2016年02月07日
ファイヤピットで祝う
市 (2016年02月07日 00:09)
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│語りのプラザ
アメリカの猛爆で家を焼かれて貧しく育ったワシは、親兄弟から誕生日を祝ってもらったことなどありませんでしたよ。
それが悲しいなんて感じたことすらなく、むしろ自分の誕生日を祝ってほしいと願う気持ちなんてエゴ丸出しなので恥ずかしいことだと想ってさえいました。
でも、こどもたちが生まれ育つことには感謝し、祝う心がわいてきます♪
すると子どもたちも自然な気持ちでワシを祝ってくれます。
そのうえ、ここの皆さんからも祝っていただき、これって心の大財産だと感じています<(_ _)>
平和は素晴らしいですね(^-^)
さて、73才の誕生日は、
どこにも行かず、とりたててオカネも使わず、誰にも知らせず、家族だけでひっそりと自然の片隅で食事をしました。
まずは枝豆をザッと煮ました♪
子どもたちも大好きで、ほとんど食われてしまいました(^^)
うまい具合に農家の一軒家の冷蔵庫には市彦の好物である「ルイジアナハットリンク」が3本あったので家族で分け合う。
好物といっても健康食とは言い難いものなので月に1度も食わないのだが・・・。
ファイヤピットのレイアウトを少し変え、鉄板と鍋の火がシェアできるように近づけられていた。
これで煮物と鉄板焼きが同時にできるのである。相変わらず市彦のアイディアは彼のアタマよりも光っていた(^○^)
このピットで 父親は傍らに置いたSAOピストルでそれとなく警戒しながら、私たちに鉄板焼きと枝豆を作ってくれた・・・。
そんなことを悲しくも甘くも想い出してジュンは涙ぐむ。
“お父さんは、焚き火と私たちが座る位置との距離をじっと吟味しながらファイヤピットを作ったわね・・・”
“お父さんに言われたように強く熱く生きるわ・・・”
炎で熱くなったジュンの頬に涙がつたう。
それほど遠くもないうちにおこるであろう情景を想像しながら、ワシはこの時を大切に、濃密な感覚で過ごしていましたよ。
で、子どもたちからの最大のプレゼントはコレ!!
バレエとブラジリアン柔術の演し物です∈^0^∋
誇らしげに、恥ずかしげに、一生懸命に、つたない演技をみせる子どもたち。ワシはとても嬉しく、そして冷静に見守ります。
育てたように子は育つ・・・と言われていますが、じっさいには親の哲学を子に伝えるには、それなりの努力と忍耐が必要でね〜(^_^;
うまくいくように願いつつ、七拾参斉の初日は暮れていきました。
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