしいです。
これはとても良い資料になりますからね。

でね・・・
葉隠はまだ易しいほうでね〜(^-^)

あるミリタリーの訓練でね、ワシは厳しく
ガンハンドリングを教えるのですよ・・
で、後日の訓練で聞くのですよ・・
“おいっ、ガンハンドリングはできるか?”
とね・・すると。
“はいっ! 大丈夫ですっ!”
と、元気よく瞳を輝かせながら応えます。

“よぉーし、では見せてもらおうか・・”
こうしてワシのディザインしたコースに投入
するのです。

で、パスできるのは1%・・100人に1人
なんですよ。

ワシは、自分がもし一緒に戦うとしたら
この1%の連中としか組みたくないです。

フレンドリーファイヤとは味方を撃つこと。
守り合う自分の仲間を殺害または負傷させ
戦列から追い出すことです。

絶対にやってはいけないことです。
サッカーなどで自分のゴールに
蹴り込むことは微笑ましいですが(^^)
戦闘では許されないことです。
友人を誤射し、彼の妻、そして子供たち
を悲しみのどん底に追い込む。
そして、なんといっても君のその後の
人生に難儀として大きくノシかかってくる。

一瞬にして起こる重大なる判断ミス・・・
これを防ぐのがガンハンドリング訓練
などです。

ワシから観れば、
アメリカ軍(特殊部隊を除く)もほとんどの
SWATも、そして自衛隊員も
とてもガンハンドリングがキタナイです。

自衛隊が市街地戦闘に投入されたら
たちどころに「仲間撃ち」が出ることを
ここに予言しておきます。

ガンハンドリングとは、銃をケイスから
出し、下に置き、そして取り上げ、
スリングを肩にかけ、タマを込め、
ターゲットを撃てる位置まで移動し、
銃口をきっちりとターゲットに向け、
そして発射。ヒットを確認し銃口を
降ろし、または上げ、仲間に向けない
ようにしながら次なるターゲットを撃ち
まわります。
行動が終わったらタマを抜き、
ケイスにしまう。
この一連の動きの中での銃口の動き、
それをコントロールすることです。

難しいことではありません、、しかし
訓練を受けない者には出来ないことです。
自分だけとか、仲間たちとやったら
すぐに出来る・・・という気になります。
ところが、テストされたら そんなんじゃ
ボロボロに玉砕する。
そういうものです。

ガンハンドリングとは、もっともっと
うんと重要視されるべき課題なのです。

  


Posted by 市 at 03:26Comments(5)訓練