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2015年06月06日

エノラゲイ撃墜指令

市 (2015年06月06日 23:11) │Comments(42)語りのプラザ
 『エノラゲイ撃墜指令』の一部です。 
一九四五年の話です。    
1  ポトマック川の水面は、微かに揺れ、さざ波が起きていた。  その東洋系の男は、ワシントン運河を渡り、東ポトマック公園の河畔に立っていた。遠く西の方へ視線を向けたまま、彫りの深い顔のあごを突き出していた。  桜の花が、穏やかな朝の光の中でゆれている。桜並木の何本かは枝を切られ、樹皮を剥がされて無残な様相を呈していた。パールハーバーの日から三年が過ぎ去ろうとしている。桜の樹木は、日本人に敵意を抱いたアメリカ人によって傷つけられたのだった。  男は朝早く起きて、オートバイに乗ってここへやってきた。昨夜のラジオで遺体を乗せた列車がワシントンに戻ってくると聞いたときから眠れず、朝方ほんのわずかうとうとしただけだった。  列車が橋の向こうに姿を現した。機関車の窓枠に黒い布がかけられている。鉄橋を渡り切り、男のちょうど真上をゆっくりと通り過ぎていった。列車の窓はすべてブラインドが下ろされ、中をのぞくことはできない。磨き上げられた車体だけが輝いていた。昨日の朝、ジョージア州のウォームスプリングを出発した大統領専用特別列車は、アトランタを経由して、綿花畑を突き進んできた。黒人の女達は、列車が通ると働くのを止めて大地にひざまずいて偉大な男の死を悼んだ。そして、遺体はバージニア州を抜けて一六日ぶりに大統領の仕事場へ帰ってきた。  男は小型ラジオをつけた。アナウンサーの冷静な声が、ユニオンステーションの広場は既に数千人の人々で埋まっていると言っている。  遺体を見届ける最後のチャンスだろうと、男は思った。遺体は一旦ホワイトハウスに運ばれ、トルーマン新大統領や主要閣僚の兆問を受けることになっている。  オートバイにまたがり、キックレバーを蹴ってエンジンをかけた。パイロット・サングラスをかけると、東洋系の顔が消え、その風貌は色の黒いアングロサクソン人にさえ見えた。ハーレーをユニオンステーション広場の人込みへ向けて走らせた。三〇分後、男は黒衣の群集に紛れ込んでいた。  葬列が遺体の到着を待っていた。黒布で覆われた弾薬運搬車に柩が乗せられる。六頭の白馬が弾薬運搬車を引き、葬列の行進が動き出した。全軍の最高司令官の葬儀にふさわしく、葬列は軍服一色だった。  男は、弾薬運搬車を人の頭の隙間からじっと見据えていた。群集の中ではハンカチを目にあてている女もいる。すすり泣きも聞こえた。目前を弾薬運搬車が通った時、黒ずくめのユダヤ人がひざをついて頭を下げた。  男はサングラスを外さなかった。外せば、東洋系の顔が浮き立ってしまう。白人は、中国人と日本人の区別がつかない。中国人と分かれば、市民はただ葬列に視線を戻すだけだろうが日本人なら蔑みや敵愾心いっぱいの視線を向けてくるのだ。  頭上から爆音が降り注いだ。爆撃機の編隊が上空を飛び去っていく。  海兵隊音楽隊が通り過ぎ、葬列は見えなくなった。ルーズベルト大統領の遺体はホワイトハウスのイースト・ルームに安置された後、ニューヨークへ向かう。  群集が散り始めた時、男はMPに呼び停められた。 「チャイニーズか、それともジャップか?」  MPが警棒で自分の左手をたたいてリズムを取り、明らかに難癖をつけようとしていた。  男は、両手をポケットに突っ込んだままMPを見詰め返した。  MPは濃いサングラスの向こう側にある目の表情をとらえられなかった。 「身分証明書を出せ」  男は、パスポートをMPに投げた。  MPがちらちら視線を男にあてながら、重慶政府発行のパスポートをめくる。 「チャイニーズか。だったら素直にそう言えばいいんだ」  MPがパスポートを突き返してきた。男は無言で受け取り、革ジャンパーの内ポケットにしまった。 「チャイニーズがアメリカ軍パイロットみたいな恰好はするな」と言い捨てて群集の整理へ戻っていった。  男は、ハーレーに戻ってエンジンをかけた。  ギヤを入れてクラッチをつなぎ、トップの三速まで息をつかずにシフトアップしていく。  死に顔を見られなかった、と男は思った。老人の死に顔を見届けるために、わざわざ早朝からハーレーを飛ばしてワシントン中を走り回ったのだ。本当に死んだのか、自分の目で確かめるまで男は大統領の死を信じることができなかった。  ルーズベルトの死を知ったチャーチル首相は、長い間椅子に座ったまま立ち上がれなかったという。モスクワのスターリンは呆然とし、重慶の蒋介石は冥福を祈った。ラジオ東京も哀悼の意を表した。ベルリンの地下官邸にもぐったヒトラーだけが、意気を上げたという。  ジョージタウンのウィスコンシン通りと三三番通りの角の古いアパートの一室に戻った。精巧につくられた偽造パスポートを革製の袋に入れて、バスルームのバスタブの下に張り付けた。この革袋にはもう一つ、日本政府発行になっている偽造パスポートが入っている。  部屋を出て、モントローズ公園に歩いていった。ロック運河の水面が、樹の間から漏れたほのかな光を反射していた。  木陰から背の低い中年男が現れ、首を振った。 「見てきたのか」 「橘か。残念ながら見えなかったよ。明日、遺体は自宅に帰るらしい」 「ニューヨークまでくっついていくつもりか? いいかげんにしないか。これでもう十分だろう」  橘と呼ばれた中年男が、持っていたワシントン・ポストを広げ、死亡記事をつきつけた。 「ルーズベルトは死んだ。死んだんだ。もう恨んだりするな」 「おやじを殺したんだぞ」本田は日本語で怒鳴っていた。 「強制収容所に入れられた日系人は君達親子だけじゃない」 「あいつらが殺したようなもんだ……」 「私だってぶちこまれたんだ。この傷を見ろ」  サミュエル・橘が髪の毛を掻き分けて後頭部を本田に見せた。一〇センチ程の古傷が、首の生え際から頭頂部に走っている。 「キャンプのアメリカ兵に殴られたんだ」  橘の目に淀んでいた怒りが少し消えた。 「分かってはいる。だが、日系人だけがどうしてこんな目に合わなけりゃならない」 「パールハーバーだろうな。ドイツ人もイタリア人もアメリカに奇襲はかけなかった。それに、バナナは嫌いなんだろう。ドイツ人だってイタリア人だって膚は白だしな」  バナナはその色から日系人を暗に指す言葉として使われる。ジャップより陰湿な言葉だった。 「俺だってニューヨークで生まれたのに……」 「おまえは、ハワード・本田だ。本田誠作の息子ののな。国籍はアメリカだが、血は日本人だ。生粋の日本人だ。私と違って、混血じゃない」  橘がサングラスをはねのけた。橘のブルーの目が、本田の薄いグリーンがかった瞳に重なった。  本田の目は混血ではないのに、薄い緑色に染まっている。時に、光の加減でブルーに見えることもある。  サミュエルが言った。 「我々にはやることがあるだろう」 「分かったよ、サミュエル」 「この仕事は、君にしかやれん。組織の全貌を知っているのは君のおやじさんだけだった」 「バーニング・ネットワークか……」  ハワードは地面に落ちたサングラスを拾って胸ポケットにさした。  バーニング・ネットワーク、本田誠作が自分の情報網につけた名前だった。燃える情報網とは何なのか、ハワードも全く分からなかった。二十五歳になるまで、父が日本のスパイであることを知らなかった。サミュエルが真実を語らなければ、一生気付かずに終わった筈だった。 「大きな遺産だよ。彼はスパイ・ネットワークという遺産を残した。生かすも殺すも君次第だ。最後までやり遂げるんだ、ハワード」  ハワード・本田は芝生の方へ歩き出した。                           
つづく  
ここまで打ち直して、ぐったりです。印刷所のオペレーターさんの苦労がよく分かりました。とりあえず、これでご勘弁を……(~~;)  それにこれ以上、このブログを長文で汚せませんから。
松浪和夫

もっと続けていただきたいです(^^)
でも、タイヘンでしたらムリにとは申しませんが・・・。
感謝の市





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Posted by 市 at 23:11Comments(42)語りのプラザ
この記事へのコメント
私もアマゾンで買う!(≧▽≦)
Posted by テツヤ at 2015年06月07日 10:46
お世話になります。渡邉智彦です。
じっくり読まさせて頂きました。つづきよろしければお願いいたします。最近たまたま、二世のドキュメントをテレビで観ました。鳥肌が立つほど厳しい環境で戦っていました。これからも応援しています。
Posted by 渡邉智彦 at 2015年06月07日 11:56
 ビアンキ会場から持ち帰った五千発の薬莢の写真を見せたら、やるしかないではないですか。その手間に比べたら、軽いものです。と言いたいところですが、とりあえずやれるところまでやってみます。

 前回からの続きです。

 ハワードの父親である本田誠作は、一九二〇年アメリカに渡った。ハワイを経由してサンフランシスコに上陸し、大陸を横断してニューヨークへたどり着いた。誠作の妻夏子は赤ん坊を身ごもっていた。生まれるな、生まれるなとおなかの赤ん坊に言い聞かせて、二人は大型のトランクを二つ抱えて大陸横断鉄道に乗った。
 誠作がニューヨークのど真ん中の、安アパートで生活を始めたその夜、陣痛がやって来た。明け方、赤ん坊が生まれた。誠作は、ハワードと名付けた。夏子は初めその命名に反対だった。生粋の日本人夫婦から生まれた子供なら、日本名をつけてほしいと誠作に言った。
 アメリカ国籍を取ってアメリカに骨を埋めると決心して日本を飛び出したのだ、というと夏子も納得した。誠作は夏子と赤ん坊を連れて教会へ行き、カトリックの洗礼を受けた。蝋燭の揺れる炎が、夏子の腕に抱かれた赤ん坊の青く、つぶらな瞳に映っていた。
 日曜日にはかかさず、家族で教会へ行ってミサに参加した。
 ある時、自分の目が青いことを不思議に思ったハワードが、父に尋ねると、父は一瞬怖い顔をして「それは突然変異なんだ」とだけ答えた。そして大きく分厚い手でハワードの頭を撫でながら言った。
「だからといって気にすることは全然ない。この国では実力さえあれば夢が本当になるのだから」
 大きくなるにつれて、ハワードは教会で友達を見付け、家に連れて刳るになった。友達をたくさん作れ、というのが誠作の教えだった。小学校に入ると、ハワードは必ずといって良いほど学校の友達を連れて帰った。中国人二世の息子、生粋のニューヨーカー、シシリアの血を受け継いだ少年、ユダヤ人、南部からやってきた黒人少年。その頃には誠作の銃砲店が成功して、移民してきて以来住んでいたこぎたないアパートから、ハドソン川の近くのフラットに引っ越していた。
 ジュニア・ハイスクールに進むと、ハワードは頭角を現し始めた。成績はいつもトップクラス。中でも、一番好きで得意だったのが科学だった。バッグの中に、科学者の自伝をいつも忍ばせていた。トーマス・エジソン、グラハム・ベルなどの発明家の発想にも興味があった。ハイスクールに入学した時、誠作がハワードに勉強部屋を与えた。ハワードは本棚に科学者達の著作を並べた。勿論、中身は半分も理解できなかったが、科学者達が寝る間も惜しんで研究に没頭し、真理を突き止める姿に引かれたのだった。科学の本が欲しいと言うと、誠作は店を急に閉めて本屋に連れて行き、その場で何冊も買ってくれた。ハワードが読み終えると、父の部屋にそっと置いておく。寝る前に読むのだというが、父に貸した本はなかなかハワードの部屋に戻ってこなかった。
 チャレンジ・スピリットだ、と誠作は事ある毎に言っていた。わずか五ドルの財産を持って太平洋を渡り、ニューヨークまで渡ってきた両親。野菜売りから身を起こしてガンショップの主の座に就き、ニューヨーク郊外に家を買おうとしている。
「やったらやれる。やったらやれるんだぞ」それが誠作の口癖だった。
 父が油まみれになって銃を修理する背中を見ながら、ハワードは工房を遊び場にして育った。ニューヨークのど真ん中マンハッタンではアメリカン・ドリームが次々と実現していた。ハーレムでナイフを剥き出しにして暴れまわっていた二十二、三の若造が、急にスーツを着てフォードを乗り回したりする。株だ、と若造は言った。
 一九二九年に荒れ狂った大恐慌もおさまり、ウォール・ストリートには多くのビジネスマンが帰ってきていた。誠作は大恐慌を逆手に取って事業を伸ばした。こつこつ買い溜めていた株は、大暴落の始まる一週間前に総て売り、金に換えてあった。一年後、株式市場が落ち着く頃を見計らって、名も無い株を底値で買い集めた。それはすべて兵器関連株だった。やがて世界がきな臭くなっていくと、株はじわじわと上がり、ヒトラーがポーランドに侵攻した時に頂点に達した。そのニュースを、ハワードはニューヨーク大学のキャンパスで聞いた。
 二十一歳の春、父から日本製のオートバイをプレゼントされた。中古のメグロだった。元の持ち主が、故障しても部品が手にはいらないというので手放すことになったメグロを、誠作がわずか三ドルで譲り受けてきたのだ。ハワードはハーレーの整備工場に持ち込んだが、修理は出来ないと断られた。自分でやるのならいいかと聞くと、やれるものならやってみろ、と言い返された。その日から毎日のようにハワードは大学の授業を終えると整備工場に直行した。「できるわけがない」と言わんばかりの整備員を横目にハーレーの部品を削ってメグロに合わせ、一〇日間で修理した。
 ハワードは息をふきかえしたメグロでニューヨーク近郊を走り回った。マンハッタンを出発してハドソン川を渡り、南下して自由の女神へ向けてアクセルをふかす。ニューヨーク湾からの海風をいっぱいにあびながらスタッテン島へ上陸する。東にハンドルを切り、ブルックリンへ。天気がいいとコニーアイランドへ寄ってアイスクリームを買った。後はゆっくりとマンハッタンまで戻ってくる。ロングアイランドにはルアーを積んでよく釣りに出掛けた。夏が来るころにはニューヨークで知らない所はなかった。夏休みには、体になじんだメグロで遠乗りにも出た。
 ニューヨークの秋は一瞬にして過ぎ去ってしまう。革ジャンパーを着込んでも、オートバイでは寒すぎる。ハワードはメグロをオーバーホールして、部品の擦り減り具合をチェックした。摩耗の激しい部品は思い切ってすべて捨てて、ハーレーの部品から削り出した。分解修理を終えて、春まで車庫に入れる。しばらくのお別れだった。
 その年の冬、運命を変える事件が起きた。パールハーバー攻撃。ニューヨーク・タイムズの大見出しに、日本軍の機動部隊がハワイを襲ったという記事が載った。その日から、日本人に対する感情が極度に悪化した。絶えず白い目で見られ、石を投げ付けられる。友人の多いハワードも例外ではなかった。クリスマス・ツリーを銃砲店に飾ることも出来ず、リビングルームに小さなモミの木を立てた。だが、ショーウィンドウの硝子からひびが消えることはなかった。日曜礼拝でも冷たい視線を浴びせられた。面と向かって、ジャップの人殺し野郎と言ってくる老人もいた。親しい神父だけが、「争いは早く終わる筈です。それまでは、どうか不当な圧力に耐えて下さい」と励ましてくれた。
 一九四二年二月一九日、ルーズベルト大統領が行政命令第九〇六六号に署名すると、太平洋に面した西海岸地域の日本人移民達は、根こそぎ内陸部の強制収容所にいれられた。誠作たちにも迎えが来て、バージニア州のホームステッドホテルに連行された。ホテルでは個室があてがわれ、食事もふんだんにあった。ドイツやイタリアの外交官達と同じ待遇なのが、せめてもの救いだったが、それもつかの間だった。

「奴ら、そろそろ動き出しそうだぜ」サミュエルが言った。
 ハワードは、追憶を振り払って、言った。
「いよいよか」
「既に原爆は完成しているんだ」
 サミュエルがあごをひき、ハワードを見つめた。
「完成しただけじゃ意味はない。今までに誰も原爆の凄まじさを見たものはいない。開発にあたった物理学者だって、頭の中でシミュレーションだけだ。問題は、どうやって、そしてどこへ原爆を落とすかだ」
「五〇九部隊はどこに移動する予定なんだ?」ハワードは訊いた。
「太平洋の島だ。最終的にはグアム島あたりだろうが、まだはっきりしたところは分からない」
「標的は日本か……」
「ベルリンはもうすぐ陥落する。ヒトラーだって覚悟を決めるだろう。裁判の被告を選ぶか、自決か。ベルリンに入城するのはアメリカ軍より、ソビエト軍の方が先だろうな。エルベ河を渡ったら、時間の問題だ」
「トルーマンはヒトラーを殺すのでなく、日本を潰すために使うのか」
「いや、トルーマン大統領もまだ知らないだろう」
「大統領までが?」
「こいつは最高機密なんだ。我々がこの情報に接触できたのは、本当に幸運だった。それに……」
「おやじの功績だって言いたいんだろう」
「そうだ。誠作のつかんだ最大で最後のトップ・シークレットだ」
 ハワードは内ポケットからグレーのサングラスを取り出して言った。
「マンハッタン計画の責任者はグローブス将軍。そして、物理学者チームのヘッドはオッペンハイマー博士だ。軍人は、敵を殺すのが仕事だ。任務を全うするに違いない。この二人を落とすことはできないだろう。しかし、下っ端の物理学者は違う。所詮は学者だ。良心をくすぐれば、情報入手が出来る。それが突破口になる」
「そうだな。五〇九部隊はB29を改造して飛ばすつもりらしいぞ」
「改造? 投下方法に問題があるのか?」
「今までにない強力な爆弾だ。そう簡単にはいかない。イギリス空軍が何か特別な装置を運んでくるらしい」
「ウェンドーバーに行って、そこから情報を送ってくれ」
 ハワードはサングラスをかけた。
「しかし、ほんとにそっくりだよ、その命令口調なんか。それでこそ、君はコントローラーなんだぞ」
「橘さん……」
「サミュエルと呼べ。君は私の指揮官だ」
 橘が、ハワードの肩をたたいた。
「迷うな。我々は祖国のために、戦うんだから」
「祖国のために」

                       つづく


 二十年以上ぶりに読み返し、打ち直してみて、自分の下手さ加減に呆れてます。が、何だかこれから自分が進むべき方向が少しばかり見えてきたような気がします。
 イチローさんに言われなければ、こんなことはしなかったはず。色々気づかされました。ありがとうございました。<(_ _)>
Posted by 松浪和夫 at 2015年06月07日 12:00
イチローさんの小説も松浪さんの小説も読みごたえがあって面白いです。又、機会があれば公開の方よろしくお願いします。
Posted by ハラハラショー at 2015年06月07日 15:07
松浪さん、「エノラゲイ撃墜指令」読了しました。面白くて一気に読みました。まだ読んでない方のために人物関係などネタバレはさけますが、当時の諜報のようす、原爆のこと、B29のこと、ウルツブルクレーダーのこと等、読んでいて勉強になりました。やはりガンファンとしては45口径のP38がお気に入りになりました。本の中のような限定7丁のワルサーとは違いますが、ジョンマーツさんの改造P38を思い出して興奮しました。モーゼル712、ブローニングHPの描写もかっこよかったです。今度はアマゾンではなく、書店で流通している「導火線」や「警官魂」を取り寄せたいと思います。25歳でこんな知的な作品を執筆されたとは、松浪先生は天才ですか?と思いました。面白い作品、ありがとうございました。

眠れないキャベツのdnagでした。
Posted by dnag at 2015年06月16日 04:52
 dnagさん、読んでいただいて本当にありがとうございました。僕は天才なんかじゃありませんよ。端っこでのたうち回ってる四軍です。これは謙遜している訳でなく、事実でして(^^:)
 でも、読者さんの感想を聞くと、それがこちらのパワーになるんです。(^^)
 読んで貰ったお礼として、一つだけ秘密情報を。イチローさんの『紫電の炎』という単行本がありますよね。あのごく最初期の原稿を、僕は読んでいるんです。当時はワープロの感熱紙に打ち出された原稿でした。それで感想をイチローさんに送ったのでした。イチローさんには内緒ですよ。
 どうもありがとうございました。
Posted by 松浪和夫 at 2015年06月16日 11:44
「戦書 紫電の炎」勿論持っています。

が、市郎さんと松浪さんの間にそんな事があったんですね、びっくりしました。秘密情報有難う御座いました。市郎さんには内緒なんですね(笑)
Posted by dnag at 2015年06月16日 22:19
>市郎さんには内緒なんですね(笑)。。。市が文面をチェックしたうえで承認ボタンを押しますが、この件にかんしては絶対に読んでいませんのでご安心をば(^○^)
Posted by 市 at 2015年06月16日 22:42
 イチローさん、またまた寛大なお言葉ありがとうございました。<(_ _)>
 これで安心して、ブログを拝見できます。いえ、T-16がどうなってビアンキガンになっていくのか。早く見たい。もっと見たいと身もだえしながら、見ています(^^) あの透明ケースの中身は何なのか、まったく分かりません。予想もないものが飛び出してきそうな気配。玉手箱のようです。
Posted by 松浪和夫 at 2015年06月17日 10:18
>もっと見たいと身もだえしながら、見ています(^^) 。。身もだえしてるところをyoutubeに載せてくださいよ(^○^)
Posted by 市 at 2015年06月17日 12:14
松浪さん、「導火線」大変面白く読み終わりました。特に200ページを超えて蓬東島に入ってから、ノンストップアクションという感じでページを繰る指が止まらなくなりました。私は向井のキャラクターが好きです。深海探査機やパトリオット、HAHO、HALOの精緻な描写は大変勉強になりました。千葉のモデルは千葉繁ですか?(違ってたらすみません)彼の演説は、そういう立場に置かれたら確かに現政府に反抗したくなるよな、と納得できるものでした。ガンアクション、ナイフファイトが燃えました。P220、89式、64式、SR16が欲しくなりました。市郎さんのナイフも大活躍でしたね。フィクションの世界ではありましたが、現実の自衛隊派遣について考えさせられた一冊でした。丹野のラストから2番目の台詞が、殊に印象に残りました。面白かったです、執筆してくださって有難う御座いました。次の「警官魂」も楽しみにしています。
Posted by dnag(ドナグ) at 2015年07月06日 20:52
 dnagさん
 本を読んで貰って、ありがとうございます。
 イチローさんとdnagさんがやりとりしていたのを見ていましたが、どうコメントしていいものやら分かりませんでした。無視していた訳ではないので。
 ここでは、色々と学んだり、遊ばせて貰っている身です。居候みたいもの。イチローさんにあまり負担をかけたくなかったのです。色々考えすぎていました。
 でも、読者さんから感想を貰えるのは嬉しいことですよ。(^^)
 それから、千葉にモデルはいないんです。あくまで創造の人物です。
 ずっと前にイラクに自衛隊が派遣されたとき、特殊作戦群が活動していたことを、二、三カ月前にネットのニュースで初めて知りました。初代群長だった荒谷卓さんがミーティングでの発言したものですから、これは確実でしょう。勿論戦闘ではありません。現地の言葉を使って現地の人々との融和を図る地ならし工作だったようです。特殊部隊ってこんなこともするんですねえ。
Posted by 松浪和夫 at 2015年07月07日 09:43
松浪さん(松浪先生とお呼びすべきところですが、甘えさせていただいております)、コメント有難う御座います。

>ずっと前にイラクに自衛隊が派遣されたとき、特殊作戦群が活動していたことを、二、三カ月前にネットのニュースで初めて知りました。

そうなんですか!「導火線」の設定は先見の明がありましたね。
戦闘任務じゃなくてよかったです。個人的には、自衛隊には米軍に伍する戦闘力を持って欲しいと思っています。それは戦争をするためではなく、いらぬ戦争を回避するための秘めた実力として強くあって欲しいと願うものですから。戦争は嫌いです。

「導火線」藤川、千葉のような悲劇が現実のものとならない事を願うdnagドナグでした。有難う御座いました。
Posted by dnag(ドナグ) at 2015年07月07日 13:07
 dnagさん
 先生と呼ぶのはどうか止めて下さいな。喉のあたりがむずむずするので。編集者だって、みんなさんづけです。先生と言う人はまずいませんからね。(^^)/
Posted by 松浪和夫 at 2015年07月07日 20:31
分かりました、松浪さんと呼ばせていただきます!
有難う御座います!
Posted by dnag(ドナグ) at 2015年07月07日 21:08
松波さん、「警官魂」上下巻、読ませていただきました。
私は茨城県に住んでいたことがあり、福島にもドライブで行っていたので、道路の名前とか地名とか地勢とかに懐かしさを感じました。グロック18c対ニューナンブの闘いは、グロック18cの怖さがよく出ていて緊張をしいられました。全編通じて三島対誘拐犯、三島対警察組織の闘いをリアルに楽しむことができました。分けてもカーチェイスは大迫力で、普段よく耳にする日本車が、松波さんの筆にかかるとその秘めたポテンシャルを発揮し、活劇を大いに盛り上げるプロップとして機能していました。カーアクションがカッコよかった。余計なことですが、あれだけ車の挙動について詳しい松波さんは、ハンドル握ったら三島バリにすごい運転をされるのではないですか?そうでなければ知り得ないような描写がたくさん出て来て唸りました(ドラマ版でこの警察車両対三島のカーアクションがどれだけ再現されているのか気になりますね)。
次は同じ警察ものの「非常線」、それに「核の棺」を読んでみるつもりです。
さらに余計なことですが、ここに書かれている「エノラゲイ撃墜指令」続きをまた
ここに書かれることはありませんか?喜ぶ方多いと思うんですが。ま、一番いいのは松波さんがここに書いてくださる冒頭を読んで面白かった方が本を入手することだと思うのですけれどね…余計なことでした。
松波さん、「警官魂」は巨編と呼ばれるに相応しい、読み応えのある面白い小説でした。執筆してくださってありがとうございました。

まだ夜になると熱が出る治りの遅いdnagでした。
Posted by dnag(ドナグ) at 2015年09月01日 02:11
 ドナグさん
 本を読んでくれて、また感想まで書いてありがとうございました。佐伯さんとホットなやりとりをされていたので、夏風邪はすっかり直ったとばかり思っていましたが、まだ長引いていたのですね。お大事に。
 三島のような運転はできませんよ。車は好きですが、あくまで小説の中のことです。この31年間無事故無違反のゴールド免許です。ただ、オートマ全盛の時代に、いまだマニュアル車に乗ってます。アメリカの警官で今もリボルバーを腰につっている意地っぱりみたいなものですね。(^-^)
 ドラマ『刑事魂』の方は色々と制約がかかっているので、書けるとこだけ書きますね。ドラマと小説は別物だと思っていますよ。
 琵琶湖や京都でロケをしたときは、真冬で一番寒い時期だったそうです。にもかかわらず、菊川怜さんは、ロケ部分だけはまったく下着を着けずに、直に服を着て撮影していたそうですよ。本人曰く、その方が温かいんだとか。トークショーで菊川さんが言っていたので、間違いはないでしょう。ただ、そう言われて見ても、全然違いが分かりません(-_-;)
Posted by 松浪和夫 at 2015年09月01日 20:53
松浪さん、いつもコメントありがとうございます<(_ _)>マロンパや、刑事魂のドラマは録画できているんかい? 天文館に持ってきてくれるかい? 市
Posted by 市 at 2015年09月01日 23:03
松波さん、
>三島のような運転はできませんよ。。。
そうなんですね、押井守さんじゃないですが、シーザーを理解するためにシーザーである必要はない、カーアクションを描くためにカーアクターである必要はない、ってところでしょうか。今のご時世、マニュアルミッション乗りのゴールド免許とは恐れ入りました。

菊川怜さん、そういうお方だったんですね!でもおっしゃる通り違いが分かりませんね。

コメントどうもありがとうございました!!文庫版解説にあった震災後の福島を描く新作、私も読んでみたいです。どうかご検討を!
Posted by dnag(ドナグ) at 2015年09月02日 06:38
 イチローさん、刑事魂の録画DVDは手元にあります。お送りします。家で録画したものなので、著作権云々はまったく関係ないので大丈夫です。でも、どこへ送ればいいのでしょうか? バトン秋葉原店さんの住所なら分かりますが。教えて下さい。
Posted by 松浪和夫 at 2015年09月02日 09:59
ざ、ざ、ザンネンながら
マダ未見なんだす~っ(滝汗)
ヾ(;≧▽≦)ノ ミタイミタイーッ

もしも、どなたか「刑事魂」をお持ちの方がいらっしゃいますたらば、お手数おかけしますが御一報くだちい~っ♪
m(;_ _)m ナニトゾ

もしも、どなたもお持ちでなかった場合、
菊川怜さんに代わりますて おいらがまったく下着を着けずに、直に服を着て天文館に向かうだす♪
(=≧▽≦=) キャー

イチローさ~ん、好きなダケ撮影してくだちい~っ♪
(#^ε^#) サツマデマツサ

by “安心してください!穿いてますよ♪” というキメ台詞を言いたいトンチンカンなオトコ
Posted by マロンパ88 at 2015年09月02日 10:56
>刑事魂の録画DVDは手元にあります。お送りします。。わぁーよかった〜(^o^)サイン入りでおにがいします(^-^)どんなもんだいマロンパよ(^○^)・・・ではバットンに送ってくだされば有り難いです♪バットンとカズヤは先に観てくれてもぜんぜん良いよ(^_^)
Posted by 市 at 2015年09月02日 12:21
 松浪さん初めまして。この文章25で書かれたんですか?もう私絶句です。40位まで自分は大したやつなんだなんて思ってた私、今ならすぐわかるトンデモナイ馬鹿ですよ。オイラも松浪さんの著作捜させていただきます。
Posted by 佐伯 at 2015年09月02日 19:06
 はい、イチローさん。後ほどガンスミスバトン・アキバ店の方へ送らせて頂きます。バットンさん、お手数をかけますが、よろしくお願いしますm(__)m
 本来なら、九月と十月の訓練にお邪魔して、ご挨拶したかったのですが、両方日程が合わず、申し込みができませんでした。涙をのむことになってしまいました。残念です(~_~;)

 マロンパさんはどうしてこういうときだけ、書き込みが光の速さでできるのでしょうか(?_?) ニュータブレットももうサクサクと使いこなしているような気がしますが。
 菊川怜さんの話につい反応しちゃったのですか。高橋克典さんがトークショーで、「菊川怜はロケのときパンツをはかない!」と声高々と繰り返し言っていたことを思い出しましたよ。やっぱり、パンツの力は偉大ですね(^^)v

 
Posted by 松浪和夫 at 2015年09月02日 22:17
 連投すみません。

 佐伯さん、初めまして。
 ドナグさんとの対話を見ていて、色々と勉強になりました。喉から手が出るような情報がたくさん出ていました。ドナグさん、名インタビューアーでしたね。先月号のガンプロを見に書店に走りました。佐伯さんのインタビューが出ていましたね。
 一つお聞きしたいんですが、警視庁警備部付きの機動隊員がSIGP226を携帯しているということは、絶対にあり得ないでしょうか? あくまで小説の中の設定です。お立場もあるので、答えられない場合もあると思います。そのときはノーコメントにしておいて下さい。
 突然のお願いですみません。
Posted by 松浪和夫 at 2015年09月02日 22:42
(ノ_・。) ワタシマケマシタワ
Posted by マロンパ88 at 2015年09月02日 22:52
>40位まで自分は大したやつなんだなんて思ってた私、今ならすぐわかるトンデモナイ馬鹿ですよ。。。ワシもこのトシになってさえ自分が世の中のことをほとんど識らないのだと呆れてばかりです(×_×)すべてにおいて自信などないのです(^_^;・・・でも、自分は凄いんだぁ(^O^)/と想っているよりはマシだと考え、謙虚なままでいたいと・・・。
Posted by 市 at 2015年09月02日 23:10
松浪さん、DVDをありがとうございます<m(__)m>市
Posted by 市 at 2015年09月02日 23:20
P226有っても不思議じゃないと思いますよ。あんまり詳しく無いけど今度かきます。仕事がチョット立て込んでる!
Posted by 佐伯 at 2015年09月03日 05:20
 佐伯さん、有用な情報ありがとうございます。m(__)m
 やっぱり、聞いて良かったー。(^.^)
 続きを楽しみにして待ってます。
Posted by 松浪和夫 at 2015年09月03日 09:17
松浪さ~ん(;≧▽≦)/
>マロンパの野郎はどうしてこういうときだけ、書き込みが光の速さでできヤガルるのでしょうか(?Д?)(←チョッピリ捏造アリ)


あのォ・・そのォ・・
人類を「菊川怜さんの下着エピソードに興味がある人」と、そうでない人に分けた場合、おいらは確実に「前者」なのだすが・・
(いろんなモノを失ったよーな気がする文章)

今回の場合に限っては「刑事魂」の映像情報を一刻も早く入手したくて、手慣れたケータイでサクサクッとだすね・・でも既に松浪さんからのカキコがアップされていて・・でもまぁイイやと送信して・・ゴニョゴニョゴニョ(滝汗)
(;^-^)b ホントダヨ

・・・やっぱり、パンツの力は偉大だすね(;^^;)v

by 小学校高学年というビミョーな時期にツイうっかりスーパーカーの絵がついたパンツを穿いてきてしまい 卒業するまで「カウンタックパンツ」と呼ばれていたオトコ
Posted by マロンパ88 at 2015年09月03日 22:45
 ドナグさん、申し訳ないのですが、今回の書き込みだけは、僕は見なかったことにしておいて下さいね。m(__)m そうすれば、僕には全く支障がなくなるので。これで察して下さい。

 それから、書き込みのことは全然気にしないでくださいよ。それより、夏風邪は抜けましたか?
Posted by 松浪和夫 at 2015年09月04日 20:15
松波さん、市郎さんに削除願いを出しておきましたので大丈夫だと思います。無思慮な投稿、ご迷惑をおかけしました。

夏風邪は、あまりに長引いているので検査してもらったところ、マイコプラズマ肺炎だったと分かり、昨夜から抗生物質の投与が始まりました。これで一週間もすれば良くなるそうなので一安心です。ご心配頂き、ありがとうございました!!
Posted by dnag(ドナグ) at 2015年09月05日 01:48
 ドナグさん、そこまでしなくても良かったのに……。
 まず、著作権関係の諸々は一般の方には分かりません。当事者となった僕もいまだよく分かってません。こういうことぐらい大丈夫だろうと思っても、待ったがかかる場合があるんです。僕も頭捻ってますよ(*_*; 弁護士級の法律知識がないと無理ですね。

 発熱の原因が分かって良かったです。これで良くなりますね。安心しました(^.^)
Posted by 松浪和夫 at 2015年09月05日 09:15
 ”迷走”のため似たカキコ二つ位行ってる可能性あり。不要分削除願います。
 ”警視庁P226配備の可能性”

 本題の前に”松浪和夫→検索”。オオオオオオオ!失礼しました。ドナグさんが書かれたように私ごときは松浪先生とお呼びしなければなりませんんね!歳はホボ一緒です。

 以下は全て推測です。またガンプロ9月号70ペイジのTakano氏のリポートへの御助言ともなります。

 ”P220配備の意義”
 日本の警察では特殊部隊が使うような拳銃を一部で特殊拳銃と呼んでいるようです。P220が警視庁の一部で稼働してるそうです。P220は日本警察が配備したマニュアルセイフティ無しの特殊拳銃第一号ではないでしょうか。1990年代のP230導入時、警察はマニュアルセイフティに異様にこだわります。リヴォルヴァの安全ゴムに該当するのがオートのマニュアルセイフティとの考えでしょうね。Takano氏はP220配備理由が”判らない”と書かれてます。なぜマニュアルセイフティ無しのP220が配備可能だったか。”自衛隊で長年運用して問題無い”です。日本の役所が大好きな”前例”です。P220が導入可能なら、いきなりP226でもいいだろうと思われる方もおられるでしょうが、そこが役所の掟。
 P220配備成功により、”マニュアルセイフティ”の縛りが外れ、後のグロック配備が可能となります。現在日本のLEは少量ずつ様々なメイカーの銃器が導入可能です。

 で、松浪先生への私なりの回答。
”P226とっくに稼働してても全然不思議無し”です。

 念のため。マガジンのハイキャパは何も問題無し。5発装填ルールは単なる弾数の管理上。殺傷力の観点から5発以上の装填は認められない、とかの趣旨ではありません。今年は読書の秋になりそうです。エノラゲイ撃墜指令、そろそろ届きます。


 
Posted by 佐伯 at 2015年09月07日 20:12
 佐伯さん、誠に丁寧で詳しいご教示、ありがとうございました。<(_ _)>
 SATならP226を使っていても、不思議ではないと思っていましたが、機動隊でも使っている可能性があるんですね。もうそれは絶対にあり得ないぞ、と言われなればいいんです。小説の中のことですから。ただ、できるだけカッコ良くて性能のいいものを入れたかったのです。早く新作を出せるように頑張りますよ。マロンパさんをつついて遊んでいる場合ではありません。
 それから、さん付けにして下さい。先生と呼ばれると、また喉のあたりが……。(既視感のある文章)
 今回は本当にありがとうございました<(_ _)>
Posted by 松浪和夫 at 2015年09月08日 12:21
 SATは機動隊の一部と思ってもらって差支え有りません。自分はSATの前身となる部隊にいました。
 ”刑事魂”みましたよ。ここまでTVの警察物リアルになってるの?TVあまり見ないもんでビックリ。
 ”2列、警備横隊、作れ~!横連鎖~”今となっちゃいい思い出。
Posted by 佐伯 at 2015年09月08日 16:32
松浪さ~ん(^〇^)/
で、松浪セ♪ン♪セ♪へのおいらなりの回答。
“おいらをつついて遊んでないで、P226が活躍する新作を早くオニガイします~”だす。
(#・∀・)(・∀・#) ネー ドナチャン♪

by バスジャック犯のダンカンネタを封じられてグゥの音も出ないオトコ
Posted by マロ浪ンパ夫 at 2015年09月08日 22:44
 念のため。私がここでカキコしてる事は何も問題になるようなことでは有りません。  
 因みに機動隊の人数は機密でしたね。だから書かない、てか、もう知らない。
 現職でこのブログ見てる人いるでしょ。
 P226活躍の新作?楽しみです。
 
Posted by 佐伯 at 2015年09月09日 03:10
 佐伯さん。
 SATの前身というとあの部隊ですね。凄いです。
 当方、小説には公開情報しか使っておりません。一般の出版物を参考にしています。というか、秘密情報に触れることなど、到底無理ですから。


 マロンパさん。
 おっしゃる通りで、ぐうの音も出ません。頑張ります。!(^^)!
 しかし、T-16のラストプロジェクトの件、ややフライング気味ではないでしょうか。6インチバレルがすんなり入るのか、また色々加工する必要があるんじゃないかなーとか、フィーディングランプはどっちのタイプを選んだのかなあとか、もう色々と僕の頭の中で妄想が駆け巡ってます。
Posted by 松浪和夫 at 2015年09月09日 10:34
 公開情報。諜報、インテリジェンスの世界は公開情報が90パーセント以上って昔から言いますよね。あれは私なんかよりヨッポド勤勉な人がやることです。
 エノラゲイ撃墜指令。冒頭の文からグイグイ引き込まれておりました。戦後70年に合わせた最新作?と思っていたら、これを25で書かれたと。進撃の巨人の作者が26(当時)と知った時と同じ衝撃ですよ。今日着きました。紫電の炎も読み返すぞ!
Posted by 佐伯 at 2015年09月10日 00:09
松浪さん、文庫新刊「魔弾」出版おめでとうございます!!

書店で取り寄せさせて頂いているところです。
謎の狙撃手、銃撃戦を楽しみにしています!
Posted by dnag(ドナグ) at 2016年04月03日 15:01
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