最近のコメント
アクセスカウンタ
タグクラウド

2013年09月25日

こんな どてら

市 (2013年09月25日 08:45) │Comments(4)語りのプラザ
こんな どてら

お世話様ですm(__)m
毎日秋晴れで気持ちが良いですよ〜o(^-^)o

ドテラは自分も愛用してますよ〜!
これは元々はこんな柄じゃ無かったんですが。ボロボロに成ったのをお袋が直してこんな柄に成ったんですよp(^^)q

そんなお袋も今では施設に入って、自分が行っても誰だか解らん様に成ってしまいましたがね〜(−_−#)
KO-1

うんうん♪
なかなか良いね(^-^)
こーゆーのをワッシも星いだす。

で、いっぽう、派手ながらセンスの良い
女ものも星いかと・・

たとえば花街に家庭的な芸者さんが
いました。
とても気立てが良いので旦那さんに
身請けされ家も買ってもらい子供まで
生ませてもらいました(^-^)

あるとき旦那さんが帰ろうとすると
雨が降ってまいりました。
始めはぱらぱらの小降りでしたが
やがて本降りとなり篠突く雨に変わり
ました。

“うーむ、今夜は泊まっていこうかな”

と、旦那はいいました。
すると彼女は大喜びすると想いきや、、

“いけませんよ あなた・・・
決して妾宅には泊めないと奥様と私の
間で堅い約束があるのですからね・・”

“だってこの雨じゃ駕籠かきもこないし
たまにはいいだろうに・・・”

“だめだめ、だめよ あなた・・・
わずか1里の距離じゃありませんか、
歩いて帰りなさい、ね?、、ここにある
大きな蛇の目をさしていけば大丈夫よ、
それと私の棉入りを着ていって
ちょうだい、大きく作ってあるので
あなたにだって着られるわ・・・”

こうして旦那は、おめかけさんの手製
棉入れを着て家路につきます。

それは古くなった着物地を解いて半纏風
に作られたものでした。かなり派手ながら
どこか落ち着いた風合いがあり、
通りがかりの家からもれてくる行灯の
光をうけて妖艶と輝くのです。

じっさい、そんな旦那さんを見た横町で
酒紙の図案をやっている丸波曽さんなどは
急いで飛び出してきて旦那さんが見えなく
なるまで見つめていたほどなのです。

そして旦那さんは無事に本宅に
帰り着きました。
娘、息子、そして奥様がひざまずいて
出迎えます。

“おかえりなさいまし・・”
と、伏せていた目をあげた奥様は
目を見張りました。

“まぁ〜!! なんて素敵な棉入れですこと!
しょう子さんのお手製なのね(^-^)
ねっ、あなた、本来ならば綺麗に洗濯して
お返しするところですが、その前にこれを
私がいただけないか聞いてみていただけ
ませんかしら・・”

“うん、しょう子はお前のこと好きだから
くれるだろう、、だがワシもこれを
たまには着たいので貸してもらうぞ・・”

“もちろんよ♪ああ嬉しい(^_^)”

こうして一家は、花街のオナゴのセンスの
良さを愛でながら すき焼きで幸せに
団欒をしました。


というようなですね、豊かで
ろまんちっくで素晴らしい人生を
感じられるようなストーリーのある
「どてら」が星いのですよ。

ばかやろー!!!(-_^:)(`ヘ´)
勝手な想像なんかしやがって〜!!!!
ぼこぼこぼこぼこぼこ(-_^:)σ(`´メ∂

(;O;)ひぃーーーー!!
ごめんなさぁ〜〜い(×_×)(T_T)
ヽ(^0^)ノ市






同じカテゴリー(語りのプラザ)の記事画像
引っ越ししました
バイクの季節
今日の発明
バッジを持とうぜい♪
コロナ休暇の最中
子猫の詩
同じカテゴリー(語りのプラザ)の記事
 引っ越ししました (2020-05-31 03:03)
 旧ブログが開通したかも!!! (2020-05-25 10:42)
 バイクの季節 (2020-05-23 23:13)
 今日の発明 (2020-05-23 11:08)
 いわゆる元慰安婦の怒りの矛先 (2020-05-20 23:19)
 バッジを持とうぜい♪ (2020-05-20 07:25)

Posted by 市 at 08:45Comments(4)語りのプラザ
この記事へのコメント
“おやまぁ! 好市の旦那、おめぇさんもドテラえもんだすかい?”
と、丸八曽は素っ頓狂な声をあげた。

“いえね、、
つい先日も篠突く雨ン中、蛇の目に華やかな女もんのドテラを粋に着こなした御仁が鼻歌まじりで颯爽と歩いてるのを見掛けますてね。
通りのあかりを受けて そらぁ艶やかなもんですたぜ♪酒紙の図案なんざぁ ぽぉんと放り投げておもてに飛び出して見送っちまったくらいでさあ♪
で、それを見たカカァに“アンタ!その着物、いったい誰が干すんだいっ!!”って大目玉くらっちまって・・。”
と、照れくさそうにアタマを掻いた。

“でもね、好市の旦那、、”
と、丸八曽の目がイタズラな光を帯びる。
“あんなのを駕籠かきの信さんに見せたら、それこそ“疾きこと風の如く~”だなんて大騒ぎして まーた真似するんでっしゃろなあ♪
だーっはっはっはー。”

“わははははは~”
と、好市の旦那も一緒に笑った(大声で)。

“それにしても、、
ありゃあ、ソートー傾いた御仁ですたなぁ♪”
(*^皿^)b ダーハハハ
Posted by 丸波曽八十二 at 2013年09月25日 12:11
イチローさん(^^)
最高デス‼
Posted by 薩摩小雪 at 2013年09月25日 12:42
えっ?!小雪さんほんと♪(^-^)てっきり女性からは嫌われると想ってたのにな〜∈^0^∋
Posted by 市市 at 2013年09月25日 12:56
ぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこ(南部鉄瓶の湯が沸く音)

おや、小粋なお方もいらっしゃるもんだ。
別宅の風情にこころをとめるなんざあ、なかなかできるこたあないねえ。いい世の中だ。こうでなくっちゃあいけねえ。

しゃかしゃかしゃかしゃかしゃか(濃い茶を点てる音)

しかしなんだね、まだまだ暑いと来て、藍染の藍は良く出るが、洋ものばかりが売れるってんで、まだ、卸が考えあぐねてるってんだ、ちいと、暴露(これは須田浩之の危ないこと)、いや、馬喰町のほうまで足でものばさねえと らちがあかねえ。

ズズズーッ、ズズッ(茶をすする、さすがはんなり奄美のほかはトロッとした抹茶そのものだ、粘る。)

しかしナンだね、肌襦袢と舞衣装の裏地を解くのもいいかもしんねえ。新米の粗相のおかげで衣装がだめになっちまった。あて布ばかりじゃ浮かばれめえよ。
綿入れにはふりーすなんとかいう用ものをそのまま縫い付けの細工にこさえれば、下手縫いにもしっぱいもねえってもんだ。
こいつあわけエのにやらすのも手ってもんかもしんねえなあ。
くちゃ、ぐいっ(茶たてではあるゆえ鶯団子がひとつ)

ひとつ、土蔵をひっくり返してみるかね。

・・・・・・・・・・・・・・雨が続く浅草の夜ははやい。
役所と養生所のついでもあるから、帰りの予定を工夫してみるかのうと、暦をちらとふりかえる。


まあ、もう少しですかね、まだ、冬支度に世の中がうごきだしてはいないようです、お店以外では。
Posted by 須田浩之 at 2013年09月25日 21:24
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。