最近のコメント
アクセスカウンタ
タグクラウド

2017年10月26日

クリント·イーストウッドに三杯酢を飲ませたイチローさん♪

市 (2017年10月26日 09:37) │Comments(16)語りのプラザ
私がまだ昼間は学校に行き、夜はシスコのレストラン で変なテンプラのようなものを揚げて働いていたとき、 ある夜、中国人のウェイトレスが、
「イチロー、私のお 客が日本人用の水たきソースを作ってくれって言ってる よ、彼は白人向けのソースなんか嫌いだって言うんだよ」  
そこで私は、しょう油の中にレモンの汁を加え、ネギ やミカンの皮や七味などを適当に放り込んで、サトウも 少し入れて、あまりきれいでもない指先でクルクルっと かきまぜ、そこの可愛いウェイトレスに渡してやった。  
そのMINGEIYA(民芸屋)というレストラン、ジャパ ニーズスタイルの料理だが、オーナーはまるでセンス に乏しい芸術家気取りの白人で、彼等の考案した日本料 理は、我々日本人にとっては見たこともなく、また、と うてい美味しいといえる料理ではなかったが、白人の間 には意外にうけていたようだった。

「どうだった?お客は気に入ったかい?」

「ええ、とってもおいしいってさ」

「めずらしいね、お客は日本人だろう?」

「ノー、白人のね、有名な映画スターでクリントなん とかだって」

「クリント·イーストウッドかい?」

「そうそう!そう言ったよ」

「えっ!イーストウッド?」
私は思わず汚い指先を見つめた。なにしろレストラン で働いていても手など洗ったことがないのだから······。 ペロリとなめてみると、まだレモンのスッパイ味がし て、汚れの味も少しあった。  
そっと客席の方をのぞいてみると、確かにイーストウ ッドだ。「エンフォーサー」(ダーティー·ハリーⅢ)の撮 影のためシスコに来ているのだった。

「あ~あ!ダーティー(汚い)·ハリーが私のダーティ ー·ソースでうまそうに食べてる!」

数週間経ったある日、別のウェイトレスが、「日本 のソース」を作ってくれと頼んできた。

「お客はイーストウッドかい?」

「アラよく分かったわねェ」  

私は例のソースを前回よりもややていねいに、量も 多く作った。指でかきまぜながら仲間の中国人達に説 明してやった。

「こうやって指でまぜてこそ、本当の日本の味が出 るのだ、分かったか!」

by 市記事の盗作係 マロンパ93

で、マロンパ君の文章にはマチガイがあります。キッ!!
「中国人のウエイトレス」というのは、じつは台湾人でした。
当時、渡米したばかりのマロンパは中国人とタイワン人の区別が出来なく「ニーホーマー」と挨拶するのはすべて中国人だと想っており、台湾は中国にある半島だとくらいにしか認識していなかったのです。
ちなみに、そのウエイトレスはジュディという名で、気立ての良い独身美人でイチローさんに恋心を抱いており、結婚しているのが判った時点でハラハラと泣いていたのです(×_×)ものすごく女好きのイチローさんでしたが、深い関係になることで彼女の心を傷つけることをオソレてキヨイ交際をしていました。しかし、それはかえって残酷であったのかもしれないと想われるフシもあり、人間の心の機微は難しいものだとセツセツとモノノアワレを感じたものです。
当時若かったマロンパにはそこまで人の心を表すだけの描写力がなく、それはいまさら責めるわけにはいかないと想います。

それから時は駆け巡り、イチローさんには再びイーストウッドに逢える機会が訪れました。
それは「硫黄島」の映画を作るにあたりトシとった日本人のエクストラが必要だというハリウッド方面からの募集があり(パールハーバーという映画の出演で実績があったので) 行こうとしました・・・でもなんと9ヶ月もの撮影に従事しなければならないというので断るしかなかったのです(v_v)

イーストウッドさんはTV映画の「ローハイド」の時から好きだった俳優なので残念でしたよ
(^_^;

文中、イチローさんとマロンパの名前が交錯しておりますが、これはイチローさん→カッコイイ、
マロンパ→無知 ということを意図的に演出するための高等な著作技術であるとご理解いただければ幸甚でございます。

 マロン市(^◇^)(^o^)(^。^)  


Posted by 市 at 09:37Comments(16)語りのプラザ