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2013年08月05日

もうひとつのアメリカ史

市 (2013年08月05日 21:56) │Comments(10)語りのプラザ
今年の4月に、NHK-BS1にて放送されたものですよね。 シリーズ オリバーストーンが語る もうひとつのアメリカ史 NHK広報局 http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2013/03/004.pdf Oliver Stone's Untold History of the United States http://www.sho.com/sho/oliver-stones-untold-history-of-the-united-states/home アメリカの教科書には書かれていないアメリカ史について、タイムリーな話を聞きました。 アメリカの大学で、モラルと正当性についての授業中、「広島と長崎に投下した原子力爆弾は、本当に第二次世界大戦終結のために必要だったのか?」という話題になったそうです。 50名ほどのクラスのうち、原爆は不要だったと答えた学生が45名。原爆は必要だったと答えた学生が5名。90%の(アメリカ人の)学生は、原爆は必要なかったと答え、必要だったと答えた学生は、5人とも東洋アジアからの留学生だったそうです。 どちらが正しいのかとか、そういう話をしたいのではありません。 教科書には書かれていなくても、自分で調べ自分なりに考えてみる人もいれば、教科書に書かれている通りに覚え、言われたとおりに大人になっていく人もいるのだということを、あらためて確認したような話でした。 国民が考えない人ばかりだと、これはもう刷り込み放題で楽チンです。考えない人を増やすような教育や環境が、閾下広告のようにサブリミナルに浸透しているとしたら、それも国家政策レベルで行われているとしたら、かなりコワイですよね。
武蔵

どういうわけか、この映画はパソ子て観る
ことができて ありがたいです。

これを日本人に見せたいと願う人達が
インターネットに載せたのでしょうね・・
昨夜は1〜4まで観ましたよ・・・

ワシはアメリカとの戦争中に生まれ
敗戦で壊滅した日本の極貧の中で育ち
ました。
日本人の大人達のすさまじいばかりの
働きと頑張りを観ながら育ちました。

戦争では負けても自動車では実力世界一と
なり 世界に冠たるクルマの都ディトロイト
は壊滅しています。

そして今のワシは 敵国だった米国に住み
射撃を趣味として楽しみ 鉄砲を撮影す
るという仕事をしています。
これは なんという不思議な人生の展開かと
自分でもおどろいているのです。

アメリカは多国から人種が入ってきて
成り立った国なので
「これがアメリカ人の考えだ」などとは
けっしてくくれない大国で 日本人の
ほとんどはハリウッド映画から虚構の
イメイジをもっていると想います。

実際のアメリカを知りたかったら
アメリカの白人社会、黒人社会、
ユダヤ社会、イタリヤ社会、ロシヤ社会、
中国社会、韓国社会、日本社会などなど
の特徴や性格を個別に学ぶ必要があり
それにはとてつもない期間がかかります。

ともあれ、
好きだったオリバーストーン監督がこの
ようなドキュメンタリーを作ってくれて
いたことは とても嬉しいことだと想うの
ですよね。

ちなみに インディアンの大量殺戮と
原爆投下のストーリーは米国人という
よりも「人間」を知る上で学びたいと
ワシは想っています。

どうじに 日本列島に住んでいた原住民と
渡来人との戦い そして結果などについて
も知りたいのですよね。

自分は日本人だ・・と便宜上で決めて
いますが 実はインベイダーの子孫だという
可能性が大きいと自分では想っています。

強い人種が弱い人種を呑み込んでいくと
いうのは 人間の必然だと想うのですよ。

今は 日本が他の大国に呑み込まれるという
可能性があり それを抑止しているのが
アメリカの存在だということ、、

古い歴史を学びながら 歴史の先端に
立って来年の日本、3年後の日本、そして
10年後の日本の姿に想いをはせてみる
のって とても興味深いですね。

さてさて・・
今日は子供達の眼をぬすみながら
ドキュメンタリーの残りをイッキに観て
しまおうとカクサクしています(^-^)
6:00AM

「大半の人間達は 日々の暮らしに手一杯
なので歴史がどうだったろうが気になど
しないものだ。それはそれでいいのだが
おどろくべきことに 未来は今の行動しだい
で決まるにもかかわらず ほとんどの者は
未来さえ意識できずに今という時に埋没し
て自分の足下だけを観ていることだ」
哲人市老28号 




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Posted by 市 at 21:56Comments(10)語りのプラザ
この記事へのコメント
広島と長崎の原爆については、中沢啓治氏のマンガ『はだしのゲン』をお勧めします。


広島の被爆直後の写真は報道管制が敷かれたため、
5枚しか有りません。
(参考→中国新聞社 http://www.chugoku-np.co.jp/abom/04abom/kiroku/index.html )
次に撮られるのは10月になってからです。
『はだしのゲン』の凄味は松重美人氏があまりの惨さで撮れなかった惨状を描いた点です。
中沢啓治氏の決意の強さにただ頭が下がるのみです。


逆に長崎は敵対宣伝用に翌日に撮られています。
(参考→被爆翌日の長崎 http://www.peace-museum.org/yamahata_frame/frames.htm )
瓦礫と化した長崎の街を歩く人々を撮った写真は、
正に賽の河原を歩く人々です。
この写真の恐ろしさ、異様な迫力と魅力は、写真の中の誰一人として急性放射線障害を知らない事です。
写真史に残る傑作です。

被爆された方々の語りも有ります。
被爆者の声→ http://www.geocities.jp/s20hibaku/index.html

オリバー・ストーンは現在来日中で、明日8月6日は広島の平和祈念式典に参加する予定です。
Posted by CYPRESS at 2013年08月05日 23:24
マンガで思い出しました。
イチローさん、福山庸治が描いた
『マドモアゼル・モーツァルト』
(→ちょっと変わったモーツァルトの伝記)

『ドン・ジョヴァンニ』
(→ドン・ジョヴァンニのマンガ化。レポレッロが最高(笑))
をご存じですか?
残念ながらどちらも絶版(涙)。
Posted by CYPRESS at 2013年08月05日 23:35
こんばんようさんです。

犠牲になられた方々、靖国に英霊の皆様に敬意を表したうえで、冷静に述べさせていただきます。

当時の勝ち組意識側に立って考えると、これほどいい実験&データ取りのタイミングはなかったんだと思います。
開発側と軍はが強硬した結果を、米英民衆は支持するだろうとふんだんでしょうね。
米国内でのアリゾナ砂漠での実験での米軍兵の被ばく調査だけでは得られない、データが得られたことでしょう。

そのデータはいまでもアイソトープ取扱い者研修では、教科書に出てきます。
遺伝的影響はない。という見解は被ばく者の2世代、3世代経過しないと結果を出せないデータでもあります。

そういう意味では日本人がモルモットにされたことを自覚しつつ、今日の原子力事業への貢献をしたんだと、言い聞かせることが、すこしでも慰めなのかもしれません。

では人道的にどうなのか?。そんなの論じるまでもないですよね。皆のおもうとおりですわ。
勝てば官軍。負けた国が文句言えませんわ。

そんなにまで、頑張った日本を日本人の皮をかぶった、朝日新聞がおとしめようとしている。
麻生発言の都合のいいところをつなぎ合わせて、あたかもナチス崇拝のような記事を世界にばらまいた行為のほうが、避難されるべきではないでしょうか。
どちらかといえば改憲反対の麻生さんが、ワイマール憲法がナチス憲法に変わった事実はないらしいですけど、
その手口を学んで、そうならないようにって言ってただけらしいですね。

今日も沖縄の基地内にヘリが落ちたって大騒ぎして。
NHKの反米放送がひどかったですよ。

日本は負けた国なんです。
自治権を認めてもらって、52番目の州になってたほうがよかったのかという意見も聞いたことがあります。
テッポ好きのワテとしては、グアムやハワイのように、日本も米国の自治州なら、テッポ撃てるのに!って中学生のころは思ってたときもありましたなぁ

終戦記念日を前に、いろいろ議論することいいことです。
ここは誰の国か。米国にようにいろんな人種がいないだけ、思想や生活習慣はまとまりやすいはず。
ガラパゴスで結構。海外進出する際はそれぞれの国の勉強をすればいいだけ。
自信を持つて、日々過ごすべきですよ。
Posted by まう@東大阪 at 2013年08月06日 02:16
お世話になります。渡邉智彦です。昨夜オリバーストーンの番組BSで放送していたので見ました。4日連続放送ですね。いったい、戦争とはなんでしょうか?先週放送された、零戦の番組も合わせてみました。20歳そこそこの若い青年が自ら志願して命を落としに戦場に行きました。今は親の気持ちで見ています。ただただやりきれなくて悲しいです。寝室で寝ている子供の汗を拭きながら胸が詰まりました。人の命の上にわれわれは住んでいます。しかし、その死が報われていません。考えてしまいます。これからも応援しています。
Posted by 渡邉智彦 at 2013年08月06日 12:41
『はだしのゲン』追記
『風と共に去りぬ』と読み比べると面白いですよ。

広島は被爆一か月後に枕崎台風にも襲われています。
柳田邦男の『空白の天気図』が別の切り口を見せ、中々読み応えがあります。
Posted by CYPRESS at 2013年08月07日 00:26
>日本列島に住んでいた原住民と渡来人との戦い そして結果などについても知りたいのですよね。

実際、自分の地元には蝦夷(エミシ)と呼ばれる民族が住んでいて、何度も侵略してきた大和民族と戦ってたらしいです。
「らしい」と言うのは彼らは、「日本の統一の障害であり、歴史の本流から排除されるべき存在」として1980年代後半までまともに研究されてこなかったためです。
一説には、反りの入った日本刀のルーツは蝦夷の用いた剣からきているとの話もあります。
蝦夷と戦って彼らの剣を鹵獲した大和人が、「おお、コレ、良いじゃん!」って採用して、それを何世代も改良して出来たのが日本刀かと勝手想像しています。
ただ蝦夷は決して滅んだ訳では無いです。
と言うのも、自分の本家はわりと大きな家で、家系図もちゃんと残っていて、その出自は関西の方の豪族に繋がってるようです(つまり「インベイダーの子孫」)が、自分の身体には部分的(特に目)に蝦夷的な特徴が残ってます。
たぶん、はるか昔に侵略者である大和人と同化してしまったんだと思います。
他にも九州に「隼人」や「熊襲」、出雲地方には「国譲」なんて民族がいたと聞いています。
たぶん、現在の日本人はそういった多くの民族のハイブリットだと思います。
Posted by Q太郎 at 2013年08月07日 00:33
Q太郎さん、漢字は漢民族の文字だったそうですが、すると我々も漢民族の血を引いているというわけですかね〜?? だったらチャイニーズと仲良くすべきだ〜!!なんてゆっても現実的ではなく現実敵なのですかね〜(^◇^;)(>_<)
Posted by 市市 at 2013年08月07日 11:18
ええ、「中国人」とは仲良くすべきだと思いますよ。
でも、「現在、中国に住んでる人」と「中国人」は全く別な人間だと個人的には考えてます。
聞けば、かつての道徳的で文化的な中国人達は、市郎さんもご存じの毛沢東の文革を嫌って、中国本国から出ていくか、もしくは、その信奉者殺されてしまったそうです。
例えば、かの有名な孔子様の直系の子孫も、現在は中国本土では無く台湾に住んでいます。
それでは現在、中国本土に住んでるのは何者かと聞かれれば、毛沢東の文革を信奉した人とその子孫達で、これは「中共人」とでも呼ぶべき人達だと思います。

>すると我々も漢民族の血を引いているというわけですかね〜??
既に中国本土では失われた書物(の写本)なんかが、日本には多数残っているそうです。
直接、血は繋がってませんが、漢民族の「名跡」は継いでるじゃないですかね
Posted by Q太郎 at 2013年08月07日 22:17
Q太郎 さん「中共人」って ズバリと言い当てた言葉ですね〜(*_*) ウチの兄たちも「チューキョー」とムカシから呼んでおり、ワシにはなんのことだか判りませんでしたが・・(^_^;) で、実はワシは香港の友人を介して中国シンセンの警察官の招待を受けて訪問したことがあるのですが、とても良くしてもらいましたよ(^^) 彼はテッポ好きな警察官でパジェロに乗っていました(^-^) 香港返還の前のハナシですがね。
Posted by 市市 at 2013年08月08日 01:13
イチローさん

明日終戦記念日を迎える日本は、とっても!!暑いです。なんでも東南アジアよりも暑いとか(笑)

さて、オリバー・ストーンの原爆投下ドキュメンタリーへの感想が遅くなりました。

見た直後は、原爆投下という非道な事を行ったアメリカへの怒りを強く感じておりました。

しかし、今、思うのは、「負け戦はしてはならぬ」という事と、「二度と核を落とされることのないような備えをすべき」、という2点です。

また、その点から、世界最強の国家であるアメリカとの同盟関係の維持・強化は、必須だと思っております。

残念ながら、と言うべきか、当然というべきか、世界はパワーバランスの上に成り立っており、そのパワーとは軍事力・経済力・政治(外交)力だと、私は思っております。
どこの国も、自国の国益を増大させる事(失わない事)に必死なのは、昔も今も変わらず、日本も例外ではないと思います。

ちょっと脱線しましたm(__)m
Posted by 貸本屋 at 2013年08月14日 15:17
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