最近のコメント
アクセスカウンタ
タグクラウド

2013年07月31日

キャメラは何が良いか?

市 (2013年07月31日 04:50) │Comments(5)語りのプラザ
キャメラは何が良いか?

突然失礼します、また市郎さんに聞きたいことがあるので質問させてください。 今日SATマガジンを手にして市郎さんの記事を読んでいたのですが、あのページの写真がどれも素晴らしかったので思わず見入ってしまいました。 いつも立ち読みばかりなのですが(おいおい)雑誌に気に入った写真があると時々買って手元に残しています、M4の特集を組まれた時もガンのディティールが凄く気に入ったので買ってしまいました。 他の雑誌の写真と比べても構成が際立っていて、現場からの臨場感が伝わって来る感じがします。 自分はカメラも写真も全く素人なのですが、隙がないとでも言うのでしょうか。。。全体が光と気迫に満たされている感じがします。 以前から僕も何か撮ってみようと思い立っていたのですが、肝心のカメラが無くて何にしようか迷っていて。。。 本格的に始める予算は無いんですが、この前のこちらのブログに出ていたCASIOのEXILIMが気になって考えています。 「撮りたい」という気持ちだけで物色しているもので良し悪しが分かってないのですが、市郎さんは一万円程度でカメラを選ぶとしたら何を選びますか? 是非参考にさせてもらいます。
Y.Hiroki

今月はゲイムワーデンでしたかね?
まだSATマガが届いてないので観ては
いませんが、訓練など、アクションの
あるフォトはアングルやライティングの
制限があるうえにポウズなしのスナップで
撮影するわけで、「観られる絵」にするの
がとても難しいのですよん(^_^;
それを気に入ってもらえて嬉しいです♪

さてさて、Hiroki君
写真を始めるにあたって どんなキャメラが
よいか、、ですが・・
ワシ、このごろアイフォンでウントコサ
撮って練習しているのですよね(^^)

この上のフォトもそれですがね・・
小さく使う分には、高価なキャメラとの
差異はないみたいで(@_@;)

スマホのキャメラは広角なので
これがいいんですよ♪
というのは、広角レンズを使いこなす
ことこそ市番大切なことだからです。

広角だと被写体は遠くなるわ、背景には
想わぬジャンクが写りこんでゴジヤゴジャ
した画面になるわで「空間処理」のセンス
を磨くには最適なのですよ。

スマホで観られる絵を撮れないなら
高価なキャメラを使っても同じ事だと
ワシは想います。

ですから、もしスマホを持っているなら
それでパッシパッシと撮ってみることを
オススメしますよん(^_-)-☆

んで、スマホがないなら、どんな
デジカメでも良いと想います。
1〜2年経った中古などヤフオクで探す
のもすごく良い考えですよ♪
どこかに出かけて撮ろうとかする必要など
なく、ちょっと手が空いたときに、目の
前にある物体や人を撮ってみることです。
そしてその絵がイイナと想えるまで撮り
続けることが大切なんです。

アングルを変え、構図を変え、なんとか
自分でゆるせる絵を作ってみるんです。

「まあこの場所でこの被写体だったら
これが限界だな・・」と自分で想える
ところまで撮り続けること、、
これが大切なのですよね。

どこまで妥協しないで追求できるか?

これなんですよ。

人って、、
「コレはオレの作品だから良いのだ」
みたいに想うという性癖があり、
こういう人は妥協点が低いために他の
人から観るとツマラナイ作品になっちゃう
わけで(×_×)なんとか創意工夫をしな
がら、常に反省をして「もっと良い絵を!」
と熱望する、、そして自分を叱咤する・・

こういう気持ちが大切なんです。

それと、写真には、
「撮らされた写真」と
「撮った写真」とがあります。

“あ、きれいだ〜!!”
と想って撮ってもキレイくない(^_^;)
これは「撮らされた」からなんです。

“たいした被写体でもないのに
素晴らしく写っている・・”
これは自分が絵を抑制しバランスを
とって仕上げた作品・・つまり
「自分の意志で撮った」ものです。

それと、誰かの真似をしたものと
自分独自の絵柄とがあります。

日本はともかく、アメリカなどでオカネを
しっかりもらえるプロになるためには、
模倣では通りません。
まあ、ここが難しいところですが、
はじめは誰かの模倣から始めるしかない
でしょうね。

ワシは、高校時代から土門拳(どもんけん)
という人の作品にとても影響されていて
いましたよ♪

画面のリズムとハーモニーに関しては
ベートーヴェン、ブラームス、モーツ
ワルトなどの古典音楽からイタダイテ(^^)

それはまあともかく、、
写真を趣味にするというのはムカシは
ちょっとオカネモチでないとできない
ソーダンでしたが、今では誰でもが
手軽に撮影をできるわけで、、

壮大な人類の歴史の一コマをパッシンと
シュートして記録できるという写真は
とても楽しいことではないかと想うの
ですよね。

キャメラという機械を使って自分の心を
表現できるところまで到達できたら
もうマッスマッス面白くなってきますから
ゼシとも始めてくださいな(^-^)

まずは手近なキャメラで練習する
半年やっても飽きないようなら、マシな
キャメラを飼うこと、、そして意欲が
持続するようならパソ子と連動して
より本格的に・・

そしてやがては一眼レフというプロっぽい
キャメラで深みにはまるというわけです♪

ただ、いきなし一眼レフを飼って気力を
充実させても、撮影するということは
「感受性の世界」なので
「なかなか写らない」というジゴクに
飛び込むことになりますから、初めは
自分に作画の感性があるかないかを試す
意味でもキャメラにはオカネをかけない
ところからスタートしたほうがよいと
想うのですよん。

ちなみにワシが始めて借りたキャメラは
「スタートカメラ」という、当時500円
ほどの子供用でした(^_^)

撮影の前にはいつもドキドキして
いましたね〜(∩.∩)

教訓その市
「努力にまさるカメラなし」

市茶の句
「初志くずれ 高級カメラ 捨ておかれ」

↑ わははははは(^○^)
きつい俳句だぜ〜(^o^)(^。^)(;O;)(>_<)



同じカテゴリー(語りのプラザ)の記事画像
引っ越ししました
バイクの季節
今日の発明
バッジを持とうぜい♪
コロナ休暇の最中
子猫の詩
同じカテゴリー(語りのプラザ)の記事
 引っ越ししました (2020-05-31 03:03)
 旧ブログが開通したかも!!! (2020-05-25 10:42)
 バイクの季節 (2020-05-23 23:13)
 今日の発明 (2020-05-23 11:08)
 いわゆる元慰安婦の怒りの矛先 (2020-05-20 23:19)
 バッジを持とうぜい♪ (2020-05-20 07:25)

Posted by 市 at 04:50Comments(5)語りのプラザ
この記事へのコメント
カルル・コッホのサイン入りP2・・・・
Posted by 須田浩之 at 2013年07月31日 11:59
玩物喪志
中国語ですが、意味は明白。
手段が目的に変わる事です。

棟方志巧が版木を彫る時、丸刀しか使わなかったのは美術界では有名。

日本人はなぜか道具を集めたがる人が多い。
何かを始める時、道具を集めて終わりになる人が多い。

料理で考えれば直ぐ分る通り、重要なのは道具や材料ではなく、
腕前、技術、想像力、閃き等々、自分自身です。

Hirokiさん、フィルムの時代と違い大変安く撮れる時代ですから、
沢山撮ってイチローさんを驚かす写真を撮れるようになって下さい。
Posted by CYPRESS at 2013年07月31日 14:32
>>カルル・コッホのサイン入りP2・・・・\(^O^)/まあよくゴゾンジで〜!!! 今朝はこれで笑わせていただきましたよん(^o^) で、あれはスタジオの天井で眠っています・・・(; ;)グスン
Posted by 市市 at 2013年08月01日 00:06
市郎 様

ご無沙汰しております。
考えさせられる句にガツーンと撃たれ久々のコメント失礼します。

「なかなか写らない」と言う地獄にめっきりハマっております(汗)
アタマでは、こんなフォトを撮って見たいと思っても、実際撮ったフォトとのギャップとの差にゲンナリ・・・。
ファインダーの隅々まで確認して、無駄な物を写りこまないようにして、と考えるのですがなかなか構図が決まらない、と言う感じです。
こうして、書きながら思い返すと、そもそも最初に撮りたいと思うイメージがハッキリしてない感じもします。
深い霧の中でさ迷ってしまいました。

さらに言えば、カメラの事をまだ把握しきれてないと言う点も大きく思います。
その点は、改めて勉強し直そうかと・・・。

こうやって、改めて市郎さんのフォトを拝見するとスゥーっと吸い込まれそうな迫力があって、やっぱり凄いと思います。
いつか、そんなフォトが撮れたらと夢をみながら、チョットずつ前進して行きたいと思います。
Posted by to-ryo at 2013年08月01日 22:42
写真は撮らないのですが、古い音楽で考えると…
、と言ってもドラマや映画より更に遠ざかり、20年以上聞き流していた期間が有り汗顔(^_^;)の極みですが(笑)。
バッハのヴァイオリン曲が好きで後世の作曲家と比べると協奏曲では楽器の種類と数が少ないバッハの方が好み。
ヴァイオリンの音色を十分に引き出しています。
モーツァルト以降「なんちゃら五重奏曲」とかの室内楽が発展するのもそれぞれの楽器の音色と魅力を引き出すためではないかと愚考してます。

ただバッハのヴァイオリン協奏曲でも、同じ曲を何枚か違うCDで聞くと僅かに違っています。
ヴァイオリンの音色は私の耳には同じですが、低音のチェロの響きが全く違うCDが有ります。
ここぞという所で低音を強調するとヴァイオリンの音色を引き立てるだけでなく、チェロの魅力まで数少ない音符だけでも分かります。
演奏者自身の実力や感性は当然必要ですが、プロデューサーの曲の理解力や録音エンジニアのきめ細かな技術も同じ位重要だと気付きました。

イチローさんの銃の写真を見ると、主役の銃は当然格好良いですが、周りに置いてある小物が絶妙であります。
イチローさんは優秀な指揮者であり、レコーディングプロデューサーと譬えられます。

一見機械を使い文字通り写実的な作品しか作れない写真ですが、表現する点では他の芸術と変わらず技術と同じ位感性、心が重要なのが分かります。

銃の写真家を目指す皆さん、イチローさんの様に音楽や陶器、漆器等他の芸術にも触れて下さい。
一つの事物を二元的、三元的、多元的に考え、感じ、分かる様になります。
(→日本語と外国語についても同様)

以上、絵画系の私がイチローさんの銃の写真とバッハのヴァイオリン曲から教えてもらった事。
Posted by CYPRESS at 2013年08月10日 01:15
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。