最近のコメント
アクセスカウンタ
タグクラウド

スポンサーサイト

ミリタリーブログ ( )

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ at

2013年03月11日

マック「野良犬」を観ました

市 (2013年03月11日 14:07) │Comments(9)語りのプラザ
ばんにちわ〜!(^^)!

この二日間、P226狙撃拳銃をR226ホルスに
ぶちこんで あるハッピョできない場所に出か
けていたのですが、そこはインターネットの
いっさい無い所で (>_<)

というわけで、ごぶさたでした〜<(_ _)>

留守中に黒澤映画のコメントでワッサと盛り
上がっており、野球の方もよくやっていた
ようで嬉しいことですね〜(^_^)

で、マックから「野良犬」の感想文
が届いていましたよ・・・

野良犬の感想文

撮影した時代の様子が、よくわかり興味深く面白かったです。

画面の移り変わりや、目をアップにしたときなどに画面をうすく重ね合わせる表現を

効果的につかっていたのが印象的でした。

あと足下だけの映像で表現するのも面白かったです。

肝心なところで、ピアノの音とかがちょっと不釣り合いな気がしましたが、

あえて そういう表現にしたのかなと思いました。

射撃シーン、反動が少し後ろににげつつ跳ね上がっていてすごくリアルでした。

言われなかったら気がつきませんでした・・・。
マック

マックが黒澤映画を観るとき、技術を観よう
とする傾向があるみたいだけど、
技法というのは インスピレイションを
具現化するための手段であり、学ぶべきは
監督の思考と閃き、そして野太い創造力だと
ワシは想うのだよ。

うだるような熱い夏
コールタール道路も溶けてバスが走ると
タイヤの跡がズワーっと付く
そんな中で
若い刑事が拳銃を擦られる
必死に犯人を追うが見失う
そしてそのコルトポケットが犯行に使われる

責任を感じて辞表を出す刑事
そこで係長は言う

“不運は人間をたたき上げるか押しつぶすかの
どちらかだ、君は押しつぶされる気か?
心の持ちかた次第で君の不運は君のチャンス
ではないか。どうしてこの事件を担当させて
くれとは言わないのだ?”

こうして真夏の捜査は始まる。
キャメラは刑事と共に当時の闇市に入る。
戦後の混沌、欲望、活力などがギラギラと
描かれ、観る者を捉えて放さない。

とはいえ、このような時代を知らない
若者たちには「野良犬」の素晴らしさを
理解するには難しいかもね(^_^;

しかしね、2年経ったらも1度観てほしいよ。
10年後には5回は観るわけで、、そしてワシ
のように70歳になって観るとさすがに
経験を積んで鑑賞力も高くなっている
ハズだよ。

>>肝心なところで、ピアノの音とかがちょっと不釣り合いな気がしましたが、
あえてそういう表現にしたのかなと思いました。

このように想っているうちはハッキシゆって
見込み薄い峠だが、なあに10年もしないうちに
これを書いたことを想い出して顔を真っ赤
にして恥じるようになり、それが成長のアカシ
となるものさ(^-^)ドンマイドンマイ

ちなにみ、このシーンは映像を学ぶ者なら
5万ボルトの電気ショックを受けたほどに
感動してもオカシクはないのだけどね ^_^;

「羅生門」でボレロが流れた時もワシは
ヒックリカエッて感動したけどね(∩.∩)

リアリズムの心は失ってはならない、が、
リアリズムとはなんぞや???
ここんとこをヨーク考えないとイケナイね。

とくに漫画とゲイムで感性が変になっている
若者たちは考え直さないとね。

で、、と・・・
こんだ「酔いどれ天使」といこか・・・

これも黒澤映画ファン必見の作品であり
とうぜんながらとても素晴らしい内容で、
これが面白くないという人間は成長期に
入っていないか、誰からも嫌われるヒネた
お方かのどちらかだよ(^。^)

  


Posted by 市 at 14:07Comments(9)語りのプラザ