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2014年04月04日

写真講座

市 (2014年04月04日 09:29) │Comments(6)語りのプラザ
写真講座

なんか、『TACTICAL LIFE』がイチロー写真教室の流れになっているので、この機を逃さず、ご指導いただければと思い、恥ずかしながら拙写真を3枚送付させていただきます。

自分の悩みは、人がハッとするような写真、「ホームランフォト」が撮れないことです…orz

自分は高校で写真部で少し写真をかじり(でも、暗室で麻雀ばっかりやってただけですが(^^ゞ )、そしてバイク雑誌編集となったとき、カメラマンさんの写真・動きをみて技術を盗んだぐらいで、いままでちゃんと写真を習ったことがないのです。

なので、どれが良くてどれがダメか、その判断が付かない、なにをどう改善すればいいのか、よく分からず袋小路に入っている感じなんです… お忙しいところ申し訳ございませんが、可能でしたら、ブログでさらしていただき、ご批判をいただければ幸いです (‘・ω・ )ゝ
バットン

え〜、バットンだから遠慮なく
言うけど・・そのほうが目のウロコを
ハガシやすいからさ(^o^)

ワシの写真の先生は「重森コーエン」と
いうするどい批評家だったんよ。
彼の授業は、生徒たちにとって恐怖
そのものだった。マジ。

ともあれ、
重森校長はよく
「サロン写真は撮るなっ!!(-_^:)」
と怒っていた。

サロン写真とは、写真館で撮ってくれる
ようなキレイキレイ写真、または美術の
心得のない人ならだれでも喜びそうな
応接間に飾るタイプのフォトのこと。

これらは芸術ではない!! と切り捨てて
いたんだよ。

当時、サロン調で最も有名だったのは
秋山庄太郎というオナゴを撮らせれば
日本一くらいに言われる写真家だった。

生徒が秋山調の作品を撮ろうものなら
カンカンに怒ってにらみつけたもんだ。

秋山調とは、ソフトライトでふんわか
キレイなライティングのこと。

つまりバットンが使っている
やんわりきれいなライトのことだよ。

校長は、秋山写真のかわりに
リチャード アヴェドンのポートレイト
を観よ!!! と、力説していた。

なるほど、アヴェドンは文句なしの
芸術写真だ、、と生徒達も納得!!

と、まあ、そういうことで・・・

アヴェドンをネットで観てくんろ。
写真集を立ち読みするのもいいね。

だから、校長から観たらバットンの
このフォトは「猿でも撮れる写真」
(言語のまま(^^) なのだよ。

スタジオで撮るときはライティング
が命となる。
このライティングは一見キレイだが
人の心に迫る美しさなど微塵もない。
モデルの生命感も息吹きもなく
かといって銃の質感も存在感も
ない。

まあ、もともとバットンはそういう
気迫を持って撮影しているわけでは
ないのでモンクをいうつもりはない。

だから、次からは「シャッター以前の
問題意識」を持つ、、ということを
考えてみてくれ。

そこに美しいモデルがいる、、
と、そういう状況では「撮る」のでは
なくて「撮らされる」ことになる。
すると、そこにバットンの個性は
生きてこないわけだ。

写真を学びたかったら「自分の作品」
を作ること。
ここが写真の勝負どころだよ。

難しいかい?
うん、難しいな〜(^-^)
そりゃ難しいよぉ〜(^0^;)

しかし、そこを越えられないと
売れるフォトは撮れないよ。

もう1度、このフォトをよく観てみよう、
バットンは他のフォトグラファーに
頼んでこれを撮ってもらったらカネを
払うかい??・・・

“これじゃ中途半端でうったえるものが
ないぞぉ〜(-_^:)・・・”

なんて、、ワシならそう言うぞ。

とまあ、これだけ読んだら
次からのバットンの撮影態度も
キリリと変わるじゃろうて(^○^)

そうそう、銃を強調したかったら
構図はこんなふうにしたほうが
同じフォトでも良くなるよ。
写真講座
これも空間処理ってこと。つづく・・・







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Posted by 市 at 09:29Comments(6)語りのプラザ
この記事へのコメント
このこはアタシの相棒の絵里奈です!
あたしにも、参考になりそうなので正座して続き待ってます!
Posted by 軍神!みやじまゆうこ軍神!みやじまゆうこ at 2014年04月04日 10:04
おおおおお、ありがとうございます!!! m(。≧Д≦。)m

分かりました! というか、分からせていただきました。やっぱり文では理解しきれないことでも、作品を見るとすぐに本物との違いが分かります。イチローさんが手を入れただけで誰の目にも一目瞭然、違いがはっきりわかりました。

いままで漫然とシャッターを押していました。それをハッキリと見せつけられました。


しかし、なんという恵まれた時代でしょう、アメリカにいるイチローさんにこうして作例を見せていただきながら、講義していただけるなんて!

そして、なんという素晴らしいamazon、リチャード・アヴェドンのポートレート写真集もすぐに見つかり、明日には自宅に届いてしまいます (^_-)-☆

やっぱり、「見て」 学んでいきたいと思います (‘・ω・́)ゝ


ありがとうございます! 恐れ入りますが、これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします。
Posted by バットン・オーツカバットン・オーツカ at 2014年04月04日 10:08
ハイ!

写真(を撮るの)が楽しくなるアドバイス、どうもありがとうございます。

追伸 1:
明日はホテルの日本食レストランのメニューの撮影に行って参ります。

追伸 2:
アーヴィングペンも好きです。
Posted by 武蔵 at 2014年04月04日 10:08
私はカメラ始めたばかりのヒビも入っていない素人卵です。
話題のレベルに達しておりませんが、キーワードを頼りに学ばさせ頂きたいと思います。
講座楽しみにしております。
Posted by suzutak at 2014年04月04日 11:26
お世話になります。渡邉智彦です。イチローさんの写真のアドバイス、これは写真だけではなく仕事に向かう姿勢として通じますね!!!私もぜひ心して言葉を受け止めたいと思います!!これがイチローさんのブログの読者で良かったと思う瞬間です。
Posted by 渡邉智彦 at 2014年04月04日 11:41
美女と銃の組み合わせは非常に難しい。
バットン将軍の様に商売で使う場合、銃だけでは足らずアイキャッチャーとして美女も必要なのでしょうか?
将軍の写真を見て分かる通り銃が美女に完全に負け、全く目立ちません。
では、どうすれば良いかと言えば既にイチローさんが例を挙げています。
『軍神!紹介』のデニー嬢の写真です。
まずは美貌を「殺す」事ですね。
Posted by CYPRESS at 2014年04月05日 14:23
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