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2016年03月24日

FBI訓練の想い出

市 (2016年03月24日 12:56) │Comments(4)訓練

これはまたなつかしいFBIによるSWAT訓練時の記念写真です(^^)
マロンパが↓の記事とともにサーヴィスしてくれました。


“戦術を学び、射撃が巧くなればシロートのガンマンが立てこもったくらいの事件は解決できるが、相手が訓練されたテロリストで旅客機をハイジャックしマシンガンや爆弾を持っていたとなると俺たちでも手の出しようがないんだよ。そうなったら特別な装備が必要となり、それらを使いこなすための特訓もやらなきゃならんわけで先は長いぜ・・・”
 と、FBIの突撃班インストラクターが講義したのは25年ほど前だった。当時の突入班はヴェトナム戦争を戦ったマリーンや特殊部隊あがりが多かった。
 FBIのエイジェントになるには大学卒が基準だが、大学を出られるようなタイプの男には血を流して戦えるだけの根性と体力、そして戦闘への価値観が乏しい者が多く、例外的にヴェトナム戦の勇士を雇うことにしたのだと聞いた。じっさい、彼らは戦場に慣れており、飛んでくるタマに怖じけず、爆発があっても顔色一つ変えないような猛者ぞろいだった。格闘のプロ、ナイフのプロ、ヘリコプター操縦のプロといった頼もしい連中がゴロゴロしていた。
 彼らが犯人のいる建物に向かってステルスで迫るさまは、まさにカメレオンのように静かで滑らかだった。防弾ヴェストは着けず武器は3インチ銃身の6連発リヴォルヴァだけという軽装備だった。室内での動きは軽装がよく、そのかわりに忍者のような素早さと静けさで戦っていた。
 そういった人間技の限界まで到達していた彼らでも、ハイジャック犯を制圧するだけの力量はないのだと自覚していた。そしてFBIはHRTという特殊班を創設した。ホステイジ レスキュー ティーム、人質救出班という意味だ。
 犯罪の増加と凶悪化を予測し、最悪の事態を想定して備えるという合理的な思考でアメリカの機関は順調に強くなってゆく。
 そして今は、武器も多様化し特化も進み、ナイトヴィジョンやライト、それにボディーアーマーも行き渡ってきた。特殊部隊の隊員養成もスィステム化されている。
 しかし、さて、
「ハイジャック機にマシンガンで武装したテロリストが数名」という状況に対して今では楽チンに対処できるか、といえばノーとしか言えない。人質を獲られたらゴメンナサイしてオカネあげたり無罪放免する国もあれば、いっさいの交渉を拒絶し人質の犠牲も飲むというアメリカ式もある。つきつめて結論を出すとしたらアメリカ式しかないだろう。それが最善の道というのではなく、ほかの選択をすれば国の滅亡にかかわるのだ。
 想うに、このアメリカでいまだにテロリストによる人質事件が起こらないのは不思議なくらいだが、アメリカ政府には断固として交渉しないという態度があるのでテロリスト側には、やっても無駄だというアキラメが先立っているのではないだろうか。これがいわゆる「犯罪抑止力」というわけだ。
 たとえ話だが、ある村の力持ちの青年がカネが欲しくて強盗をしようと決めた。そこで餌食にするための家を物色する。そしてある家に狙いをつけた。その家は女子供が多く、主人と息子はひ弱で臆病者として知られていたからだ。ほかに金持ちの家もあったが、そこには屈強な用心棒が同居していたので敬遠した。弱肉強食の摂理で動く我々の世界は単純でもある。つまり強い国は他国にナメられないというわけだ。
 有事に備えて訓練し、いつでもかかって来いという自信ができたら、その強さを世界にアピールするほうがよい。そこからくる抑止力には絶大なものがある。日本ではヤラセの貧弱な訓練を発表するが、警察も陸自も練度の低さをさらけ出すばかりで逆効果にしかならないのではないかと想う。鍛練していない動きは敵を喜ばせるだけだ。

 で、事件が起こったらアメリカはテロリストの要求を拒否、イチかバチか突入し一人でも国民を助けようとするしかない。
 それを行うのは軍の特殊部隊、FBI、あるいは地方警察のSWATだ。
 SWATというのは、日本のSITにあたるのだと想う。ただしアメリカの特殊班は県に一つではなく各市の警察に存在する。もちろん、あまりにも事件のない市にはないが。
 ただし米国SWATの戦闘力は日本のそれとは比較にならない。たぶんSATかそれ以上のパワーがあるだろう。拳銃、ライフル、狙撃銃、ガスなどの装備からしてSATを上回っているのだとワシは推測する。
 日本は隊員の質は一流だが、予算不足による装備の貧弱があり、現場を知らないバカ幹部のゴリ押しがまかり通っているのではないかと考える。あ、これはあくまでも市兵衛の妄想でありますからね。実際にはこんなもんじゃなく、もっともっとヒドイんだから・・・。
 日本は、とても平和だ。たまにSAT隊員が殺されたり、ストーカー警官がオンナを射殺するようなことはあるが、そんなことを除けばおしなべて平和そのものだといえる。
 なぜに日本が平和なのかと考えれば、日本には日本人が圧倒的に多いからだといえるかもしれない。勤勉で正直なサムライ時代の精神が日本人の根底に流れており、それが犯罪の少ない原因ではないかと想うのだ。
 アメリカは人種のルツボで、ありとあらゆる地球人が同居している。それはアメリカの強さの源でもあり、平和維持が難しい部分でもある。
 ある情報ではアメリカ人の20%はアフリカ系で、その彼らが国内犯罪の80%を占めているという。それが本当かどうか確かめたことはないのでセキニンは持てない、ただそう唱える人もいるということ。それを公で言ったためにクビになり、どうして真実を言ってクビなんだという抗議も持ち上がったという噂をきいた。これもウワサなので単純に信じないでほしいのだが。
 ただ言えることは、もしも犯罪が80%減になったらアメリカはうんと素晴らしい国になるということ。そうなることをワシは願っているのだが、なにせアメリカには内外に敵が多い。キリスト教とイスラム教との争いも鎮まるどころか拡大の一途という気がする。

えー、とりとめもなくツラツラ想い浮かぶままに書いてしまったが、冒頭にあるようなFBI教官の講義を聞いてからというもの、航空機のハイジャックに対処する戦術についてワシは興味を持ち続けてきた。飛行機に乗るたびに、独りで図上作戦を練ってきた。飛行機は格好なテロの標的なので、ツメ将棋のように“あー来たらこう受ける・・・”のように思考するのが退屈しのぎになっていた。ある訓練所で飛行機の胴体を使った実技を見学し、もっと妙案はないのかと考えていた矢先、飛行場を朝の4時まで借り切って行うという大がかりな訓練に招待された。
 こういった上級な訓練を都市のSWATが展開し、教えるのはその道の超プロということに驚きを感じた。
 当然ながら、こういう訓練には秘密も多く、ほんの一部しか撮れないし、詳しく書くこともできない。テクニックの素晴らしさや装備の豊かさは敵に見せたいが、戦術は秘匿しておくのがイザというときに作戦を成功させることにつながるわけだ。

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Posted by 市 at 12:56Comments(4)訓練
この記事へのコメント
やっぱ流石アメリカというか先端をいってるって感じですね。日本もごてごてに回るのではなく、ちゃんと世界情勢をかんがみてマスコミ向けにちゃっちい子芝居の混じった訓練とは名ばかりの物を見せるのではなく、予算を割いてちゃんとした訓練を見せて欲しいものです。
Posted by 晴れ晴れショー at 2016年03月24日 17:59
エアポート2007か、懐かしいですね
Posted by ジョー at 2016年03月24日 21:04
晴れ晴れショー氏〉

少なくとも、日本のマスコミ向け訓練で、犯人射殺のシーンは見せにくいと感じます。
また、マスコミ相手にシナリオ無しの、機微に触れる細かい技術を見せるリスクもあると思うのですが。
Posted by ジョー at 2016年03月25日 11:15
ジョーさん始めまして。確かにジョーさんからそう言われるとそうだなというところもあります。でも、考え方も意見も人それぞれなので、そこは察していただければありがたいと思います。m(._.)m
Posted by 晴れ晴れショー at 2016年03月25日 20:47
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