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2014年01月31日

SIG PRO小説の続きの続き、の続き

市 (2014年01月31日 07:52) │Comments(17)てっぽ
“イーチ、奴らはドライヴバイでくるかも知れない、どうしょう?” “ジム、かもしれないなんて考えは止めたほうがいいよ、だって、奴らの方針はマサにそうなんだから…でも任せてくれ” ドライヴバイシューティングーー走るクルマから撃つこと。 アメリカでは年中行事なので皆知っている。 そこはビルや倉庫などが建ちならぶ地域だった。奴らはジリジリと迫っている。ポリスもいなければ通行人も無い。勝負は今だ。ここで迎撃するしかないと判断した。 “ボブ、300ヤード向こう、左のビルにペプシの広告が見えるか?” “ウン、見える” “あの角の手前で急ブレイキ、そして左に曲がれ、曲がったら30ヤードのところで道をブロックして停まれ。ワシが降りる。奴らが曲がってきて、停まりそうになったら急発進して逃げろ。追突されるかも知れないからホールドタイトだぞ。そして街に行き、ポリスに連絡するんだ、いいなっ?” 口早にそう言いながら、ワシはスィグプロのスライドを引いて放す。マグを抜き、ポケットのタマを1発とってマグにこめる。そのマグを銃にインサートし、ロック音を確認してから再びマグを抜こうとした。ロックされているのでマグは抜けない。再確認なのだ。 ちょっと迷ったが、デコッキンレヴァーを下げハンマーダウンにした、とたんに急ブレイキがかかった。急速にスピードは落ちて車体を右にかしげながらミニヴァンは左折して停まった。左のスライディングドアを開けるなり滑り出る。左手に握ったスペアマグをパンツの尻ポケットに押しこみながらビルのコーナー近くに走り寄った。 スィグプロのグリップを握りなおし、左手の親指でハンマーを起こした。 とたんにギャーンとイヤな音を立てながら大型のアメ車が突っ込んできた。そして目の前で急ブレイキをかけた。 窓は前後とも開き、ドライヴァーの男は顔をしかめてハンドルにしがみついていた。後ろの窓からはイングラムを握った長髪の男が乗り出していたが、急停止のために上半身が前にのめっていた。目の前のミニヴァンを疑視している二人には、わずか10mの横で銃を構えているワシの姿はみえていなかった。 スィグの照準はイングラムの男を追っていた。 いつ撃とうかと考えながら狙っていたが、相手が気づいていないのでクルマが停まるまで待った。前のめりになったクルマが大仰にひと揺れして停まった。
フロントサイトは男の横顔をとらえていた。ビアンキカップの10ヤードプレイトそのものだと思った。  トゥリガーを引いた。  スィグプロはカン高く吠える。マック10がガシャリと道路上に落ちた。続けてすぐ横のドライヴァーの頭も撃った。クタリと、男は首が折れたようになってハンドルにもたれかかった。  ななめ後ろの死角からアメ車に駆け寄った。サングラスをかけた男が振り返った。短く切ったレミントンらしいショットガンを持っているのだが、パニックで身体が反応できなくなっているらしかった。サングラスの奥にあるその目は、スリ足で近づいてくる銃口と東洋人を見て絶望の色を浮かべているのだろうか。距離3m、スィグプロの三度目の絶叫。同時に男のサングラスにボツと穴が開いた。後頭部から脳ミソが吹き出すのが見えた。すかさず銃を右に振って後部座席の男を狙った。上下ジーンズ、カウボーイタイプの長靴をはいた男がドアを開けながら外に出ようとしていた。 車内から巨大なルガーのレッドホークを引っぱり出すところだった。いかにも麻薬族の好みそうな銃だった。そのままクルマから出られてはまずいので速射する。ジーンズの尻に2個の穴が開くのがはっきり見えた。男はまるで蹴られたように道路に投げ出された。だが44マグナムは手放さない。呻きながらも上半身を起こして、自分を狙撃した相手を探していた。その目がワシと合ったとき、二発のブレットが胸部に炸裂した。 ハゥーンというような声を出しながらワシをじって見ていた。憎悪なのか恐怖なのか、その瞳には不思議な輝きがあった。その顔面をよく狙って撃った。鼻から後頭部を貫いた弾丸は、コンクリートの道路に当たって跳弾し、ギュインという音を残してどこかに飛んだ。ビクンと男は震えて死んだ。 アメ車の後に隠れながらポケットからマグを抜き銃を地面に置いて交換したマグにタマを詰める。 フルロードになったマグを尻ポケットに入れながら銃を握る。 エンジンの音は聞こえない。ワゴン車の奴らは来ないのだろうか。ふと、後をみるとジム達のミニヴァンがまだ停まっていた。三人でじっとこっちを見ている。 ワシは前方警戒をしながら後ろ向きに駆け寄った。 “イーチ、乗ってくれ、逃げよう!” “そうだな、よしっ”

(≧∇≦)キャーッ! かっこイイ~♪ やんや!やんや! と、またつづく…
by 信玄

おいっ! 勝手に続かすなっちゅうの(@_@;)
ワイは貸本屋君やないんやから
待てんのや〜!!(^0^;)市  


Posted by 市 at 07:52Comments(17)てっぽ